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二章 7歳(ダンジョン突入!?)
転移門発見!次の階層へ
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あれから私達は朝から夕方前まで防壁の方へ行って帰り、
夜に白ネズミさんから調査結果の確認、ソフィアへの報告という名の
おしゃべりをする日々を過ごしています。
まあ、防壁の方に行くのは由香さんの撃ちたい病を抑えるためですが。
トリガーハッピーという訳ではないですが、撃てるなら撃ちたいみたいです。
レベルも上がるから楽しくなったみたいです。
その間、私とクラリスは魔法の訓練を、
アレッサは食料調達の為、森に入ってます。
果物とかキノコとか野草を取ってくるとのこと。
お肉は大量にあるのですが、それ以外の食材が少ないのですよね。
野営訓練前に市場で大量に買ってきてもらっていたのですが、
もう大分少なくなってきてるので、節約の為です。
え?なんで大量に?い、いえ、クラフト生活で篭ろうとか考えてないですよ?
魔法の訓練は何をしているか、というと
ちょっと魔法にレベル差が大きく出始めたので、
そのレベル上げを行っています。
私の場合は水魔法で、クラリスが火ですね。
火魔法のレベルを上げた時の感じだと、
MPを大量に消費したらレベルが上がるみたいなので、
防壁の堀に大量に水を出し続け、その水をクラリスが火魔法で水を熱します。
ただ、それだと水があふれてしまうので、一定量溜まったら倉庫の中にだばーっと入れてます。
あ、そうです。
空間魔法の倉庫ですが、いらないものが捨てられるゴミ箱が出来ました。
クラフト生活のゴミ箱を思い浮かべたら出来上がったんですよね。
あっちはマグマで消滅してますけど、
これは捨てたものが何処に行っているんでしょう?不思議ですね。
白ネズミさん?私の近くにいますよ。
最初はいじけて頭とか手に包帯撒いて、
入院患者のようにベッドに寝てましたけど、
今は小さなプール作って、浮き輪をしてぷかぷか浮かんでます。
そんな日が2日ほど続いた所で転移装置を発見したと連絡がありました。
エルダートレントが居た辺りから1kmぐらい奥に行った所だそうです。
一応起動することを確認して、次の階層を探索してみた・・・らしいのですが、
白ネズミさんが凄く難しそうな感じで居るので、次の階層がちょっと不安になってきますね。
「転移装置を見つけたらしいのですけど、
今回はどうやって道を作成します?
防壁の場所までと同じように木を倒しながら進みます?」
「そうですね・・・木材はもう十分にありますから、
無理やり切り開いても良いとは思いますが、
クラリスはどうです?」
「矢としての材料はエルダートレントやトレントがありますからね。
無理やり切り開いても良いと思います」
「私は良くわからないから、
二人が問題ないならそれでいいわ。
私は貰った木材で今は十分だし」
「ふむ、でしたら一気に切り開きましょうか」
「「・・・自重は大事ですよ?」」
「わ、判ってますよぅ」
「二人に言われるって、エルちゃん何したのよ」
「い、いえ、ちょ~っと魔力を込めすぎたりしただけでぇ・・・
そんなに大事にはなってない・・・はずですよ?」
大事の辺りで白ネズミさんに睨まれました。
うう、土下座までした身では何も言えない・・・
「ま、まあ大丈夫ですよ。
今回は道を作るだけなのですから。
道幅はどうしましょう?5mぐらいあればいいですか?」
「そうですね。
それぐらいあれば良いと思います」
アレッサからOKを貰ったので、早速やっていきます。
「では、此処からまっすぐみたいですし、一気にやっていきましょうか。
最初にやった時と同じ感じで行きますね」
「あ!エル様!前と違って「そりゃ!」エル様自信も、
魔法もレベルが上がっているので・・・」
バキバキッ・・・ズズン・・・
クラリスの助言より先にやってしまい・・・
森が割れ、地面が捲りあがって、
そこに生えていた木々が左右にポンポン飛んで落ちていきます。
「・・・え?」
「なるほど、こういう事ね」
「あ、え、あ?
え~と、ちょ、ちょっと加減を間違えたみたいですね」
「「エル様・・・」」
そ、そんな残念な子を見る目しなくても良いじゃないですか。
こんなに変わってるとは普通思わないじゃないですか。
そうです、私は悪くないです。
「と、とりあえず道は出来ましたし、転移門へ行きましょうか」
「はぁ・・・では行きましょうか」
アレッサが先頭に立ち、私、由香さん、クラリスの順で進んでいきます。
何事もなく転移門前に到着しました。
「これが転移門ですか・・・
遺跡のゲートにちょっと似てますね」
「う~ん、転移門ってこんなに大きなものなのね。
ゲームとかだと、人が一人通れるようなものだけど、
これ車両とか余裕で通れるでしょ」
私と由香さんが転移門の大きさに感想を言っていると、
クラリスが
「転移門の大きさはダンジョンによって異なりますね。
ただ此処まで大きいのは稀だと思います」
と教えてくれました。
「拠点はどうしますか?
