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三章 8歳(未発見ダンジョン探索開始?)
分かれて討伐開始なのです
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褒められて乗せられて余計な事を色々言っちゃいました。
メイド長は私を乗せて、色々聞きだした後に叩き落してくるのです。
女神だと思った私を返してください。
まさかのダークホースとは・・・女神の皮を被ったあくひぃっ!
なななな何でもないのです!
メイド長は女神のような凄い人なのです!
もう何も考えずにリビングに行きましょう・・・私の寿命が・・・
・・・
リビング入るとおっちゃん達が座ってお茶をしながら待ってました。
「お、来た来た。
遅かったな、何かあったか?」
「い、いえ、ななんにもないですよ?」
「お嬢・・・ほどほどにな?」
あるぇ?なんか残念な子を見る視線ですね。
メイド長のステータスは開示していないので、
簡単にメイド長に自己紹介してもらいますか。
「メイド長はステータス開示してないので、
簡単に自己紹介お願いできますか?
ステータス開示していないのは、辺境伯家の意向ですね。
私もよく聞いてませんが、なにかお母様達ステータス教えてくれないんですよね~」
「まあ、私達は過去に少しありましたから・・・
何れステータスは開示されると思いますよ。
辺境伯家でメイド長を務めさせていただいております、
マーガレット・ハウリースと申します。
そちらのソフィアの母となります。
ステータスの開示が出来ないのは申し訳ありません。
基本的に後方での支援を任されていて、アンデット等の対応を得意としています。
ただ、後方での支援と言いましたが、
前衛としても活動はできま」
「ゴホン!
メイド長、前衛は控えましょう」
「アレッサ・・・
あなた方は何時も私を後ろに下げたがりますよね。
まあいいです。
そういう訳で、後方での支援として活動させていただきます」
「・・・チーム分け前に申し訳ありませんが、
私はメイド長と行動させていただきます」
なんだろう?アレッサが見張るって何かあったのかな?
「では、チーム分けしましょうか。
メイド長と私は後衛ですから分かれた方が良さそうですね。
他もタイプ別で分けましょうか」
という訳で、
アレッサ、メイド長、由香さん、おっちゃん、ファナさん、カルロスさん
私、クラリス、ソフィア、ウルザさん、サクラさん、ハインさん
で分かれることになりました。
「それでは、これからどう動くかを決めましょう。
中央の通路はほぼほぼ壊滅させた状態ですよね?
あれからそんなに増えたように感じませんし、
左右の通路終わった方が中央へ行くとかしなくていいですよね?」
「そうですね、ソフィアの訓練もありましたので、
そこまで多くは討伐出来ないと思っていましたが、
ソフィアの動きが良く、想定より多く討伐出来たかと思います。
ただ、魔石や武具等はあまり拾えてませんので、
何処かで拾いに行きたいですね」
アレッサが中央の道の状態を教えてくれます。
「ん~、魔石と武具ですか~。
魔石は倉庫に格納できるのですけど、武具が問題ですよね。
まあ、腐ったりするものでは無いですし、暫く放置でいいですかね。
ダンジョンに取り込まれるとか、消えたりとかってしないですよね?」
「ダンジョンに取り込まれたという話は聞きませんね。
もしかしたら魔物が取り込むとかはあるかもしれませんが・・・
まあ、問題無いでしょう」
クラリスがちょっと考えて大丈夫だろうと伝えてきます。
「お?魔物が取り込んだら怖いのではないですか?
ゴーストとかゴーストとか・・・えと、ゴーストとか」
「もし魔物が取り込むようであれば、
討伐者の持つ魔石が狙われるはずです。
倒した魔物の魔石が今も落ちているという事は、
特に問題は無いと考えます」
「な、なるほど・・・
そ、それなら大丈夫だと思い込みます。
いえ、ゴーストが怖いってわけじゃないんですからね?
皆に何かあってはいけないと思っているだけですからね?」
皆の目が温かい目になった気がします。
あ、ウルザさんはニヤニヤして、ソフィアは可愛いものを見た感じでニヨニヨしてる感じが。
ま、まあいいです。
「え~・・・それでは中央は今は置いておくとして、
左右の通路はどうします?
