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三章 8歳(未発見ダンジョン探索開始?)
植えた木は問題視されていたようです
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「えぐ・・・うぐ、ごべんなざい~~~」
私は土下座して謝り倒します。
「全く、これも旦那様と奥様への報告案件ですからね?
夜に輝く木があると報告がありまして、
庭師の方々が確認をしに行ったりしていたのですが、
見たことがないと問題になっていたのですが。
まさかエル様が関係していたとは・・・」
アレッサが額に手を当てながら呆れた感じでそう言います。
「軽く調べた内容ですが、急成長しているのにも関わらず、
周りに全く影響がないので、今の所は問題はないだろうという判断で
取り除かずにそのままにされていますが、
エル様関係ならポケットダンジョンに植え替えた方が良い気がしてきました」
クラリスも困ったような、呆れたような感じでそう提案してきます。
「ひっく、えう・・・
うう、まさか大きくなっているとか思わなかったのです。
皆に迷惑かけないように今度ポケットダンジョンへ移動します」
「早めにお願いします。
あ、その時は旦那様、奥様や私達も同行しますからね?」
アレッサが人差し指を立てながら釘を刺してきます。
「うぐ、わかりました。
えと、その・・・大丈夫・・・ですよね?」
「え?大丈夫というのは?」
クラリスが首を傾げながら聞いてきます。
く、可愛いじゃねぇか。
「えと、周りの環境の事なのですけど、
生態系に影響を及ぼして無ければ良いのですが」
「ああ、それは大丈夫です。
異常なぐらい成長は早いのですが、
不思議なぐらい周りに影響がありません。
これは周りの木々だけではなく、草花に対してもです。
動物は流石に判りませんが、魔物も出ていたりしませんので、
問題はないでしょう」
「よ、よがっだぁ~~。
まさかそんな事になるとは全く思ってませんでした。
うう、芽が出て捨てるのもと思って埋めましたが、
ごんなごどになるどわ思わなくで~」
うう、直感では何も感じませんでしたし、
見ていて落ち着く感じだったので気にも留めませんでしたが・・・
危険なことをしたと思うと、どんどん涙が出て来ます。
「そうですよ。
気を付けないと危険なこともありますので、
必ず何かする時は相談してくださいね。
その為に私やアレッサが付いているのですから」
そう私の頭を撫でながらそう言ってくれます。
うう、本当に私の周りいい人ばかりです。
「ぐすぐす、ありがとうございます。
何かあったらきちんと伝えます。
うう、これからもお願いしますぅ」
「「はい」」
アレッサが涙を拭いてくれて、
ティッシュを鼻に当ててくれたので全力で鼻を噛みます。
「ずび・・・
では、ダンジョン攻略後に木の所に行きましょう。
ダンジョンに移しても問題ないと皆が判断したら移動させます」
「そうですね。
確かにその方が良いでしょう。
旦那様と奥様の指示に従いましょう。
さ、これはこれぐらいにして、明日の準備をしましょうか。
エル様は色々ありましたし、今日はゆっくり休んでください。
アレッサ、今日はエル様をゆっくり休ませてあげてください」
クラリスがそういうと、アレッサが私の頭を撫でながら、
「ええ。
エル様、明日から防壁を移動させたり、討伐したりと色々ありますから、
今日はゆっくり過ごしましょう。
お茶を用意しますから、ソフィアと一緒に座っていてください」
「わかりました。
木材加工の練習をしようかと思っていましたが、
ずいぶん時間も経っているようですし、明日に備えてゆっくりします」
「では、リビングで戻りましょうか」
アレッサに促されてリビングへ戻ります。
リビングへ戻るとソフィアが待っていましたが、
メイド長と由香さんが居ないという事は加工場に移動したのですかね。
「ソフィア待たせてしまいましたね。
今日は色々ありましたし、ゆっくりと過ごすことにします。
ソフィアもアレッサと一緒にゆっくりしましょう」
「はい、わかりました。
では、お茶を」
「あ、お茶は私の方で用意しますので、
ソフィアはエル様の傍についていてください」
「わかりました。
アレッサさん、お願いします」
そういうとアレッサは台所の方へ移動していきました。
私はソフィアに席に案内されて、席に座ります。
「では、ソフィアも一緒に座ってゆっくりしましょうか」
「え、ですが・・・わかりました。
では、失礼します」
暫く学園ってどんなところなんだろう?とかソフィアと色々話をしていると、
アレッサが戻ってきたので、全員分のお茶を入れてもらって
アレッサにも座ってもらい、学園ってどんなところかソフィアと色々聞きます。
学園で行くダンジョンの事とか、そこに通う人の話、
貴族ってどんな人が多いのかとか。
貴族は基本的に貴族としての振舞いを心得ている人が多いけど、
稀に権力持ってるんだぜ適な馬鹿な人がいるみたい。
なるほど、そういう人が決闘騒ぎを起こすのね。
話している内容はアレだけど、ゆっくり過ごすことが出来ました。
偶にはこんなのもいいよね。
・・・ん?偶に?