何処か作れる場所があればいいのですが」
「転移門の向こうに作成で良いかと思います。
ただ、転移門から少し離れた場所が好ましいですが、ありますか?」
アレッサがネズミさんに確認しています。
白ネズミさんは頷いているので、向こう側に作りましょうか。
「では、大丈夫だとは思いますが、
エル様は私と手を繋いで入りましょう。
ダンジョンに引き込まれた時のように、
エル様一人離されるという可能性が無いわけではありませんので」
「確かにそうですね。
では、アレッサお願いしますね」
クラリスがくすくす笑っているので、
どうしたのだろうと眺めていると
「すみません、合流出来ているからこうして笑って話せますが、
此処に飛ばされた時のアレッサの取り乱しようを思い出しまして。
普段のアレッサからは想像できませんでしたよ」
「ク、クラリス!それは言わないでください」
「はい、判りました。
向こう側にすぐ脅威になるようなものは無いそうですし、
皆で手を繋いで入りましょう」
ほほう、アレッサが取り乱すですか・・・想像できませんね。
今度クラリスに教えてもらおっと。
皆で転移門をくぐると、そこはかなり広い広場がありました。
洞窟の中のようですが、暗闇ではなく明るいですね。
何か発光するものが含まれているのでしょうか。
天井までは5mぐらいありそうで、
広場の広さは400mトラックが余裕をもって入りそうな感じですね。
道は・・・上に登る道と下に降る2本の道がありますね。
道幅は2mか3mぐらいありそうです。
とりあえず、転移門から離れた壁際に拠点を作成することになりました。
転移門側、道のある方向に覗き穴付きの壁を作り、魔物が流れて来ても良いようにします。
木材は大量にあるし、鳴子でも道の入り口とか転移門傍に仕掛けておきましょうか。
崩落も怖いし柱も作っておきましょう。
とりあえず、今日は壁の内側で休むことにして、
明日から本格的に拠点を作成することになりました。
う~ん・・・物足りない。
トラップとか何か作っておきたいですね。
「「「エル様(ちゃん)自重」」」
何で解るんですかね・・・
・・・もうちょっとだけ
「「「エル様(ちゃん)?」」」
そ、そんな目で見ないでください、わかってますよぅ。
夜に白ネズミさんから調査結果の確認、ソフィアへの報告という名の
おしゃべりをする日々を過ごしています。
まあ、防壁の方に行くのは由香さんの撃ちたい病を抑えるためですが。
トリガーハッピーという訳ではないですが、撃てるなら撃ちたいみたいです。
レベルも上がるから楽しくなったみたいです。
その間、私とクラリスは魔法の訓練を、
アレッサは食料調達の為、森に入ってます。
果物とかキノコとか野草を取ってくるとのこと。
お肉は大量にあるのですが、それ以外の食材が少ないのですよね。
野営訓練前に市場で大量に買ってきてもらっていたのですが、
もう大分少なくなってきてるので、節約の為です。
え?なんで大量に?い、いえ、クラフト生活で篭ろうとか考えてないですよ?
魔法の訓練は何をしているか、というと
ちょっと魔法にレベル差が大きく出始めたので、
そのレベル上げを行っています。
私の場合は水魔法で、クラリスが火ですね。
火魔法のレベルを上げた時の感じだと、
MPを大量に消費したらレベルが上がるみたいなので、
防壁の堀に大量に水を出し続け、その水をクラリスが火魔法で水を熱します。
ただ、それだと水があふれてしまうので、一定量溜まったら倉庫の中にだばーっと入れてます。
あ、そうです。
空間魔法の倉庫ですが、いらないものが捨てられるゴミ箱が出来ました。
クラフト生活のゴミ箱を思い浮かべたら出来上がったんですよね。
あっちはマグマで消滅してますけど、
これは捨てたものが何処に行っているんでしょう?不思議ですね。
白ネズミさん?私の近くにいますよ。
最初はいじけて頭とか手に包帯撒いて、
入院患者のようにベッドに寝てましたけど、
今は小さなプール作って、浮き輪をしてぷかぷか浮かんでます。
そんな日が2日ほど続いた所で転移装置を発見したと連絡がありました。
エルダートレントが居た辺りから1kmぐらい奥に行った所だそうです。
一応起動することを確認して、次の階層を探索してみた・・・らしいのですが、
白ネズミさんが凄く難しそうな感じで居るので、次の階層がちょっと不安になってきますね。
「転移装置を見つけたらしいのですけど、
今回はどうやって道を作成します?
