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三章 8歳(未発見ダンジョン探索開始?)
理解って大切ですよね・・・色々と
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私は弟に変な奴だと思われてる可能性があるという、
衝撃的な事実を突きつけられ、茫然自失です。
どうして・・・おかしい・・・私が何をした・・・?
「「「それは(そりゃ)、もう色々と」」」
アレッサ達の声で意識が現実に戻ります。
「私の心に突っ込み入れないで!
変な奴だと思われている可能性があるという時点で、色々やってるのは判りますよ!
現実逃避してるんですよ!わかれ!」
「いや、エルちゃん判りやすいからさ~。
でも可能性なんだ」
由香さんが何か考えながらそう言います。
「む、由香さん何ですか。
私は間違ってないと思いますけど?
まだ変な奴だと思われているとハッキリ判ったわけでは無いですよね?」
「いや・・・可能性ではなく、そう思われてるんじゃないかな。
見た感じ弟君苦笑したりしてるし」
私はその一言で突っ伏します。
止めの一撃というのはこういうものなのですね。
心に突き刺さって力が入らない。
「く、クールな姉を目指していたのに・・・。
こんな・・・こんなことって・・・。
私のかっこよくて綺麗なお姉様像が崩れていく・・・」
「「「え!?クール!?かっこいい!?どこが!?」」」
アレッサ達がびっくりしたように私を見てきます。
な、何ですか。さっきから。
「さっきから何ですか。
私がおかしなことを言っているみたいじゃないですか」
「みたいではなく、そう思っているのです」
アレッサがそう言い、クラリス、由香さんが頷いています。
「自意識過剰な気がするけど、綺麗は多分将来そうなるかな?ってわかるんだ。
でも、クールってエルちゃんからは程遠い言葉だよね。
ましてや、かっこいいなんて、ハハ、ワロスって感じ?」
「さ、最近由香さん私の心を抉って来るのですが、
私、由香さんに何かしましたっけ?」
「ああ、何かされたってことはないよ。
エルちゃんには色々してくれて感謝している。
だけどね・・・エルちゃんのお母さんに色々言われてるのよ。
まあ正確に何とは言わないけどさ~。
う~ん・・・ざっくり言うと矯正して欲しいって感じかな?
転移者で前居たの世界が似たような世界だからってことで、
考え方とかそう言うところを直していって欲しいみたいな?
必死に、懇願するように、顔を近づけながら言ってくるから、
ちょっと怖かったわ」
「えと・・・ごめんなさい?
まあ・・・何となく言わんとしていることは判りますが。
もう少し優しくしても・・・」
「うん、それもお母さんからね。
一応成人の記憶を持ってるから、理解させて直す方向が一番効果があるって。
お母さんよく見てるよね。
私もそう思うよ。
でも、肝心のエルちゃんは理解しようとしてないっぽいけど」
一応ではなく、きちんと成人の記憶を持っているのですが・・・。
まあ、確かに理解せずにやっちゃって、
おかしなことになってるってことが多いとは思います。
理解しようとしてない・・・のかな?
「なるほど、前の世界と今での常識的な事の違いが
まだ完全に理解できていないという事ですかね。
私の方も勉強が出来ているという事と、成人の記憶があるという事で
常識的な事を少し流しただけで終わっていましたが、
きちんとしたほうがよさそうですね」
クラリスが納得したような感じでそういいます。
何かやること増えた気がする。
「それは効果があるかもしれません。
これでエル様のやらかしが減れば・・・
いえ、少しでも減れば!」
アレッサが何かを噛みしめるようにいいます。
・・・そして、何故少しでもを付け足して言い直したのでしょう?
私、そんなにやらかしてないもん。
やらかそうと思ってないもん。
何故かやらかすようなことが起こってるだけだもん。
「その顔は反省してないね?
多分エルちゃんは、やらかしてないとか思ってると思うんだけどさ、
女王陛下への報告案件があるってこと自体おかしなことだよ?
恐らくだけど上位貴族でも一生に一件あれば良いって所じゃない?」
えと・・・私は何件あるんだっけか?
「由香の言う通りですね。
転移者の方々が齎すもの以外ですと革新的な報告となると早々ありません。
ですがエル様は・・・転移者と同じような前の世界での技術であれば、
由香から齎されたと逸らすことは出来ますが、
流石に技術的なものでは無い為・・・」
クラリスはそう言うと、はぁと溜息をつきます。
う・・・そう言われると申し訳ない気が・・・
「技術的な・・・ねぇ。
そういった物は失敗を大量に積み重ねて、
それでも成功の報告が出来るのは一握りなのに、
エルちゃんってそういったのすっ飛ばして成功だけ拾ってるよね。
だから失敗した時にどうなるか判らないから、心配なんだよね」
う・・・まあ、それは私も思ってた。
どれもいい方向に倒れてくれてよかったとは思ってる。
これが悪い方向だったらどうしようとか思いはしたけど・・・
なるほど、理解していないか・・・
「そう・・・ですね。
確かに理解していないというのは良くわかりました。
基礎がおろそかになっているからなのかもしれません。
クラリス、原点に戻るという事で、
本来幼子に対して行う授業もお願いできますか?」
「はい、お任せください。
そうですね、ソフィアにも教える側の立場で付き合ってもらいましょう。
私達大人では見えない物があるかもしれません」
「私も参加させてもらうわ。
エルちゃんと同じで私も少し危ういところがありそうだし。
前の世界の常識で色々やってると、痛い目見そうだし」
おお、由香さん。
ふひひ、仲間になりますか!
「エルちゃん、みたいになりたくないし」
ぐふぅっ!?
