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完結後の番外編
コハル
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温泉大陸の上空を氷がキラキラと輝いて、真昼の星が降っているように見える。
けれど、実際はそんなロマンチックなものではない。
断言してもいい、キラキラ光る氷は危険! 地上に突き刺さるならいいけれど、人の頭の上になんか落ちたら、痛いじゃすまないということ。
あたしは腰に手を当てて空に向かって大声を張り上げる。
「グリムレイーン!! いい加減にしなさーい!」
ドカンと足元スレスレに氷の刃が突き刺さり、あたしは堪忍袋の緒が切れた。
あたしの堪忍袋の緒は、多分、父上譲りぐらいにキレるのが早い。
リュエールお兄ちゃんのようなじっくりキレるなんてちんたらしたキレ方じゃないのよ。
足元にしなる竹を生やして、一気に空中に伸ばしていく。
「ちょっと! 危ないじゃないのよ! このっ、氷バカと氷バカ!」
アタシの言葉に空中で氷を出し回って暴れていた二人はあたしを見る。
一人は氷のような髪をしたドラゴンのグリムレイン、
もう一人は銀髪にアイスブルーの目をした狼獣人のフリーレン。
「なんだチビっ子。我とレンの戯れを邪魔する出ない」
「戯れって……グリムが勝手に攻撃してきただけですよね?」
「お黙り! 二人共、下には温泉街があるのよ! 人に当たったらどうするのよ!」
グリムレインはシュトラールお兄ちゃんの治療魔法で何とかすればいいと言うし、フリーレンは多少申し訳なさそうに耳を下げるけど、彼は基本、人にあたる前に氷を消せるだけの自信があるようで、反省はあまりしていない。
「グリムレインは母上に叱られてきて!」
「嫁はそこまで口うるさくはない」
「つべこべ言わない! 母上にはあたしが言っておくから」
「ぐぬっ、チビッ子は~……覚えておれ」
「フンッ!」
腰に手を当ててあたしはグリムレインを遣り込めると残ったフリーレンを睨みつける。
家族ぐるみの付き合いだけど、最近は妹のアリルゥにばかり構っていて、あたしを見ると一目散に逃げようとするのよね。
今も逃げようと目が逃走ルートを探して、あたしを見ているようで街の中を見て、耳で人の動きを捉えている。
「レン。あなた、グリムレインとやり合わなくても軽くいなせるでしょう? 何しているのよ」
「別に。たまには体を動かすのも良いかと思ってね」
「すっごく怪しい」
「僕は納品があるから、またね」
「ちょっと待ちなさいよ!」
フリーレンは氷で足場を作ると人が制止しているのも聞かずに、軽快な足取りで地面へと降りて行ってしまった。
あたしも竹を枯らしながら地面へ降りたけど、その時にはフリーレンは人混みに紛れて居なくなっているのだから、逃げ足の速さだけは脱帽しちゃう。
「コハルお姉ちゃん」
振り向くと、振袖袴にエプロンドレスを着た妹のアリルゥと、羽織袴を着た弟のルードニアが買い物帰りなのか野菜の入った箱を持って立っていた。
「二人共買い物帰り? 今日もアリルゥがご飯当番なのね」
「そうなの。今日はね、ヒナコおばさん特製のトロピカルソースをレンが持ってきてくれる予定だから、見晴らしのいい場所で焼き肉をしながらお野菜をトロピカルソースにつけて、お肉を食べるの!」
コクコクと頭を上下に振るルードニアは最近、本当に無口になっていて、アリルゥくらいしか声を聞いていないのじゃないかしら?
「レンなら納品に行っちゃったわよ」
「うん。レンの姿が見えたから急いできたんだけど、間に合わなかったの。コハルお姉ちゃん、レンを苛めてない? コハルお姉ちゃんは喧嘩っ早いんだから、わたしはそれが心配」
「ルードほどじゃないわよ。もう、あたしは温泉大陸の警備主任ってだけ」
この頃、母上よりも口うるさくなったアリルゥにうんざりしてしまいそう。
でもあのフリーレンがわたしに苛められるようなたまだと思っているのは、彼もきっと心外なのではないかしら?