私は土下座して謝り倒します。
「全く、これも旦那様と奥様への報告案件ですからね?
夜に輝く木があると報告がありまして、
庭師の方々が確認をしに行ったりしていたのですが、
見たことがないと問題になっていたのですが。
まさかエル様が関係していたとは・・・」
アレッサが額に手を当てながら呆れた感じでそう言います。
「軽く調べた内容ですが、急成長しているのにも関わらず、
周りに全く影響がないので、今の所は問題はないだろうという判断で
取り除かずにそのままにされていますが、
エル様関係ならポケットダンジョンに植え替えた方が良い気がしてきました」
クラリスも困ったような、呆れたような感じでそう提案してきます。
「ひっく、えう・・・
うう、まさか大きくなっているとか思わなかったのです。
皆に迷惑かけないように今度ポケットダンジョンへ移動します」
「早めにお願いします。
あ、その時は旦那様、奥様や私達も同行しますからね?」
アレッサが人差し指を立てながら釘を刺してきます。
「うぐ、わかりました。
えと、その・・・大丈夫・・・ですよね?」
「え?大丈夫というのは?」
クラリスが首を傾げながら聞いてきます。
く、可愛いじゃねぇか。
「えと、周りの環境の事なのですけど、
生態系に影響を及ぼして無ければ良いのですが」
「ああ、それは大丈夫です。
異常なぐらい成長は早いのですが、
不思議なぐらい周りに影響がありません。
これは周りの木々だけではなく、草花に対してもです。
動物は流石に判りませんが、魔物も出ていたりしませんので、
問題はないでしょう」
「よ、よがっだぁ~~。
まさかそんな事になるとは全く思ってませんでした。
うう、芽が出て捨てるのもと思って埋めましたが、
ごんなごどになるどわ思わなくで~」
うう、直感では何も感じませんでしたし、
見ていて落ち着く感じだったので気にも留めませんでしたが・・・
危険なことをしたと思うと、どんどん涙が出て来ます。
「そうですよ。
気を付けないと危険なこともありますので、
必ず何かする時は相談してくださいね。
その為に私やアレッサが付いているのですから」
そう私の頭を撫でながらそう言ってくれます。
うう、本当に私の周りいい人ばかりです。
「ぐすぐす、ありがとうございます。
何かあったらきちんと伝えます。
うう、これからもお願いしますぅ」
「「はい」」
アレッサが涙を拭いてくれて、
ティッシュを鼻に当ててくれたので全力で鼻を噛みます。
「ずび・・・
では、ダンジョン攻略後に木の所に行きましょう。
ダンジョンに移しても問題ないと皆が判断したら移動させます」
「そうですね。
確かにその方が良いでしょう。
旦那様と奥様の指示に従いましょう。
さ、これはこれぐらいにして、明日の準備をしましょうか。
エル様は色々ありましたし、今日はゆっくり休んでください。
アレッサ、今日はエル様をゆっくり休ませてあげてください」
クラリスがそういうと、アレッサが私の頭を撫でながら、
「ええ。
エル様、明日から防壁を移動させたり、討伐したりと色々ありますから、
今日はゆっくり過ごしましょう。
お茶を用意しますから、ソフィアと一緒に座っていてください」
「わかりました。
木材加工の練習をしようかと思っていましたが、
ずいぶん時間も経っているようですし、明日に備えてゆっくりします」
「では、リビングで戻りましょうか」
アレッサに促されてリビングへ戻ります。
リビングへ戻るとソフィアが待っていましたが、
メイド長と由香さんが居ないという事は加工場に移動したのですかね。
「ソフィア待たせてしまいましたね。
今日は色々ありましたし、ゆっくりと過ごすことにします。
ソフィアもアレッサと一緒にゆっくりしましょう」
「はい、わかりました。
では、お茶を」
「あ、お茶は私の方で用意しますので、
ソフィアはエル様の傍についていてください」
「わかりました。
アレッサさん、お願いします」
そういうとアレッサは台所の方へ移動していきました。
私はソフィアに席に案内されて、席に座ります。
「では、ソフィアも一緒に座ってゆっくりしましょうか」
「え、ですが・・・わかりました。
では、失礼します」
暫く学園ってどんなところなんだろう?とかソフィアと色々話をしていると、
アレッサが戻ってきたので、全員分のお茶を入れてもらって
アレッサにも座ってもらい、学園ってどんなところかソフィアと色々聞きます。
学園で行くダンジョンの事とか、そこに通う人の話、
貴族ってどんな人が多いのかとか。
貴族は基本的に貴族としての振舞いを心得ている人が多いけど、
稀に権力持ってるんだぜ適な馬鹿な人がいるみたい。
なるほど、そういう人が決闘騒ぎを起こすのね。
話している内容はアレだけど、ゆっくり過ごすことが出来ました。
偶にはこんなのもいいよね。
・・・ん?偶に?
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