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26章
夏祭り準備中 ※R18
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朝から夏祭りの準備で温泉街は忙しく動き回る従業員や街の人間が観光客の上を走り回っている。
「今年も屋根の上を行きかってるね」
毎年、星降り祭りや夏祭りなどの祭りの時期は、街の屋根の上を走り回る住民達が多い。
グリムレインが氷で橋を架けてくれる時もあるが、今年は魔力切れなのでそれも見込めず、屋根の上をタンッと音を立てて走っている。
温泉大陸の住民にとって、屋根の上が道になるというのは多々あることで、他の国や街等の屋根よりも頑丈な屋根造りをされているのも温泉街の特徴かもしれない。
我が家は門扉の壁伝いに皆走って行くので屋根の上を走られることは無い。
……が、たまに【刻狼亭】から宿舎に従業員が屋根を踏み台にして飛ぶ事はある。
「アカリ、そういう音は気にするな」
「でも……こんな忙しい時に、こんなことしてるの……恥ずかしい……」
お風呂場でルーファスと裸で抱き合いながら、私は少しだけ困っていた。
コハルにお乳を吐かれて着物を着換えていたら、ルーファスもコハルにお漏らしをされてしまい、夫婦そろってお風呂に入って着替えることにしたのだ。
ちなみにコハルは、キリンちゃんがシャルちゃんと一緒に見ていてくれている。
しかし、お風呂でサッパリしたら出ていくはずだったのに、ルーファスと初めは水の掛け合いをしてキャッキャッウフフと年甲斐もなくはしゃいでいたんだけど、気付いたら、キスから始まり甘い雰囲気に流されて、最後まで致してしまったわけだ。
しかもだ……ルーファスは私がアクエレインから教えて貰った【命水】を簡単に使い、私の疲労を無くし、向き合って繋がっていたのを、立て続けにバックへ体位を変えて体を繋げて後ろから揺さぶってくる。
【命水】……私の【聖域】がやはり元気に発動して魔力がコントロールを無くしてしまうから、アクエレインやアルビーといった魔法の流れを導いてくれる人が居ないと使えないのだ。
ルーファスはどれだけ魔力のコントロールがいいのやら?
しかも属性的には低い水属性を使い熟してしまう辺り、ルーファスって魔法使いなのかな? とか思う。
ルーファスいわく「温泉大陸に生まれた時から居るから、魔力の高い食事や土地に居た分、そこらの魔法使いより苦手属性も使えるだけだ」と言っていた。
だとしたら、リュエール達子供も皆、ルーファスみたいにコントロールが良いかもしれない。
私だって二十年以上この土地に居るんだけどなぁ……
「アカリ、考え事か? 余裕があるみたいだな」
「はぅ! そんなこと無いよ!」
慌ててブンブンと首を振ると、深い所まで挿入れられていた男根が、中で出された飛沫と一緒にゆっくりと出されていく。
もう終わりなのかな? と、思ったら浅いところで出入りを繰り返されて、コリコリとカリ部分が肉襞を擦って新しい快感で、私は体を仰け反らせる。
「はぁんっ! やっ、それ、やっ、やっ、やぁっ!」
「嫌なら、こんなにキュウキュウ締め付けなくていいんだぞ?」
「んくっ、だって、いっ、んっ、んっ、んっ」
揺さぶられる度に声が途切れ途切れになって、膣内の奥の方がキュウと切なくなるのに、蜜口の入り口付近を出入りだけで、体は勝手にもっと欲しがって逃がさないようにギュウギュウ締め付けてしまう。
「意地悪、しないで、んっ、奥が、いい」
「意地悪なんてしていない。ほら」
それだけ言うと、ルーファスが腰を深くまで押し上げて最奥へ先端が届く。
「あっ、ああああああっ!」
欲しかった刺激に嬌声が上がり、唇を震わせて甘い吐息が口から漏れていく。
気持ち良さに一瞬、頭の中が真っ白になりかける。
「アカリ、やっぱりアカリは、オレを感じている時の声が一番可愛い」
うっとりと呟くように言って、ルーファスが首筋を噛んできて、奥に穿つたびに甘噛みしてきて、なす統べなく気持ち良さに私は知らない間に自分からも腰を振っていて、もうそろそろイってしまいそうだと思うと、ルーファスが腰をがっしりと掴む。
「あっ、はぁ、はぁ、んっ、ルーファス、私、もうイク、もぅ、駄目」
「ああ、オレと一緒にイこうな」
早くなる腰の動きに喘ぎ声を上げて、ドックリと奥に白濁が満たされる肉棒のドクドクする動きに、蜜口辺りがゾクゾクとして、体がずり落ちそうになるのを、ルーファスの両腕に支えられる。
ああ、気持ちイイって麻薬みたい……麻薬なんてやったことが無いけど、ずっと繋がっていたいけど、もうそろそろコハルを見にいかなくてはいけない。
キリンちゃん一人に任せるわけにはい開かない。
じゅぷじゅぷと音を立てて中に出された白濁が、股の間を通って足に流れていく。
ルーファスが指で掻き出すように蜜口に手を入れると、その刺激だけで「きゃぁう!」と声が出てしまう。
「アカリ、煽るな。そろそろお終いにしておかないとな」
ルーファスが男根を引き抜き中を掻き出してから、再びシャワーを浴びて、再びルーファスに【命水】を出してもらって口移しで飲みながら疲労回復をして、息を整えてから浴室を出て服を着替える。
また捕まっては怖いのでそそくさとコハルの元へ急ぎ、キリンちゃんにお礼を言いつつコハルの様子を見る。
コハルはおしめも替えて貰ってご機嫌のようで、尻尾をパタパタ動かしながら私に笑いかけてくる。
