あなたの嫉妬なんて知らない
「あなたが尻軽だとは知らなかったな」
「あ、そう。誰を信じるかは自由よ。じゃあ、終わりって事でいいのね」
「は……終わりだなんて、」
「こんな所にいらしたのね!お二人とも……皆探していましたよ……
"今日の主役が二人も抜けては"」
婚約パーティーの夜だった。
愛おしい恋人に「尻軽」だと身に覚えのない事で罵られたのは。
長年の恋人の言葉よりもあざとい秘書官の言葉を信頼する近頃の彼にどれほど傷ついただろう。
「はー、もういいわ」
皇帝という立場の恋人は、仕事仲間である優秀な秘書官を信頼していた。
彼女の言葉を信じて私に婚約パーティーの日に「尻軽」だと言った彼。
「公女様は、退屈な方ですね」そういって耳元で嘲笑った秘書官。
だから私は悪女になった。
「しつこいわね、見て分かんないの?貴方とは終わったの」
洗練された公女の所作に、恵まれた女性の魅力に、高貴な家門の名に、男女問わず皆が魅了される。
「貴女は、俺の婚約者だろう!」
「これを見ても?貴方の言ったとおり"尻軽"に振る舞ったのだけど、思いの他皆にモテているの。感謝するわ」
「ダリア!いい加減に……」
嫉妬に燃える皇帝はダリアの新しい恋を次々と邪魔して……?
あなたにおすすめの小説
諦めた令嬢と悩んでばかりの元婚約者
ちくわぶ(まるどらむぎ)
恋愛
愛しい恋人ができた僕は、婚約者アリシアに一方的な婚約破棄を申し出る。
どんな態度をとられても仕方がないと覚悟していた。
だが、アリシアの態度は僕の想像もしていなかったものだった。
短編。全6話。
※女性たちの心情描写はありません。
彼女たちはどう考えてこういう行動をしたんだろう?
と、考えていただくようなお話になっております。
※本作は、私の頭のストレッチ作品第一弾のため感想欄は開けておりません。
(投稿中は。最終話投稿後に開けることを考えております)
※1/14 完結しました。
感想欄を開けさせていただきます。
様々なご意見、真摯に受け止めさせていただきたいと思います。
ただ、皆様に楽しんでいただける場であって欲しいと思いますので、
いただいた感想をを非承認とさせていただく場合がございます。
申し訳ありませんが、どうかご了承くださいませ。
もちろん、私は全て読ませていただきます。
私は心を捨てました 〜「お前なんかどうでもいい」と言ったあなた、どうして今更なのですか?〜
月橋りら
恋愛
私に婚約の打診をしてきたのは、ルイス・フォン・ラグリー侯爵子息。
だが、彼には幼い頃から大切に想う少女がいたーー。
「お前なんかどうでもいい」 そうあなたが言ったから。
私は心を捨てたのに。
あなたはいきなり許しを乞うてきた。
そして優しくしてくるようになった。
ーー私が想いを捨てた後で。
どうして今更なのですかーー。
*この小説はカクヨム様、エブリスタ様でも連載しております。
何を間違った?【完結済】
maruko
恋愛
私は長年の婚約者に婚約破棄を言い渡す。
彼女とは1年前から連絡が途絶えてしまっていた。
今真実を聞いて⋯⋯。
愚かな私の後悔の話
※作者の妄想の産物です
他サイトでも投稿しております
【完結】愛したあなたは本当に愛する人と幸せになって下さい
高瀬船
恋愛
伯爵家のティアーリア・クランディアは公爵家嫡男、クライヴ・ディー・アウサンドラと婚約秒読みの段階であった。
だが、ティアーリアはある日クライヴと彼の従者二人が話している所に出くわし、聞いてしまう。
クライヴが本当に婚約したかったのはティアーリアの妹のラティリナであったと。
ショックを受けるティアーリアだったが、愛する彼の為自分は身を引く事を決意した。
【誤字脱字のご報告ありがとうございます!小っ恥ずかしい誤字のご報告ありがとうございます!個別にご返信出来ておらず申し訳ございません( •́ •̀ )】
「私も新婚旅行に一緒に行きたい」彼を溺愛する幼馴染がお願いしてきた。彼は喜ぶが二人は喧嘩になり別れを選択する。
window
恋愛
イリス公爵令嬢とハリー王子は、お互いに惹かれ合い相思相愛になる。
「私と結婚していただけますか?」とハリーはプロポーズし、イリスはそれを受け入れた。
関係者を招待した結婚披露パーティーが開かれて、会場でエレナというハリーの幼馴染の子爵令嬢と出会う。
「新婚旅行に私も一緒に行きたい」エレナは結婚した二人の間に図々しく踏み込んでくる。エレナの厚かましいお願いに、イリスは怒るより驚き呆れていた。
「僕は構わないよ。エレナも一緒に行こう」ハリーは信じられないことを言い出す。エレナが同行することに乗り気になり、花嫁のイリスの面目をつぶし感情を傷つける。
とんでもない男と結婚したことが分かったイリスは、言葉を失うほかなく立ち尽くしていた。
浮気くらいで騒ぐなとおっしゃるなら、そのとおり従ってあげましょう。
Hibah
恋愛
私の夫エルキュールは、王位継承権がある王子ではないものの、その勇敢さと知性で知られた高貴な男性でした。貴族社会では珍しいことに、私たちは婚約の段階で互いに恋に落ち、幸せな結婚生活へと進みました。しかし、ある日を境に、夫は私以外の女性を部屋に連れ込むようになります。そして「男なら誰でもやっている」と、浮気を肯定し、開き直ってしまいます。私は夫のその態度に心から苦しみました。夫を愛していないわけではなく、愛し続けているからこそ、辛いのです。しかし、夫は変わってしまいました。もうどうしようもないので、私も変わることにします。
【完結】どうかその想いが実りますように
おもち。
恋愛
婚約者が私ではない別の女性を愛しているのは知っている。お互い恋愛感情はないけど信頼関係は築けていると思っていたのは私の独りよがりだったみたい。
学園では『愛し合う恋人の仲を引き裂くお飾りの婚約者』と陰で言われているのは分かってる。
いつまでも貴方を私に縛り付けていては可哀想だわ、だから私から貴方を解放します。
貴方のその想いが実りますように……
もう私には願う事しかできないから。
※ざまぁは薄味となっております。(当社比)もしかしたらざまぁですらないかもしれません。汗
お読みいただく際ご注意くださいませ。
※完結保証。全10話+番外編1話です。
※番外編2話追加しました。
※こちらの作品は「小説家になろう」、「カクヨム」にも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
何故いつも阿婆擦れが
おボコ娘に対してアバズレ言ってるのかなぁ?
