黒狼の可愛いおヨメさま

ろいず

文字の大きさ
上 下
821 / 960
25章

おヨメさまと痴漢汽車 ※R18

しおりを挟む
 私の胸に顔を埋めてご機嫌なルーファスの頭をさわさわと触って、ピンと立った三角耳をむいむいと引っ張る。
耳が私の指から逃げてはパタパタ動く。

「ルーファス~、汽車の中だよ? 公共の乗り物だから、駄目だってば」
「どうせ清浄魔法で綺麗になる」
「あうー、そういう意味じゃないよー」

 ぢゅ、ぢゅうとオッパイが吸われて、幾つめかの赤いキスマークが花を咲かせている。
これ以上されると、お股がびしょ濡れになってショーツが大変なことになる! 
足をバタつかせると、スカートの間に手を入れて、ガーターベルトと長靴下の間でむき出しになっている太腿を撫でる。

「ぴゃっ!」
「暴れるんじゃない。大人しくしていないと、ドリアード達に気付かれるぞ?」
「うぅ~っ」

 ルーファスが止めてくれたら、とても大丈夫だと思うのだけど、ショーツ越しでも私が濡れ始めているのが分かったのか、口元に笑みを浮かべてショーツの中に手を入れて蜜孔へ指を入れて、出たり入ったりを繰り返し始める。

「ひゃっ、あ、あ、んきゅっ、ふぁ、やぁ」
「こっちにも集中しておけ」
「ひゃぁんっ!」

 ぢゅっとおっぱいの尖りを吸われて、歯を立てられ悲鳴に似た甘い声が出た。
私の甘えるような鼻にかかった声が上がる度に、ルーファスの耳が動いて蜜腔の中の指も探るように動き、私の声の反応が良い場所を探しては肉襞を指で触る。

「きゃふっ、そこ、やぁ、やっ、や、や」
「ここだな。相変わらず、ここら辺が弱いな」

 ルーファスの指が動いて一番弱いところを何度か擦られると、お腹の中が電流が走ったみたいになってギューッと閉めていた物が溢れ出すように解放されて、達していた。
足が小さく震えて、全力疾走した直後みたいだ。

「ヒクヒクと動いて、まだ物足りなさそうだな」

 そんなことは無いです。もうイッたばかりで、息切れ中です。
はふはふと息をして首を左右に振ったけど、ルーファスがズボンのベルトを外しているカチャカチャした音がしている。

 チュッと唇にキスをされて、スカートを捲られてショーツをズラされるとズブリと蜜口に肉棒が挿入してきて、広がる蜜道の圧迫に息が止まりそうになる。

「ぁくぅ……っ」
「アカリ、息をちゃんとしておけ、息を吐いてもらわないとアカリが苦しいだけだぞ?」
「はひっ、んぅー、もっ、だめぇ……」

 ルーファスが動くのをやめて、おでこ、頬、唇にキスを落として、私が息を整えるとまた腰を沈めていく。
全部が挿入った頃に、ルーファスもふぅと息を吐いていた。

「キツくないか?」
「ちょっとキツい。はふ、でもそのうち慣れるから、も、少し待ってね」
「流石に、いつも通りやるには場所が場所だからな」
「んくぅ、だから、駄目って……ぁっ、動いちゃ、あ、ん」
「オレじゃなくて、汽車が揺れたんだ」

 小さく汽車が揺れて、その振動で膣内が微かな快感を拾ってお腹の奥がキュウキュウ動く。
この振動、ちょっと気持ち良くなりそうだから、止まって欲しい……。

「んふ、っ、っ!」
「コラ、アカリ。オレ以外で感じようとするな」
「だって、中にルーファスが挿入ってるし……あっ、きゃうっ」

 グイグイと腰を押し付けられて、奥の方で気持ち良さがコツコツ叩かれている感じ。
手がおっぱいを鷲掴みにして揉み上げ、ピンッと乳首を爪で弾く。

「きゃんっ!」
ナカが締まって、気持ちいいな」
「ふぁっ、お腹の奥ぅ、じんじんする」
「そのまま、オレだけを感じておけ」

 おっぱいをむにむにと揉まれる度に、首が勝手に左右に動く。
欲しい快感はそこじゃないと、言っているようで恥ずかしいけど、子宮の奥が熱くて、早く欲しい。
でも、口にするのは恥ずかしい。
ルーファスに手を伸ばすと、手を恋人つなぎで握ってくれて、キスをするとゆっくり優しく腰を動かし始めてくれる。

