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由美子の話
20話 豹変
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由美子は病院の男性トイレにおり、個室に籠っていた。
乱暴された男の1人もいる。
由美子は口を手で塞ぎ、トイレの扉に手をついている。
由美子「……っ!……ぅ……。 ……っ! ……っ!」
声が漏れないように必死で抑える。
由美子の服ははだけ、体は汗ばんでいる……。
男1「よく我慢してんなぁ?大空さん。」
由美子「こ、んなことっ……んっ……はぁ……」
由美子が着ている、ナース服のスカートはたくし上げ、ショーツは、足から足首まで下がっている。
そして、足は横に開いて、だらんとさせている。
男は、由美子に後ろから挿入している。
パンッパンッ……パチン!
男1「いいわぁ~……大空さんのまんこ!」
パァンッ!!
由美子「あ゛っ、やぁあ……ンく、ぅっ……」
ピストンされている時、由美子のふとももからは蜜が垂れていた……。
クチュックチュクチュッ……。
水音が鳴り響き、尚更恥ずかしさで赤面していく由美子……。
男1「こないだやって思ったけどさ、アソコ突くたびにイッてるでしょ?」
由美子「うっ……んぅっ……」
由美子は口を塞ぐのに必死で何も答えない。
男1「それにさぁ。ケツ穴までヒクつかせてさぁ?ほんとやらしすぎだよな~……ほらいじってやるよ。」
由美子「いや……っ、やめて下さい……お願いします……。」
お尻の穴まで指で触られる。
由美子は、あれから男達に業務中であっても、無理矢理行為を強要されていた。
今日は、男性トイレに呼びまだされ、いきなり挿入されてしまった。
パチュ!パチュ!……チュッチャッ……。
由美子「ふあ!?……や……っ!……ふ、う……うぁ、……っふ!……ッふ…ン…く、ン…ッふ……(もうダメ……)」
声を漏らすまいと、口を強く手で押さえる由美子。
そして、ついに……絶頂してしまう。
由美子「「……ン!……ぐ……、ンン!…ッ――……!!」
ピクピクッ……ビクンっ!
男性1「お。締まる!出すぞ?」
由美子「ダ……メ……。お願い……外に……。やめて……お願い……」
弱々しい声で懇願する。
だが……無慈悲にも男は中へ放ってしまった……。
由美子の体はビクっとなる。
由美子「……うう……うう……」
由美子の股から潮が溢れ出る……。
男1「お!また潮吹きかよwまた漏らしたな。そんな良かったの?中出し?」
そう言って笑いながら男は抜いていく……。
由美子は、足の力が抜けて倒れそうになる……。
由美子の足はガクガクと震える……。
由美子「……はぁ、はぁ……(も、もう限界……)」
ポロポロと涙を流す……。
由美子は、ガクガクとトイレの扉を持ちながら膝から崩れ落ちてしまう……。
それと同時に男のモノが抜ける。
男1「よかったよ。またしようねー。じゃあね、大空さん」
由美子は体をトイレの壁に
預け、足もガクガク震えてしまっている……。
その足には白濁の糸が伝ってくる……。
男は、自分のモノをズボンにしまい、外で手を洗いハンカチで拭きながら去っていく。
由美子は、そんな様子を眺めていた……。
由美子「うぅ……。ひ、……ぅ……っ。」
由美子は嗚咽混じりの声を圧し殺す。
………………………………………………………………
院長室にいる由美子。
由美子「…はぁっ…は…っ…あっ…く、うっ…ふぅっ…」
院長「ん、どうした?」
院長が書類を見ながら話しかける。
由美子は息が荒げていた……。
由美子は、窓に手を付き立ちながら、肩を震わせている……。
院長は、由美子の耳元に近づいてくる。
院長「やっぱりいいねぇ、大空さん。」
そう言って微笑む。
由美子はその言葉に反応するかの様に、体をピクっピクっとして反応してしまう……。
由美子は院長にも関係を強要されていた……。
院長室に呼ばれ、外の窓にブラジャーから出た胸を押し付けるように指示される。
窓に手を置き、息を荒くしている由美子……。
大きく張り出した胸を窓に押し付けている姿が、外から丸見えになっている。
もちろん、それで終わりではなく、院長は由美子の秘部に自分モノを入れて突き上げている。
