19 / 37
第三章 アラシノナカ
掠める違和感の在処
しおりを挟む
四方木は背筋を伸ばしながら淡々と語った。
それを聞いていた者は、驚きや警戒の感情を抱いた。話を聞き終えた平川が拳銃を四方木に向けている。
「動かないでください」
平川は四方木に険しい声色で命令した。
四方木は両手を上げた。
「何故ですか?四方木、何故アキラさんを殺したのですか?」
秋野が目に涙を潤ませ四方木にいった。
「北央七瀬をご存知でしょう。アイドルの北央七瀬は、お嬢様の姉にあたります。本名は、神楽七瀬です。正真正銘、お嬢様の姉上なのです。そして、七瀬様の死は事故死ではありません。アキラが殺したのです。酒を大量に飲んだアキラは口を滑らしました。自分が崖から海に突き落としたと。七瀬様はアイドルの仕事をしながらも、お嬢様のために、家族のために一緒に暮らすという覚悟で白良島に来てくれたのです。アイドルを辞めることまで考えて。それを、それを……」
四方木が語る。秋野は目を見開き、口に手を当てている。
「アキラが何を思って七瀬様を殺そうとしたのかはわかりません。しかし私は決断しました。七瀬様の無念。お嬢様の家族の未来を奪ったアキラを殺そうと。しかし私は捕まるわけにはいかなかった。私は牢に入れられてもいい。だがお嬢様を残して捕まるわけにはいかなかった!!私がそばにいてあげられなければ、誰もお嬢様の側にいてあげることが出来ない。ご恩を返すことも出来ない。お嬢様を悲しませる。だから、だから」
四方木は俯きながらいった。刀利が口に手を当てて驚いている。平川はピストルを四方木に向けたまま。
「あなたを部屋に閉じ込めます。警察が到着するまで幽閉します。異存は?」
平川が刑事らしくいった。加羅も発言はしなかったが、賛成だった。
「その通りにします。お嬢様、七雄さん、申し訳ない」
四方木はうなだれた。
「アキラが悪いんだ!四方木さんは正しいはずだ!」
七雄が叫んでいる。
正しいの定義は難しい。二人の人物がいて、相容れない正しさをお互いに持って対立することもある。
「四方木」
秋野が泣いている。ただ、立ったまま泣いている。
「まだ、力石がいます。彼を頼ってください。お供出来ずに申し訳ありません。この四方木、あなたに仕えられて本当に幸せでした」
四方木の言葉の後、沈黙が辺りを包んだ。
その後どうなったかというと、四方木はとある部屋に閉じ込められた。寝室のある廊下の胃一番奥にある倉庫である。その倉庫は内側から鍵を操作出来ない。ドア以外の出入り口もない。外からはマスターキーを使うことが出来るので、四方木を幽閉するにはもってこいの場所だった。四方木はまったく臆する様子もなく、部屋へ幽閉されることを受け入れた。四方木が平川に部屋に入れられる一瞬、秋野と四方木の目があった。四方木は頭を下げていた。
「秋野さんになんて言っていいのか、わからないですね」
刀利が呟いた。事件が終わった今、応接室に人が集まっている。加羅、刀利、平川、秋野、七雄、白井、権田、滝瀬、道間夫妻。
刀利は悲しんでいた。悲しいと、ただ思った。
「刀利君、悲しいけど危機は去ったんだ。もう殺人者に怯える必要はなくなった」
平川がいった。
「はい。でも、なんか、やりきれないですね」
「いかなる事情があるにしても殺人は殺人だ」
「そう、ですね」
刀利は俯いてしまった。これからの秋野の孤独を思うと胸が痛んだ。
「悲しい事件でしたが、犯人が捕まったということは、全員で同じ場所にいる必要はないということですよね?」
黒いサングラスの白井がいった。
「そうですね。犯人はもう殺人を犯す事はできません。安全だと思います」
平川は頷いた。
「みなさん、寝室をお使いになってください」
秋野は心ここにあらずといった様子で皆に話しかけた。
「秋野さん、無理をしないで」
刀利が秋野の手を取った。
「大丈夫です。四方木が警察に捕まる時は大丈夫ではないかもしれませんが。それでも館の主として、みなさんを導く義務があります。外はまだ悪天候です。どうかお休みになってください。権田さん、滝瀬さん、皆さんに何か食べ物か飲み物を作ってあげてください」
コック達の方を向く秋野。コックの権田は頷き、滝瀬は悲しげな表情をしていた。
「四方木さん、相談してくれればよかったのにな」
滝瀬が呟いた。
「過ぎたことを悔やんでも始まらん。みなさんに食事をお出しするぞ、滝瀬。厨房に行くんだ」
ジャージの権田はそう言うと、厨房に向けて歩いていった。滝瀬も無言で後に続いた。
結局、それぞれが自室、つまり白良島の寝室に行くことになった。一人一部屋の寝室もあれば、二人入れる寝室もある。二人用の寝室は道間夫妻が使うことになった。
加羅と刀利が寝室にいた。加羅の寝室である。一人用の部屋だが二人で集合している。部屋の中にはベッドと、簡素な机と大きな椅子がある。その椅子に加羅は座っていた。刀利は立っている。
