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男になってみたらわかる!
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僕は前世の記憶を完全に思い出したわけではない。
死んだ理由は残念ながら忘れてしまった。だって死ぬ前の幼馴染との会話が記憶のほうが印象強すぎて何で死んだのか全くと言っていいほど覚えていないのだ。
だから所々前世の記憶が抜けているのだ。
多分バレたことがショックすぎてなくなったのかも…
それはないか!
ただ最後の記憶がその幼馴染との会話で終わっていたからきっとそのあとに何らかの原因で死んだのだ。
そして男に転生した。
ここで冒戻に戻るけどここの世界は現代よりの魔法が使えるファンタジーなところ、つまり現代ファンタジー系の世界である。
せっかくなら中世ヨーロッパ風のファンタジーものが良かったなと少し思わなくもないがないものねだりもよくないし、これはこれで僕は今のままでも満足している。
というか五体満足で産んでもらって家族もちゃんといるので僕は今世も幸せである。
家族構成はというと母、妹、義父、義弟である。母はバツイチで僕が小学4年生の時に今の義父と再婚した。幸い義父はいい人で義弟とも仲がいい...と思う。たぶん。
あともともと妹とは仲がいいほうなので本当に恵まれている。
だから僕はこれ以上の幸福は願っていない。
ただこれから先もこの平凡な日常を過ごせればいいなと思った。
ついでに自分はボーイとラブをしようとは思わない。確かに腐男子であるが、まず前世でも恋人がいなかったのに今世で出来るとは思わないのと...
あとは…男になってみたらわかる!!
僕は最初から転生者と自分がわかっていたわけではない。
自分が転生者と思い出したのは僕が6歳のころのことである。
なので前世の方が思い出が多いせいか多分性格は前世よりになったのだと思う。
腐ったことも多分そのせいだ。
いや、多分いつ思い出してもハマる自信はあるけどね…
確か最初に思い出したのは腐っている友達の会話だった。
腐ったというのはわかる人もいるとは思うけど、ボーイとボーイがちゅっちゅしているのを見るのが好きないわゆる腐女子という人種である。間違えても決して婦女子ではない。あと男子もそのまんま腐男子だ。
親友が授業中、教科書にBL本を挟んで読んでいたという目撃情報があり親友は勇者だのいやら魔王だのという会話をしていた。
学校にその腐った本を持ってくるのは度胸のあるやつかよっぽどのアホしかいないと思ってた...。なのに持ってくるどころか教科書に挟んで読んでたって!?
ついにやらかしたと思ったよね。あの時は...いや、いつかやるとは思ってたけど...。
親友が読んでいた腐った本は割と表紙からアハーンウフーンの絵柄だからバレたらちょっといや、だいぶやばいのだ。
内容はもっとすごいけど。
だから褒め称えて勇者で、何やってんだよという責める意味で魔王なのである。
実にくだらなかったけど今思えば本当にあの頃は楽しかった。
あの頃を思い出すとなんかやっぱり心が痛くなる。急に死んで家族や友人たち特に親友には寂しい思いをさせたかもしれないから…
…というけど若干自分の部屋本棚にの奥にある薄い本がどうなったのかも気になる…
痛い痛い痛い!!むしろそっちの方が心が痛いかも!
というか家族にバレたら恥ずか死ぬ!!いや、死んでるんだけど!!
死んだ後でもやっぱり恥ずかしいものは恥ずかしい!!
頭には『腐っていてもなんも恥ずかしいことはないぞ☆』と親の前でBL本読んでる親友の顔が頭に浮かんだ。
いや!あんたの母親も腐ってるからだろ!??
世の中、腐女子や腐男子は割といるみたいです。
死んだ理由は残念ながら忘れてしまった。だって死ぬ前の幼馴染との会話が記憶のほうが印象強すぎて何で死んだのか全くと言っていいほど覚えていないのだ。
だから所々前世の記憶が抜けているのだ。
多分バレたことがショックすぎてなくなったのかも…
それはないか!
ただ最後の記憶がその幼馴染との会話で終わっていたからきっとそのあとに何らかの原因で死んだのだ。
そして男に転生した。
ここで冒戻に戻るけどここの世界は現代よりの魔法が使えるファンタジーなところ、つまり現代ファンタジー系の世界である。
せっかくなら中世ヨーロッパ風のファンタジーものが良かったなと少し思わなくもないがないものねだりもよくないし、これはこれで僕は今のままでも満足している。
というか五体満足で産んでもらって家族もちゃんといるので僕は今世も幸せである。
家族構成はというと母、妹、義父、義弟である。母はバツイチで僕が小学4年生の時に今の義父と再婚した。幸い義父はいい人で義弟とも仲がいい...と思う。たぶん。
あともともと妹とは仲がいいほうなので本当に恵まれている。
だから僕はこれ以上の幸福は願っていない。
ただこれから先もこの平凡な日常を過ごせればいいなと思った。
ついでに自分はボーイとラブをしようとは思わない。確かに腐男子であるが、まず前世でも恋人がいなかったのに今世で出来るとは思わないのと...
あとは…男になってみたらわかる!!
僕は最初から転生者と自分がわかっていたわけではない。
自分が転生者と思い出したのは僕が6歳のころのことである。
なので前世の方が思い出が多いせいか多分性格は前世よりになったのだと思う。
腐ったことも多分そのせいだ。
いや、多分いつ思い出してもハマる自信はあるけどね…
確か最初に思い出したのは腐っている友達の会話だった。
腐ったというのはわかる人もいるとは思うけど、ボーイとボーイがちゅっちゅしているのを見るのが好きないわゆる腐女子という人種である。間違えても決して婦女子ではない。あと男子もそのまんま腐男子だ。
親友が授業中、教科書にBL本を挟んで読んでいたという目撃情報があり親友は勇者だのいやら魔王だのという会話をしていた。
学校にその腐った本を持ってくるのは度胸のあるやつかよっぽどのアホしかいないと思ってた...。なのに持ってくるどころか教科書に挟んで読んでたって!?
ついにやらかしたと思ったよね。あの時は...いや、いつかやるとは思ってたけど...。
親友が読んでいた腐った本は割と表紙からアハーンウフーンの絵柄だからバレたらちょっといや、だいぶやばいのだ。
内容はもっとすごいけど。
だから褒め称えて勇者で、何やってんだよという責める意味で魔王なのである。
実にくだらなかったけど今思えば本当にあの頃は楽しかった。
あの頃を思い出すとなんかやっぱり心が痛くなる。急に死んで家族や友人たち特に親友には寂しい思いをさせたかもしれないから…
…というけど若干自分の部屋本棚にの奥にある薄い本がどうなったのかも気になる…
痛い痛い痛い!!むしろそっちの方が心が痛いかも!
というか家族にバレたら恥ずか死ぬ!!いや、死んでるんだけど!!
死んだ後でもやっぱり恥ずかしいものは恥ずかしい!!
頭には『腐っていてもなんも恥ずかしいことはないぞ☆』と親の前でBL本読んでる親友の顔が頭に浮かんだ。
いや!あんたの母親も腐ってるからだろ!??
世の中、腐女子や腐男子は割といるみたいです。
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