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第41話 少女の決断
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「そ、そんな完璧な王子様と私が釣り合うわけがないわー!」
「く、クレア様。落ち着いてくださいませ」
側に控えていた侍女がクレアを宥めにかかる。
「私みたいな嫌なことを回避するために姫殿下に暴言を吐くことしかできない女がアルフレッド殿下と釣り合うわけがないわー! うわああん」
クレア・サーヴィスは泣き出してしまった。
「あ、ああ……」
ランドルフはおろおろする。
何しろ男ばかり3人兄弟の末っ子だ。
自分が泣かされることはあっても、年下の、それも少女が泣いている状態に耐性はない。
「く、クレア嬢、その、泣かないでください……あ、あの……」
「べ、ベアトリクス姫殿下にお伝えして、ランドルフ。私なんか身の丈に合わないと……」
「えっと……ええっと……あの、あのですね、クレア嬢……自分の話をしても良いでしょうか?」
ランドルフは苦し紛れにそう言い出した。
「…………?」
涙目でランドルフを睨みつけるようにしながら、クレアは首をかしげた。
聞いてくれると言うことだろうと勝手に判断し、ランドルフは言葉を続けた。
「じ、自分はしがない騎士です。叔父のコネで王宮の離宮で騎士に取り立ててもらえただけの、実家では辺境伯の三男で何も持っていないような男です。それこそクレア嬢のように家を継がなければいけない女性の元へ婿養子として入る可能性もありました。……それでも俺は王宮に上がることを選んだんです」
「……そして、ベアトリクス姫殿下の……ええと」
「愛人になりました」
これは11歳の少女に告げて良いことだっただろうか。迷いながらもランドルフは言葉を続けた。
「……ベアトリクス様に見初めてもらえたのはただの幸運で、俺は何かを成し遂げてここにいるわけではありません。ただ運が良かっただけだ。釣り合わないのは、俺もなんです」
ランドルフはそう言いながらも微笑んでいた。
「……釣り合わないとお思いなのに、あなたはどうしてそうも平静なの?」
「ベアトリクス様に心底惚れているから」
ランドルフは即答した。
「……たったそれだけ、それだけの理由で俺は胸を張って図々しくもあの人の隣にいます」
「……羨ましい話ね」
クレアはため息をついた。
「……愛する人、なんて、私、まだ分からないわ」
「ええ、そうだと思います。俺も11歳の時は野山を駆けまわり剣を振り回すのが楽しいだけでしたし……ベアトリクス様に出会うまで、恋なんて知らなかった」
ランドルフは苦笑して見せた。
「……あの人に会って、あの人の輝きを見て、あの人に恋をした」
「……のろけをしにいらしたの?」
「あ、いえ! えっと、ですから……その、釣り合わないのは、俺もです。俺もそう思っています。それでも、ベアトリクス様は側に置いてくれる。たぶんアルフレッド殿下も……あなたが、嫌でないのなら」
「嫌かどうか……」
「はい、クレア様、アルフレッド殿下を婿にするのは……嫌、ですか?」
「分からないわ……だって、お目にかかったこともないのに」
「そう、ですよね……」
「……でもね、あのベアトリクス姫殿下の弟君なら、たぶん悪い人ではないと思います。そう、思いました」
「……そう、ですか」
「ありがとう、ランドルフ」
クレアは微笑んだ。
その表情はランドルフたちがサーヴィス領に来て初めての表情だった。
「……お父様に、夕飯の席に同席させてもらえるよう頼みに行って参ります。本当にありがとうございます」
クレアは頭を下げて立ち上がった。
侍女がその後ろに続く。
ガボゼに座り込みながら、ランドルフは小さくため息をついた。
「……力に、なれただろうか?」
自分の言葉が、クレアの、そしてベアトリクスのためになったのか、ランドルフにはいまいち自信がなかった。
