元カレの今カノは聖女様
「イブリア……私と別れて欲しい」
公爵令嬢 イブリア・バロウズは聖女と王太子の愛を妨げる悪女で社交界の嫌われ者。
婚約者である王太子 ルシアン・ランベールの関心は、品行方正、心優しく美人で慈悲深い聖女、セリエ・ジェスランに奪われ王太子ルシアンはついにイブリアに別れを切り出す。
極め付けには、王妃から嫉妬に狂うただの公爵令嬢よりも、聖女が婚約者に適任だと「ルシアンと別れて頂戴」と多額の手切れ金。
社交会では嫉妬に狂った憐れな令嬢に"仕立てあげられ"周りの人間はどんどんと距離を取っていくばかり。
けれども当の本人は…
「悲しいけれど、過ぎればもう過去のことよ」
と、噂とは違いあっさりとした様子のイブリア。
それどころか自由を謳歌する彼女はとても楽しげな様子。
そんなイブリアの態度がルシアンは何故か気に入らない様子で…
更には婚約破棄されたイブリアの婚約者の座を狙う王太子の側近達。
「私をあんなにも嫌っていた、聖女様の取り巻き達が一体私に何の用事があって絡むの!?嫌がらせかしら……!」
あなたにおすすめの小説

ご自慢の聖女がいるのだから、私は失礼しますわ
ネコ
恋愛
伯爵令嬢ユリアは、幼い頃から第二王子アレクサンドルの婚約者。だが、留学から戻ってきたアレクサンドルは「聖女が僕の真実の花嫁だ」と堂々宣言。周囲は“奇跡の力を持つ聖女”と王子の恋を応援し、ユリアを貶める噂まで広まった。婚約者の座を奪われるより先に、ユリアは自分から破棄を申し出る。「お好きにどうぞ。もう私には関係ありません」そう言った途端、王宮では聖女の力が何かとおかしな騒ぎを起こし始めるのだった。

本日より他人として生きさせていただきます
ネコ
恋愛
伯爵令嬢のアルマは、愛のない婚約者レオナードに尽くし続けてきた。しかし、彼の隣にはいつも「運命の相手」を自称する美女の姿が。家族も周囲もレオナードの一方的なわがままを容認するばかり。ある夜会で二人の逢瀬を目撃したアルマは、今さら怒る気力も失せてしまう。「それなら私は他人として過ごしましょう」そう告げて婚約破棄に踏み切る。だが、彼女が去った瞬間からレオナードの人生には不穏なほつれが生じ始めるのだった。

なんで私だけ我慢しなくちゃならないわけ?
ワールド
恋愛
私、フォン・クラインハートは、由緒正しき家柄に生まれ、常に家族の期待に応えるべく振る舞ってまいりましたわ。恋愛、趣味、さらには私の将来に至るまで、すべては家名と伝統のため。しかし、これ以上、我慢するのは終わりにしようと決意いたしましたわ。
だってなんで私だけ我慢しなくちゃいけないと思ったんですもの。
これからは好き勝手やらせてもらいますわ。

私だってあなたなんて願い下げです!これからの人生は好きに生きます
Karamimi
恋愛
伯爵令嬢のジャンヌは、4年もの間ずっと婚約者で侯爵令息のシャーロンに冷遇されてきた。
オレンジ色の髪に吊り上がった真っ赤な瞳のせいで、一見怖そうに見えるジャンヌに対し、この国で3本の指に入るほどの美青年、シャーロン。美しいシャーロンを、令嬢たちが放っておく訳もなく、常に令嬢に囲まれて楽しそうに過ごしているシャーロンを、ただ見つめる事しか出来ないジャンヌ。
それでも4年前、助けてもらった恩を感じていたジャンヌは、シャーロンを想い続けていたのだが…
ある日いつもの様に辛辣な言葉が並ぶ手紙が届いたのだが、その中にはシャーロンが令嬢たちと口づけをしたり抱き合っている写真が入っていたのだ。それもどの写真も、別の令嬢だ。
自分の事を嫌っている事は気が付いていた。他の令嬢たちと仲が良いのも知っていた。でも、まさかこんな不貞を働いているだなんて、気持ち悪い。
正気を取り戻したジャンヌは、この写真を証拠にシャーロンと婚約破棄をする事を決意。婚約破棄出来た暁には、大好きだった騎士団に戻ろう、そう決めたのだった。
そして両親からも婚約破棄に同意してもらい、シャーロンの家へと向かったのだが…
※カクヨム、なろうでも投稿しています。
よろしくお願いします。