ルードニアを見れば、少しだけ目を伏せている。
この子もフリーレンが心配されるような青年ではないと思っているのだろう。
父親のグーエンさん譲りの美形と筋力に魔力。
そして母親のヒナコさん譲りの気さくさもある。
温泉街でも女の子たちが思わず振り向いてしまうのだから、地元のイグラシア港でもモテている事だろう。
「でもね、コハルお姉ちゃんは女の子なんだから、あまり危ない事はして欲しくないの。父さんだって心配しているんだよ?」
「父上は母上似のこの顔に傷がついて欲しく無いだけよ。第一、冒険者として放浪しない代わりに警備で我慢しているんだから、アリルゥだって知っているでしょ」
「でも……」
眉をハの字にしたアリルゥに、ルードニアがあたしにイジメるなと言わんばかりに睨んでくる。
皆、アリルゥに関わるとあたしが悪者にされてしまう。
とても面倒くさい。
「もういいわ。あたし、忙しいから。じゃあね」
「コハルお姉ちゃん!」
まだ何か言いたそうなアリルゥを無視して跳躍するとその場を後にする。
しばらく街の屋根の上を歩いて見回っていたけれど、温泉大陸で騒ぎを起こすような勇者は元々この土地に住んでいる住民や【刻狼亭】の従業員ぐらいしか居ないから、滅多にあたしが活躍する場が無い。
「はぁー……」
大砲のある見張り台まで登って、大砲の上に座って溜め息が盛大に洩れる。
母上に言わせれば「若い子が溜め息だなんて、人生舐めすぎよ。溜め息をつくような深い人生を送ってからつきなさいな」ということだけどね。
でも、若かろうと年寄りだろうと、悩みがあれば出ちゃうものだもの。
「コハル。悩み事?」
音も気配もなく背後から次兄のシュトラールお兄ちゃんが立っていた。
「シューお兄ちゃん……はぁ……、なんで皆、アリルゥばかり可愛がるんだろう? お兄ちゃんもアリルゥが一番可愛いんでしょうけどさ」
「ううん。オレはフィリアが一番可愛い!」
「あー、お兄ちゃんに聞いたあたしが馬鹿だったよ」
アタシの頭をぐしゃぐしゃに撫でまわし、父上と同じくらい下手くそだけど、その手は温かくて心地が良い。
「コハル、お前も分かっているだろ? アリルゥは魔力も力も何も無い、人族と同じだ。それで過保護になり過ぎているのは確かだけどさ、アリルゥとコハルを比べたことはないよ。一度たりともね」
「でもね、アリルゥにとやかく言われると、心の中がモヤモヤするのよ」
分かってはいるけど、この胸のモヤモヤが自分の中で消化できないでいる。
妹に嫉妬するなんて自分が小さな器のように感じてしまうけど、周りがアリルゥを甘やかし、そのアリルゥがあたしに何か言うたびに、イラっときてしまうのだ。
「オレも子供の頃は少しだけ、同じこと思ってたよ」
「シューお兄ちゃんが?」
「そっ。オレはさ、双子なのに【刻狼亭】の跡取りにはなれないし、リューはオレなんかよりなんでもできるしね。オレはドジばっかで、父上もリューばかり贔屓しているんじゃないかとか、将来どうすれば良いのか? オレは何になれば良いのかって、色々迷って、今のコハルみたいにくさくさしてた」
「でもシューお兄ちゃんはリューお兄ちゃんと仲が良いし、シューお兄ちゃんには治療魔法や蘇生とかリューお兄ちゃんには出来ない色々なところがあるじゃない?」
シュトラールお兄ちゃんは風に尾をなびかせて笑う。
父上に似ているけど、歳を取らない父上と母上と違って、シュトラールお兄ちゃんは父上よりも年上に見える見た目をしている。
まぁ、ちょい悪なギル叔父さんに陽気さを足した感じだ。
「それだよ。コハルにはコハルの、アリルゥにはアリルゥの良い所や頑張れるところがあるってこと。アリルゥは自分が無力なことを知っているから、コハルを心配し過ぎて口うるさく言っちゃうんだよ。オレもよく言われているし、父上だってアリルゥには口を酸っぱくするぐらい言われているよ」
「あたしにだけじゃないの?」
「コハルにだけじゃないよ。まぁ、二人は歳が近い分言いやすいんだろうけどね」
手を取って立ち上がり、「お腹空いたー」と声を出す。
「じゃあ、アリルゥに晩御飯を作って貰おっか」