「アキラさんが北央七瀬さんを殺したのなら、今回の事件は誰が正しいんでしょうね」
幽閉されている四方木の姿を想像しながら刀利が呟いた。
「報復も正しいのかもしれない。しかし、方法がダメだ。殺してはいけない。生きて罪を償わせないといけない」
加羅が呟いた。そして、何か考えている様子だ。どこか上の空。
「加羅さん、どうかしましたか?」
「少し思ったんだが、北央七瀬が死んだ時、島の住民にはアリバイがあったはずだよな、と思っていた」
「そうですね。それだと、四方木さんの自白と矛盾しますね。アキラさんには北央七瀬さん、いや、神楽七瀬さんを殺せなかった?」
「管制室にもう一回行きたいところだな。部屋の中はパッと見ただけで詳しくは調査していない。たしか、船の出入りを表示するモニターがあったはず。それに気になる点がもう一つある。俺の思い過ごしでなければ」
「気になる点?」
「確か、光っているモニターの近くに椅子が一台あった」
「それが?」
「四方木さんはアキラさんを後ろから刺したと言っていた。椅子には高い背もたれがあったから、映画を見ていたアキラさんを背後からナイフで刺すのは不可能じゃないか?」
「あ」
刀利はこくこくと頷いた。
「つまり、どういうことなんですか?」
「四方木さんは何かのために嘘をついている」
「なんのために?」
「わからない。今あるマスターキーは、秋野さんが一つ。平川が四方木さんから回収したのが一つ。アキラさんの持っていた行方不明のマスターキーが一つ。リッキーさんのが一つ。何かが、何かが気になる。平川に管制室のドアを開けてもらえるように頼もう。調査のためだと言えば平川は貸してくれるはずだ。今頃煙草でも吸ってるだろう」
それを聞いていた者は、驚きや警戒の感情を抱いた。話を聞き終えた平川が拳銃を四方木に向けている。
「動かないでください」
平川は四方木に険しい声色で命令した。
四方木は両手を上げた。
「何故ですか?四方木、何故アキラさんを殺したのですか?」
秋野が目に涙を潤ませ四方木にいった。
「北央七瀬をご存知でしょう。アイドルの北央七瀬は、お嬢様の姉にあたります。本名は、神楽七瀬です。正真正銘、お嬢様の姉上なのです。そして、七瀬様の死は事故死ではありません。アキラが殺したのです。酒を大量に飲んだアキラは口を滑らしました。自分が崖から海に突き落としたと。七瀬様はアイドルの仕事をしながらも、お嬢様のために、家族のために一緒に暮らすという覚悟で白良島に来てくれたのです。アイドルを辞めることまで考えて。それを、それを……」
四方木が語る。秋野は目を見開き、口に手を当てている。
「アキラが何を思って七瀬様を殺そうとしたのかはわかりません。しかし私は決断しました。七瀬様の無念。お嬢様の家族の未来を奪ったアキラを殺そうと。しかし私は捕まるわけにはいかなかった。私は牢に入れられてもいい。だがお嬢様を残して捕まるわけにはいかなかった!!私がそばにいてあげられなければ、誰もお嬢様の側にいてあげることが出来ない。ご恩を返すことも出来ない。お嬢様を悲しませる。だから、だから」
四方木は俯きながらいった。刀利が口に手を当てて驚いている。平川はピストルを四方木に向けたまま。
「あなたを部屋に閉じ込めます。警察が到着するまで幽閉します。異存は?」
平川が刑事らしくいった。加羅も発言はしなかったが、賛成だった。
「その通りにします。お嬢様、七雄さん、申し訳ない」
四方木はうなだれた。
「アキラが悪いんだ!四方木さんは正しいはずだ!」
七雄が叫んでいる。
正しいの定義は難しい。二人の人物がいて、相容れない正しさをお互いに持って対立することもある。
「四方木」
秋野が泣いている。ただ、立ったまま泣いている。
「まだ、力石がいます。彼を頼ってください。お供出来ずに申し訳ありません。この四方木、あなたに仕えられて本当に幸せでした」
四方木の言葉の後、沈黙が辺りを包んだ。
その後どうなったかというと、四方木はとある部屋に閉じ込められた。寝室のある廊下の胃一番奥にある倉庫である。その倉庫は内側から鍵を操作出来ない。ドア以外の出入り口もない。外からはマスターキーを使うことが出来るので、四方木を幽閉するにはもってこいの場所だった。四方木はまったく臆する様子もなく、部屋へ幽閉されることを受け入れた。四方木が平川に部屋に入れられる一瞬、秋野と四方木の目があった。四方木は頭を下げていた。
「秋野さんになんて言っていいのか、わからないですね」
刀利が呟いた。事件が終わった今、応接室に人が集まっている。加羅、刀利、平川、秋野、七雄、白井、権田、滝瀬、道間夫妻。
刀利は悲しんでいた。悲しいと、ただ思った。
「刀利君、悲しいけど危機は去ったんだ。もう殺人者に怯える必要はなくなった」
平川がいった。
「はい。でも、なんか、やりきれないですね」
