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三章 8歳(未発見ダンジョン探索開始?)
怖い夢って色んな種類があると思うんです
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あれから、アレッサが大きく魚を解体して、
半身を1人前サイズにカットしてもらってから魔法のバッグへ格納していきます。
まあ、それだと重たくなるので、魔法のバッグへ入れると見せかけて
空間魔法の倉庫に格納したりしてますが。
魚を幾つか購入し、買い忘れが無いかアレッサに確認します。
「とりあえず、食材補充はこんなものですか?」
「そう・・・ですね。
これで問題無いかと思います」
「他に何か必要な物ってあったりしますか?」
「そうですね・・・鉱石類とかはあまり意味ないですし・・・
はい、以上で問題無いありません」
「鉱石はちょっと気になりますが・・・
まだ整理してない物もありますし、今度にしましょう。
他に何か用事はありますか?」
そう言って周りを確認しますが、皆特に無さそうですね。
「ん~、じゃお茶・・・あ、いえケーキか何か買って帰りましょうか」
お茶って思いましたけど、アレッサが入れるお茶の方がいいですね。
アレッサ達が苦笑してますけど、気にせずケーキ屋さんへ行って帰ります。
・・・
ケーキ屋さんに着きました。
何というか、前の世界と同じような感じですね。
ショーウィンドに色々なケーキが入ってます。
種類は・・・よくよく考えてみたら、前の世界でケーキ屋の商品をあまり眺めたことないかも。
何時もチーズケーキか、抹茶関係のケーキ頼んでたからな~。
まあいいです。
女の子になって味覚が変わったのか
甘いものが凄く美味しく感じるんですよね。
なっにが良いかな~♪
私は悩んで色んな種類が少しずつ入ったセットを、
ソフィアも私と同じです。
由香さんがショートケーキ、アレッサがイチゴタルト、
クラリスがモンブランですね。
「んふふ~じゃあ持って帰ってお茶しましょう!」
周りの人からの視線が、微笑ましい物を見た感じになってますが気にしません。
スキップしながら馬車へ向かいます。
・・・
馬車まで戻って来て、皆が馬車に乗り込むと屋敷に向かって走り始めます。
もちろん、帰りの馬車もやっぱりアレッサの膝の上に乗ってますよ?
目線でおねだりとかしてないですよ?
仕方ないですねって顔なんてされてないんですからね。
・・・
何か声が聞こえる・・・
・・が・・・か・・・
ち・がほ・・か・・・
力が欲しいか・・・
え?そりゃ悠々自適な生活するために欲しいですけど?
んむ、では我を手に取るのだ・・・
え?何処にあるんです?
足元を見よ・・・
・・・えっと・・・
どうした早く手に取れ・・・
・・・えっと・・・取りたくないかな~って・・・
何故だ?力が欲しいのではないのか?
力は・・・そりゃ、欲しいですけど・・・これはないかな~って・・・
何が不満なのだ
いや、何が不満って・・・
何が不満なのだ
・・・何もかも?
オレンジ色の小さいスコップが何言ってんだ?って・・・
どう考えても力与えてくれるように見えないです。
これってあれですよね?
握り手とか色々置いてあった倉庫にあった砂場セットのスコップですよね?
ふっ外見に惑わされるようではまだまだだな
うっ・・・すみません
でも、見た目は大事だと思います!
まあ、気にするな
手に取ってみると良い
ぇ~、はぁ~い・・・(嫌々手に取る)
取りましたけどぉ・・・
よし、我の力を見ると良い・・・はっ
おお、スコップが丁度いいサイズに・・・
でも何か薄くなってません?
外見に惑われるようでは、まだまだだな
いや、でも・・・
厚さ5mmぐらいあったのが、1mmあるかどうかになってるんですけど
薄く引き伸ばしただけですよね?
それだけシャープになったという事だ。
どうだ?持って力を感じるか?
え?・・・全く変化がないような?
そんなことは無い。
私から力がそちらに流れているはずだ。
う~ん・・・何か流れているような気はしないのですが・・・
(もしかして力が弱すぎて流れてきているの感じられないだけかも)
ふむ・・・まあいい。
では私を使ってみると良い!
わ、判りましたよ!
やってやろうじゃないですか!
では、足元掘ってみます。
えい!
グニャッボギンッ
ぎゃー!
思った通りだよ!ざけんなスコップー!
・・・
「・・・ル様・・・エル様、着きましたよ」
「はっ・・・夢・・・?」
「どうされました?
おかしな夢でも見られましたか?」
良かった!夢だ!
アレッサに思わず抱き着きます。
「うう・・・あれっさ~・・・私の専用武具カラースコップとか嫌だよ~」
「え?え?落ち着いてくださいエル様。
大丈夫ですよ。
カラースコップなんてここにはありませんから」
「うぐうぐ・・・大丈夫だよね!?本当に大丈夫だよね!?