「今日は見晴らしのいい場所で焼き肉をするって言ってたよ」
「いいねぇ。んじゃオレも何か手土産でも持って行かなきゃね」
「そう言って、お酒なんでしょー。ドラゴン達が酔っぱらって街で大暴れになったら大変だから、気を付けてね」
「その時は、コハルになんとかしてもらうさ」
「もう。シューお兄ちゃんったら」
シュトラールお兄ちゃんがあたしを抱きかかえると、空を飛ぶ。
体に風を受けて温泉街を見下ろす。
「この気持ちのいい風も景色も、アリルゥは誰かに力を借りなきゃ見る事は出来ない。だから、アリルゥに何か言われて腐ってたら、こうしていい眺めを見て落ち着くと良いよ」
「シューお兄ちゃんもそうだったの?」
頷いたシュトラールお兄ちゃんに、あたしの心は少しだけ晴れた。
でも、あたしはアリルゥのことが心の底から嫌いなわけじゃない。だから、アリルゥを連れて今度は一緒にこの景色を眺めてみよう。
けれど、実際はそんなロマンチックなものではない。
断言してもいい、キラキラ光る氷は危険! 地上に突き刺さるならいいけれど、人の頭の上になんか落ちたら、痛いじゃすまないということ。
あたしは腰に手を当てて空に向かって大声を張り上げる。
「グリムレイーン!! いい加減にしなさーい!」
ドカンと足元スレスレに氷の刃が突き刺さり、あたしは堪忍袋の緒が切れた。
あたしの堪忍袋の緒は、多分、父上譲りぐらいにキレるのが早い。
リュエールお兄ちゃんのようなじっくりキレるなんてちんたらしたキレ方じゃないのよ。
足元にしなる竹を生やして、一気に空中に伸ばしていく。
「ちょっと! 危ないじゃないのよ! このっ、氷バカと氷バカ!」
アタシの言葉に空中で氷を出し回って暴れていた二人はあたしを見る。
一人は氷のような髪をしたドラゴンのグリムレイン、
もう一人は銀髪にアイスブルーの目をした狼獣人のフリーレン。
「なんだチビっ子。我とレンの戯れを邪魔する出ない」
「戯れって……グリムが勝手に攻撃してきただけですよね?」
「お黙り! 二人共、下には温泉街があるのよ! 人に当たったらどうするのよ!」
グリムレインはシュトラールお兄ちゃんの治療魔法で何とかすればいいと言うし、フリーレンは多少申し訳なさそうに耳を下げるけど、彼は基本、人にあたる前に氷を消せるだけの自信があるようで、反省はあまりしていない。
「グリムレインは母上に叱られてきて!」
「嫁はそこまで口うるさくはない」
「つべこべ言わない! 母上にはあたしが言っておくから」
「ぐぬっ、チビッ子は~……覚えておれ」
「フンッ!」
腰に手を当ててあたしはグリムレインを遣り込めると残ったフリーレンを睨みつける。
家族ぐるみの付き合いだけど、最近は妹のアリルゥにばかり構っていて、あたしを見ると一目散に逃げようとするのよね。
今も逃げようと目が逃走ルートを探して、あたしを見ているようで街の中を見て、耳で人の動きを捉えている。
「レン。あなた、グリムレインとやり合わなくても軽くいなせるでしょう? 何しているのよ」
「別に。たまには体を動かすのも良いかと思ってね」
「すっごく怪しい」
「僕は納品があるから、またね」
「ちょっと待ちなさいよ!」
フリーレンは氷で足場を作ると人が制止しているのも聞かずに、軽快な足取りで地面へと降りて行ってしまった。
あたしも竹を枯らしながら地面へ降りたけど、その時にはフリーレンは人混みに紛れて居なくなっているのだから、逃げ足の速さだけは脱帽しちゃう。
「コハルお姉ちゃん」
振り向くと、振袖袴にエプロンドレスを着た妹のアリルゥと、羽織袴を着た弟のルードニアが買い物帰りなのか野菜の入った箱を持って立っていた。
「二人共買い物帰り? 今日もアリルゥがご飯当番なのね」
「そうなの。今日はね、ヒナコおばさん特製のトロピカルソースをレンが持ってきてくれる予定だから、見晴らしのいい場所で焼き肉をしながらお野菜をトロピカルソースにつけて、お肉を食べるの!」
コクコクと頭を上下に振るルードニアは最近、本当に無口になっていて、アリルゥくらいしか声を聞いていないのじゃないかしら?
