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三章 8歳(未発見ダンジョン探索開始?)
スタンピードのボスはログインに失敗したようです
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え~、気を取り直して目の前の状況を確認しましょう。
索敵した感じですと、森の奥に魔物が集まって来てる感じですかね。
あ、エルダートレントの時に似た感じかもしれません。
そういえばスタンピードのこと聞いてなかったですね。
「アレッサ、スタンピードは何かボス的なものを倒したらいいとかありますか?
それともそういったものは存在せず、終わるまで討伐し続ける必要がありますか?」
「どちらの場合も討伐し続ける必要が在ります。
ただ、ボス的な魔物が存在するのであれば、
統率の取れた動きをしますのでかなり厄介です。
見つけたら早々に対応する方が良いでしょう」
「なるほど、どちらにしても全部相手にしないといけないのですね。
魔力多いやつ見つけて討伐したらよいかと思いましたけど、
楽は出来ないってことですか~」
「そうですね、何れにしても殲滅しないといけないというのが面倒な点です。
ですが、殲滅できればその付近の魔物が一掃されるので、また城壁の移動が必要になるでしょうね」
「う・・・あれをもう一度ですか。
ま、また今度という事でお願いします」
「エル様なら慣れれば大丈夫ですよ。
細かな制御が必要でしょうが、翌週には普通に出来るようになってますよ。多分(ボソ)」
「そうでしょうか・・・そうですね!
頑張って制御できるようになります!」
「「「ちょろ(ボソ)」」」
「え?何か言いました?」
「いえ?何も言ってませんよ?
それより、そろそろみたいですよ」
おっと、切り替えないと。
召喚魔法でドラゴン3体とヒドラを召喚します。
「クラリスとアレッサはロックドラゴンの背・・・
え~と、よじ登るのは無理でしょうから、
ヒドラの頭に乗って貰って移動してもらいましょうか」
ヒドラの頭が1mぐらいですから乗れるでしょう。
す、滑らないかな?大丈夫だよね?
そ~っと移動させてロックドラゴンの背に乗せます。
「ソフィアは私の傍に居てくださいね。
何かあればどちらかのドラゴンの手に乗って移動しますから」
「判りました。
その時はお願いします」
「アレッサはどうします?」
「私は大丈夫です。
この距離なら走る方が早いですから」
意外と距離あるように見えますけどね~・・・
そうですか、やっぱりまお
「エル様?」
「何にも考えてないですよ!
アレッサ凄いな~!」
あぶね~何で判るんだろう。
「え、え~っと、退避する際にヒドラを前に出して暴れさせますね。
で、退避したら召喚した魔物を突っ込ませて暴れましょうか」
「そうですね。
被害が出ないことが一番ですから、それが良いかと。
まあ、その前に終わりそうですが(ボソ)」
「ん?何か言いました?」
「いえ、問題ありませんよ」
「そうですか?
では退避したら突撃させますね」
「はい、お願いします。
そろそろやってきそうですね。
クラリス達も動き始めました」
お、森の方から魔物が見えてきましたね。
狼、猪、サル?、虎?、サイっぽいのも居ますね。
今は先頭数体が倒れた感じでしょうか。
「では、私もそろそろ苦無を用意していきましょうか。
エル様もお願いしますね。
ソフィア、エル様の傍をお願いします」
そう言ってアレッサは前に歩いていきます。
何かカッコいいですね。
「では、私達もやっていきましょうか。
と言っても凄い勢いで魔物の前線が倒れていってますね」
ただ、流石に流れてくる魔物の量が多いので、抜けてくるのも居ますね。
そう思っていると、アレッサが動き始め、抜けた敵も倒れて行きます。
何というか・・・もうこの3人でどうにかなるんじゃないですかね?
暫くすると魔物の数が増えてきて、今度は爆音が響き始めました。
クラリスの矢が変わったのかな。
ん~・・・どのタイミングで入ろう?
そう考えていると火柱?なんか稲妻っぽいのが纏わりついてる感じで、
稲妻が周りに拡散していってますね。
ダンジョンで見た焦土化してたのは、二人のこの攻撃ですか・・・
手を出さなくても大丈夫そう?とか考えていると、
魔物が広がり始めましたね。
統率してるやつがいるのかな?