由美子「いやぁ・・・っだめぇ・・・っ! ・・・あっ・・・いやぁ・・・っ! ・・・いやぁ・・・あぁんっ!」
そこに婦長が入ってきて院長に声を掛ける。
婦長「また、やってるの?」
呆れ顔で様子を見ている婦長。
院長「いや、良いんだよ。具合が凄く良くてねぇw」
ニヤニヤしながら婦長と会話する院長。
その間も突き上げを強くしていく。
由美子「あっ、だめぇ、やぁあ!やめて下さいっ・・・はぁ……あ……い、いや……い、いや、や……だ……あぁあっ!?」
ピクピクッとする。
院長は楽しそうに笑うと婦長に振り向きながら話している。
院長「中ドロドロですげー滑りやすくてなぁ・・・w」
由美子「も……ぅ……や、止め……て下……さい……。お願……いですからぁああ!!」
由美子は窓から外の人に聞かれないように声を抑えながらも必死に懇願する。
院長「婦長も混ざる?」
婦長「結構よ。阿婆擦れと乱交なんて・・・」
婦長は呆れ顔で答える……。
由美子は涙目で息を切らしていた。
院長「じゃあ、そろそろ逝くよ大空さんっ!」
そう言うと一層強く突き上げる院長。
由美子は声を押し殺しながら耐えるが、少しずつ体がガクガクし始め絶頂を迎えそうになる。
由美子「・・・んっ・・・っ・・・んっっ・・・っ・・・・っ!!・・・」
由美子は潤んだ目で懇願する。
由美子「やだぁ!あっ、ぬ、抜いてぇ……あぁああっ!!」
院長「ほらっ!」
ドクッドクン……と熱い物が入ってくる。
由美子「ダメェエェッ!」と体をビクビクさせながら絶頂を迎えてしまう。
由美子はそのまま崩れ尻餅をつくように床へ座り込む。
院長は、そんな由美子を見てニヤついた笑みを浮かべる。
婦長「じゃあ、これ書類お願いしますね。」
そう言って、由美子の方をみながら書類を渡して扉を閉める婦長。
院長「婦長、君に嫉妬してるよ。」
由美子「もう、こんな事っ……しないでぇ。お願いだからぁっ・・・」
涙目で訴えるが聞き入れてもらえず、再度強要されてしまう……。
由美子「や、やだぁっ!抜いてぇ!」
抵抗するが聞き入れてもらえるはずがない。
それどころか、更に激しさを増す院長のモノ……。
由美子「いやぁぁぁ!」と声を上げ絶頂を迎えてしまった……。
………………………………………………………………
家に帰る由美子。
浩太「お母さん!」
由美子「浩太~♡いい子にしてたのね~」
由美子は抱きついて来る息子。
優也「おかあしゃん、こぶーん!」とこちらも由美子に駆け寄ってくる息子。
由美子「あらあら、おそろいねぇ♪」
匠「由美子、おかえり。」
由美子「あら、ただいま匠さん。いい子にお留守番できた?」
匠「うん、良い子にしてたぜ。」
由美子「よかった…。偉いわね……はい、ご褒美」
と言いながら浩太・優也にあげるようにお菓子を渡す。
浩太「おかしゃん……うしゃい!」と言いながら美味しそうに食べる。
匠「由美子、疲れてる?」
由美子「ううん?大丈夫よ。」
匠「そう、ならいいけど。お風呂先に入れよ」
由美子「そうしようかな……。」
由美子は、先にお風呂に入っていった。
由美子は、お風呂のお湯を見る。
あれから、匠さんには、秘密にしており、気づかれてはいないはず……。
そんな事を考えながら身体を洗う由美子……。
無意識に胸や大事な場所を洗ってしまっていた……。
由美子「綺麗にしなくちゃね……」
由美子は自分の大事なところに手を当て洗っていた……。
由美子「っ……ぅっ……ん……」
泡を洗い流し、由美子は湯船に浸かる。
由美子は、目から涙が流れていることに気づかなかった。
由美子「なんで……私……もう。」
由美子は、震える手で自分の体を抱きしめていた……。
………………………………………………………………
あの日を境に、婦長の態度が豹変した。
由美子への扱いは変わってしまったのだ……。
とても、人のするようなものとは思えない、痛々しいほどの扱い。
病院で働きはじめた時は、優しく、誰よりも熱心に指導していてくれていたのだが。
由美子(お淑やかで、穏やかな人だった……なのに、まるで別人みたい……。)
それからしばらく経ったある土曜日の夜だった……。
由美子はまた夜勤を余儀無くされていた。
婦長「大空さん、よろしく……お願いしますね?」
にっこりと微笑みながら言ってくるがその目の奥には冷たいものがあるように感じていた。
由美子「……はい、わかりました。」
憂鬱な表情で返事をしてしまう由美子。
婦長「何?今なんかあったかしら?」
由美子「いえ、何でもありません」と首を横に振り返事をする。
婦長「文句があるの!(声色が変わる)」
由美子「いっ、いえ……」婦長に睨み付けられ萎縮してしまっている。
最近、先輩看護師、後輩看護師がいる前でもこういう振る舞いが増えてきている。
婦長「もういい!はっきりいいなさいよ!」
由美子は萎縮して答えられない……。
婦長「はっきり言いなさい!!」
由美子「……は、はいっ……あのっ……」震える声で呟くように言う。
先輩看護師「婦長、そんなに怒らなくても、大空さんだって、
言いにくい事だったでしょうし……。」
先輩のフォローにも表情が変わらない婦長。
婦長「大空さん、嫌ならいいのよ!言って?言って!言われないとわからないでしょう!子供じゃないんだからはっきりしなさい!」
由美子「えっ……ええと……。」
婦長に再度睨み付けられ委縮してしまう。
婦長はそんな由美子を見て大きくため息をする。
婦長「早く!!(荒げる)」
由美子は怯えたように言う。
由美子「はい…すみません。やります……。よろしくお願いします……。」
婦長「それでいいのよ!やってね。大空さん?」
先輩のフォローが入る。
先輩看護師「すみません、婦長……私の指導不足でした……。」と頭を下げる。
婦長「ほんと、イライラするわ。主任看護師なんかするんじゃなかった。」
先輩看護師「婦長!それは、いくらなんでも酷すぎますよ!そこまで言うなんて。」
婦長は無視して去っていった……。
先輩看護師「大空さん、大丈夫?婦長と何かあった?」
由美子「だ、大丈夫です……。」と答えるが顔が強張っている。
先輩看護師はため息をつく。
先輩看護師「まぁ、不倫が上手く言ってなくて、イライラして私達に当たってるだけだから、大空さんも気にしないのよ。」
由美子「あの……不倫?」と首を傾げる。
先輩看護師「院長とね。」
婦長と院長は、10年以上の不倫関係だそうだ。
先輩看護師「まったく、あーいうの困るわよね。婦長の下で働くことも……。」
呆れてもう何も言えないようだった。
先輩看護師「だ、大空さんも気を付けてね!」とだけ伝え先輩看護師は去っていった。
その夜、由美子はまたあの病室に行く。
男達はニヤニヤして笑っていた。
男1「待ってたよー?トイレぶり。」
由美子は、目をキュと瞑って、前に歩く。
乱暴された男の1人もいる。
由美子は口を手で塞ぎ、トイレの扉に手をついている。
由美子「……っ!……ぅ……。 ……っ! ……っ!」
声が漏れないように必死で抑える。
由美子の服ははだけ、体は汗ばんでいる……。
男1「よく我慢してんなぁ?大空さん。」
由美子「こ、んなことっ……んっ……はぁ……」
由美子が着ている、ナース服のスカートはたくし上げ、ショーツは、足から足首まで下がっている。
そして、足は横に開いて、だらんとさせている。
男は、由美子に後ろから挿入している。
パンッパンッ……パチン!
男1「いいわぁ~……大空さんのまんこ!」
パァンッ!!
由美子「あ゛っ、やぁあ……ンく、ぅっ……」
ピストンされている時、由美子のふとももからは蜜が垂れていた……。
クチュックチュクチュッ……。
水音が鳴り響き、尚更恥ずかしさで赤面していく由美子……。
男1「こないだやって思ったけどさ、アソコ突くたびにイッてるでしょ?」
由美子「うっ……んぅっ……」
由美子は口を塞ぐのに必死で何も答えない。
男1「それにさぁ。ケツ穴までヒクつかせてさぁ?ほんとやらしすぎだよな~……ほらいじってやるよ。」
由美子「いや……っ、やめて下さい……お願いします……。」
お尻の穴まで指で触られる。
由美子は、あれから男達に業務中であっても、無理矢理行為を強要されていた。
今日は、男性トイレに呼びまだされ、いきなり挿入されてしまった。
パチュ!パチュ!……チュッチャッ……。
由美子「ふあ!?……や……っ!……ふ、う……うぁ、……っふ!……ッふ…ン…く、ン…ッふ……(もうダメ……)」
声を漏らすまいと、口を強く手で押さえる由美子。
そして、ついに……絶頂してしまう。
由美子「「……ン!……ぐ……、ンン!…ッ――……!!」
ピクピクッ……ビクンっ!
男性1「お。締まる!出すぞ?」
由美子「ダ……メ……。お願い……外に……。やめて……お願い……」
弱々しい声で懇願する。
だが……無慈悲にも男は中へ放ってしまった……。
由美子の体はビクっとなる。
由美子「……うう……うう……」
由美子の股から潮が溢れ出る……。
男1「お!また潮吹きかよwまた漏らしたな。そんな良かったの?中出し?」
そう言って笑いながら男は抜いていく……。
由美子は、足の力が抜けて倒れそうになる……。
由美子の足はガクガクと震える……。
由美子「……はぁ、はぁ……(も、もう限界……)」
ポロポロと涙を流す……。
由美子は、ガクガクとトイレの扉を持ちながら膝から崩れ落ちてしまう……。
それと同時に男のモノが抜ける。
男1「よかったよ。またしようねー。じゃあね、大空さん」
由美子は体をトイレの壁に
預け、足もガクガク震えてしまっている……。
その足には白濁の糸が伝ってくる……。
男は、自分のモノをズボンにしまい、外で手を洗いハンカチで拭きながら去っていく。
由美子は、そんな様子を眺めていた……。
由美子「うぅ……。ひ、……ぅ……っ。」
由美子は嗚咽混じりの声を圧し殺す。
………………………………………………………………
院長室にいる由美子。
由美子「…はぁっ…は…っ…あっ…く、うっ…ふぅっ…」
院長「ん、どうした?」
院長が書類を見ながら話しかける。
由美子は息が荒げていた……。
由美子は、窓に手を付き立ちながら、肩を震わせている……。
院長は、由美子の耳元に近づいてくる。
院長「やっぱりいいねぇ、大空さん。」
そう言って微笑む。
由美子はその言葉に反応するかの様に、体をピクっピクっとして反応してしまう……。
由美子は院長にも関係を強要されていた……。
院長室に呼ばれ、外の窓にブラジャーから出た胸を押し付けるように指示される。
窓に手を置き、息を荒くしている由美子……。
大きく張り出した胸を窓に押し付けている姿が、外から丸見えになっている。
もちろん、それで終わりではなく、院長は由美子の秘部に自分モノを入れて突き上げている。
由美子「いやぁ・・・っだめぇ・・・っ! ・・・あっ・・・いやぁ・・・っ! ・・・いやぁ・・・あぁんっ!」
そこに婦長が入ってきて院長に声を掛ける。
婦長「また、やってるの?」
呆れ顔で様子を見ている婦長。
院長「いや、良いんだよ。具合が凄く良くてねぇw」
ニヤニヤしながら婦長と会話する院長。
その間も突き上げを強くしていく。
由美子「あっ、だめぇ、やぁあ!やめて下さいっ・・・はぁ……あ……い、いや……い、いや、や……だ……あぁあっ!?」
ピクピクッとする。
院長は楽しそうに笑うと婦長に振り向きながら話している。
院長「中ドロドロですげー滑りやすくてなぁ・・・w」
由美子「も……ぅ……や、止め……て下……さい……。お願……いですからぁああ!!」
由美子は窓から外の人に聞かれないように声を抑えながらも必死に懇願する。
院長「婦長も混ざる?」
婦長「結構よ。阿婆擦れと乱交なんて・・・」
婦長は呆れ顔で答える……。
由美子は涙目で息を切らしていた。
院長「じゃあ、そろそろ逝くよ大空さんっ!」
そう言うと一層強く突き上げる院長。
由美子は声を押し殺しながら耐えるが、少しずつ体がガクガクし始め絶頂を迎えそうになる。
由美子「・・・んっ・・・っ・・・んっっ・・・っ・・・・っ!!・・・」
由美子は潤んだ目で懇願する。
由美子「やだぁ!あっ、ぬ、抜いてぇ……あぁああっ!!」
院長「ほらっ!」
ドクッドクン……と熱い物が入ってくる。
由美子「ダメェエェッ!」と体をビクビクさせながら絶頂を迎えてしまう。
由美子はそのまま崩れ尻餅をつくように床へ座り込む。
院長は、そんな由美子を見てニヤついた笑みを浮かべる。
婦長「じゃあ、これ書類お願いしますね。」
そう言って、由美子の方をみながら書類を渡して扉を閉める婦長。
院長「婦長、君に嫉妬してるよ。」
由美子「もう、こんな事っ……しないでぇ。お願いだからぁっ・・・」
涙目で訴えるが聞き入れてもらえず、再度強要されてしまう……。
由美子「や、やだぁっ!抜いてぇ!」
抵抗するが聞き入れてもらえるはずがない。
それどころか、更に激しさを増す院長のモノ……。
由美子「いやぁぁぁ!」と声を上げ絶頂を迎えてしまった……。
………………………………………………………………
家に帰る由美子。
浩太「お母さん!」
由美子「浩太~♡いい子にしてたのね~」
由美子は抱きついて来る息子。