「レンなら納品に行っちゃったわよ」
「うん。レンの姿が見えたから急いできたんだけど、間に合わなかったの。コハルお姉ちゃん、レンを苛めてない? コハルお姉ちゃんは喧嘩っ早いんだから、わたしはそれが心配」
「ルードほどじゃないわよ。もう、あたしは温泉大陸の警備主任ってだけ」
この頃、母上よりも口うるさくなったアリルゥにうんざりしてしまいそう。
でもあのフリーレンがわたしに苛められるようなたまだと思っているのは、彼もきっと心外なのではないかしら?
ルードニアを見れば、少しだけ目を伏せている。
この子もフリーレンが心配されるような青年ではないと思っているのだろう。
父親のグーエンさん譲りの美形と筋力に魔力。
そして母親のヒナコさん譲りの気さくさもある。
温泉街でも女の子たちが思わず振り向いてしまうのだから、地元のイグラシア港でもモテている事だろう。
「でもね、コハルお姉ちゃんは女の子なんだから、あまり危ない事はして欲しくないの。父さんだって心配しているんだよ?」
「父上は母上似のこの顔に傷がついて欲しく無いだけよ。第一、冒険者として放浪しない代わりに警備で我慢しているんだから、アリルゥだって知っているでしょ」
「でも……」
眉をハの字にしたアリルゥに、ルードニアがあたしにイジメるなと言わんばかりに睨んでくる。
皆、アリルゥに関わるとあたしが悪者にされてしまう。
とても面倒くさい。
「もういいわ。あたし、忙しいから。じゃあね」
「コハルお姉ちゃん!」
まだ何か言いたそうなアリルゥを無視して跳躍するとその場を後にする。
しばらく街の屋根の上を歩いて見回っていたけれど、温泉大陸で騒ぎを起こすような勇者は元々この土地に住んでいる住民や【刻狼亭】の従業員ぐらいしか居ないから、滅多にあたしが活躍する場が無い。
「はぁー……」
大砲のある見張り台まで登って、大砲の上に座って溜め息が盛大に洩れる。
母上に言わせれば「若い子が溜め息だなんて、人生舐めすぎよ。溜め息をつくような深い人生を送ってからつきなさいな」ということだけどね。
でも、若かろうと年寄りだろうと、悩みがあれば出ちゃうものだもの。
「コハル。悩み事?」
音も気配もなく背後から次兄のシュトラールお兄ちゃんが立っていた。
「シューお兄ちゃん……はぁ……、なんで皆、アリルゥばかり可愛がるんだろう? お兄ちゃんもアリルゥが一番可愛いんでしょうけどさ」
「ううん。オレはフィリアが一番可愛い!」
「あー、お兄ちゃんに聞いたあたしが馬鹿だったよ」
アタシの頭をぐしゃぐしゃに撫でまわし、父上と同じくらい下手くそだけど、その手は温かくて心地が良い。
「コハル、お前も分かっているだろ? アリルゥは魔力も力も何も無い、人族と同じだ。それで過保護になり過ぎているのは確かだけどさ、アリルゥとコハルを比べたことはないよ。一度たりともね」
「でもね、アリルゥにとやかく言われると、心の中がモヤモヤするのよ」
分かってはいるけど、この胸のモヤモヤが自分の中で消化できないでいる。
妹に嫉妬するなんて自分が小さな器のように感じてしまうけど、周りがアリルゥを甘やかし、そのアリルゥがあたしに何か言うたびに、イラっときてしまうのだ。
「オレも子供の頃は少しだけ、同じこと思ってたよ」
「シューお兄ちゃんが?」
