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三章 8歳(未発見ダンジョン探索開始?)
此処に人が住んでた・・・のでしょうか
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暴露大会で私の心はズタズタです。
何時もの事?うっさいです。
とりあえず、トラップが色々あるので安全の為、
マップにも記述するのですが、解除をしておくことになりました。
まあ、さっきほとんど解除してしまってたので、
残りをってことですね。
罠が復活したとか新たにできたとかは無さそうでした。
う~ん、やっぱり誰かが設置したんじゃないのかな~。
「ちょっと危険ですけど、罠とか復活しているとか、
急に増えたりとかも無さそうなので、
少しだけ進んでみますか?」
「そうですね・・・此処に何時までも待機しても仕方ありませんし、
進んでみましょう。
エル様、防御力の高そうな人サイズの召喚獣を召喚してもらえますか?
何かあってはいけませんので、召喚獣に先頭を歩いて貰いましょう」
「なるほど。
アレッサの言う通り召喚獣に先頭歩かせるのは良いですね。
人サイズですか~・・・高さ的にはトカゲ系ですかね。
うし、君に決めた!」
クリスタルリザードを召喚します。
「ちょっと進みはゆっくりですけど、
前を歩かせますので少し離れて進みましょう。
一応魔力を通して罠が無いか確認もしますので、
大丈夫だとは思いますが警戒して進んでください」
そう言うと皆が頷いてくれます。
「では、進みましょう」
・・・
ん~・・・あれから1時間ぐらい進みましたけど、
特に問題無く進めています。
「特に危険そうな感じではないですね~。
もう何体か召喚して、いろんな道進ませてみます?」
「魔物も罠も特に見当たりませんし、
それも良いかもしれませんね。
お願いできますか」
「判りました、では似たような感じで他の道にも進めましょうか」
猿とかワニとか通路に詰まりそうにない召喚獣だけ召喚して、
ずんずん進ませます。
「さて、私達はどうしましょうか?
召喚獣を徘徊させて、私達は拠点に戻ります?」
「そうですね・・・。
緊張した状態で進みましたし、一度戻りましょう。
もちろん戻る時も来た時と同じように、召喚獣先頭で警戒しながら進みましょう」
・・・
拠点に戻ってきました。
「う~ん・・・
特に罠が増えるとかそういったことも無く、安全に戻れましたね。
罠が増えるという事は無いってことなのでしょうか」
「罠があるダンジョンというのは珍しいと言いますか、
此処まで罠があるダンジョンは知りませんが、
これだけの罠があって増えたりしないというのは
おかしいのではないかと思います」
クラリスが地図を見ながらそう言います。
「やっぱりそうですよね。
明日また罠の状況確認して見ましょうか。
増えていないようでしたら、罠が増える可能性は低い感じですね」
「決めつけるのは危険ですが、
そうかもしれませんね」
「ま、明日確認してからですね。
召喚獣達も行動してますし、何か変化があるかもしれません。
集落とか人が生活している所でも見つかれば良いのですけどね」
「それなんだが、何か引っかかるんだよな~。
まあ、今は気にしても仕方ないか。
集落とかあるわけじゃないし、
明日色々見て回ってから判断しよう」
おっちゃんは何か気になることがあるみたいですね。
「ま、何にしても明日ですね。
今日は移動だけでしたけど、罠に注意しながらで神経使ってますし
後はゆっくりしましょうか」
・・・
翌日罠を確認しましたが、とっくに増えているという事はありませんでした。
召喚獣も罠にかかったとかそういったことはありませんでした。
ただ、地表を歩く魔物が出てきたりして、戦闘はあったようです。
これまで魔物は壁に擬態していたやつだけだったのに、どうしたのでしょう?
「罠は増えてませんが、地表に魔物が出てくるようになったようです。
と言っても数は少ないようです。
とりあえず、奥の方のフロアボスがいる可能性のある
ちょっと広い部屋の方まで行ってみましょうか」
「あ、お嬢。
地図の此処に寄ってもらえるか?」
おっちゃんがそう言ってちょっとした広場を指します。
「それは構いませんよ。
魔物も特にいないみたいですし、昨日みたいに召喚獣を前にして進みましょうか。
他の召喚獣達もその広場に向かわせましょう」
・・・
あ~・・・ね。
おっちゃんの想像してたこと何となく判ったわ。
今私達の目の前に朽ちた集落がありました。
「随分昔の集落みたいですね。
人が居なくなってどれぐらい経っているのでしょう・・・」
「どれ位かは判らんが、俺らが生まれる前なのは確かだろうな。
魔物が落とし穴に一杯いて、
そいつらを倒したら徘徊する魔物が出てきたってことは、
この集落の人たちが落とし穴に魔物を落としてたのかもな」
「そうかも知れませんが・・・
魔物を倒さないとなると、こんな洞窟内で食糧とかは・・・。
一応畑っぽいのはあるけど日が差さないのに育つのでしょうか。
長い槍っぽいのがあるから、擬態している魔物を倒してたのかも?」
「擬態している魔物も見分ける必要が在りますから、
探知等のスキルか魔法が無いと難しいのではないかと思いますが・・・」
「ですが、倒さないと生活はできそうにないので、見分けられる人がいたのでしょう。
そうですね・・・これだけの集落だと一カ月に数体は倒さないと生活できませんから、
もしかしたら探査できる方が居なくなってしまったのでしょうか」
アレッサとクラリスがどうして滅んだのか考え始めます。
なんか・・・寂しいですね。
え?珍しく私が無事?