「いかなる事情があるにしても殺人は殺人だ」
「そう、ですね」
刀利は俯いてしまった。これからの秋野の孤独を思うと胸が痛んだ。
「悲しい事件でしたが、犯人が捕まったということは、全員で同じ場所にいる必要はないということですよね?」
黒いサングラスの白井がいった。
「そうですね。犯人はもう殺人を犯す事はできません。安全だと思います」
平川は頷いた。
「みなさん、寝室をお使いになってください」
秋野は心ここにあらずといった様子で皆に話しかけた。
「秋野さん、無理をしないで」
刀利が秋野の手を取った。
「大丈夫です。四方木が警察に捕まる時は大丈夫ではないかもしれませんが。それでも館の主として、みなさんを導く義務があります。外はまだ悪天候です。どうかお休みになってください。権田さん、滝瀬さん、皆さんに何か食べ物か飲み物を作ってあげてください」
コック達の方を向く秋野。コックの権田は頷き、滝瀬は悲しげな表情をしていた。
「四方木さん、相談してくれればよかったのにな」
滝瀬が呟いた。
「過ぎたことを悔やんでも始まらん。みなさんに食事をお出しするぞ、滝瀬。厨房に行くんだ」
ジャージの権田はそう言うと、厨房に向けて歩いていった。滝瀬も無言で後に続いた。
結局、それぞれが自室、つまり白良島の寝室に行くことになった。一人一部屋の寝室もあれば、二人入れる寝室もある。二人用の寝室は道間夫妻が使うことになった。
加羅と刀利が寝室にいた。加羅の寝室である。一人用の部屋だが二人で集合している。部屋の中にはベッドと、簡素な机と大きな椅子がある。その椅子に加羅は座っていた。刀利は立っている。
「アキラさんが北央七瀬さんを殺したのなら、今回の事件は誰が正しいんでしょうね」
幽閉されている四方木の姿を想像しながら刀利が呟いた。
「報復も正しいのかもしれない。しかし、方法がダメだ。殺してはいけない。生きて罪を償わせないといけない」
加羅が呟いた。そして、何か考えている様子だ。どこか上の空。
「加羅さん、どうかしましたか?」
「少し思ったんだが、北央七瀬が死んだ時、島の住民にはアリバイがあったはずだよな、と思っていた」
「そうですね。それだと、四方木さんの自白と矛盾しますね。アキラさんには北央七瀬さん、いや、神楽七瀬さんを殺せなかった?」
「管制室にもう一回行きたいところだな。部屋の中はパッと見ただけで詳しくは調査していない。たしか、船の出入りを表示するモニターがあったはず。それに気になる点がもう一つある。俺の思い過ごしでなければ」
「気になる点?」
「確か、光っているモニターの近くに椅子が一台あった」
「それが?」
「四方木さんはアキラさんを後ろから刺したと言っていた。椅子には高い背もたれがあったから、映画を見ていたアキラさんを背後からナイフで刺すのは不可能じゃないか?」
「あ」
刀利はこくこくと頷いた。
「つまり、どういうことなんですか?」
「四方木さんは何かのために嘘をついている」
「なんのために?」
「わからない。今あるマスターキーは、秋野さんが一つ。平川が四方木さんから回収したのが一つ。アキラさんの持っていた行方不明のマスターキーが一つ。リッキーさんのが一つ。何かが、何かが気になる。平川に管制室のドアを開けてもらえるように頼もう。調査のためだと言えば平川は貸してくれるはずだ。今頃煙草でも吸ってるだろう」
0
お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説
パラダイス・ロスト
真波馨
ミステリー
架空都市K県でスーツケースに詰められた男の遺体が発見される。殺された男は、県警公安課のエスだった――K県警公安第三課に所属する公安警察官・新宮時也を主人公とした警察小説の第一作目。
※旧作『パラダイス・ロスト』を加筆修正した作品です。大幅な内容の変更はなく、一部設定が変更されています。旧作版は〈小説家になろう〉〈カクヨム〉にのみ掲載しています。
ARIA(アリア)
残念パパいのっち
ミステリー
山内亮(やまうちとおる)は内見に出かけたアパートでAR越しに不思議な少女、西園寺雫(さいおんじしずく)と出会う。彼女は自分がAIでこのアパートに閉じ込められていると言うが……
一輪の廃墟好き 第一部
流川おるたな
ミステリー
僕の名前は荒木咲一輪(あらきざきいちりん)。
単に好きなのか因縁か、僕には廃墟探索という変わった趣味がある。
年齢25歳と社会的には完全な若造であるけれど、希少な探偵家業を生業としている歴とした個人事業者だ。
こんな風変わりな僕が廃墟を探索したり事件を追ったりするわけだが、何を隠そう犯人の特定率は今のところ百発百中100%なのである。
年齢からして担当した事件の数こそ少ないものの、特定率100%という素晴らしい実績を残せた秘密は僕の持つ特別な能力にあった...
