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二章 7歳(ダンジョン突入!?)
け、検証は続きますよ
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「ご、ごほん、に、二匹とも取り込めましたね」
転げまわってボサボサになった髪をアレッサに直してもらいながら、
成功したことを告げます。
「後は、損傷度合いですよね。
魔石がある状態、魔石が無い状態の魔物ですね。
魔石のみは刻印するときにやってるでしょうし、そこは飛ばしましょう。
え~っと、串刺しにしたシャドースネークが居ましたね、では」
魔力をそっと込めると、同じように光始め、
光が収まると傷がふさがった状態で私の前に居ました。
「ふむ、この程度の傷なら大丈夫そうですね。
魔力を流した感じ、魔石に魔力を集めてる感じなので、
魔石があれば問題ないのかもしれませんね」
そう言って、試しに魔石なしのクリスタルリザードを出して魔力を込めてみますが、
全然反応はありませんでした。
「うん、やっぱり魔石が無いとダメみたいですね・・・
魔石を介して体全体に魔力が巡っている感じですから、
魔石に損傷があったり、もしかしたら体の魔力を廻らせる経路が大きく損傷してたらダメかもです。
後は・・・倒して直ぐじゃないとダメなのかな?
倉庫の中って時間が止まってる感じだからうまくいってる気がします」
「なるほど・・・
ですが、少々の損傷なら問題なく取り込めることが出来ただけでも十分だと思います。
取り込めれば、そこからは召喚士の方が色々検証してくれるでしょう」
「あ、確かにクラリスの言う通りですね。
召喚については此処までにして報告しましょうか。
では、次はその子達の食べるものですが・・・昨日はお肉を食べてましたね」
「そうですね。
通常の肉より、魔物の肉の方を好んでいるようでした。
あと、生肉より調理した肉の方を好むようですね。
魔力については食べ物とは別に吸収できるようで、
此方は魔石の成長なのでしょうか、レベルが上がりました」
「魔力を上げるとレベルが上がるのは同じですね。
召喚でも召喚していない時なら魔力を上げられて、
レベルが上がりましたから、今MP回復分を分割してあげてますね」
「エルちゃんが回復分全部与えるって・・・MP回復って毎秒40以上だっけ?
それって物凄い速さで強くなるんじゃないの?」
「う~ん、それでも今日3匹また増えましたし、量が多いですからね。
そこまでではないと思いますよ?」
「ほんとかな~、何か次見たら凄いことになってそうな気がするんだけど・・・」
「そんな事無いと思いますけどね。
このダンジョンの魔物を全部取り込んでみようと思ってますから。
なので、この後草原の方に魔物を倒しに行こうかと思ってます」
「エルちゃん、カップモンスターとか集められるものがあったら全種集めるタイプでしょう?」
「な、何ですかね、そのゲームは。
多色買いなんてするわけないじゃないですか」
「してたのね。
ほどほどにしないと、中途半端になるわよ?」
「うぐ・・・百鬼夜行とか憧れだったんですが・・・
仕方ありません、他は成長してから考えます。
とりあえず、今倉庫の中に居る魔物は取り込んでおきましょうか」
ファイアラット、ファイアリザード、フロストラビット、氷のトカゲ(フロストリザード)、
あとマグマの中に居たワニ(ラヴァアリゲータ)、
ジャイアントスパイダー、ワイルドボア、クリスタルリザードを取り出して取り込みます。
ゴーレムは流石に無理だろうから除外、コアが無いとダメでしょうし。
あ、今度は火傷しないように触らずに魔力を通しましたよ。
同じ失敗は繰り返さないのです!どやぁ。
これで14体か~、全種ゲットだぜーにはならないけど、かなり増えましたね。
均等に魔力やってるけど、まあどれかレベル上限に達したりして他に回せるでしょう。
回復力上がったら上乗せできるでしょうし。
あと、これって範囲拡大とか消費量減少とか効果あったりするのですかね。
今の経験値が幾つかとか見えないからよくわからない・・・まあいいか。
「あと検証してないことってありましたっけ・・・」
「そうですね・・・やられたらどうなるんでしょう?」
「あ、それ私も気になったわ」
アレッサがボソっといった言葉に由香さんが乗っかる。
「・・・ぇ?やら・・・れる?」
「ええ、式紙のようにやられても大丈夫なのかと思いまして」
「し、式紙とは違うんじゃないかな~。
紙を媒介にするのと、本体じゃ違うじゃない」
「でも光になってエルちゃんに取り込まれてたよね?
同じようにやられても光になって戻って来るんじゃないの?」
「い、いや、でも傷がある状態で取り込んだら、
次出てくるときも傷がある状態じゃないですかね。
やられたら、それっきりの可能性があるじゃないですか」
「う~ん、エルちゃんが魔力通して傷回復してたよね?
回復してるんじゃない?」
「え、い、あ、う・・・い、嫌です!
こ、この子達は私が倒れないように育てるんです!」
「エルちゃん、かわいがるだけじゃ駄目だよ?