「お疲れ様、ランドルフ」
ベアトリクスは微笑んだ。夕餉用に豪華なドレスに着替えていた。
「……お力になれたかどうか……」
「いいのですよ、話をするだけでもどうにか気持ちが落ち着くことはありますもの」
「はあ……」
「さあ、参りましょう。夕食です」
ランドルフとベアトリクスが夕夕餉の席に向かうとクレアがすでに着席していた。
ベアトリクスの姿を認めると、即座に椅子から降り、走らず、しかし急ぎ足で、ベアトリクスの前まで来た。
「……昨日は失礼致しました、ベアトリクス姫殿下。あまりの緊張に酷いことを口走りました。詫びて許されることでもありませんが、平に伏して謝罪したく思います」
「許します、クレア嬢。さあさ、席に着きましょう。楽しい夕食の時間ですわ」
「……ありがとうございます」
クレアの顔色はあまりよくなかった。
それでも笑顔を作って、ベアトリクスを席に導いた。
夕餉は和やかに進んだ。
食事がデザートにさしかかる頃、クレアが決意に満ちた顔で口を開いた。
「……あの、私、あの……恐れ多くも、アルフレッド王太子殿下との婚姻、お受けしたいと思います」
「……分かりました。その心内を聞かせていただいても?」
「は、はい」
クレアは緊張に震えながら、言葉を続けた。
「私、がんばってみたいです。ベアトリクス姫殿下は素敵な方でした。その方が推挙してくださる王太子殿下なら、きっと素敵な方だと思います。私には釣り合わないほどに。でも、その、がんばります。がんばって、殿下に釣り合う立派な女になって、ここで殿下がいらっしゃるのお待ち申し上げます。それまで、サーヴィス領は私が死守します。何が何でもです」
「素敵な心意気ですわ、クレア嬢」
ベアトリクスはとても嬉しそうに微笑んだ。
「私、妹が出来るのは初めて。それも嬉しいです……弟に、兄のような人と姉のような人はいますから」
王宮のアルフレッド、ローレンス、サラを思い浮かべながらベアトリクスはそう言った。
クレアは少し恥ずかしそうに微笑んだ。
「く、クレア様。落ち着いてくださいませ」
側に控えていた侍女がクレアを宥めにかかる。
「私みたいな嫌なことを回避するために姫殿下に暴言を吐くことしかできない女がアルフレッド殿下と釣り合うわけがないわー! うわああん」
クレア・サーヴィスは泣き出してしまった。
「あ、ああ……」
ランドルフはおろおろする。
何しろ男ばかり3人兄弟の末っ子だ。
自分が泣かされることはあっても、年下の、それも少女が泣いている状態に耐性はない。
「く、クレア嬢、その、泣かないでください……あ、あの……」
「べ、ベアトリクス姫殿下にお伝えして、ランドルフ。私なんか身の丈に合わないと……」
「えっと……ええっと……あの、あのですね、クレア嬢……自分の話をしても良いでしょうか?」
ランドルフは苦し紛れにそう言い出した。
「…………?」
涙目でランドルフを睨みつけるようにしながら、クレアは首をかしげた。
聞いてくれると言うことだろうと勝手に判断し、ランドルフは言葉を続けた。
「じ、自分はしがない騎士です。叔父のコネで王宮の離宮で騎士に取り立ててもらえただけの、実家では辺境伯の三男で何も持っていないような男です。それこそクレア嬢のように家を継がなければいけない女性の元へ婿養子として入る可能性もありました。……それでも俺は王宮に上がることを選んだんです」
「……そして、ベアトリクス姫殿下の……ええと」
「愛人になりました」
これは11歳の少女に告げて良いことだっただろうか。迷いながらもランドルフは言葉を続けた。
「……ベアトリクス様に見初めてもらえたのはただの幸運で、俺は何かを成し遂げてここにいるわけではありません。ただ運が良かっただけだ。釣り合わないのは、俺もなんです」
ランドルフはそう言いながらも微笑んでいた。
「……釣り合わないとお思いなのに、あなたはどうしてそうも平静なの?」