・・・どういう意味だごるぁ!
何時もの事?うっさいです。
とりあえず、トラップが色々あるので安全の為、
マップにも記述するのですが、解除をしておくことになりました。
まあ、さっきほとんど解除してしまってたので、
残りをってことですね。
罠が復活したとか新たにできたとかは無さそうでした。
う~ん、やっぱり誰かが設置したんじゃないのかな~。
「ちょっと危険ですけど、罠とか復活しているとか、
急に増えたりとかも無さそうなので、
少しだけ進んでみますか?」
「そうですね・・・此処に何時までも待機しても仕方ありませんし、
進んでみましょう。
エル様、防御力の高そうな人サイズの召喚獣を召喚してもらえますか?
何かあってはいけませんので、召喚獣に先頭を歩いて貰いましょう」
「なるほど。
アレッサの言う通り召喚獣に先頭歩かせるのは良いですね。
人サイズですか~・・・高さ的にはトカゲ系ですかね。
うし、君に決めた!」
クリスタルリザードを召喚します。
「ちょっと進みはゆっくりですけど、
前を歩かせますので少し離れて進みましょう。
一応魔力を通して罠が無いか確認もしますので、
大丈夫だとは思いますが警戒して進んでください」
そう言うと皆が頷いてくれます。
「では、進みましょう」
・・・
ん~・・・あれから1時間ぐらい進みましたけど、
特に問題無く進めています。
「特に危険そうな感じではないですね~。
もう何体か召喚して、いろんな道進ませてみます?」
「魔物も罠も特に見当たりませんし、
それも良いかもしれませんね。
お願いできますか」
「判りました、では似たような感じで他の道にも進めましょうか」
猿とかワニとか通路に詰まりそうにない召喚獣だけ召喚して、
ずんずん進ませます。
「さて、私達はどうしましょうか?
召喚獣を徘徊させて、私達は拠点に戻ります?」
「そうですね・・・。
緊張した状態で進みましたし、一度戻りましょう。
もちろん戻る時も来た時と同じように、召喚獣先頭で警戒しながら進みましょう」
・・・
拠点に戻ってきました。
「う~ん・・・
特に罠が増えるとかそういったことも無く、安全に戻れましたね。
罠が増えるという事は無いってことなのでしょうか」
「罠があるダンジョンというのは珍しいと言いますか、
此処まで罠があるダンジョンは知りませんが、
これだけの罠があって増えたりしないというのは
おかしいのではないかと思います」
クラリスが地図を見ながらそう言います。
「やっぱりそうですよね。
明日また罠の状況確認して見ましょうか。
増えていないようでしたら、罠が増える可能性は低い感じですね」
「決めつけるのは危険ですが、
そうかもしれませんね」
「ま、明日確認してからですね。
召喚獣達も行動してますし、何か変化があるかもしれません。
集落とか人が生活している所でも見つかれば良いのですけどね」
「それなんだが、何か引っかかるんだよな~。
まあ、今は気にしても仕方ないか。
集落とかあるわけじゃないし、
明日色々見て回ってから判断しよう」
おっちゃんは何か気になることがあるみたいですね。
「ま、何にしても明日ですね。
今日は移動だけでしたけど、罠に注意しながらで神経使ってますし
後はゆっくりしましょうか」
・・・
翌日罠を確認しましたが、とっくに増えているという事はありませんでした。
召喚獣も罠にかかったとかそういったことはありませんでした。
ただ、地表を歩く魔物が出てきたりして、戦闘はあったようです。
これまで魔物は壁に擬態していたやつだけだったのに、どうしたのでしょう?
「罠は増えてませんが、地表に魔物が出てくるようになったようです。
と言っても数は少ないようです。
とりあえず、奥の方のフロアボスがいる可能性のある
ちょっと広い部屋の方まで行ってみましょうか」
「あ、お嬢。
地図の此処に寄ってもらえるか?」
おっちゃんがそう言ってちょっとした広場を指します。
「それは構いませんよ。
魔物も特にいないみたいですし、昨日みたいに召喚獣を前にして進みましょうか。
他の召喚獣達もその広場に向かわせましょう」
・・・
あ~・・・ね。
おっちゃんの想像してたこと何となく判ったわ。
今私達の目の前に朽ちた集落がありました。
「随分昔の集落みたいですね。
人が居なくなってどれぐらい経っているのでしょう・・・」
「どれ位かは判らんが、俺らが生まれる前なのは確かだろうな。
魔物が落とし穴に一杯いて、
そいつらを倒したら徘徊する魔物が出てきたってことは、
この集落の人たちが落とし穴に魔物を落としてたのかもな」
「そうかも知れませんが・・・
魔物を倒さないとなると、こんな洞窟内で食糧とかは・・・。
一応畑っぽいのはあるけど日が差さないのに育つのでしょうか。
長い槍っぽいのがあるから、擬態している魔物を倒してたのかも?」
「擬態している魔物も見分ける必要が在りますから、
探知等のスキルか魔法が無いと難しいのではないかと思いますが・・・」
「ですが、倒さないと生活はできそうにないので、見分けられる人がいたのでしょう。
そうですね・・・これだけの集落だと一カ月に数体は倒さないと生活できませんから、
もしかしたら探査できる方が居なくなってしまったのでしょうか」
アレッサとクラリスがどうして滅んだのか考え始めます。
なんか・・・寂しいですね。
え?珍しく私が無事?
・・・どういう意味だごるぁ!
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