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三章 8歳(未発見ダンジョン探索開始?)
拠点移動中ですよ
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「お、目が覚めたか?
とりあえず、今拠点の移動中だからゆっくりしてな。
本当は移動は明日にしようかと皆で話をしたんだが、
アレッサさん達が問題ないって言ってたんで、拠点移動を進めさせてもらってる」
どうも私はおっちゃんに背負われてるようです。
頭がまだあまり働いてないですが、周りを確認すると
おっちゃんを守るようにダンジョン内を進んでいるようでした。
ソフィアが此方を何故か羨ましそうに見てますね。
おんぶして欲しいのでしょうか。
「ああ、大丈夫です。
食事で昏倒しただけですから」
おっちゃんは少し悩んだ感じで、小声で質問してきます。
「お嬢、もしかして昨日と今日、何かを食べて昏倒したであってるか?」
私も声を潜めて
「はい、あってます。
クラリスの料理には気を付けてください」
「ああ、今察した。
お嬢、大変だな」
「判ってくれますか、まあ・・・死ぬことは無いので大丈夫です。
毒耐性のレベルが上がると思えば・・・そう、大丈夫です」
「毒物・・・まあ、貴族だし討伐でも毒を持ってるやつ居るから、
あって損はないが・・・。
身内の料理ってのはなんというか・・・」
「最初私達が昏倒した後からずっと監視していますが、
工程から材料まで全く問題ないそうです。
ですが・・・」
「それは・・・おかしなものが入ってないから倒れるだけで済むのか。
毒耐性を取りたいならお勧めなのかもしれないが・・・
なんというか」
「判ります・・・何でこんなことになっちゃったんだろう」
「何をこそこそ話をされているんですか?」
傍に居たソフィアが何してるんだろうと聞いてきました。
「いえ、大丈夫か~って聞かれてただけですよ。
体調は特に問題ないって話をしていました」
「そうです!
昨日もですが今日も急に倒れるのでびっくりしました。
本当に大丈夫なのですか?」
「ええ、大丈夫です。
特に疲れとかはありませんし、しっかり眠れましたからね」
眠れたというより昏倒ですけど。
「それならいいのですが・・・絶対無理はしないでくださいね?
お食事中でしたから問題はありませんでしたが、
魔物の討伐時に倒れられては・・・」
「あ~、それは大丈夫です。
何といいますか・・・食事中以外でああはなりませんから」
「ん?」
ソフィアが良くわからないという感じで首を傾げてます。
ああ、ソフィアはそのままで居てくださいね。
「まあ、討伐中にクラリ・・・えと、とある料理を食べなければ大丈夫です」
「そうですか・・・では討伐中に食事しなければ大丈夫という事ですね」
「はい、なので問題はありませんよ。
そのある物も、口にすることはもう無い・・・と思いたいなぁ~」
おっちゃん笑いを堪えてますね?
背中に居るので顔は見えませんが、振るえてるので判りますよ。
くそう、何だか面白くないですね。
・・・
ボスの居たフロアに着き、アレッサが倉庫から家を取り出します。
「さて、一応大丈夫だとは思いますが・・・
外から魔物が入ってくる可能性があるので、
封鎖しておこうかと思いますが、何かある方いらっしゃいますか?」
アレッサが周りに確認します。
ん~、特に問題は無いですね。
「私は問題ないですが・・・うん、皆も問題無さそうですね」
私が問題ないと伝えると皆も頷きます。
「では、封鎖します」
そう言って、手を扉に向けると大きな岩が扉を塞ぎました。
ん~、壁に使ってたやつかな?
それにしても、アレッサも魔法に慣れて来ましたね~。
「さて、これで拠点移動は一先ず完了ですが・・・
エル様の容態も気になりますし、探索は明日にしませんか?」
「それは賛成だ。
どうせなら確保した武具の確認とか、消耗品の加工とかの時間にしたいがどうだろう?」
ん~、おっちゃんは同意してますが体調には問題無いのですよね~。
まあ、クラリスの料理ですし、後遺症は無いと思うのですが・・・
ん?後遺症?
ま、まぁ?クラリスの料理ですし?
こ、これまで後遺症無かったから大丈夫ですよね?
・・・ちょ、ちょ~っとだけ休んじゃおっかな~。
「そ、そうですね、今日は休むようにしましょうか」
べ、別に怖くなったとかそんなことは無いんですからね?
「ただ、寝すぎてる状態ですから、
武具とか色々いじってみたいです」
「まあ、それはいいんだが・・・無茶するなよ?
くしゃみで魔力込めすぎたりすることもあったし」
「うぐ・・・あれは・・・そのぉ・・・」
「魔力制御のお勉強を一杯増やさないとダメですね?」
クラリスが私の肩を持ちながら言います。
「わ、私そんなに酷かったでしょうか・・・」
「あれだけの魔力を放出しては、エル様の身が危険ですからね。
ビシバシいきますよ」
・・・おぉぅ
周りを見ると皆がうんうんと頷いている。
私が絶望していると
「皆さんエル様のことが心配なのですよ。
エル様の身に何かあったらと思うと・・・」
アレッサが悲しそうな顔をして少し俯きます。
「わ、わかりました!
