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三章 8歳(未発見ダンジョン探索開始?)
防壁を移動させますよ
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木を移動させたので、防壁を移動させます。
とりあえず凸になっている所に合わせるため、防壁ブロックを移動させます。
簡単に図で表すと
■■■
■
↑① ■
■■■■■
■ ★
■
↓
■■■■■■■
②■
←■
■
■ ★
■
↓
■■■■■■
■
■
■
■
■
とまあ、こんな感じで移動させます。
今回は新たな防壁ブロックは必要ないみたいなのですが、
新たに伸ばす場合は防壁ブロックを間に入れたり色々するみたいです。
で、移動させる時、★印の部分が空いてしまうので、
そこに討伐者が待機しておくようですね。
さて、移動させましょうか。
最初に①の移動ですね。
防壁ブロックの数は50ですか・・・一つ10mぐらいですかね。
え~と討伐者の方たちは・・・★印の所に集まったみたいですね。
「それでは、防壁移動させます。
いきま~す」
最初に右側から10ブロックを地魔法で掴み、移動させます。
此処の守りの人達、討伐者の人は・・・驚いてはいますが警戒は解いてませんね。
ゆっくり移動って難しいですね・・・
一気にやったら怒られそうな、何か起こりそうな予感がするのですよね。
あ、今何かはっきりと・・・
紙芝居風で一気に動かした防壁が凄い速度で目的の場所まで移動して、
止まる時に掴んでいる部分が耐えきれず遥か彼方へ防壁ブロックが吹き飛んで、
その後、私が泣きながら土魔法で一生懸命壁を作ってる絵が見えました。
やらなくて良かった・・・本当に良かったよぅ・・・
「エル様?汗が凄いですがどうされました?」
何かを察知したのかアレッサがいきなり話掛けてきます。
「な、ななな何でもないですよ!?」
「・・・何かあったのですね?」
「な!?今回は本当に何もしてません!
その言い方だと、私が毎回毎回やらかしているように聞こえるじゃないですか!
ただ、一気に動かした時の絵が見えただけで・・・す?」
あ・・・
「なるほど、防壁ブロックが吹き飛んだか、
遠いところまで転がって行った絵でも見えましたか。
その後、そのブロックを取りに行ったか、
即席で壁を作成するといったところでしょうか」
「な・・・そ、そんな訳ないじゃないですか。
あは、あはははぁ・・・」
アレッサとクラリスの視線が痛い・・・由香さんは楽しんでますね。
ソフィアはおろおろしてます。
き、気を取り直して、移動させますよ。
そうゆっくり、ゆっくりですよ。
・・・
横のラインが終わったので、次は②の移動に移ります。
「次は縦ラインの移動に移りますね」
討伐者の方々に声をかけると、
「お嬢、無理すんなよ。
まだまだ時間あるし、休憩してもいいんだぞ?」
おっちゃんが心配して話しかけてきました。
「あ、平気ですよ~、この程度じゃMP減らないですし」
何ともないって顔で返すと、心配そうな顔があきれたような顔に変わりました。
「・・・判った、何も言わねぇわ。
ただ、無理だけはするんじゃねぇぞ?」
「ありがとうございます。
では、移動しますね」
此方は40ブロックですね。
ささっとやっちゃいましょう。
・・・
「終わりました~」
微調整にちょっと時間が掛かりましたが、
お昼までかなり余裕がある状態で終わりました。
これから移動前に倒した魔物を討伐者の方に回収を依頼するのですが・・・
やっぱり召喚した魔物に護衛をして貰った方がいいと思うんですよね。
「ねぇ、アレッサ。
討伐者の方の護衛の為に召喚で魔物出すのはダメですかね?」
「え?そうですね・・・召喚については既に発表されていますので問題はありませんが、
討伐者の方々に紹介しておく必要はありますね。
あと、何か目印になるものを付けさせる必要もあるかと」
「防壁移動したことでかなりの広さの場所が出来上がったので、
一度全部紹介しておきましょうか。
目印は・・・ワイヤーと木で名札みたいなものでも作ってぶら下げましょうか」
「ドラゴンは止めておいた方が良い気はしますが・・・
一応此処は前線ですし・・・何か起こって召喚して混乱させても問題ですから、
事前に説明しておいた方がいいですね。
ただ、討伐者の方々はベテランも幾人か混ざっているようですが、新人が多そうですので
ガルフ様達に相談してみましょう。
召喚魔法を披露するのは、そこで問題無いと判断されてからが良いでしょう」
そうですね、召喚魔法ってまだ一般的ではないから、
いきなり魔物が出てきたら新人さんびっくりしますよね。
ただ、ん~・・・
「ねぇ・・・ガルフって誰ですか?」
「「「「・・・え?」」」」
「・・・え?」
アレッサ達がそろって首を傾げるので、
私もつられて首を傾げます。
「「「「「・・・」」」」」
あ!おっちゃんか。
「あ、いえ、も、もちろんわかってますよ。
ささ、おっちゃんの所に行きましょうか」
「「エル様・・・」」「エルちゃん・・・」
ソフィアだけは苦笑してますが、
アレッサ、クラリス、由香さんは残念な子を見る目で見てきます。
その視線・・・凄く痛いです。
とりあえず凸になっている所に合わせるため、防壁ブロックを移動させます。
簡単に図で表すと
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↑① ■