「ベアトリクス様に心底惚れているから」
ランドルフは即答した。
「……たったそれだけ、それだけの理由で俺は胸を張って図々しくもあの人の隣にいます」
「……羨ましい話ね」
クレアはため息をついた。
「……愛する人、なんて、私、まだ分からないわ」
「ええ、そうだと思います。俺も11歳の時は野山を駆けまわり剣を振り回すのが楽しいだけでしたし……ベアトリクス様に出会うまで、恋なんて知らなかった」
ランドルフは苦笑して見せた。
「……あの人に会って、あの人の輝きを見て、あの人に恋をした」
「……のろけをしにいらしたの?」
「あ、いえ! えっと、ですから……その、釣り合わないのは、俺もです。俺もそう思っています。それでも、ベアトリクス様は側に置いてくれる。たぶんアルフレッド殿下も……あなたが、嫌でないのなら」
「嫌かどうか……」
「はい、クレア様、アルフレッド殿下を婿にするのは……嫌、ですか?」
「分からないわ……だって、お目にかかったこともないのに」
「そう、ですよね……」
「……でもね、あのベアトリクス姫殿下の弟君なら、たぶん悪い人ではないと思います。そう、思いました」
「……そう、ですか」
「ありがとう、ランドルフ」
クレアは微笑んだ。
その表情はランドルフたちがサーヴィス領に来て初めての表情だった。
「……お父様に、夕飯の席に同席させてもらえるよう頼みに行って参ります。本当にありがとうございます」
クレアは頭を下げて立ち上がった。
侍女がその後ろに続く。
ガボゼに座り込みながら、ランドルフは小さくため息をついた。
「……力に、なれただろうか?」
自分の言葉が、クレアの、そしてベアトリクスのためになったのか、ランドルフにはいまいち自信がなかった。
「お疲れ様、ランドルフ」
ベアトリクスは微笑んだ。夕餉用に豪華なドレスに着替えていた。
「……お力になれたかどうか……」
「いいのですよ、話をするだけでもどうにか気持ちが落ち着くことはありますもの」
「はあ……」
「さあ、参りましょう。夕食です」
ランドルフとベアトリクスが夕夕餉の席に向かうとクレアがすでに着席していた。
ベアトリクスの姿を認めると、即座に椅子から降り、走らず、しかし急ぎ足で、ベアトリクスの前まで来た。
「……昨日は失礼致しました、ベアトリクス姫殿下。あまりの緊張に酷いことを口走りました。詫びて許されることでもありませんが、平に伏して謝罪したく思います」
「許します、クレア嬢。さあさ、席に着きましょう。楽しい夕食の時間ですわ」
「……ありがとうございます」
クレアの顔色はあまりよくなかった。
それでも笑顔を作って、ベアトリクスを席に導いた。
夕餉は和やかに進んだ。
食事がデザートにさしかかる頃、クレアが決意に満ちた顔で口を開いた。
「……あの、私、あの……恐れ多くも、アルフレッド王太子殿下との婚姻、お受けしたいと思います」
「……分かりました。その心内を聞かせていただいても?」
「は、はい」
クレアは緊張に震えながら、言葉を続けた。
「私、がんばってみたいです。ベアトリクス姫殿下は素敵な方でした。その方が推挙してくださる王太子殿下なら、きっと素敵な方だと思います。私には釣り合わないほどに。でも、その、がんばります。がんばって、殿下に釣り合う立派な女になって、ここで殿下がいらっしゃるのお待ち申し上げます。それまで、サーヴィス領は私が死守します。何が何でもです」
「素敵な心意気ですわ、クレア嬢」
ベアトリクスはとても嬉しそうに微笑んだ。
「私、妹が出来るのは初めて。それも嬉しいです……弟に、兄のような人と姉のような人はいますから」
王宮のアルフレッド、ローレンス、サラを思い浮かべながらベアトリクスはそう言った。
クレアは少し恥ずかしそうに微笑んだ。
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