お前だろ?
ってかアバズレなんて言葉使う時点で
そいつの身の内にその要素があると気付かないんか?
ああ、不貞の男じゃ無理か。
アバズレの色香は男の甲斐性で勲章、
キープの女は地味だと蔑みながら貞節を求める。
ばーか。
不貞の輩は舌先も下半身も腐り落ちろ。
面白いです〜
一気に読んでしまいました。
主人公の性格が清々しくてとても好感が持てます😊
ビッチ秘書官、必死に頑張ってるけど異性として見てもらえてない感じ?
それにしても執事長やら側近達は少しは助言しないと低俗な噂で大変な事になってますよ💦
アスターも秘書官なしに2人で話し合う機会設けないと取り返しがつかなくなってしまうのでは?
秘書官の思い通りになるのが一番腹立たしいので、元サヤでお願いしたいです。
確かにアスターはカルミアにいいようにされてるけど、
カルミアとはくっついてほしくない!
彼女にはざまぁのみで。私も元サヤ希望かな。
カルミアがアウトなのはもちろんだけど、カルミアがわざと引っ掻き回してる事をわかってて、なぜ執事長は陛下に真実を告げないの?
皇帝に擦り寄る女から皇帝を守るのは仕事じゃないの?
皇帝が無能、秘書官アバズレ、執事長も見て見ぬふり。この国、大丈夫?
嫉妬する前に、皇帝は秘書官から聞いたことの真偽を調べた方が良いと思う。
今ダリアが目の前でやってることは、皇帝と秘書官がダリアの前でやっていたことと同じだということにいつ気が付くのか。。。
腹黒秘書官の手のひらの上で踊らされる皇帝よりは、シオン推しかな。
人を見る目の無い皇帝はアウト😩
シオン推し👍
秘書官がアバズレ女な時点で無能な皇帝だとよく分かる(笑)。性別じゃないよ、性質が見抜けてない(笑)。
秘書官の言動に思う通りに転がされる皇帝。
こんなので他国や貴族達と渡り合って行けるのか。
作者様の作品のヒロインは自立していて素敵です!
ダメ男をスッパリ切るので読んでいて気持ちが良いです。
続きを楽しみにしてます。
元サヤかどうかだけ知りたい
元サヤならここまでと言うことで
にぶちんアスターにヤキモキするけど…
なんだかんだアスターとダリアは意地張ってすれ違ってるだけだからモトサヤ希望✨
カルミアほんと嫌な女だわ〜〜
こんな腹黒女にはスカッとざまぁ食らわせたい😘
今のところアスターは秘書官の言葉以外は聞く耳を持たない?
この二人の距離感がおかしいことを側近達は何も言わないの?
でもアスターは秘書官を盲信してるし、言ったところで聞き入れないかも知れないけど。
ちなみに、日本の社長でも、従業員300単位で秘書複数人になってくでよ。秘書室ってあるで。重役に付く秘書連中の部署あっから、異常な秘書居たら秘書長に叱責降格されるでよ。
秘書って奴、1人しかおらんの?普通、王とか皇帝なら10人単位でつくやろ。執事も居るっぽいのに、女1人の意見でこうも空回り。無能皇帝やんけ。複数人の意見聞けや
秘書官が抜け作な皇帝を籠絡して皇后になっちゃったら、もうこの国には住みたくないですな😵💫
確認もとらず秘書官を妄信し、いきなり尻軽と言ってくる男なんて無理。
相当な侮辱の言葉じゃないですか。
秘書官にいいようにされてるのもかっこ悪すぎ。
タグからすると元鞘っぽいけど、もしそうならさんざん皇帝が苦しんでからで。
それと愛と信頼は別だから、元鞘になってもダリアから信頼はされず四苦八苦すればいい。
秘書官の姑息さを見抜けない皇帝…オワタ
秘書官の業務の域を越えて無礼なのにされるがままの皇帝って情けなさ過ぎる
このまま陛下は秘書官の策略にハマって
噂が噂を呼んで
婚約は無し( 'ω')?
秘書官に夢中な陛下は捨てられた!って噂が回る‹‹\(´ω` )/››
慌てても後の祭り〜!
ざまぁwwww!
ってなればいい(笑)
無視して、無関心で、ガリガリバキバキとプライドも心も折って削ってやればいい!(笑)
あっ、登場人物にヒーローらしき人物が(笑)。当て馬じゃないと良いな。彼とくっ付け(笑)。
覆水盆に返らずで良いと思うな(笑)。モテるならより取りみどりでしょ(笑)。
馬鹿すぎるわ、アスター。
浮気する奴ほど相手の浮気を疑うってよく言われるよね...。本人自覚なさそうやけど。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。