【完結済】次こそは愛されるかもしれないと、期待した私が愚かでした。
こゆき
恋愛
リーゼッヒ王国、王太子アレン。
彼の婚約者として、清く正しく生きてきたヴィオラ・ライラック。
皆に祝福されたその婚約は、とてもとても幸せなものだった。
だが、学園にとあるご令嬢が転入してきたことにより、彼女の生活は一変してしまう。
何もしていないのに、『ヴィオラがそのご令嬢をいじめている』とみんなが言うのだ。
どれだけ違うと訴えても、誰も信じてはくれなかった。
絶望と悲しみにくれるヴィオラは、そのまま隣国の王太子──ハイル帝国の王太子、レオへと『同盟の証』という名の厄介払いとして嫁がされてしまう。
聡明な王子としてリーゼッヒ王国でも有名だったレオならば、己の無罪を信じてくれるかと期待したヴィオラだったが──……
※在り来りなご都合主義設定です
※『悪役令嬢は自分磨きに忙しい!』の合間の息抜き小説です
※つまりは行き当たりばったり
※不定期掲載な上に雰囲気小説です。ご了承ください
4/1 HOT女性向け2位に入りました。ありがとうございます!

初恋が綺麗に終わらない
わらびもち
恋愛
婚約者のエーミールにいつも放置され、蔑ろにされるベロニカ。
そんな彼の態度にウンザリし、婚約を破棄しようと行動をおこす。
今後、一度でもエーミールがベロニカ以外の女を優先することがあれば即座に婚約は破棄。
そういった契約を両家で交わすも、馬鹿なエーミールはよりにもよって夜会でやらかす。
もう呆れるしかないベロニカ。そしてそんな彼女に手を差し伸べた意外な人物。
ベロニカはこの人物に、人生で初の恋に落ちる…………。