防壁の場所までと同じように木を倒しながら進みます?」
「そうですね・・・木材はもう十分にありますから、
無理やり切り開いても良いとは思いますが、
クラリスはどうです?」
「矢としての材料はエルダートレントやトレントがありますからね。
無理やり切り開いても良いと思います」
「私は良くわからないから、
二人が問題ないならそれでいいわ。
私は貰った木材で今は十分だし」
「ふむ、でしたら一気に切り開きましょうか」
「「・・・自重は大事ですよ?」」
「わ、判ってますよぅ」
「二人に言われるって、エルちゃん何したのよ」
「い、いえ、ちょ~っと魔力を込めすぎたりしただけでぇ・・・
そんなに大事にはなってない・・・はずですよ?」
大事の辺りで白ネズミさんに睨まれました。
うう、土下座までした身では何も言えない・・・
「ま、まあ大丈夫ですよ。
今回は道を作るだけなのですから。
道幅はどうしましょう?5mぐらいあればいいですか?」
「そうですね。
それぐらいあれば良いと思います」
アレッサからOKを貰ったので、早速やっていきます。
「では、此処からまっすぐみたいですし、一気にやっていきましょうか。
最初にやった時と同じ感じで行きますね」
「あ!エル様!前と違って「そりゃ!」エル様自信も、
魔法もレベルが上がっているので・・・」
バキバキッ・・・ズズン・・・
クラリスの助言より先にやってしまい・・・
森が割れ、地面が捲りあがって、
そこに生えていた木々が左右にポンポン飛んで落ちていきます。
「・・・え?」
「なるほど、こういう事ね」
「あ、え、あ?
え~と、ちょ、ちょっと加減を間違えたみたいですね」
「「エル様・・・」」
そ、そんな残念な子を見る目しなくても良いじゃないですか。
こんなに変わってるとは普通思わないじゃないですか。
そうです、私は悪くないです。
「と、とりあえず道は出来ましたし、転移門へ行きましょうか」
「はぁ・・・では行きましょうか」
アレッサが先頭に立ち、私、由香さん、クラリスの順で進んでいきます。
何事もなく転移門前に到着しました。
「これが転移門ですか・・・
遺跡のゲートにちょっと似てますね」
「う~ん、転移門ってこんなに大きなものなのね。
ゲームとかだと、人が一人通れるようなものだけど、
これ車両とか余裕で通れるでしょ」
私と由香さんが転移門の大きさに感想を言っていると、
クラリスが
「転移門の大きさはダンジョンによって異なりますね。
ただ此処まで大きいのは稀だと思います」
と教えてくれました。
「拠点はどうしますか?
何処か作れる場所があればいいのですが」
「転移門の向こうに作成で良いかと思います。
ただ、転移門から少し離れた場所が好ましいですが、ありますか?」
アレッサがネズミさんに確認しています。
白ネズミさんは頷いているので、向こう側に作りましょうか。
「では、大丈夫だとは思いますが、
エル様は私と手を繋いで入りましょう。
ダンジョンに引き込まれた時のように、
エル様一人離されるという可能性が無いわけではありませんので」
「確かにそうですね。
では、アレッサお願いしますね」
クラリスがくすくす笑っているので、
どうしたのだろうと眺めていると
「すみません、合流出来ているからこうして笑って話せますが、
此処に飛ばされた時のアレッサの取り乱しようを思い出しまして。
普段のアレッサからは想像できませんでしたよ」
「ク、クラリス!それは言わないでください」
「はい、判りました。
向こう側にすぐ脅威になるようなものは無いそうですし、
皆で手を繋いで入りましょう」
ほほう、アレッサが取り乱すですか・・・想像できませんね。
今度クラリスに教えてもらおっと。
皆で転移門をくぐると、そこはかなり広い広場がありました。
洞窟の中のようですが、暗闇ではなく明るいですね。
何か発光するものが含まれているのでしょうか。
天井までは5mぐらいありそうで、
広場の広さは400mトラックが余裕をもって入りそうな感じですね。
道は・・・上に登る道と下に降る2本の道がありますね。
道幅は2mか3mぐらいありそうです。
とりあえず、転移門から離れた壁際に拠点を作成することになりました。
転移門側、道のある方向に覗き穴付きの壁を作り、魔物が流れて来ても良いようにします。
木材は大量にあるし、鳴子でも道の入り口とか転移門傍に仕掛けておきましょうか。
崩落も怖いし柱も作っておきましょう。
とりあえず、今日は壁の内側で休むことにして、
明日から本格的に拠点を作成することになりました。
う~ん・・・物足りない。
トラップとか何か作っておきたいですね。
「「「エル様(ちゃん)自重」」」
何で解るんですかね・・・
・・・もうちょっとだけ
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そ、そんな目で見ないでください、わかってますよぅ。
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