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25章
おヨメさまと夜の汽車 ※R18
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汽車の中でお風呂は無理かと思ったけど、切り株のテーブルが上に伸びて、そこを開けたらシャワールームになっていたから、大喜びで浴びたものの……シャワールームは一人用でとても狭い為、着替えは出てからになる。
裸で出て着替えようとしたら、狼の獣人がオオカミでした。
「ルーファス、シャワー先に借りたねー。ルーファスもお次にどうぞ」
そう声を掛けて、着替えを床に置いておいたものを手に取ろうと、屈んだ私の背後から、ルーファスの手が回されてきて、「ふぇ?」と、言った時には首筋に甘噛みをされていた。
胸を揉んできて、小さく声を出していると、そのままの流れで窓に手を付いて後ろから挿入されて、突き上げを繰り返されていた。
男はみんなオオカミなのよ……なんて古い言葉が頭を過ってしまった。
「んくっ……はぁ、んっ、ん」
お昼ご飯の後にしたはずなのに、元気なルーファスの性欲には白旗を上げておきたいところである。
ゴリゴリと膣内を出入りするルーファスの昂ぶりは、昼と同じで硬くていい場所に擦れて気持ちがいいのと、求められれば求められる分、心も幸せで満たされる。
「ふぁっ、そこ、気持ちいい。んぅ、はぅ、あんん」
「ここか?」
「あぅっ、あっあっ、んきゅっ、ふぁぁっ」
「アカリの声が可愛いから、もっと啼かせたくなる」
耳元でそう囁いて、ゆっくり男根を出口まで引き抜いてから、奥へと強く穿つ。
「きゃぁうっ、あ、あっ、奥、だめぇー!」
お腹の奥がキュウッとして、目の前が真っ白になると、足から力が抜けて、蜜口から愛液がとろとろ流れる。
それでもルーファスの腰は休まらず、強い突き上げに、窓ガラスに胸を押し付ける形でくっつき、身長差ゆえに足はつま先立ちになる。
私の足が生まれたての小鹿になってしまうー!
「やっ、足、つら、はんっ、きゅっ」
足を床に下ろされて、挿入したまま片足を持ち上げられて体の向きを変えられると、今度は背中を窓ガラスに押し付けて、ルーファスにお尻を手で持ち上げる様にされて、突き上げが繰り返される。
背中とルーファスの手だけしか私を支えるものはなく、手と足でルーファスの背と腰にしがみ付くけど、揺さぶられて力が入らない。
「あ、あ、ひぅっ、また、イッちゃうから、やぁ、もっ、駄目なの」
「中がキュッと締まってきたぞ。可愛くて、やらしい顔になってる」
「やっ、違うの、やらしく、な、あんんっ、あっ、イクの、イッちゃ、んーっ!」
「ああ、ビクビクして堪らないな」
ぐちゅぐちゅと粘膜質な音と腰を打ち付ける肌の音が激しくなって、ルーファスが私を強く抱きしめてフルッと震えると、お腹の奥に熱い物が流し込まれていく。
「はぁーはぁー、もっ、今日は、体力、なひ……」
私が息も絶え絶えにギブアップすると、ルーファスがおでこにキスを落としてきて、「おやすみ」と優しい声色で言って、私と繋がったまま絨毯の上に横になる。
しばらくはルーファスの上ではふはふと息を吐いていたのだけど、気付けば寝ていて……もしかしたら、私がディナーの時に「寝付けないかも」なんて言ったから、体を疲れさせて眠らせてくれたのかな?
ルーファスを性欲のオオカミだとか思って、ごめんなさいと心の中で謝っておく。
ゴットンと揺れて、目を開けると、窓の外には大きな川が朝日を反射してキラキラと光っていた。
遠くには三角頭の大きな塔が見える。周りにも中くらいの塔が幾つかあり、その周りを中世風の背の高い家が並んでいる。
外壁は灰色と白の四角い石を積み上げた様な感じで、外壁の中央にトンネルがあり、汽車はそこへ向かっているようだ。
「ん……起きたのか」
「おはよー、ルーファス。街だよ!」
「ああ、ベネティクタ都市にそろそろ着くみたいだな」
起き上がりながら私の唇にキスをして「おはよう」とルーファスが微笑む。
朝日の中のイケメン! はわわ……私の旦那様が恰好いい!