確認した感じ、どちらも大分魔物は少なくなっているようですが」
どうするか、と皆が悩んでいると
「どちらが多いとか、強い個体が居るとかありますか?」
サクラさんが確認してきました。
「ん~、特にどちらがというのは無さそうですが、
右側の通路はちょっと密集しているようですね」
「そうですか・・・では、え~と、
マーガレットさんで良かったでしょうか?」
「はい、ソフィアも居ますし、
マーガレットで呼んでいただければ」
「では、マーガレットさんがアンデットに対する特化型のようですし、
マーガレットさんの居るグループが
密集している方に行った方がいいかと思います」
なるほど、確かに数が同じなら危険度が高い方にメイド長突っ込んだ方がいいですね。
「では、私達は左側ですね。
アレッサ、メイド長のサポートお願いします」
「はい、お任せください」
それぞれチームで分かれて進んでいきます。
・・・
通路の壁まで到達して、進もうかと思いましたが、
おっちゃん達のメンバーの魔法の力を付けた方がいいのかな?
「壁の移動ですが、どなたかやってみますか?
魔法の経験を積んでいけばMPとか増えて、
あの弓使えるかもしれませんし」
「それでは私がやってもいいでしょうか?」
サクラさんが手を上げます。
「おお、いいですね。
では、お願いできますか?」
「はい、弓はともかく、魔法を多く使えるようになりたいですから。
ウルザはどうします?」
「アタシはやめとく。
魔法はほとんど使えないから、時空魔法とかで少しずつ上げるよ。
今だとあっという間にへばりそうだ」
あ~、確かに。
ウルザさん魔法苦手そう。
「ふむ・・・鍛えるならエル様も壁を押してはいかがですか?
力つかないですかね?」
「ぐ・・・クラリスの言う通り、力欲しいですが・・・
解りました!やってやりますよ!」
ちょっとやりたくないな~って感じを出したらジト目で見てきました。
良いでしょう!やってやりますよ!
・・・
「ふんぐぐぐぐ・・・」
私は今、頑張って壁を押してます。
サクラさんの魔法も合わせて少しずつですが進んでます。
向こうは今頃着いたぐらいですかね。
『エル様・・・』
そう考えてるとアレッサから連絡がありました。
今から討伐ですかね。
『え~・・・こちら終わりました』
ずるっずごしゃ!
「あたまがぁ~~~!」
アレッサの報告で壁を押していた手が滑り、
顔面から壁にぶつかって転げまわります。
どこかで見た光景?気のせいです・・・
メイド長は私を乗せて、色々聞きだした後に叩き落してくるのです。
女神だと思った私を返してください。
まさかのダークホースとは・・・女神の皮を被ったあくひぃっ!
なななな何でもないのです!
メイド長は女神のような凄い人なのです!
もう何も考えずにリビングに行きましょう・・・私の寿命が・・・
・・・
リビング入るとおっちゃん達が座ってお茶をしながら待ってました。
「お、来た来た。
遅かったな、何かあったか?」
「い、いえ、ななんにもないですよ?」
「お嬢・・・ほどほどにな?」
あるぇ?なんか残念な子を見る視線ですね。
メイド長のステータスは開示していないので、
簡単にメイド長に自己紹介してもらいますか。
「メイド長はステータス開示してないので、
簡単に自己紹介お願いできますか?
ステータス開示していないのは、辺境伯家の意向ですね。
私もよく聞いてませんが、なにかお母様達ステータス教えてくれないんですよね~」
「まあ、私達は過去に少しありましたから・・・
何れステータスは開示されると思いますよ。
辺境伯家でメイド長を務めさせていただいております、
マーガレット・ハウリースと申します。
そちらのソフィアの母となります。
ステータスの開示が出来ないのは申し訳ありません。
基本的に後方での支援を任されていて、アンデット等の対応を得意としています。
ただ、後方での支援と言いましたが、
前衛としても活動はできま」
「ゴホン!
メイド長、前衛は控えましょう」
「アレッサ・・・
あなた方は何時も私を後ろに下げたがりますよね。
まあいいです。
そういう訳で、後方での支援として活動させていただきます」
「・・・チーム分け前に申し訳ありませんが、
私はメイド長と行動させていただきます」
なんだろう?アレッサが見張るって何かあったのかな?
「では、チーム分けしましょうか。
メイド長と私は後衛ですから分かれた方が良さそうですね。
他もタイプ別で分けましょうか」
という訳で、
アレッサ、メイド長、由香さん、おっちゃん、ファナさん、カルロスさん
私、クラリス、ソフィア、ウルザさん、サクラさん、ハインさん
で分かれることになりました。
「それでは、これからどう動くかを決めましょう。
中央の通路はほぼほぼ壊滅させた状態ですよね?