ん~、森の前に壁作って出てくる範囲絞ればいいか。
遠くから少しずつ壁を作って狭めていきましょう。
壁を越えられないのか魔物が来る場所が狭まって対応できるようになりましたね。
しかし・・・対応している3人何かおかしいですよね・・・
クラリスの矢が直撃と同時に爆発して回りを吹き飛ばし、
由香さんの銃弾が一発で何体か貫通してますよね。
一番おかしいのはアレッサで、
落雷のような炎がそれなりの大型の魔物を一撃で吹き飛ばし、
纏わりついてる雷が周りの魔物に絡みついて麻痺させてるのでしょうか。
動かなくなった魔物を苦無でとどめをさしてますね~。
ん~奥から何か大きな魔力を持つものが動いてきてますね。
大型の魔物だった場合を考えて、
重量級の魔物だけ踏み抜けるような落とし穴でも掘っておきましょうか。
でも森からこんなに魔物出るものですかね?
もしかしたらダンジョンが近くにあるのかもしれませんね。
魔力が大きい魔物はいきなり出てきた感じがしましたし。
「魔力が高い魔物が出てきたみたいですね。
どの程度の強さか判りませんが、警戒しておいた方がいいでしょう」
「はっ!わ、判りました」
呆然としていたソフィアが現実に戻ってきました。
まあ、これ見たらそうですよね~。
多分討伐者の方々もそんな感じでしょう。
そんなことを考えてると、奥から10m行きそうなサイズの
サイの魔物が木々をなぎ倒しながら出て来ました。
突進しようとしてるのを見て、ヒドラを少し前に出します。
サイの魔物が突進してきて、身構えますが急に消え、
ドゴン!
という音を残して静かになりました。
え~と・・・?
確かあの辺りって蛇用の落とし穴があったような?
私に何か視線が突き刺さっている気がします。
え~・・・蛇用の落とし穴、元に戻すの忘れてました・・・ごめんなさい・・・
索敵した感じですと、森の奥に魔物が集まって来てる感じですかね。
あ、エルダートレントの時に似た感じかもしれません。
そういえばスタンピードのこと聞いてなかったですね。
「アレッサ、スタンピードは何かボス的なものを倒したらいいとかありますか?
それともそういったものは存在せず、終わるまで討伐し続ける必要がありますか?」
「どちらの場合も討伐し続ける必要が在ります。
ただ、ボス的な魔物が存在するのであれば、
統率の取れた動きをしますのでかなり厄介です。
見つけたら早々に対応する方が良いでしょう」
「なるほど、どちらにしても全部相手にしないといけないのですね。
魔力多いやつ見つけて討伐したらよいかと思いましたけど、
楽は出来ないってことですか~」
「そうですね、何れにしても殲滅しないといけないというのが面倒な点です。
ですが、殲滅できればその付近の魔物が一掃されるので、また城壁の移動が必要になるでしょうね」
「う・・・あれをもう一度ですか。
ま、また今度という事でお願いします」
「エル様なら慣れれば大丈夫ですよ。
細かな制御が必要でしょうが、翌週には普通に出来るようになってますよ。多分(ボソ)」
「そうでしょうか・・・そうですね!
頑張って制御できるようになります!」
「「「ちょろ(ボソ)」」」
「え?何か言いました?」
「いえ?何も言ってませんよ?
それより、そろそろみたいですよ」
おっと、切り替えないと。
召喚魔法でドラゴン3体とヒドラを召喚します。
「クラリスとアレッサはロックドラゴンの背・・・
え~と、よじ登るのは無理でしょうから、
ヒドラの頭に乗って貰って移動してもらいましょうか」
ヒドラの頭が1mぐらいですから乗れるでしょう。
す、滑らないかな?大丈夫だよね?