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■ ★
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↓
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②■
←■
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■ ★
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↓
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とまあ、こんな感じで移動させます。
今回は新たな防壁ブロックは必要ないみたいなのですが、
新たに伸ばす場合は防壁ブロックを間に入れたり色々するみたいです。
で、移動させる時、★印の部分が空いてしまうので、
そこに討伐者が待機しておくようですね。
さて、移動させましょうか。
最初に①の移動ですね。
防壁ブロックの数は50ですか・・・一つ10mぐらいですかね。
え~と討伐者の方たちは・・・★印の所に集まったみたいですね。
「それでは、防壁移動させます。
いきま~す」
最初に右側から10ブロックを地魔法で掴み、移動させます。
此処の守りの人達、討伐者の人は・・・驚いてはいますが警戒は解いてませんね。
ゆっくり移動って難しいですね・・・
一気にやったら怒られそうな、何か起こりそうな予感がするのですよね。
あ、今何かはっきりと・・・
紙芝居風で一気に動かした防壁が凄い速度で目的の場所まで移動して、
止まる時に掴んでいる部分が耐えきれず遥か彼方へ防壁ブロックが吹き飛んで、
その後、私が泣きながら土魔法で一生懸命壁を作ってる絵が見えました。
やらなくて良かった・・・本当に良かったよぅ・・・
「エル様?汗が凄いですがどうされました?」
何かを察知したのかアレッサがいきなり話掛けてきます。
「な、ななな何でもないですよ!?」
「・・・何かあったのですね?」
「な!?今回は本当に何もしてません!
その言い方だと、私が毎回毎回やらかしているように聞こえるじゃないですか!
ただ、一気に動かした時の絵が見えただけで・・・す?」
あ・・・
「なるほど、防壁ブロックが吹き飛んだか、
遠いところまで転がって行った絵でも見えましたか。
その後、そのブロックを取りに行ったか、
即席で壁を作成するといったところでしょうか」
「な・・・そ、そんな訳ないじゃないですか。
あは、あはははぁ・・・」
アレッサとクラリスの視線が痛い・・・由香さんは楽しんでますね。
ソフィアはおろおろしてます。
き、気を取り直して、移動させますよ。
そうゆっくり、ゆっくりですよ。
・・・
横のラインが終わったので、次は②の移動に移ります。
「次は縦ラインの移動に移りますね」
討伐者の方々に声をかけると、
「お嬢、無理すんなよ。
まだまだ時間あるし、休憩してもいいんだぞ?」
おっちゃんが心配して話しかけてきました。
「あ、平気ですよ~、この程度じゃMP減らないですし」
何ともないって顔で返すと、心配そうな顔があきれたような顔に変わりました。
「・・・判った、何も言わねぇわ。
ただ、無理だけはするんじゃねぇぞ?」
「ありがとうございます。
では、移動しますね」
此方は40ブロックですね。
ささっとやっちゃいましょう。
・・・
「終わりました~」
微調整にちょっと時間が掛かりましたが、
お昼までかなり余裕がある状態で終わりました。
これから移動前に倒した魔物を討伐者の方に回収を依頼するのですが・・・
やっぱり召喚した魔物に護衛をして貰った方がいいと思うんですよね。
「ねぇ、アレッサ。
討伐者の方の護衛の為に召喚で魔物出すのはダメですかね?」
「え?そうですね・・・召喚については既に発表されていますので問題はありませんが、
討伐者の方々に紹介しておく必要はありますね。
あと、何か目印になるものを付けさせる必要もあるかと」
「防壁移動したことでかなりの広さの場所が出来上がったので、
一度全部紹介しておきましょうか。
目印は・・・ワイヤーと木で名札みたいなものでも作ってぶら下げましょうか」
「ドラゴンは止めておいた方が良い気はしますが・・・
一応此処は前線ですし・・・何か起こって召喚して混乱させても問題ですから、
事前に説明しておいた方がいいですね。
ただ、討伐者の方々はベテランも幾人か混ざっているようですが、新人が多そうですので
ガルフ様達に相談してみましょう。
召喚魔法を披露するのは、そこで問題無いと判断されてからが良いでしょう」
そうですね、召喚魔法ってまだ一般的ではないから、
いきなり魔物が出てきたら新人さんびっくりしますよね。
ただ、ん~・・・
「ねぇ・・・ガルフって誰ですか?」
「「「「・・・え?」」」」
「・・・え?」
アレッサ達がそろって首を傾げるので、
私もつられて首を傾げます。
「「「「「・・・」」」」」
あ!おっちゃんか。
「あ、いえ、も、もちろんわかってますよ。
ささ、おっちゃんの所に行きましょうか」
「「エル様・・・」」「エルちゃん・・・」
ソフィアだけは苦笑してますが、
アレッサ、クラリス、由香さんは残念な子を見る目で見てきます。
その視線・・・凄く痛いです。
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