一言多いですし、的確に心を抉ってこないでください!
衝撃的な事実を突きつけられ、茫然自失です。
どうして・・・おかしい・・・私が何をした・・・?
「「「それは(そりゃ)、もう色々と」」」
アレッサ達の声で意識が現実に戻ります。
「私の心に突っ込み入れないで!
変な奴だと思われている可能性があるという時点で、色々やってるのは判りますよ!
現実逃避してるんですよ!わかれ!」
「いや、エルちゃん判りやすいからさ~。
でも可能性なんだ」
由香さんが何か考えながらそう言います。
「む、由香さん何ですか。
私は間違ってないと思いますけど?
まだ変な奴だと思われているとハッキリ判ったわけでは無いですよね?」
「いや・・・可能性ではなく、そう思われてるんじゃないかな。
見た感じ弟君苦笑したりしてるし」
私はその一言で突っ伏します。
止めの一撃というのはこういうものなのですね。
心に突き刺さって力が入らない。
「く、クールな姉を目指していたのに・・・。
こんな・・・こんなことって・・・。
私のかっこよくて綺麗なお姉様像が崩れていく・・・」
「「「え!?クール!?かっこいい!?どこが!?」」」
アレッサ達がびっくりしたように私を見てきます。
な、何ですか。さっきから。
「さっきから何ですか。
私がおかしなことを言っているみたいじゃないですか」
「みたいではなく、そう思っているのです」
アレッサがそう言い、クラリス、由香さんが頷いています。
「自意識過剰な気がするけど、綺麗は多分将来そうなるかな?ってわかるんだ。
でも、クールってエルちゃんからは程遠い言葉だよね。
ましてや、かっこいいなんて、ハハ、ワロスって感じ?」
「さ、最近由香さん私の心を抉って来るのですが、
私、由香さんに何かしましたっけ?」
「ああ、何かされたってことはないよ。
エルちゃんには色々してくれて感謝している。
だけどね・・・エルちゃんのお母さんに色々言われてるのよ。
まあ正確に何とは言わないけどさ~。
う~ん・・・ざっくり言うと矯正して欲しいって感じかな?
転移者で前居たの世界が似たような世界だからってことで、
考え方とかそう言うところを直していって欲しいみたいな?
必死に、懇願するように、顔を近づけながら言ってくるから、
ちょっと怖かったわ」
「えと・・・ごめんなさい?
まあ・・・何となく言わんとしていることは判りますが。
もう少し優しくしても・・・」
「うん、それもお母さんからね。
一応成人の記憶を持ってるから、理解させて直す方向が一番効果があるって。
お母さんよく見てるよね。
私もそう思うよ。
でも、肝心のエルちゃんは理解しようとしてないっぽいけど」
一応ではなく、きちんと成人の記憶を持っているのですが・・・。
まあ、確かに理解せずにやっちゃって、
おかしなことになってるってことが多いとは思います。
理解しようとしてない・・・のかな?
「なるほど、前の世界と今での常識的な事の違いが
まだ完全に理解できていないという事ですかね。
私の方も勉強が出来ているという事と、成人の記憶があるという事で
常識的な事を少し流しただけで終わっていましたが、
きちんとしたほうがよさそうですね」
クラリスが納得したような感じでそういいます。
何かやること増えた気がする。
「それは効果があるかもしれません。
これでエル様のやらかしが減れば・・・
いえ、少しでも減れば!」
アレッサが何かを噛みしめるようにいいます。
・・・そして、何故少しでもを付け足して言い直したのでしょう?
私、そんなにやらかしてないもん。
やらかそうと思ってないもん。
何故かやらかすようなことが起こってるだけだもん。
「その顔は反省してないね?
多分エルちゃんは、やらかしてないとか思ってると思うんだけどさ、
女王陛下への報告案件があるってこと自体おかしなことだよ?
恐らくだけど上位貴族でも一生に一件あれば良いって所じゃない?」
えと・・・私は何件あるんだっけか?
「由香の言う通りですね。
転移者の方々が齎すもの以外ですと革新的な報告となると早々ありません。
ですがエル様は・・・転移者と同じような前の世界での技術であれば、
由香から齎されたと逸らすことは出来ますが、
流石に技術的なものでは無い為・・・」
クラリスはそう言うと、はぁと溜息をつきます。
う・・・そう言われると申し訳ない気が・・・
「技術的な・・・ねぇ。
そういった物は失敗を大量に積み重ねて、
それでも成功の報告が出来るのは一握りなのに、
エルちゃんってそういったのすっ飛ばして成功だけ拾ってるよね。
だから失敗した時にどうなるか判らないから、心配なんだよね」
う・・・まあ、それは私も思ってた。
どれもいい方向に倒れてくれてよかったとは思ってる。
これが悪い方向だったらどうしようとか思いはしたけど・・・
なるほど、理解していないか・・・
「そう・・・ですね。
確かに理解していないというのは良くわかりました。
基礎がおろそかになっているからなのかもしれません。
クラリス、原点に戻るという事で、
本来幼子に対して行う授業もお願いできますか?」
「はい、お任せください。
そうですね、ソフィアにも教える側の立場で付き合ってもらいましょう。
私達大人では見えない物があるかもしれません」
「私も参加させてもらうわ。
エルちゃんと同じで私も少し危ういところがありそうだし。
前の世界の常識で色々やってると、痛い目見そうだし」
おお、由香さん。
ふひひ、仲間になりますか!
「エルちゃん、みたいになりたくないし」
ぐふぅっ!?
一言多いですし、的確に心を抉ってこないでください!
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