かわいい子には旅をさせろって言うじゃない」
「そ、それとこれとは違います。
ク、クラリスもそう思いますよね?」
「え?そういう検証は必要なのではないですか?」
敵が増えた・・・
そうだ、こいつら研究者だった。
「まぁまぁ二人とも。
どうにも取り込んだ魔物に情がわいてしまっているみたいですので」
ああ、アレッサ。
最初の発言はあなたでしたけど、今はあなたが天使に見えますわ。
何時もお母様に突き出してきたり、ハリセンで叩いてきたりしてるので、
この鬼!悪魔!とか思ってましたが。
「やっぱり検証は必要ですよね」
掌がクルっと回転しました・・・あれぇ~
転げまわってボサボサになった髪をアレッサに直してもらいながら、
成功したことを告げます。
「後は、損傷度合いですよね。
魔石がある状態、魔石が無い状態の魔物ですね。
魔石のみは刻印するときにやってるでしょうし、そこは飛ばしましょう。
え~っと、串刺しにしたシャドースネークが居ましたね、では」
魔力をそっと込めると、同じように光始め、
光が収まると傷がふさがった状態で私の前に居ました。
「ふむ、この程度の傷なら大丈夫そうですね。
魔力を流した感じ、魔石に魔力を集めてる感じなので、
魔石があれば問題ないのかもしれませんね」
そう言って、試しに魔石なしのクリスタルリザードを出して魔力を込めてみますが、
全然反応はありませんでした。
「うん、やっぱり魔石が無いとダメみたいですね・・・
魔石を介して体全体に魔力が巡っている感じですから、
魔石に損傷があったり、もしかしたら体の魔力を廻らせる経路が大きく損傷してたらダメかもです。
後は・・・倒して直ぐじゃないとダメなのかな?
倉庫の中って時間が止まってる感じだからうまくいってる気がします」
「なるほど・・・
ですが、少々の損傷なら問題なく取り込めることが出来ただけでも十分だと思います。
取り込めれば、そこからは召喚士の方が色々検証してくれるでしょう」
「あ、確かにクラリスの言う通りですね。
召喚については此処までにして報告しましょうか。
では、次はその子達の食べるものですが・・・昨日はお肉を食べてましたね」
「そうですね。
通常の肉より、魔物の肉の方を好んでいるようでした。
あと、生肉より調理した肉の方を好むようですね。
魔力については食べ物とは別に吸収できるようで、
此方は魔石の成長なのでしょうか、レベルが上がりました」
「魔力を上げるとレベルが上がるのは同じですね。
召喚でも召喚していない時なら魔力を上げられて、
レベルが上がりましたから、今MP回復分を分割してあげてますね」
「エルちゃんが回復分全部与えるって・・・MP回復って毎秒40以上だっけ?
それって物凄い速さで強くなるんじゃないの?」
「う~ん、それでも今日3匹また増えましたし、量が多いですからね。
そこまでではないと思いますよ?」
「ほんとかな~、何か次見たら凄いことになってそうな気がするんだけど・・・」
「そんな事無いと思いますけどね。
このダンジョンの魔物を全部取り込んでみようと思ってますから。
なので、この後草原の方に魔物を倒しに行こうかと思ってます」
「エルちゃん、カップモンスターとか集められるものがあったら全種集めるタイプでしょう?」
「な、何ですかね、そのゲームは。
多色買いなんてするわけないじゃないですか」
「してたのね。
ほどほどにしないと、中途半端になるわよ?」
「うぐ・・・百鬼夜行とか憧れだったんですが・・・
仕方ありません、他は成長してから考えます。
とりあえず、今倉庫の中に居る魔物は取り込んでおきましょうか」
ファイアラット、ファイアリザード、フロストラビット、氷のトカゲ(フロストリザード)、
あとマグマの中に居たワニ(ラヴァアリゲータ)、
ジャイアントスパイダー、ワイルドボア、クリスタルリザードを取り出して取り込みます。
ゴーレムは流石に無理だろうから除外、コアが無いとダメでしょうし。
あ、今度は火傷しないように触らずに魔力を通しましたよ。
同じ失敗は繰り返さないのです!どやぁ。
これで14体か~、全種ゲットだぜーにはならないけど、かなり増えましたね。
均等に魔力やってるけど、まあどれかレベル上限に達したりして他に回せるでしょう。
回復力上がったら上乗せできるでしょうし。
あと、これって範囲拡大とか消費量減少とか効果あったりするのですかね。
今の経験値が幾つかとか見えないからよくわからない・・・まあいいか。
「あと検証してないことってありましたっけ・・・」
「そうですね・・・やられたらどうなるんでしょう?」
「あ、それ私も気になったわ」
アレッサがボソっといった言葉に由香さんが乗っかる。
「・・・ぇ?やら・・・れる?」
「ええ、式紙のようにやられても大丈夫なのかと思いまして」
「し、式紙とは違うんじゃないかな~。
紙を媒介にするのと、本体じゃ違うじゃない」
「でも光になってエルちゃんに取り込まれてたよね?
同じようにやられても光になって戻って来るんじゃないの?」
「い、いや、でも傷がある状態で取り込んだら、
次出てくるときも傷がある状態じゃないですかね。
やられたら、それっきりの可能性があるじゃないですか」
「う~ん、エルちゃんが魔力通して傷回復してたよね?
回復してるんじゃない?」
「え、い、あ、う・・・い、嫌です!
こ、この子達は私が倒れないように育てるんです!」
「エルちゃん、かわいがるだけじゃ駄目だよ?
かわいい子には旅をさせろって言うじゃない」
「そ、それとこれとは違います。
ク、クラリスもそう思いますよね?」
「え?そういう検証は必要なのではないですか?」
敵が増えた・・・
そうだ、こいつら研究者だった。
「まぁまぁ二人とも。
どうにも取り込んだ魔物に情がわいてしまっているみたいですので」
ああ、アレッサ。
最初の発言はあなたでしたけど、今はあなたが天使に見えますわ。
何時もお母様に突き出してきたり、ハリセンで叩いてきたりしてるので、
この鬼!悪魔!とか思ってましたが。
「やっぱり検証は必要ですよね」
掌がクルっと回転しました・・・あれぇ~
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