今世からはサブキャラの腐男子です！

腐女子の動揺

え～こちら現在ただいま蘭に身体を洗われています。

ところで話しは変わるが男になって困ることはなんだと思う？？

男になってから色々大変なことはあった。
それでも男達の絡みがよく見えとても嬉しい事ばかりだったのだが一つだけ俺には困ることがあった。

そう、生のちんを見ることだ。

いや、別にね自分のちんはいいのだよ。さすがに見慣れた。この歳で流石に自分のちんですら見れなかったらそれはそれでやばい。

え、トイレはどうだって？？そんな他人がしてるところガン見する訳ないだろ！！考えろ！！！

いや、すみません。落ち着きます。

と、ここで前回に戻ろう。

【ガラガラガラ…
と後ろのドアが開く。

「兄さん、俺が身体を洗ってあげようか？」】

はいここ！！！

何がよくて義弟と風呂に入りちんで気まずくならなくてはいけないんだ！
いや、これは完璧自分の考えすぎなんだけどね。

でかいのよ。蘭のはさ。
いや、BLは散々見てきたけどさすがにね生では見たことなかったわけなのよ。ま、前世は腐女子以前に根っからのヲタクですからねぇ。彼氏なんていませんよ。はい。当然処女です。

あれ、悲しくなってきた。

まあ、本題に戻ると気まずいんですよ。未だに。
BL漫画描くには格好のモデルなんですがね。形はきれいだし。

うん？ちゃんと見てんじゃねぇかって。当たり前だろこちとら何年腐っとると思ってんだ。腐女子冥利に尽きる。腐男子冥利か……

そう、気がつくと蘭の股関をガン見しそうになる。
それは流石に兄的立場が危うくなる。
ううっ、ごめんな！こんな兄さんで…

あとなんか身体を洗われるのは少しくすぐったい……。

まぁ！男同士、背中の流し合いは普通だし！スキンシップが多いとぼやいてたが、背中の流し合いは日本の文化ですしこれもまた兄弟の交流で大事だからね！！

我慢我慢！

そんなことを考えてたとき
「うぁっ」
と変な声が出た。

「もぉ～蘭やめてよ～」

「兄さんはほんとに脇の下が弱いな～ここも弱いんだっけ？」と言って首を触ってきた。

「ひゃうっ」

「兄さんってほんと可愛い」
耳に囁かれなんかゾワゾワしてくる。

「らんっ！、やめぇ……」と言ったとき、急に場面が暗転した。


あ～のぼせたみたい……。

……まって！！今思い出した！ここ日本じゃない！！日本文化関係ねぇぞおい！

そんなことを考えながら意識がなくなっていった。