あれからそんなに増えたように感じませんし、
左右の通路終わった方が中央へ行くとかしなくていいですよね?」
「そうですね、ソフィアの訓練もありましたので、
そこまで多くは討伐出来ないと思っていましたが、
ソフィアの動きが良く、想定より多く討伐出来たかと思います。
ただ、魔石や武具等はあまり拾えてませんので、
何処かで拾いに行きたいですね」
アレッサが中央の道の状態を教えてくれます。
「ん~、魔石と武具ですか~。
魔石は倉庫に格納できるのですけど、武具が問題ですよね。
まあ、腐ったりするものでは無いですし、暫く放置でいいですかね。
ダンジョンに取り込まれるとか、消えたりとかってしないですよね?」
「ダンジョンに取り込まれたという話は聞きませんね。
もしかしたら魔物が取り込むとかはあるかもしれませんが・・・
まあ、問題無いでしょう」
クラリスがちょっと考えて大丈夫だろうと伝えてきます。
「お?魔物が取り込んだら怖いのではないですか?
ゴーストとかゴーストとか・・・えと、ゴーストとか」
「もし魔物が取り込むようであれば、
討伐者の持つ魔石が狙われるはずです。
倒した魔物の魔石が今も落ちているという事は、
特に問題は無いと考えます」
「な、なるほど・・・
そ、それなら大丈夫だと思い込みます。
いえ、ゴーストが怖いってわけじゃないんですからね?
皆に何かあってはいけないと思っているだけですからね?」
皆の目が温かい目になった気がします。
あ、ウルザさんはニヤニヤして、ソフィアは可愛いものを見た感じでニヨニヨしてる感じが。
ま、まあいいです。
「え~・・・それでは中央は今は置いておくとして、
左右の通路はどうします?
確認した感じ、どちらも大分魔物は少なくなっているようですが」
どうするか、と皆が悩んでいると
「どちらが多いとか、強い個体が居るとかありますか?」
サクラさんが確認してきました。
「ん~、特にどちらがというのは無さそうですが、
右側の通路はちょっと密集しているようですね」
「そうですか・・・では、え~と、
マーガレットさんで良かったでしょうか?」
「はい、ソフィアも居ますし、
マーガレットで呼んでいただければ」
「では、マーガレットさんがアンデットに対する特化型のようですし、
マーガレットさんの居るグループが
密集している方に行った方がいいかと思います」
なるほど、確かに数が同じなら危険度が高い方にメイド長突っ込んだ方がいいですね。
「では、私達は左側ですね。
アレッサ、メイド長のサポートお願いします」
「はい、お任せください」
それぞれチームで分かれて進んでいきます。
・・・
通路の壁まで到達して、進もうかと思いましたが、
おっちゃん達のメンバーの魔法の力を付けた方がいいのかな?
「壁の移動ですが、どなたかやってみますか?
魔法の経験を積んでいけばMPとか増えて、
あの弓使えるかもしれませんし」
「それでは私がやってもいいでしょうか?」
サクラさんが手を上げます。
「おお、いいですね。
では、お願いできますか?」
「はい、弓はともかく、魔法を多く使えるようになりたいですから。
ウルザはどうします?」
「アタシはやめとく。
魔法はほとんど使えないから、時空魔法とかで少しずつ上げるよ。
今だとあっという間にへばりそうだ」
あ~、確かに。
ウルザさん魔法苦手そう。
「ふむ・・・鍛えるならエル様も壁を押してはいかがですか?
力つかないですかね?」
「ぐ・・・クラリスの言う通り、力欲しいですが・・・
解りました!やってやりますよ!」
ちょっとやりたくないな~って感じを出したらジト目で見てきました。
良いでしょう!やってやりますよ!
・・・
「ふんぐぐぐぐ・・・」
私は今、頑張って壁を押してます。
サクラさんの魔法も合わせて少しずつですが進んでます。
向こうは今頃着いたぐらいですかね。
『エル様・・・』
そう考えてるとアレッサから連絡がありました。
今から討伐ですかね。
『え~・・・こちら終わりました』
ずるっずごしゃ!
「あたまがぁ~~~!」
アレッサの報告で壁を押していた手が滑り、
顔面から壁にぶつかって転げまわります。
どこかで見た光景?気のせいです・・・
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