「んっ、ん、あ、きもち、いい、んっ、ん、ルーファスも、気持ちイイ?」
「ああ、いつだって、アカリと、するのは、最高だよ」
「んっ、よかっ、たぁ、あっ、んんんっ」


 くちゅんと水音と一緒にルーファスと体が密着して、もう少しで気持ちいいのが来そうだと思うと、腰の動きが早くなって、気持ち良さに嬌声を上げて体を仰け反らせると、蜜壺内にたっぷり出されて、お腹の中がきゅぅーとルーファスの男根にまだ居て欲しいようにギュウギュウしていた。
ルーファスが腰を引こうとしたのを「あ、駄目」と、繋いでいた手を握りしめる。

「も、少し、中に居て……欲しいかな?」
「可愛いことを」
「あっんっ」

 またルーファスの突き上げがあって、体がビリビリと快感で震えて、嬌声と共に気を失うまでガッツリたっぷりされてしまった。

 まだ、旅行の初日で目的地にも着いていないのに、盛り上がってしまって……旅行の盛り上がり場所はここじゃないよね!? と、少し思ったり。
そして、おバカな頭の片隅は「あれ? コレって痴漢電車!? いや、痴漢汽車!?」とか騒いでしまったのは内緒である。

 服を直して、くったりモードで落ち着いた頃には常闇の森を抜け始め、荒野のような場所が見え始めていた。
しおりを挟む
感想 1,004

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

お腹の子と一緒に逃げたところ、結局お腹の子の父親に捕まりました。

下菊みこと
恋愛
逃げたけど逃げ切れなかったお話。 またはチャラ男だと思ってたらヤンデレだったお話。 あるいは今度こそ幸せ家族になるお話。 ご都合主義の多分ハッピーエンド? 小説家になろう様でも投稿しています。

夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました

氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。 ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。 小説家になろう様にも掲載中です

どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします

文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。 夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。 エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。 「ゲルハルトさま、愛しています」 ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。 「エレーヌ、俺はあなたが憎い」 エレーヌは凍り付いた。

【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される

奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。 けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。 そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。 2人の出会いを描いた作品はこちら 「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630 2人の誓約の儀を描いた作品はこちら 「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」 https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041

夫が寵姫に夢中ですので、私は離宮で気ままに暮らします

希猫 ゆうみ
恋愛
王妃フランチェスカは見切りをつけた。 国王である夫ゴドウィンは踊り子上がりの寵姫マルベルに夢中で、先に男児を産ませて寵姫の子を王太子にするとまで嘯いている。 隣国王女であったフランチェスカの莫大な持参金と、結婚による同盟が国を支えてるというのに、恩知らずも甚だしい。 「勝手にやってください。私は離宮で気ままに暮らしますので」

娼館で元夫と再会しました

無味無臭(不定期更新)
恋愛
公爵家に嫁いですぐ、寡黙な夫と厳格な義父母との関係に悩みホームシックにもなった私は、ついに耐えきれず離縁状を机に置いて嫁ぎ先から逃げ出した。 しかし実家に帰っても、そこに私の居場所はない。 連れ戻されてしまうと危惧した私は、自らの体を売って生計を立てることにした。 「シーク様…」 どうして貴方がここに? 元夫と娼館で再会してしまうなんて、なんという不運なの!

番から逃げる事にしました

みん
恋愛
リュシエンヌには前世の記憶がある。 前世で人間だった彼女は、結婚を目前に控えたある日、熊族の獣人の番だと判明し、そのまま熊族の領地へ連れ去られてしまった。それからの彼女の人生は大変なもので、最期は番だった自分を恨むように生涯を閉じた。 彼女は200年後、今度は自分が豹の獣人として生まれ変わっていた。そして、そんな記憶を持ったリュシエンヌが番と出会ってしまい、そこから、色んな事に巻き込まれる事になる─と、言うお話です。 ❋相変わらずのゆるふわ設定で、メンタルも豆腐並なので、軽い気持ちで読んで下さい。 ❋独自設定有りです。 ❋他視点の話もあります。 ❋誤字脱字は気を付けていますが、あると思います。すみません。

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にノーチェの小説・漫画を1話以上レンタルしている と、ノーチェのすべての番外編を読むことができます。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。