私・・・私・・・うえぇぇ~ん」
「大丈夫ですよ。
随分とおもし・・・いえ、怖い夢を見られたのですね」
アレッサが頭をなでなでしてくれます。
暫くして落ち着いてきました。
「ぐすっ・・・すみません、取り乱しました。
さ、さあ、戻ってお茶にしましょうか」
アレッサの腕に掴まって自分の部屋まで移動します。
後ろでクラリスと由香さんが苦笑して、ソフィアは羨ましそうに見ていますが気にしません。
そして、お茶の時に夢の内容を話すと
アレッサ、クラリスは明後日の方向を向いて震え、
ソフィアは困った顔で、由香さんは爆笑してました。
うう、でも夢にしてはハッキリ覚えてるんですよね~
・・・まさか・・・ね。
半身を1人前サイズにカットしてもらってから魔法のバッグへ格納していきます。
まあ、それだと重たくなるので、魔法のバッグへ入れると見せかけて
空間魔法の倉庫に格納したりしてますが。
魚を幾つか購入し、買い忘れが無いかアレッサに確認します。
「とりあえず、食材補充はこんなものですか?」
「そう・・・ですね。
これで問題無いかと思います」
「他に何か必要な物ってあったりしますか?」
「そうですね・・・鉱石類とかはあまり意味ないですし・・・
はい、以上で問題無いありません」
「鉱石はちょっと気になりますが・・・
まだ整理してない物もありますし、今度にしましょう。
他に何か用事はありますか?」
そう言って周りを確認しますが、皆特に無さそうですね。
「ん~、じゃお茶・・・あ、いえケーキか何か買って帰りましょうか」
お茶って思いましたけど、アレッサが入れるお茶の方がいいですね。
アレッサ達が苦笑してますけど、気にせずケーキ屋さんへ行って帰ります。
・・・
ケーキ屋さんに着きました。
何というか、前の世界と同じような感じですね。
ショーウィンドに色々なケーキが入ってます。
種類は・・・よくよく考えてみたら、前の世界でケーキ屋の商品をあまり眺めたことないかも。
何時もチーズケーキか、抹茶関係のケーキ頼んでたからな~。
まあいいです。
女の子になって味覚が変わったのか
甘いものが凄く美味しく感じるんですよね。
なっにが良いかな~♪
私は悩んで色んな種類が少しずつ入ったセットを、
ソフィアも私と同じです。
由香さんがショートケーキ、アレッサがイチゴタルト、
クラリスがモンブランですね。
「んふふ~じゃあ持って帰ってお茶しましょう!」
周りの人からの視線が、微笑ましい物を見た感じになってますが気にしません。
スキップしながら馬車へ向かいます。
・・・
馬車まで戻って来て、皆が馬車に乗り込むと屋敷に向かって走り始めます。
もちろん、帰りの馬車もやっぱりアレッサの膝の上に乗ってますよ?
目線でおねだりとかしてないですよ?
仕方ないですねって顔なんてされてないんですからね。
・・・
何か声が聞こえる・・・
・・が・・・か・・・
ち・がほ・・か・・・
力が欲しいか・・・
え?そりゃ悠々自適な生活するために欲しいですけど?
んむ、では我を手に取るのだ・・・
え?何処にあるんです?
足元を見よ・・・
・・・えっと・・・
どうした早く手に取れ・・・
・・・えっと・・・取りたくないかな~って・・・
何故だ?力が欲しいのではないのか?
力は・・・そりゃ、欲しいですけど・・・これはないかな~って・・・
何が不満なのだ
いや、何が不満って・・・
何が不満なのだ
・・・何もかも?
オレンジ色の小さいスコップが何言ってんだ?って・・・
どう考えても力与えてくれるように見えないです。
これってあれですよね?
握り手とか色々置いてあった倉庫にあった砂場セットのスコップですよね?
ふっ外見に惑わされるようではまだまだだな
うっ・・・すみません
でも、見た目は大事だと思います!
まあ、気にするな
手に取ってみると良い
ぇ~、はぁ~い・・・(嫌々手に取る)
取りましたけどぉ・・・
よし、我の力を見ると良い・・・はっ
おお、スコップが丁度いいサイズに・・・
でも何か薄くなってません?
外見に惑われるようでは、まだまだだな
いや、でも・・・
厚さ5mmぐらいあったのが、1mmあるかどうかになってるんですけど
薄く引き伸ばしただけですよね?
それだけシャープになったという事だ。
どうだ?持って力を感じるか?
え?・・・全く変化がないような?
そんなことは無い。
私から力がそちらに流れているはずだ。
う~ん・・・何か流れているような気はしないのですが・・・
(もしかして力が弱すぎて流れてきているの感じられないだけかも)
ふむ・・・まあいい。
では私を使ってみると良い!
わ、判りましたよ!
やってやろうじゃないですか!
では、足元掘ってみます。
えい!
グニャッボギンッ
ぎゃー!
思った通りだよ!ざけんなスコップー!
・・・
「・・・ル様・・・エル様、着きましたよ」
「はっ・・・夢・・・?」
「どうされました?
おかしな夢でも見られましたか?」
良かった!夢だ!
アレッサに思わず抱き着きます。
「うう・・・あれっさ~・・・私の専用武具カラースコップとか嫌だよ~」
「え?え?落ち着いてくださいエル様。
大丈夫ですよ。
カラースコップなんてここにはありませんから」
「うぐうぐ・・・大丈夫だよね!?本当に大丈夫だよね!?
私・・・私・・・うえぇぇ~ん」
「大丈夫ですよ。
随分とおもし・・・いえ、怖い夢を見られたのですね」
アレッサが頭をなでなでしてくれます。
暫くして落ち着いてきました。
「ぐすっ・・・すみません、取り乱しました。
さ、さあ、戻ってお茶にしましょうか」
アレッサの腕に掴まって自分の部屋まで移動します。
後ろでクラリスと由香さんが苦笑して、ソフィアは羨ましそうに見ていますが気にしません。
そして、お茶の時に夢の内容を話すと
アレッサ、クラリスは明後日の方向を向いて震え、
ソフィアは困った顔で、由香さんは爆笑してました。
うう、でも夢にしてはハッキリ覚えてるんですよね~
・・・まさか・・・ね。
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