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二章 7歳(ダンジョン突入!?)
遺跡へ行くまでの下準備・・・をしようと思ってたんですよ?
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結局・・・あの後3人(?)にぼこぼこに説教されました。
下手したらこっちに魔物が向かってきたかもしれないこともあり、
何かする時は必ず報告するようにこれでもかと言われました。
反省です・・・
さて、朝食をいただきながら今後の方針を決めていきます。
遺跡までの道をどう作るか?ですが、
私が昨晩やったように無理やり作っていくことになりました。
ただ、魔物が一気に動き始めると困るので、作業前に間引いておくことになりました。
各魔物の対応としては
蛇と猪は居る場所が判るので、見つけたら地面から棘を生やして倒す。
蜘蛛は居場所が判らないけど、巣を作って止まっているのと大きさがそれなりなので、
棘を数うちゃ当たるでバンバン出していく。
トレントは木を取ってきたようにして倒して動けなくして放置する。
という事になりました。
という訳で、皆で再度上へあがり拠点から外に出ます。
アレッサとクラリスが周りを警戒する中、
私は地面に座り、瞑想して森まで魔力を伸ばし最初は蛇と猪を処理するためにバンバン棘を伸ばしています。
え?棘の大きさ?頭抜けばいいので細い棘を2mぐらいでしょうか。
支配した場所をずらしながら、反応のあった場所にどんどん棘を出して倒していきます。
流石にそのままだと血なまぐさい森になってしまうので、倒した端から倉庫に放り込んでいきます。
30分ぐらいで表層の蛇と猪の処理が終わりました。
討ち漏らしが無いかもう一度確認して・・・蛇が結構いる・・・あ、木の上に居たのかも・・・
う~ん・・・蜘蛛退治の為の大きな棘を先に生やした方が良かったか・・・
森の方で飛ばしている式紙の鳥に視点共有し、
敵が出てくる感じが無いことを確認して、アレッサとクラリスに話掛けます。
「アレッサ、クラリス。
どうも木の上に蛇が居るようで、蛇の討ち洩らしが多いみたいです。
先に蜘蛛をやりますので、一度休憩しましょう」
「「判りました」」
そう式紙ですが、鳥が出せるようになりました。
ハトですね。
此方に意志が宿ったものは居ませんでした。
白ネズミさんが特別みたいですね。
白ネズミさんはハトと灰色ネズミの式紙の情報を纏めているのか、
テーブルの上に寝そべって動きません。
反応が無いので、特に問題は無いのでしょう。
・・・お腹掻いたり、むにゃむにゃしてたり、鼻提灯が出来てたりしますけど・・・
情報を纏めているのでしょう・・・多分・・・
アレッサとクラリスが戻って来て、白ネズミさんを一瞥し・・・
どうなってるんだこれ?って顔を私に向けてきてます。
・・・私が判る訳ないじゃないですか・・・
「そういえば、こうやって魔物排除していますけど、
ダンジョンの魔物って倒してもどんどん湧いてくる来るとかないんですか?」
「そうですね・・・ダンジョンによるとは思うのですが、
発生する魔物は一定数で、数はダンジョンの規模でそれぞれですね。
このダンジョンがどの程度の規模かは判りませんが、
効果はあるはずですよ」
「ほうほう・・・一杯倒せば楽になるのですね・・・」
なら、夜に間引きしたら・・・ニヤッ
「「エル様、夜はダメですからね?」」
物凄いジト目で見られた・・・
「な、な~んのことかわからないな~」
チッバレたか・・・って寒気が・・・明後日の方向を向きながら口笛を・・・
ひゅ~ひゅ~
体が震えて鳴らない・・・
「「絶対ダメですからね!」」
「判りましたぁ・・・」
白ネズミさんも起きて、
「またやる気か?あぁん?」
って感じで睨んできてる・・・
わ、判ってますよぅ・・・大丈夫ですから。
信用無いですね。
「さ、続きやりましょうか!」
「「ふぅ・・・後でまたお話しましょうね?」」
白ネズミさんもうんうん頷いてる・・・
「わ、判りましたよぅ・・・」
本当に解ってるんですかね?って感じで3人(?)から見られる。
やっぱり信用無いですねぇ・・・
そして皆が持ち場につきます。
ふぅ・・・気を落ち着けて・・・皆が言う事は良くわかるんだけどね・・・
でも色々試してみたいじゃん?・・・そう言う事を言ってるから信用無い?
くそぅ・・・蜘蛛には悪いが鬱憤晴らさせてもらう!
支配領域を伸ばして・・・
本数は・・・適当に目印付けて・・・うらぁ!
ズドドドドッ
岩の棘が十数本、高さ30mぐらいまで伸びてすぐに崩れ落ちていく。
上空に木が数本舞って地面に落ちる度にズンと音が響く・・・
・・・やべ・・・
スパーン!
「あぶぅ!」
アレッサとクラリスが戻ってきたのかと目を開きますが、二人とも居ません。
アレッサとクラリスは森を見て固まってますね・・・
「あ」
スパーン!
「る゛ぇ゛」
顎下から衝撃が。
下を見ると白ネズミさんが体より大きなハリセンをパシパシしながら
学習能力ねぇのか?あぁん?って感じで睨んでる。
私は静かにダンジョンで三度目の土下座をしていました。
あぁ、今日はこれで作業終了かな~・・・どうしてこうなる・・・
下手したらこっちに魔物が向かってきたかもしれないこともあり、
何かする時は必ず報告するようにこれでもかと言われました。
反省です・・・
さて、朝食をいただきながら今後の方針を決めていきます。
遺跡までの道をどう作るか?ですが、
私が昨晩やったように無理やり作っていくことになりました。
ただ、魔物が一気に動き始めると困るので、作業前に間引いておくことになりました。
各魔物の対応としては
蛇と猪は居る場所が判るので、見つけたら地面から棘を生やして倒す。
蜘蛛は居場所が判らないけど、巣を作って止まっているのと大きさがそれなりなので、
棘を数うちゃ当たるでバンバン出していく。
トレントは木を取ってきたようにして倒して動けなくして放置する。
という事になりました。
という訳で、皆で再度上へあがり拠点から外に出ます。
アレッサとクラリスが周りを警戒する中、
私は地面に座り、瞑想して森まで魔力を伸ばし最初は蛇と猪を処理するためにバンバン棘を伸ばしています。
え?棘の大きさ?頭抜けばいいので細い棘を2mぐらいでしょうか。
支配した場所をずらしながら、反応のあった場所にどんどん棘を出して倒していきます。
流石にそのままだと血なまぐさい森になってしまうので、倒した端から倉庫に放り込んでいきます。
30分ぐらいで表層の蛇と猪の処理が終わりました。
討ち漏らしが無いかもう一度確認して・・・蛇が結構いる・・・あ、木の上に居たのかも・・・
う~ん・・・蜘蛛退治の為の大きな棘を先に生やした方が良かったか・・・
森の方で飛ばしている式紙の鳥に視点共有し、
敵が出てくる感じが無いことを確認して、アレッサとクラリスに話掛けます。
「アレッサ、クラリス。
どうも木の上に蛇が居るようで、蛇の討ち洩らしが多いみたいです。
先に蜘蛛をやりますので、一度休憩しましょう」
「「判りました」」
そう式紙ですが、鳥が出せるようになりました。
ハトですね。
此方に意志が宿ったものは居ませんでした。
白ネズミさんが特別みたいですね。
白ネズミさんはハトと灰色ネズミの式紙の情報を纏めているのか、
テーブルの上に寝そべって動きません。
反応が無いので、特に問題は無いのでしょう。
・・・お腹掻いたり、むにゃむにゃしてたり、鼻提灯が出来てたりしますけど・・・
情報を纏めているのでしょう・・・多分・・・
アレッサとクラリスが戻って来て、白ネズミさんを一瞥し・・・
どうなってるんだこれ?って顔を私に向けてきてます。
・・・私が判る訳ないじゃないですか・・・
「そういえば、こうやって魔物排除していますけど、
ダンジョンの魔物って倒してもどんどん湧いてくる来るとかないんですか?」
「そうですね・・・ダンジョンによるとは思うのですが、
発生する魔物は一定数で、数はダンジョンの規模でそれぞれですね。
このダンジョンがどの程度の規模かは判りませんが、
効果はあるはずですよ」
「ほうほう・・・一杯倒せば楽になるのですね・・・」
なら、夜に間引きしたら・・・ニヤッ
「「エル様、夜はダメですからね?」」
物凄いジト目で見られた・・・
「な、な~んのことかわからないな~」
チッバレたか・・・って寒気が・・・明後日の方向を向きながら口笛を・・・
ひゅ~ひゅ~
体が震えて鳴らない・・・
「「絶対ダメですからね!」」
「判りましたぁ・・・」
白ネズミさんも起きて、
「またやる気か?あぁん?」
って感じで睨んできてる・・・
わ、判ってますよぅ・・・大丈夫ですから。
信用無いですね。
「さ、続きやりましょうか!」
「「ふぅ・・・後でまたお話しましょうね?」」
白ネズミさんもうんうん頷いてる・・・
「わ、判りましたよぅ・・・」
本当に解ってるんですかね?って感じで3人(?)から見られる。
やっぱり信用無いですねぇ・・・
そして皆が持ち場につきます。
ふぅ・・・気を落ち着けて・・・皆が言う事は良くわかるんだけどね・・・
でも色々試してみたいじゃん?・・・そう言う事を言ってるから信用無い?
くそぅ・・・蜘蛛には悪いが鬱憤晴らさせてもらう!
支配領域を伸ばして・・・
本数は・・・適当に目印付けて・・・うらぁ!
ズドドドドッ
岩の棘が十数本、高さ30mぐらいまで伸びてすぐに崩れ落ちていく。
上空に木が数本舞って地面に落ちる度にズンと音が響く・・・
・・・やべ・・・
スパーン!
「あぶぅ!」
アレッサとクラリスが戻ってきたのかと目を開きますが、二人とも居ません。
アレッサとクラリスは森を見て固まってますね・・・
「あ」
スパーン!
「る゛ぇ゛」
顎下から衝撃が。
下を見ると白ネズミさんが体より大きなハリセンをパシパシしながら
学習能力ねぇのか?あぁん?って感じで睨んでる。
私は静かにダンジョンで三度目の土下座をしていました。
あぁ、今日はこれで作業終了かな~・・・どうしてこうなる・・・
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