「アカリ、そろそろ服を着ておいた方が良いぞ」
「ん? ふあっ! な、な、なんで裸~っ!」
ククッとルーファスが笑っているけど、私が寝落ちした後、着せてくれてなかったのか―!
しかも、体は綺麗にしてもらってたみたいだけど、股の間から白い液体がくぷっと音をだして、つぅーと流れていくし……やっぱり男はオオカミだ~っ!
シャワーを急いで浴びて、服を着替えると、昨日着ていたコルセットの装飾が今日着る服に付け替えられていた。
ルーファスは心遣いの出来る良い旦那様~。
都合のいいところだけはヨイショするのが私である。
本日は黒いロマンティックレースの黒いシャツに、黒いハイウェストのドレープロングスカート。
ハイウエストの後ろの部分にバックリボンがあって、前ウエストには昨日の狼の装飾品が四つ付けられている。
「おっと、コレを忘れていた」
カシャッと、私の首に黒いレースのチョーカーをつけて、ルーファスが「よし」と頷く。
忘れてくれていて良かったのにぃ~!!
耳飾りも左右を確認して頷いているし……私の迷子防止は何個あるのやら……。
ルーファスは昨日の服とあまり大差はないけど、微妙にデザインが変えてある。
背が高いし、モデル並なので何を着ても似合うからイケメンはいいなぁ。うん。
『ご乗車ありがとうございます。まもなくベネティクタ駅に到着いたします。お降りのお客様はお荷物の忘れ物などお気を付けて下車していただきますよう、お願いいたします』
汽車の中にアナウンスが流れ、ゴットンと大きく揺れて汽車は駅のホームへ停まった。
アナウンス……だから、早いってば、なぜ余裕を持って、一分前とかに流せないのか、少しばかり改善を要求したいところである。
裸で出て着替えようとしたら、狼の獣人がオオカミでした。
「ルーファス、シャワー先に借りたねー。ルーファスもお次にどうぞ」
そう声を掛けて、着替えを床に置いておいたものを手に取ろうと、屈んだ私の背後から、ルーファスの手が回されてきて、「ふぇ?」と、言った時には首筋に甘噛みをされていた。
胸を揉んできて、小さく声を出していると、そのままの流れで窓に手を付いて後ろから挿入されて、突き上げを繰り返されていた。
男はみんなオオカミなのよ……なんて古い言葉が頭を過ってしまった。
「んくっ……はぁ、んっ、ん」
お昼ご飯の後にしたはずなのに、元気なルーファスの性欲には白旗を上げておきたいところである。
ゴリゴリと膣内を出入りするルーファスの昂ぶりは、昼と同じで硬くていい場所に擦れて気持ちがいいのと、求められれば求められる分、心も幸せで満たされる。
「ふぁっ、そこ、気持ちいい。んぅ、はぅ、あんん」
「ここか?」
「あぅっ、あっあっ、んきゅっ、ふぁぁっ」
「アカリの声が可愛いから、もっと啼かせたくなる」
耳元でそう囁いて、ゆっくり男根を出口まで引き抜いてから、奥へと強く穿つ。
「きゃぁうっ、あ、あっ、奥、だめぇー!」
お腹の奥がキュウッとして、目の前が真っ白になると、足から力が抜けて、蜜口から愛液がとろとろ流れる。
それでもルーファスの腰は休まらず、強い突き上げに、窓ガラスに胸を押し付ける形でくっつき、身長差ゆえに足はつま先立ちになる。
私の足が生まれたての小鹿になってしまうー!
「やっ、足、つら、はんっ、きゅっ」
足を床に下ろされて、挿入したまま片足を持ち上げられて体の向きを変えられると、今度は背中を窓ガラスに押し付けて、ルーファスにお尻を手で持ち上げる様にされて、突き上げが繰り返される。
背中とルーファスの手だけしか私を支えるものはなく、手と足でルーファスの背と腰にしがみ付くけど、揺さぶられて力が入らない。
「あ、あ、ひぅっ、また、イッちゃうから、やぁ、もっ、駄目なの」
「中がキュッと締まってきたぞ。可愛くて、やらしい顔になってる」
「やっ、違うの、やらしく、な、あんんっ、あっ、イクの、イッちゃ、んーっ!」
「ああ、ビクビクして堪らないな」
ぐちゅぐちゅと粘膜質な音と腰を打ち付ける肌の音が激しくなって、ルーファスが私を強く抱きしめてフルッと震えると、お腹の奥に熱い物が流し込まれていく。
「はぁーはぁー、もっ、今日は、体力、なひ……」
私が息も絶え絶えにギブアップすると、ルーファスがおでこにキスを落としてきて、「おやすみ」と優しい声色で言って、私と繋がったまま絨毯の上に横になる。
しばらくはルーファスの上ではふはふと息を吐いていたのだけど、気付けば寝ていて……もしかしたら、私がディナーの時に「寝付けないかも」なんて言ったから、体を疲れさせて眠らせてくれたのかな?
ルーファスを性欲のオオカミだとか思って、ごめんなさいと心の中で謝っておく。
ゴットンと揺れて、目を開けると、窓の外には大きな川が朝日を反射してキラキラと光っていた。
遠くには三角頭の大きな塔が見える。周りにも中くらいの塔が幾つかあり、その周りを中世風の背の高い家が並んでいる。
外壁は灰色と白の四角い石を積み上げた様な感じで、外壁の中央にトンネルがあり、汽車はそこへ向かっているようだ。
「ん……起きたのか」
「おはよー、ルーファス。街だよ!」
「ああ、ベネティクタ都市にそろそろ着くみたいだな」
起き上がりながら私の唇にキスをして「おはよう」とルーファスが微笑む。
朝日の中のイケメン! はわわ……私の旦那様が恰好いい!
「アカリ、そろそろ服を着ておいた方が良いぞ」
「ん? ふあっ! な、な、なんで裸~っ!」
ククッとルーファスが笑っているけど、私が寝落ちした後、着せてくれてなかったのか―!
しかも、体は綺麗にしてもらってたみたいだけど、股の間から白い液体がくぷっと音をだして、つぅーと流れていくし……やっぱり男はオオカミだ~っ!
シャワーを急いで浴びて、服を着替えると、昨日着ていたコルセットの装飾が今日着る服に付け替えられていた。
ルーファスは心遣いの出来る良い旦那様~。
都合のいいところだけはヨイショするのが私である。
本日は黒いロマンティックレースの黒いシャツに、黒いハイウェストのドレープロングスカート。
ハイウエストの後ろの部分にバックリボンがあって、前ウエストには昨日の狼の装飾品が四つ付けられている。
「おっと、コレを忘れていた」
カシャッと、私の首に黒いレースのチョーカーをつけて、ルーファスが「よし」と頷く。
忘れてくれていて良かったのにぃ~!!
耳飾りも左右を確認して頷いているし……私の迷子防止は何個あるのやら……。
ルーファスは昨日の服とあまり大差はないけど、微妙にデザインが変えてある。
背が高いし、モデル並なので何を着ても似合うからイケメンはいいなぁ。うん。
『ご乗車ありがとうございます。まもなくベネティクタ駅に到着いたします。お降りのお客様はお荷物の忘れ物などお気を付けて下車していただきますよう、お願いいたします』
汽車の中にアナウンスが流れ、ゴットンと大きく揺れて汽車は駅のホームへ停まった。
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