「そっ。オレはさ、双子なのに【刻狼亭】の跡取りにはなれないし、リューはオレなんかよりなんでもできるしね。オレはドジばっかで、父上もリューばかり贔屓しているんじゃないかとか、将来どうすれば良いのか? オレは何になれば良いのかって、色々迷って、今のコハルみたいにくさくさしてた」
「でもシューお兄ちゃんはリューお兄ちゃんと仲が良いし、シューお兄ちゃんには治療魔法や蘇生とかリューお兄ちゃんには出来ない色々なところがあるじゃない?」
シュトラールお兄ちゃんは風に尾をなびかせて笑う。
父上に似ているけど、歳を取らない父上と母上と違って、シュトラールお兄ちゃんは父上よりも年上に見える見た目をしている。
まぁ、ちょい悪なギル叔父さんに陽気さを足した感じだ。
「それだよ。コハルにはコハルの、アリルゥにはアリルゥの良い所や頑張れるところがあるってこと。アリルゥは自分が無力なことを知っているから、コハルを心配し過ぎて口うるさく言っちゃうんだよ。オレもよく言われているし、父上だってアリルゥには口を酸っぱくするぐらい言われているよ」
「あたしにだけじゃないの?」
「コハルにだけじゃないよ。まぁ、二人は歳が近い分言いやすいんだろうけどね」
手を取って立ち上がり、「お腹空いたー」と声を出す。
「じゃあ、アリルゥに晩御飯を作って貰おっか」
「今日は見晴らしのいい場所で焼き肉をするって言ってたよ」
「いいねぇ。んじゃオレも何か手土産でも持って行かなきゃね」
「そう言って、お酒なんでしょー。ドラゴン達が酔っぱらって街で大暴れになったら大変だから、気を付けてね」
「その時は、コハルになんとかしてもらうさ」
「もう。シューお兄ちゃんったら」
シュトラールお兄ちゃんがあたしを抱きかかえると、空を飛ぶ。
体に風を受けて温泉街を見下ろす。
「この気持ちのいい風も景色も、アリルゥは誰かに力を借りなきゃ見る事は出来ない。だから、アリルゥに何か言われて腐ってたら、こうしていい眺めを見て落ち着くと良いよ」
「シューお兄ちゃんもそうだったの?」
頷いたシュトラールお兄ちゃんに、あたしの心は少しだけ晴れた。
でも、あたしはアリルゥのことが心の底から嫌いなわけじゃない。だから、アリルゥを連れて今度は一緒にこの景色を眺めてみよう。
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リクエストありがとうございます。
合間をみてリクエストを受け付けつつ番外編で書いていこうと思います🎵
週末にまとめ読みしていたのですが、完結⁉とちょっぴり、驚いてしまいました。
いつかは完結するものとは思ってはいても、やっぱり寂しいです。
なろうから追いかけて、こちらの続きもとても楽しみにしていました。
まずはお疲れさまでした。そして、長い間楽しませていただいてありがとうございました。
最後にお弁当屋さんが出てきたのも嬉しくて。
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色々と大変だとは思いますが、どうぞご自愛くださいませ。
また、ろいずさんの作品にであえるのを楽しみにしております。
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