恋した殿下、あなたに捨てられることにします〜魔力を失ったのに、なかなか婚約解消にいきません〜
百門一新
恋愛
魔力量、国内第二位で王子様の婚約者になった私。けれど、恋をしたその人は、魔法を使う才能もなく幼い頃に大怪我をした私を認めておらず、――そして結婚できる年齢になった私を、運命はあざ笑うかのように、彼に相応しい可愛い伯爵令嬢を寄こした。想うことにも疲れ果てた私は、彼への想いを捨て、彼のいない国に嫁ぐべく。だから、この魔力を捨てます――。
※「小説家になろう」、「カクヨム」でも掲載
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
幸せそうな家族の良いエンディングだった(*´∀`*)
…が産まれたお子さんの『ルシア』は女性名。
ルチア、ルキア、ルーシア、ルーシー、リュシー、皆ルシアと同じ意味合いの女性名。
日本人なら男児に『光子』とか『輝子』って命名したレベルの名付けなので、せめて『ルシオ』にしてあげて欲しいと思う。
まあ異世界の話なので『この世界でルシアは男性名です』と言われればそこまでなのですが(´-ω-`;)
(*」´□`)」同じ内容が投稿されてますよー
なにかと空気をぶち壊すカミル👍
いい味出してますね(๑˃̵ᴗ˂̵)
ティアードとレイナルドってどうなったんでしたっけ
この二人もルシアン同様元の立場ではいられないと思いますが…
読み返したつもりですけど見逃してたら申し訳ありません
割と無神経で事態を拗らせるヒーローも多い中、ディートは女心が分からないなりにそのまま放置したりせずちゃんと話し合ってわかろうとする姿勢が良いな💕
騎士と婚約者 除いて→覗いてでは?
覗いている が 除いている になってますよ?
できれば、処刑の前にセリエにはきちんと《解って》欲しかったですね。解らないまま死なれても、なんだか虚しいので。
そして、最後の方。
絶対、痴話喧嘩だろ!と少し笑ってしまいました。
『出戻り、暗闇』誤字報告です。
王族を断ってしまう→絶ってしまう
白実→白日
自分が対して特別ではない→大して
身体が震え初める→始める
そういやイブリアかすり傷を負ってませんでしたっけ? 利用されませんように!
性根も腐り穢れ切ったセリエはもう聖女の資格を失ってますし、後腐れなく処刑できるでしょう。
イブリア弱すぎません?
国王、遅いよ!
事が収束したら、ちゃんと言葉にして伝えてあげてほしい。
終わったかと思った聖女がなんだかパワーアップして復活し、国取りが絡んだオールスター戦にもつれ込んだ⁉︎
イケオジ2人と同じく終わったと思われた王妃まで参戦。
登場人物を余すことなく使いますね。
聖女の処刑が縁起悪いなら聖女はケルエンに殺させればいいってことかな?
何でこいつをさっさと処刑しなかったんだ( ;゚皿゚)ノシ。もはや聖女ですらないだろ。
いや何で妊娠してないってわかったらすぐに性女を処刑しなかったん?
イブ助かって(。>ㅅ<。)
ディートタスケテクレー!ヽ(´Д`;ヽ≡/;´Д`)/
『変化する白は黒に』にて誤字がありました。
絶えるしかない→耐えるしかない、ですね。
絶えるだと死んでしまっています。
王妃様は、憎めないですね。私はむしろ国王のほうがなんだか、好きになれないです…。
最後の、王妃様の言葉が寂しくて、叶えば良いなと思いました。
片想いの夫に、王妃として大事にはされてきたけど、女として愛されず、愛されることを諦めながら王妃として夫と、息子を守ってきたのでしょうね。 性女には騙されたけどイブリアへの娘に向けるような愛情もある。本来は、情にもろい、優しい性格なのでしょうね。
そういう女性が、妻として側にいながら、女性として弱い部分も含めて愛することができなかった国王は、ある意味で君主としては正しいのでしょうけど、人として何か足りてないような気がして、あまり好きにはなれないです。
セリエは自分の何が悪かったのかすらわかってない。魅了の力を過信して自らを磨かなかった者と、生まれた家に驕らず努力を続けた者の差ですよね。聖女の魅了に頼らず誰も陥れるような卑怯な真似もせず、ただ人々の為に純粋な祈りを捧げられるような女性なら、イブリアは負けてた可能性も。神様はよりによってなんでセリエのような性根の腐った人間を聖女に選んだんだろう。
今は反省している王妃だけど…この人もねぇ…
権力と愛情の使い方を間違え、なかなか罪深い😔
けど、それを知っている貴族は少ない…。
処遇は難しいところだね。
退会済ユーザのコメントです
処刑されたほうが幸せだった。地獄のような監獄の最下層ってだけでも、ヤバいところのような気がします。
男好きだから、男の罪人の監房にいれてやればいいんじゃない?
やっと安っぽい魅了使いの性女が
断罪されたのね…
性女不適格な所業は
早々にバレていたのに長かった…
国王を前にしても大ウソをつき
王妃様に従属の呪いをかけたんだから
建国1の悪魔性女って
歴史に引き継がれそうね〜
罪状が国1番の過酷な収容所と言う事で満足!満足!
しかし最下層って
一生お日さま見れない地下って事?
恐ろしや〜
でもセリエにはピッタリかもね(๑˃̵ᴗ˂̵)
裁判と聞いて、やっと「嫌な予感がした」とは。破局寸前で回避不可状態なのに。危機意識無さ過ぎでは。
なるほど性女は、能力が低いせいで王妃にかけた呪いも簡単に解呪されたわけですね。
本当に迷惑な女だ。
最新話読了しました(^.^)
本日も更新ありがとうございました!いつも楽しみにしております!
ずっとルシアン気持ち悪いと思ってきましたが、気持ち悪いのは変わりませんが、皆から愛されている事に気づいて無かった可哀想な人なのかもって思ってしまいました。
きっと甘やかされ慣れてしまった結果なのでしょうね。
国王はとにかく凄い人、王妃は平凡な能力しかないものの努力と根性であそこまで上り詰めたど根性の人、イブリアは溢れる才能とそれに甘んじない努力の塊の人。
ルシアンはきっと両親やイブリアから愛されるのが当たり前になってしまっていてあの3人の愛情がわからなくなってしまい、色々感覚がおかしくなってしまったのかなぁと思いました。
愛の中にどっぷりと浸かっていて、自分に厳しい事を言ってくるのは愛されているからなのだと言う事を見失い、愛に満たされていたのにも関わらず、愛が足りないと満足する事なくもっともっとと思っているところに性女につけ込まれたのでしょうね。無責任に優しいだけの狡賢く男狂いな女の正体を見誤り天使に見えたのでしょう。
周囲の馬鹿男達はなんとか軌道修正して性女の本性に気がつき目を覚ましたのに、ルシアンは愚かにも性女と一線を越えてしまった訳です。
まぁ自業自得ではありますが、父親に愛されていたと気づいただけ良かったです。それにしても性女には特大のざまぁが必要ですね。当初はここまで性悪な女とは思ってませんでしたが、とんだ悪魔でした。びっくりでした。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。