137 / 221
三章 8歳(未発見ダンジョン探索開始?)
まじめな話は色々な感覚がなくなりますよね
しおりを挟む
え~・・・皆に説教され、正座をさせられ、
私の見張りとしておっちゃんが傍に居ます。
要らんことをすなという事ですけど、動くなって酷く・・・
うん、ないですね!
だからおっちゃん、こっちを見ながらハリセンを用意するのは止めましょう。
アレッサめ・・・おっちゃんにハリセンを渡すなんて・・・
このあくうぉぁ!寒気したぁ!
・・・
え?他の人達はどうしたって?
他のメンツはアレッサが先ほど加工した壁を少しずつ動かしながら、
先に進んでいるようですよ。
私も行きたかったな~。
「なぁ、お嬢?」
「・・・なんでしょうか?」
そろそろ足痺れてきたな~。
「色々とやるなとは言わんが、一言言ってくれよ」
「あい・・・申し訳ありません」
「それと・・・」
「ま、まだ何か・・・ありますか?」
そろそろ足がやべぇですよ。
「レベルが凄い勢いで上がったんだが・・・
どういう状況になったんだ?」
「・・・あ~・・・お、恐らくですが・・・
私が動かした壁が魔物を引き潰していったのではないかなと・・・」
「そうかそうか・・・どれ位倒したんだ?」
そういえば確認してないですね。
え~・・・半壊してる感じですかね・・・
あれ?ボスクラスは・・・居なくなってる?
「え~・・・半分以上いなくなってそうだな~・・・と」
「なるほどなるほど、つまり約1000体ぐらいは倒したってことだよな?」
「え?え~・・・そう・・・ですねぇ」
「はぁ・・・とりあえず、色々どう討伐するか話していたが・・・
他の通路も同じように対応できるか?」
「え~と、そうですね。
まっすぐの通路ですし、大丈夫かと思います」
「あ、動かした後、もう一度壁を作ることは出来るか?」
「え?ん~、在庫的に全然問題ないですね。
あの壁だと10枚ぐらいなら大丈夫でしょう。
もっと薄ければ、もっと出せますね」
「じゃあ、皆が戻て来たらその方向で他の通路も対処してもらおう。
流石に数が数だから俺らだけで対応となると減らさないと、どうにもならん」
あ~、全部合わせたら数千ですもんね。
中央は強いのが居なくなって、少しぐちゃぐちゃしているみたいですけど、
まだ集まって来てるみたいですね。
中央以外は・・・2000超えてそうですね・・・
このダンジョンどんだけ魔物居るんですか。
これがゲームとかだったらこんな数集まることは無いでしょうが、
リアルだと違いますね・・・確かに街を蹂躙するって考えたら、数百とかじゃないですよね・・・
そんなことを考えていると皆が戻ってきました。
「どうでしたか?」
「壁は問題無くスムーズに動きますね。
魔物までは危険なので近づいては無いですが、
恐らく突破されることは無いかと思います。
少し穴を開けて攻撃できるか見てみましたが、
暗くて先が見えないので狙って打つというのは無理そうですね。
面で制圧できれば行けそうですが、流石に今そのような武装はありませんから」
そうクラリスが答えてくれました。
「あ~、壁が厚すぎますか?
でも薄くすると魔物の攻撃で崩れそうですし。
やっぱり引き潰して少なくしてから、ちょっとずつ対応ですかね」
「ガルフ様から話を聞かれましたか。
そうですね、あの方法で討伐出来るなら、
消費がほとんどないので、そちらで対応出来ればと考えています。
矢等作る時間が今はあまり取れそうにないので、
消耗品の消費は抑えたいですから」
「あ~、確かにそこまで余裕なかったですし、
通常の討伐と軽いスタンピードの討伐も行ってますからね。
特に補充の時間も設けられてませんが、大丈夫ですか?」
「在庫は増やしていたので、
まだ数千はあるはずですので大丈夫ですが、
流石にこれだけ魔物が居る状態ですと持つかどうか怪しいですね」
「クラリスがそう言うなら、節約したほうが良いのでしょうね。
ダンジョンもこのフロアだけでは無いでしょうし。
私も手伝いますから、休む前ぐらいに少しずつ在庫を増やしていきましょう。
由香さんの弾丸も必要でしょうし」
「そうですね、消耗品は幾らあっても足りないですから、
拠点では安全に過ごせそうですし、どんどん作ってしまいましょう」
「そういえば、スタンピードってこんなに魔物が多いものなのです?
街とか蹂躙されるレベルってどんなのだろう?と思いまして」
「そうですね・・・街が滅びるとなると、
数万といった数になるのではないでしょうか。
街にも討伐者達はいますから、魔物の強さにもよりますが、
数千程度では防壁等を利用したら攻略できそうです」
「ほぁ~数千では街は落とせませんか・・・
もし仮に、辺境伯領だとどうなります?」
「う~ん・・・旦那様方がいらっしゃいますから、
やはり強さ次第ですが数万程度では簡単に討伐されそうな気がしますね。
討伐者の方々のレベルも上がってきていますし、
騎士団の方々もいらっしゃいますから」
「討伐者の方々は良くわからないのですが、
おっちゃんの意見も同じ感じですか?」
「どうだろうな・・・強くなってる気はするが、
上級の魔物となると厳しいものがあるからな。
大物を騎士団に任せて、サポートとか周りの雑魚を相手にして回るような感じかな。
それか街の人たちが退避するための護衛に回った方が良い気がする」
「う~ん、おっちゃんレベルでそうなのですか・・・。
私も後方から支援とか、退避支援に回る感じですかね~。
・・・ところでなのですが」
「どうされました?」
「足の感覚がなくなってまして・・・」
「ああ、ゆっくり足を延ばして、暫くほぐしてから立ち上がると良いですよ」
「いえ、そろそろダムが決壊しそうなのです」
慌てたクラリスに私は抱きかかえられ、
拠点として設置した家の中に入りました。
うう、締まらないですね・・・
私の見張りとしておっちゃんが傍に居ます。
要らんことをすなという事ですけど、動くなって酷く・・・
うん、ないですね!
だからおっちゃん、こっちを見ながらハリセンを用意するのは止めましょう。
アレッサめ・・・おっちゃんにハリセンを渡すなんて・・・
このあくうぉぁ!寒気したぁ!
・・・
え?他の人達はどうしたって?
他のメンツはアレッサが先ほど加工した壁を少しずつ動かしながら、
先に進んでいるようですよ。
私も行きたかったな~。
「なぁ、お嬢?」
「・・・なんでしょうか?」
そろそろ足痺れてきたな~。
「色々とやるなとは言わんが、一言言ってくれよ」
「あい・・・申し訳ありません」
「それと・・・」
「ま、まだ何か・・・ありますか?」
そろそろ足がやべぇですよ。
「レベルが凄い勢いで上がったんだが・・・
どういう状況になったんだ?」
「・・・あ~・・・お、恐らくですが・・・
私が動かした壁が魔物を引き潰していったのではないかなと・・・」
「そうかそうか・・・どれ位倒したんだ?」
そういえば確認してないですね。
え~・・・半壊してる感じですかね・・・
あれ?ボスクラスは・・・居なくなってる?
「え~・・・半分以上いなくなってそうだな~・・・と」
「なるほどなるほど、つまり約1000体ぐらいは倒したってことだよな?」
「え?え~・・・そう・・・ですねぇ」
「はぁ・・・とりあえず、色々どう討伐するか話していたが・・・
他の通路も同じように対応できるか?」
「え~と、そうですね。
まっすぐの通路ですし、大丈夫かと思います」
「あ、動かした後、もう一度壁を作ることは出来るか?」
「え?ん~、在庫的に全然問題ないですね。
あの壁だと10枚ぐらいなら大丈夫でしょう。
もっと薄ければ、もっと出せますね」
「じゃあ、皆が戻て来たらその方向で他の通路も対処してもらおう。
流石に数が数だから俺らだけで対応となると減らさないと、どうにもならん」
あ~、全部合わせたら数千ですもんね。
中央は強いのが居なくなって、少しぐちゃぐちゃしているみたいですけど、
まだ集まって来てるみたいですね。
中央以外は・・・2000超えてそうですね・・・
このダンジョンどんだけ魔物居るんですか。
これがゲームとかだったらこんな数集まることは無いでしょうが、
リアルだと違いますね・・・確かに街を蹂躙するって考えたら、数百とかじゃないですよね・・・
そんなことを考えていると皆が戻ってきました。
「どうでしたか?」
「壁は問題無くスムーズに動きますね。
魔物までは危険なので近づいては無いですが、
恐らく突破されることは無いかと思います。
少し穴を開けて攻撃できるか見てみましたが、
暗くて先が見えないので狙って打つというのは無理そうですね。
面で制圧できれば行けそうですが、流石に今そのような武装はありませんから」
そうクラリスが答えてくれました。
「あ~、壁が厚すぎますか?
でも薄くすると魔物の攻撃で崩れそうですし。
やっぱり引き潰して少なくしてから、ちょっとずつ対応ですかね」
「ガルフ様から話を聞かれましたか。
そうですね、あの方法で討伐出来るなら、
消費がほとんどないので、そちらで対応出来ればと考えています。
矢等作る時間が今はあまり取れそうにないので、
消耗品の消費は抑えたいですから」
「あ~、確かにそこまで余裕なかったですし、
通常の討伐と軽いスタンピードの討伐も行ってますからね。
特に補充の時間も設けられてませんが、大丈夫ですか?」
「在庫は増やしていたので、
まだ数千はあるはずですので大丈夫ですが、
流石にこれだけ魔物が居る状態ですと持つかどうか怪しいですね」
「クラリスがそう言うなら、節約したほうが良いのでしょうね。
ダンジョンもこのフロアだけでは無いでしょうし。
私も手伝いますから、休む前ぐらいに少しずつ在庫を増やしていきましょう。
由香さんの弾丸も必要でしょうし」
「そうですね、消耗品は幾らあっても足りないですから、
拠点では安全に過ごせそうですし、どんどん作ってしまいましょう」
「そういえば、スタンピードってこんなに魔物が多いものなのです?
街とか蹂躙されるレベルってどんなのだろう?と思いまして」
「そうですね・・・街が滅びるとなると、
数万といった数になるのではないでしょうか。
街にも討伐者達はいますから、魔物の強さにもよりますが、
数千程度では防壁等を利用したら攻略できそうです」
「ほぁ~数千では街は落とせませんか・・・
もし仮に、辺境伯領だとどうなります?」
「う~ん・・・旦那様方がいらっしゃいますから、
やはり強さ次第ですが数万程度では簡単に討伐されそうな気がしますね。
討伐者の方々のレベルも上がってきていますし、
騎士団の方々もいらっしゃいますから」
「討伐者の方々は良くわからないのですが、
おっちゃんの意見も同じ感じですか?」
「どうだろうな・・・強くなってる気はするが、
上級の魔物となると厳しいものがあるからな。
大物を騎士団に任せて、サポートとか周りの雑魚を相手にして回るような感じかな。
それか街の人たちが退避するための護衛に回った方が良い気がする」
「う~ん、おっちゃんレベルでそうなのですか・・・。
私も後方から支援とか、退避支援に回る感じですかね~。
・・・ところでなのですが」
「どうされました?」
「足の感覚がなくなってまして・・・」
「ああ、ゆっくり足を延ばして、暫くほぐしてから立ち上がると良いですよ」
「いえ、そろそろダムが決壊しそうなのです」
慌てたクラリスに私は抱きかかえられ、
拠点として設置した家の中に入りました。
うう、締まらないですね・・・
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
69
1 / 4
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる