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一章 ~6歳(勉強中ですよ)
寿命って延びるみたいですよ
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「あの~・・・体力と魔力で寿命が変わると言われてましたけど・・・」
「はい、その通りです。
ただ、体力と魔力以外にも種族も関係してきますので、
体力と魔力だけというわけではないですね」
「しゅ、種族もですか」
「そうですね。
種族だとヒューマンが80歳、獣人が70~150歳、
エルフが120歳、ドワーフが100歳になります。
これは体力、魔力の合計が大体100程度の方の寿命の平均値ですね。
あと獣人の幅が広いのは獣人の中でも様々な動物で分類されるように、寿命も変化します。
とはいえ、あくまで参考程度の寿命ですので。
そして、体力、魔力が1上がる毎に寿命は1カ月程度伸びるのではないかと言われています。
伸びる寿命ですが、肉体の最盛期の期間が延びます。
最盛期を通り越したお年の方ですと、今の状態が1カ月延びる感じでしょうか。
ただ、最盛期を通り越した方の体力と魔力が上がることはそうないので、
此方は実際の検証結果という訳ではありませんが」
「エルフが120歳で、さらに魔力で上昇する・・・と。
私の魔力って今の時点でもすごい値なのに、成長でさらに伸びるから・・・
う~ん・・・」
「今の時点ですのでこの先は判りませんね。
人によりますが大体18歳ぐらいまで成長しますし、鍛錬も始まります。
さらにレベルが上がればもっと・・・」
「ん?レベルですか?
1レベルにつき1~3ですよね?
そこまで上がらないのではないですか?」
「通常だとそうかもしれませんが、
エル様は辺境伯令嬢ですので領民の為に戦うことも想定されますから、
何れ鍛錬が進めばダンジョンや討伐に参加するようになります。
そうなるとレベルがあがり、1~3程度でもかなりの数値となります。
エル様ですし、1~3で収まるとも思えませんし」
おいおい、クラリス?
「あ~・・・ま、まあ、レベルは今は考えても仕方ないですね。
レベルがアレッサと同じようになってきたら考えます。
とりあえず、今の状態だと、え~っと・・・?
17年ぐらい増える感じだから・・・
137歳ぐらいが・・・寿命ってことですか・・・ね」
「エルフですとそうですね」
「含みますね。
いや・・・判ってはいますけど・・・」
「エル様の場合、種族の寿命というのが判らない状態ですからね。
まだ子供という事もありますし、
今の時点でこの数値という事は、種族的に魔力の伸びは他の方とは比較にならないぐらいでしょう。
レベルも上がってくるでしょうから・・・
エルフ換算でも300歳とか行きそうですよね」
「え゛・・・」
「いや、エル様?
今のレベル1、3歳の時点で、
18歳以上での平均的な数値を大幅に上回る魔力があるのですよ?
これが18歳になったとなると、今の私の倍ぐらいになっていると思いますよ?
さらに種族の寿命が加算さえれるととなると、
300歳というのは最低でもという言葉が付くような寿命だと思いますよ」
むむむ・・・種族をエルフで考えても300年か・・・
レベルはどうしても上がるだろうし・・・これは元の世界に戻れないかもしれないですね。
ま、今更ですか・・・
ん?でも、魔力が凄いって魔法で無双できるんじゃない?
おお、夢が広がる・・・あ、とりあえず今は寿命のことを聞いておかないと。
今までの最高齢って何歳だったんだろう?
「そういえば、歴史上での最高齢は何歳なのですか?」
「そうですね、確か記録に残っているもので・・・420歳ぐらいだったと思いますよ。
種族は竜人でしたか。
基本の寿命がおよそ150年ですので270年ぐらい伸びたといったところでしょうか。
ただ、150年はあくまで平均ですので、実際に体力と魔力がどれぐらいあって
どれぐらい寿命が延びていたのかというのは判っていませんね」
「もしかしたら、エル様はその上をいくかもしれませんね。
私の銀孤も基本寿命は200年近くあると聞かされているので、
出来るだけ御傍にいます」
「でも、アレッサもクラリスも幸せにならないといけないですからね?
好きな人とかできたり、結婚とかあるじゃない?
二人には幸せになってほしいし、そういうの祝福したいじゃない。
だから、無理して私と一緒にって考えるのはやめてね?」
「いえ、もし仮に結婚とかの話があったとしても、
絶対にエル様の傍に居ることが出来る方ですね」
「私も教師と学者の道に進むという事で、結婚とかあまり考えたことはありませんね。
アレッサと同じで、もし結婚するとか何かあっても、
エル様の傍に居られる方がいいですね」
「うう、二人ともぉ・・・ありがとうね。
そうよ、皆で幸せに歳を重ねましょう!
これはもう私達姉妹のようなものよね!
前の世界の年齢も合わせれば、私が一番年上だし、私が長女かしら?」
「いえ、エル様は末っ子ですね」
「ちょ、アレッサ!?なんでよ!?」
「ふふ、そうですね。
手のかかる末っ子という感じがします」
「な!?クラリスまで!?」
「そもそも、なぜ長女だと思われたのか不思議です。
具体的にどういった点で長女だと思われましたか?」
「え?え~っと、年齢が一番だけど・・・ん~・・・」
他にもあるはず。
スタイル・・・幼女・・・
センス・・・服は用意されているもの・・・
下着は・・・うさぎさん、きつねさんから脱却不可・・・
最近一人寝が出来るようになった・・・これはダメですね。
精神的には・・・体に引きずられるように幼女化してる・・・これもダメですか。
異世界の知識がある・・・転移者がもたらした知識の方がよさそう・・・微妙?
そうだ、体験で様々な経験が・・・ほとんど覚えてない・・・
・・・
暫く考えた後、二人の前で机に突っ伏した姿を晒すのでした・・・
「はい、その通りです。
ただ、体力と魔力以外にも種族も関係してきますので、
体力と魔力だけというわけではないですね」
「しゅ、種族もですか」
「そうですね。
種族だとヒューマンが80歳、獣人が70~150歳、
エルフが120歳、ドワーフが100歳になります。
これは体力、魔力の合計が大体100程度の方の寿命の平均値ですね。
あと獣人の幅が広いのは獣人の中でも様々な動物で分類されるように、寿命も変化します。
とはいえ、あくまで参考程度の寿命ですので。
そして、体力、魔力が1上がる毎に寿命は1カ月程度伸びるのではないかと言われています。
伸びる寿命ですが、肉体の最盛期の期間が延びます。
最盛期を通り越したお年の方ですと、今の状態が1カ月延びる感じでしょうか。
ただ、最盛期を通り越した方の体力と魔力が上がることはそうないので、
此方は実際の検証結果という訳ではありませんが」
「エルフが120歳で、さらに魔力で上昇する・・・と。
私の魔力って今の時点でもすごい値なのに、成長でさらに伸びるから・・・
う~ん・・・」
「今の時点ですのでこの先は判りませんね。
人によりますが大体18歳ぐらいまで成長しますし、鍛錬も始まります。
さらにレベルが上がればもっと・・・」
「ん?レベルですか?
1レベルにつき1~3ですよね?
そこまで上がらないのではないですか?」
「通常だとそうかもしれませんが、
エル様は辺境伯令嬢ですので領民の為に戦うことも想定されますから、
何れ鍛錬が進めばダンジョンや討伐に参加するようになります。
そうなるとレベルがあがり、1~3程度でもかなりの数値となります。
エル様ですし、1~3で収まるとも思えませんし」
おいおい、クラリス?
「あ~・・・ま、まあ、レベルは今は考えても仕方ないですね。
レベルがアレッサと同じようになってきたら考えます。
とりあえず、今の状態だと、え~っと・・・?
17年ぐらい増える感じだから・・・
137歳ぐらいが・・・寿命ってことですか・・・ね」
「エルフですとそうですね」
「含みますね。
いや・・・判ってはいますけど・・・」
「エル様の場合、種族の寿命というのが判らない状態ですからね。
まだ子供という事もありますし、
今の時点でこの数値という事は、種族的に魔力の伸びは他の方とは比較にならないぐらいでしょう。
レベルも上がってくるでしょうから・・・
エルフ換算でも300歳とか行きそうですよね」
「え゛・・・」
「いや、エル様?
今のレベル1、3歳の時点で、
18歳以上での平均的な数値を大幅に上回る魔力があるのですよ?
これが18歳になったとなると、今の私の倍ぐらいになっていると思いますよ?
さらに種族の寿命が加算さえれるととなると、
300歳というのは最低でもという言葉が付くような寿命だと思いますよ」
むむむ・・・種族をエルフで考えても300年か・・・
レベルはどうしても上がるだろうし・・・これは元の世界に戻れないかもしれないですね。
ま、今更ですか・・・
ん?でも、魔力が凄いって魔法で無双できるんじゃない?
おお、夢が広がる・・・あ、とりあえず今は寿命のことを聞いておかないと。
今までの最高齢って何歳だったんだろう?
「そういえば、歴史上での最高齢は何歳なのですか?」
「そうですね、確か記録に残っているもので・・・420歳ぐらいだったと思いますよ。
種族は竜人でしたか。
基本の寿命がおよそ150年ですので270年ぐらい伸びたといったところでしょうか。
ただ、150年はあくまで平均ですので、実際に体力と魔力がどれぐらいあって
どれぐらい寿命が延びていたのかというのは判っていませんね」
「もしかしたら、エル様はその上をいくかもしれませんね。
私の銀孤も基本寿命は200年近くあると聞かされているので、
出来るだけ御傍にいます」
「でも、アレッサもクラリスも幸せにならないといけないですからね?
好きな人とかできたり、結婚とかあるじゃない?
二人には幸せになってほしいし、そういうの祝福したいじゃない。
だから、無理して私と一緒にって考えるのはやめてね?」
「いえ、もし仮に結婚とかの話があったとしても、
絶対にエル様の傍に居ることが出来る方ですね」
「私も教師と学者の道に進むという事で、結婚とかあまり考えたことはありませんね。
アレッサと同じで、もし結婚するとか何かあっても、
エル様の傍に居られる方がいいですね」
「うう、二人ともぉ・・・ありがとうね。
そうよ、皆で幸せに歳を重ねましょう!
これはもう私達姉妹のようなものよね!
前の世界の年齢も合わせれば、私が一番年上だし、私が長女かしら?」
「いえ、エル様は末っ子ですね」
「ちょ、アレッサ!?なんでよ!?」
「ふふ、そうですね。
手のかかる末っ子という感じがします」
「な!?クラリスまで!?」
「そもそも、なぜ長女だと思われたのか不思議です。
具体的にどういった点で長女だと思われましたか?」
「え?え~っと、年齢が一番だけど・・・ん~・・・」
他にもあるはず。
スタイル・・・幼女・・・
センス・・・服は用意されているもの・・・
下着は・・・うさぎさん、きつねさんから脱却不可・・・
最近一人寝が出来るようになった・・・これはダメですね。
精神的には・・・体に引きずられるように幼女化してる・・・これもダメですか。
異世界の知識がある・・・転移者がもたらした知識の方がよさそう・・・微妙?
そうだ、体験で様々な経験が・・・ほとんど覚えてない・・・
・・・
暫く考えた後、二人の前で机に突っ伏した姿を晒すのでした・・・
応援ありがとうございます!
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