そ~っと移動させてロックドラゴンの背に乗せます。
「ソフィアは私の傍に居てくださいね。
何かあればどちらかのドラゴンの手に乗って移動しますから」
「判りました。
その時はお願いします」
「アレッサはどうします?」
「私は大丈夫です。
この距離なら走る方が早いですから」
意外と距離あるように見えますけどね~・・・
そうですか、やっぱりまお
「エル様?」
「何にも考えてないですよ!
アレッサ凄いな~!」
あぶね~何で判るんだろう。
「え、え~っと、退避する際にヒドラを前に出して暴れさせますね。
で、退避したら召喚した魔物を突っ込ませて暴れましょうか」
「そうですね。
被害が出ないことが一番ですから、それが良いかと。
まあ、その前に終わりそうですが(ボソ)」
「ん?何か言いました?」
「いえ、問題ありませんよ」
「そうですか?
では退避したら突撃させますね」
「はい、お願いします。
そろそろやってきそうですね。
クラリス達も動き始めました」
お、森の方から魔物が見えてきましたね。
狼、猪、サル?、虎?、サイっぽいのも居ますね。
今は先頭数体が倒れた感じでしょうか。
「では、私もそろそろ苦無を用意していきましょうか。
エル様もお願いしますね。
ソフィア、エル様の傍をお願いします」
そう言ってアレッサは前に歩いていきます。
何かカッコいいですね。
「では、私達もやっていきましょうか。
と言っても凄い勢いで魔物の前線が倒れていってますね」
ただ、流石に流れてくる魔物の量が多いので、抜けてくるのも居ますね。
そう思っていると、アレッサが動き始め、抜けた敵も倒れて行きます。
何というか・・・もうこの3人でどうにかなるんじゃないですかね?
暫くすると魔物の数が増えてきて、今度は爆音が響き始めました。
クラリスの矢が変わったのかな。
ん~・・・どのタイミングで入ろう?
そう考えていると火柱?なんか稲妻っぽいのが纏わりついてる感じで、
稲妻が周りに拡散していってますね。
ダンジョンで見た焦土化してたのは、二人のこの攻撃ですか・・・
手を出さなくても大丈夫そう?とか考えていると、
魔物が広がり始めましたね。
統率してるやつがいるのかな?
ん~、森の前に壁作って出てくる範囲絞ればいいか。
遠くから少しずつ壁を作って狭めていきましょう。
壁を越えられないのか魔物が来る場所が狭まって対応できるようになりましたね。
しかし・・・対応している3人何かおかしいですよね・・・
クラリスの矢が直撃と同時に爆発して回りを吹き飛ばし、
由香さんの銃弾が一発で何体か貫通してますよね。
一番おかしいのはアレッサで、
落雷のような炎がそれなりの大型の魔物を一撃で吹き飛ばし、
纏わりついてる雷が周りの魔物に絡みついて麻痺させてるのでしょうか。
動かなくなった魔物を苦無でとどめをさしてますね~。
ん~奥から何か大きな魔力を持つものが動いてきてますね。
大型の魔物だった場合を考えて、
重量級の魔物だけ踏み抜けるような落とし穴でも掘っておきましょうか。
でも森からこんなに魔物出るものですかね?
もしかしたらダンジョンが近くにあるのかもしれませんね。
魔力が大きい魔物はいきなり出てきた感じがしましたし。
「魔力が高い魔物が出てきたみたいですね。
どの程度の強さか判りませんが、警戒しておいた方がいいでしょう」
「はっ!わ、判りました」
呆然としていたソフィアが現実に戻ってきました。
まあ、これ見たらそうですよね~。
多分討伐者の方々もそんな感じでしょう。
そんなことを考えてると、奥から10m行きそうなサイズの
サイの魔物が木々をなぎ倒しながら出て来ました。
突進しようとしてるのを見て、ヒドラを少し前に出します。
サイの魔物が突進してきて、身構えますが急に消え、
ドゴン!
という音を残して静かになりました。
え~と・・・?
確かあの辺りって蛇用の落とし穴があったような?
私に何か視線が突き刺さっている気がします。
え~・・・蛇用の落とし穴、元に戻すの忘れてました・・・ごめんなさい・・・
応援ありがとうございます!
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