旧校舎のフーディーニ
澤田慎梧
ミステリー
【「死体の写った写真」から始まる、人の死なないミステリー】
時は1993年。神奈川県立「比企谷(ひきがやつ)高校」一年生の藤本は、担任教師からクラス内で起こった盗難事件の解決を命じられてしまう。
困り果てた彼が頼ったのは、知る人ぞ知る「名探偵」である、奇術部の真白部長だった。
けれども、奇術部部室を訪ねてみると、そこには美少女の死体が転がっていて――。
奇術師にして名探偵、真白部長が学校の些細な謎や心霊現象を鮮やかに解決。
「タネも仕掛けもございます」
★毎週月水金の12時くらいに更新予定
※本作品は連作短編です。出来るだけ話数通りにお読みいただけると幸いです。
※本作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件とは一切関係ありません。
※本作品の主な舞台は1993年(平成五年)ですが、当時の知識が無くてもお楽しみいただけます。
※本作品はカクヨム様にて連載していたものを加筆修正したものとなります。
時の呪縛
葉羽
ミステリー
山間の孤立した村にある古びた時計塔。かつてこの村は繁栄していたが、失踪事件が連続して発生したことで、村人たちは恐れを抱き、時計塔は放置されたままとなった。17歳の天才高校生・神藤葉羽は、友人に誘われてこの村を訪れることになる。そこで彼は、幼馴染の望月彩由美と共に、村の秘密に迫ることになる。
葉羽と彩由美は、失踪事件に関する不気味な噂を耳にし、時計塔に隠された真実を解明しようとする。しかし、時計塔の内部には、過去の記憶を呼び起こす仕掛けが待ち受けていた。彼らは、時間が歪み、過去の失踪者たちの幻影に直面する中で、次第に自らの心の奥底に潜む恐怖と向き合わせることになる。
果たして、彼らは村の呪いを解き明かし、失踪事件の真相に辿り着けるのか?そして、彼らの友情と恋心は試される。緊迫感あふれる謎解きと心理的恐怖が交錯する本格推理小説。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
黄昏は悲しき堕天使達のシュプール
Mr.M
青春
『ほろ苦い青春と淡い初恋の思い出は・・
黄昏色に染まる校庭で沈みゆく太陽と共に
儚くも露と消えていく』
ある朝、
目を覚ますとそこは二十年前の世界だった。
小学校六年生に戻った俺を取り巻く
懐かしい顔ぶれ。
優しい先生。
いじめっ子のグループ。
クラスで一番美しい少女。
そして。
密かに想い続けていた初恋の少女。
この世界は嘘と欺瞞に満ちている。
愛を語るには幼過ぎる少女達と
愛を語るには汚れ過ぎた大人。
少女は天使の様な微笑みで嘘を吐き、
大人は平然と他人を騙す。
ある時、
俺は隣のクラスの一人の少女の名前を思い出した。
そしてそれは大きな謎と後悔を俺に残した。
夕日に少女の涙が落ちる時、
俺は彼女達の笑顔と
失われた真実を
取り戻すことができるのだろうか。
magus hunter 紐育魔術探偵事件簿
ニコ・トスカーニ
ミステリー
現代のニューヨークを舞台に、魔術師の私立探偵と刑事が魔術に関連する事件を解決するバディものです。
1エピソードが数話で完結する一話完結物の形式をとっています。
各章は緩やかにつながっていますが、基本、どこから読んでもわかるように構成しています。
正確にはサスペンスと分類するべきなのですが、登録されているジャンルにサスペンスがなかったので便宜上、ミステリーとしました。
(多少は推理物の要素もありますが)
小説家になろう様に未改稿版を掲載中です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる