私と父と鬱病と中二病

kappa

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はじめに

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私の父が鬱病になったのは、私が10歳ぐらいの時だった。
父は40代前半。

父が部屋から出て来なくなった。
会社に行かなくなった。
当時の私は、鬱病の言葉すら知らなかった。
しかも、父がそんな病気になっていることすらしらなった。

鬱病になる前に、異変はあったらしい。
当時のことを、最近少しすつ母が話してくれるようになったので、知ることができた。
鬱病になる前に、躁うつ病になっており、何件も飲み屋を梯子していたり。
お金の使い方が派手だったそうです。

私の家は、裕福ではないので、結構そのことで喧嘩をしていることもありました。
正月前に父親の部屋があるんですが、その部屋で朝からずっと母とこもってお金のことで喧嘩。
「なんでこんなにたらないんだ。」とか
その喧嘩の声は結構、響いてくるんですよ。
その喧嘩が終わるまで、夕ご飯はなし。

今の自分が思うに、あなたのせいじゃないんですか?

私の家は元々2階建で、1階は昔工場をしていた場所があるので結構広い。
また、リビングと食卓があります。
なんか無駄に広い玄関。
その一階の上に、2階に広めの座敷と他部屋2つの内、1つが父の部屋がある。
その部屋で、喧嘩が終わって1階に下りてくると、父親が超不機嫌。
私には、2つ離れた妹がいるのですが、二人で父親が下りてくる前に、灰皿を用意とたばこの用意。
珈琲の準備です。
ちょっとでも何か不満そうな顔をすると、「ちょっとこっち来い」が始まります。
なので、一連の準備を妹と済まして、テレビを見たりゲームをしたり。
結構この時、おなかすいてます。

父親は、家では絶対で逆らうと結構怖い。
昔、ヤンキーやってたせいで、睨まると子供の私は、ビビります。

今の自分が思うに、なんで八つ当たりやねん。

やっと夕ご飯の時間になったら、祖母が「この大根小さいのとか人参小さいの」とか言い出した。
あんまりやぁやぁいいだすと、父親が怒り出した。
「じゃあ、お前はなんにも食べるな」

あー、また始まったよ。

その言葉を言われると祖母は「もういらんわ」といって席を立ちます。
とりあえず、中途半端でずが、ここまで。
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