やってやろうじゃないですか!」
(ちょろい)※ソフィア以外の皆
とりあえず、今拠点の移動中だからゆっくりしてな。
本当は移動は明日にしようかと皆で話をしたんだが、
アレッサさん達が問題ないって言ってたんで、拠点移動を進めさせてもらってる」
どうも私はおっちゃんに背負われてるようです。
頭がまだあまり働いてないですが、周りを確認すると
おっちゃんを守るようにダンジョン内を進んでいるようでした。
ソフィアが此方を何故か羨ましそうに見てますね。
おんぶして欲しいのでしょうか。
「ああ、大丈夫です。
食事で昏倒しただけですから」
おっちゃんは少し悩んだ感じで、小声で質問してきます。
「お嬢、もしかして昨日と今日、何かを食べて昏倒したであってるか?」
私も声を潜めて
「はい、あってます。
クラリスの料理には気を付けてください」
「ああ、今察した。
お嬢、大変だな」
「判ってくれますか、まあ・・・死ぬことは無いので大丈夫です。
毒耐性のレベルが上がると思えば・・・そう、大丈夫です」
「毒物・・・まあ、貴族だし討伐でも毒を持ってるやつ居るから、
あって損はないが・・・。
身内の料理ってのはなんというか・・・」
「最初私達が昏倒した後からずっと監視していますが、
工程から材料まで全く問題ないそうです。
ですが・・・」
「それは・・・おかしなものが入ってないから倒れるだけで済むのか。
毒耐性を取りたいならお勧めなのかもしれないが・・・
なんというか」
「判ります・・・何でこんなことになっちゃったんだろう」
「何をこそこそ話をされているんですか?」
傍に居たソフィアが何してるんだろうと聞いてきました。
「いえ、大丈夫か~って聞かれてただけですよ。
体調は特に問題ないって話をしていました」
「そうです!
昨日もですが今日も急に倒れるのでびっくりしました。
本当に大丈夫なのですか?」
「ええ、大丈夫です。
特に疲れとかはありませんし、しっかり眠れましたからね」
眠れたというより昏倒ですけど。
「それならいいのですが・・・絶対無理はしないでくださいね?
お食事中でしたから問題はありませんでしたが、
魔物の討伐時に倒れられては・・・」
「あ~、それは大丈夫です。
何といいますか・・・食事中以外でああはなりませんから」
「ん?」
ソフィアが良くわからないという感じで首を傾げてます。
ああ、ソフィアはそのままで居てくださいね。
「まあ、討伐中にクラリ・・・えと、とある料理を食べなければ大丈夫です」
「そうですか・・・では討伐中に食事しなければ大丈夫という事ですね」
「はい、なので問題はありませんよ。
そのある物も、口にすることはもう無い・・・と思いたいなぁ~」
おっちゃん笑いを堪えてますね?
背中に居るので顔は見えませんが、振るえてるので判りますよ。
くそう、何だか面白くないですね。
・・・
ボスの居たフロアに着き、アレッサが倉庫から家を取り出します。
「さて、一応大丈夫だとは思いますが・・・
外から魔物が入ってくる可能性があるので、
封鎖しておこうかと思いますが、何かある方いらっしゃいますか?」
アレッサが周りに確認します。
ん~、特に問題は無いですね。
「私は問題ないですが・・・うん、皆も問題無さそうですね」
私が問題ないと伝えると皆も頷きます。
「では、封鎖します」
そう言って、手を扉に向けると大きな岩が扉を塞ぎました。
ん~、壁に使ってたやつかな?
それにしても、アレッサも魔法に慣れて来ましたね~。
「さて、これで拠点移動は一先ず完了ですが・・・
エル様の容態も気になりますし、探索は明日にしませんか?」
「それは賛成だ。
どうせなら確保した武具の確認とか、消耗品の加工とかの時間にしたいがどうだろう?」
ん~、おっちゃんは同意してますが体調には問題無いのですよね~。
まあ、クラリスの料理ですし、後遺症は無いと思うのですが・・・
ん?後遺症?
ま、まぁ?クラリスの料理ですし?
こ、これまで後遺症無かったから大丈夫ですよね?
・・・ちょ、ちょ~っとだけ休んじゃおっかな~。
「そ、そうですね、今日は休むようにしましょうか」
べ、別に怖くなったとかそんなことは無いんですからね?
「ただ、寝すぎてる状態ですから、
武具とか色々いじってみたいです」
「まあ、それはいいんだが・・・無茶するなよ?
くしゃみで魔力込めすぎたりすることもあったし」
「うぐ・・・あれは・・・そのぉ・・・」
「魔力制御のお勉強を一杯増やさないとダメですね?」
クラリスが私の肩を持ちながら言います。
「わ、私そんなに酷かったでしょうか・・・」
「あれだけの魔力を放出しては、エル様の身が危険ですからね。
ビシバシいきますよ」
・・・おぉぅ
周りを見ると皆がうんうんと頷いている。
私が絶望していると
「皆さんエル様のことが心配なのですよ。
エル様の身に何かあったらと思うと・・・」
アレッサが悲しそうな顔をして少し俯きます。
「わ、わかりました!
やってやろうじゃないですか!」
(ちょろい)※ソフィア以外の皆
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