優也「おかあしゃん、こぶーん!」とこちらも由美子に駆け寄ってくる息子。
由美子「あらあら、おそろいねぇ♪」
匠「由美子、おかえり。」
由美子「あら、ただいま匠さん。いい子にお留守番できた?」
匠「うん、良い子にしてたぜ。」
由美子「よかった…。偉いわね……はい、ご褒美」
と言いながら浩太・優也にあげるようにお菓子を渡す。
浩太「おかしゃん……うしゃい!」と言いながら美味しそうに食べる。
匠「由美子、疲れてる?」
由美子「ううん?大丈夫よ。」
匠「そう、ならいいけど。お風呂先に入れよ」
由美子「そうしようかな……。」
由美子は、先にお風呂に入っていった。
由美子は、お風呂のお湯を見る。
あれから、匠さんには、秘密にしており、気づかれてはいないはず……。
そんな事を考えながら身体を洗う由美子……。
無意識に胸や大事な場所を洗ってしまっていた……。
由美子「綺麗にしなくちゃね……」
由美子は自分の大事なところに手を当て洗っていた……。
由美子「っ……ぅっ……ん……」
泡を洗い流し、由美子は湯船に浸かる。
由美子は、目から涙が流れていることに気づかなかった。
由美子「なんで……私……もう。」
由美子は、震える手で自分の体を抱きしめていた……。
………………………………………………………………
あの日を境に、婦長の態度が豹変した。
由美子への扱いは変わってしまったのだ……。
とても、人のするようなものとは思えない、痛々しいほどの扱い。
病院で働きはじめた時は、優しく、誰よりも熱心に指導していてくれていたのだが。
由美子(お淑やかで、穏やかな人だった……なのに、まるで別人みたい……。)
それからしばらく経ったある土曜日の夜だった……。
由美子はまた夜勤を余儀無くされていた。
婦長「大空さん、よろしく……お願いしますね?」
にっこりと微笑みながら言ってくるがその目の奥には冷たいものがあるように感じていた。
由美子「……はい、わかりました。」
憂鬱な表情で返事をしてしまう由美子。
婦長「何?今なんかあったかしら?」
由美子「いえ、何でもありません」と首を横に振り返事をする。
婦長「文句があるの!(声色が変わる)」
由美子「いっ、いえ……」婦長に睨み付けられ萎縮してしまっている。
最近、先輩看護師、後輩看護師がいる前でもこういう振る舞いが増えてきている。
婦長「もういい!はっきりいいなさいよ!」
由美子は萎縮して答えられない……。
婦長「はっきり言いなさい!!」
由美子「……は、はいっ……あのっ……」震える声で呟くように言う。
先輩看護師「婦長、そんなに怒らなくても、大空さんだって、
言いにくい事だったでしょうし……。」
先輩のフォローにも表情が変わらない婦長。
婦長「大空さん、嫌ならいいのよ!言って?言って!言われないとわからないでしょう!子供じゃないんだからはっきりしなさい!」
由美子「えっ……ええと……。」
婦長に再度睨み付けられ委縮してしまう。
婦長はそんな由美子を見て大きくため息をする。
婦長「早く!!(荒げる)」
由美子は怯えたように言う。
由美子「はい…すみません。やります……。よろしくお願いします……。」
婦長「それでいいのよ!やってね。大空さん?」
先輩のフォローが入る。
先輩看護師「すみません、婦長……私の指導不足でした……。」と頭を下げる。
婦長「ほんと、イライラするわ。主任看護師なんかするんじゃなかった。」
先輩看護師「婦長!それは、いくらなんでも酷すぎますよ!そこまで言うなんて。」
婦長は無視して去っていった……。
先輩看護師「大空さん、大丈夫?婦長と何かあった?」
由美子「だ、大丈夫です……。」と答えるが顔が強張っている。
先輩看護師はため息をつく。
先輩看護師「まぁ、不倫が上手く言ってなくて、イライラして私達に当たってるだけだから、大空さんも気にしないのよ。」
由美子「あの……不倫?」と首を傾げる。
先輩看護師「院長とね。」
婦長と院長は、10年以上の不倫関係だそうだ。
先輩看護師「まったく、あーいうの困るわよね。婦長の下で働くことも……。」
呆れてもう何も言えないようだった。
先輩看護師「だ、大空さんも気を付けてね!」とだけ伝え先輩看護師は去っていった。
その夜、由美子はまたあの病室に行く。
男達はニヤニヤして笑っていた。
男1「待ってたよー?トイレぶり。」
由美子は、目をキュと瞑って、前に歩く。
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