最近とっても表情が豊かになって、ますます可愛くなってきた。
うちの子は可愛い! まぁ、親の欲目ではあるけれど、早く元気いっぱい育ってほしいものである。
「今年も屋根の上を行きかってるね」
毎年、星降り祭りや夏祭りなどの祭りの時期は、街の屋根の上を走り回る住民達が多い。
グリムレインが氷で橋を架けてくれる時もあるが、今年は魔力切れなのでそれも見込めず、屋根の上をタンッと音を立てて走っている。
温泉大陸の住民にとって、屋根の上が道になるというのは多々あることで、他の国や街等の屋根よりも頑丈な屋根造りをされているのも温泉街の特徴かもしれない。
我が家は門扉の壁伝いに皆走って行くので屋根の上を走られることは無い。
……が、たまに【刻狼亭】から宿舎に従業員が屋根を踏み台にして飛ぶ事はある。
「アカリ、そういう音は気にするな」
「でも……こんな忙しい時に、こんなことしてるの……恥ずかしい……」
お風呂場でルーファスと裸で抱き合いながら、私は少しだけ困っていた。
コハルにお乳を吐かれて着物を着換えていたら、ルーファスもコハルにお漏らしをされてしまい、夫婦そろってお風呂に入って着替えることにしたのだ。
ちなみにコハルは、キリンちゃんがシャルちゃんと一緒に見ていてくれている。
しかし、お風呂でサッパリしたら出ていくはずだったのに、ルーファスと初めは水の掛け合いをしてキャッキャッウフフと年甲斐もなくはしゃいでいたんだけど、気付いたら、キスから始まり甘い雰囲気に流されて、最後まで致してしまったわけだ。
しかもだ……ルーファスは私がアクエレインから教えて貰った【命水】を簡単に使い、私の疲労を無くし、向き合って繋がっていたのを、立て続けにバックへ体位を変えて体を繋げて後ろから揺さぶってくる。
【命水】……私の【聖域】がやはり元気に発動して魔力がコントロールを無くしてしまうから、アクエレインやアルビーといった魔法の流れを導いてくれる人が居ないと使えないのだ。
ルーファスはどれだけ魔力のコントロールがいいのやら?
しかも属性的には低い水属性を使い熟してしまう辺り、ルーファスって魔法使いなのかな? とか思う。
ルーファスいわく「温泉大陸に生まれた時から居るから、魔力の高い食事や土地に居た分、そこらの魔法使いより苦手属性も使えるだけだ」と言っていた。
だとしたら、リュエール達子供も皆、ルーファスみたいにコントロールが良いかもしれない。
私だって二十年以上この土地に居るんだけどなぁ……
「アカリ、考え事か? 余裕があるみたいだな」
「はぅ! そんなこと無いよ!」
慌ててブンブンと首を振ると、深い所まで挿入れられていた男根が、中で出された飛沫と一緒にゆっくりと出されていく。
もう終わりなのかな? と、思ったら浅いところで出入りを繰り返されて、コリコリとカリ部分が肉襞を擦って新しい快感で、私は体を仰け反らせる。
「はぁんっ! やっ、それ、やっ、やっ、やぁっ!」
「嫌なら、こんなにキュウキュウ締め付けなくていいんだぞ?」
「んくっ、だって、いっ、んっ、んっ、んっ」
揺さぶられる度に声が途切れ途切れになって、膣内の奥の方がキュウと切なくなるのに、蜜口の入り口付近を出入りだけで、体は勝手にもっと欲しがって逃がさないようにギュウギュウ締め付けてしまう。
「意地悪、しないで、んっ、奥が、いい」
「意地悪なんてしていない。ほら」
それだけ言うと、ルーファスが腰を深くまで押し上げて最奥へ先端が届く。
「あっ、ああああああっ!」
欲しかった刺激に嬌声が上がり、唇を震わせて甘い吐息が口から漏れていく。
気持ち良さに一瞬、頭の中が真っ白になりかける。
「アカリ、やっぱりアカリは、オレを感じている時の声が一番可愛い」
うっとりと呟くように言って、ルーファスが首筋を噛んできて、奥に穿つたびに甘噛みしてきて、なす統べなく気持ち良さに私は知らない間に自分からも腰を振っていて、もうそろそろイってしまいそうだと思うと、ルーファスが腰をがっしりと掴む。
「あっ、はぁ、はぁ、んっ、ルーファス、私、もうイク、もぅ、駄目」
「ああ、オレと一緒にイこうな」
早くなる腰の動きに喘ぎ声を上げて、ドックリと奥に白濁が満たされる肉棒のドクドクする動きに、蜜口辺りがゾクゾクとして、体がずり落ちそうになるのを、ルーファスの両腕に支えられる。
ああ、気持ちイイって麻薬みたい……麻薬なんてやったことが無いけど、ずっと繋がっていたいけど、もうそろそろコハルを見にいかなくてはいけない。
キリンちゃん一人に任せるわけにはい開かない。
じゅぷじゅぷと音を立てて中に出された白濁が、股の間を通って足に流れていく。
ルーファスが指で掻き出すように蜜口に手を入れると、その刺激だけで「きゃぁう!」と声が出てしまう。
「アカリ、煽るな。そろそろお終いにしておかないとな」
ルーファスが男根を引き抜き中を掻き出してから、再びシャワーを浴びて、再びルーファスに【命水】を出してもらって口移しで飲みながら疲労回復をして、息を整えてから浴室を出て服を着替える。
また捕まっては怖いのでそそくさとコハルの元へ急ぎ、キリンちゃんにお礼を言いつつコハルの様子を見る。
コハルはおしめも替えて貰ってご機嫌のようで、尻尾をパタパタ動かしながら私に笑いかけてくる。
最近とっても表情が豊かになって、ますます可愛くなってきた。
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