黒狼の可愛いおヨメさま

ろいず

文字の大きさ
上 下
803 / 960
24章

貸家は今日も…… ※R18

しおりを挟む
 少しずつ寒さは冬の到来を告げていて、もう年末が近いというところまで来ていた。
相変わらずの貸家暮らしで私達二人は、相変わらずの新婚生活のような感じで過ごしている。
今日は昨日の夜から『蜜籠り』シーズンの絶好調な感じで朝起きて、布団を出て朝ご飯の準備をしようとしたら、布団に引き戻され、ルーファスに捕まっている。

「ルーファス、朝食の準備しないと……」
「まだいいだろう?」
「ううっ、昨日もいっぱいしたよ? ひゃっんっ」

 後ろから抱きしめながら胸を揉みつつ、お尻の割れ目の間を熱を帯びた猛った雄が蜜口をツンッと押し上げてくる。
なんで朝から元気なの!? 私は昨日の夜散々あんあん言わされて、体力がようやく半分戻ったばかりなのに、ヒドラのクリスタルで無茶なことが出来るとわかってから、ルーファスの蜜籠りが容赦ない~っ!

「ルーファス、無理、無理ぃ~」
「昨日の夜やったんだから、まだイケるだろ」
「あぐぅ……そうじゃなくて、んくぅぅ、あっ、いれちゃ、だめぇ……あぅっ」

 肉襞を押し割って蜜口から挿入りこんだ熱いたかぶりは、蜜口を上下に動き私の中から愛液が出ることを催促する。

「あふっ、ゃぁ、んんっ、私、体力尽きちゃうぅ~、ひゃぁんっ」
「アカリの体力が尽きたら、一日オレが介抱してやろう」
「あああっ、奥、だめ、あんっん、ん、」

 ちゅくんちゅくんと私の意思を無視した体が愛液を溢れさせて、ルーファスの雄を受け入れる準備をしたものだから、上下に動いていたモノを奥へと突き入れてきた。
自分でも体力無いって分かってるのに、花芯がきゅうっとして反応してしまうのが恨めしい。

「んきゅぅーっ、ルーファスの狼っ! えっちぃ」
「オレは初めから狼なんだが? ククッ、なんだかんだ言って、アカリも余裕だな」
「そんなこと無いぃ、あっっ、んっ、んっ、あっ、あ、あ」

 後ろから私の膣内から性器を腰を引いては、奥へと深く入り込む。その度にお腹の中はゾクゾクとして、声を漏らさない様に布団のシーツを握りしめるけど、ルーファスが私の顎を手で上げさせると声が我慢できずに出てしまう。

「あんっ、ん、ん、きゃふっ、やぁんっ」
「可愛い声を我慢するのは禁止だ」

 後ろからルーファスの優しく蕩けるような囁く声がすると、下腹部の奥がキュンッとして体がふるっと震えてしまう。

「んっ、アカリの中がギュウッとオレを欲しがって離さないな」
「はひゅ、きゃんっ、奥が、キュウキュウする……きゃうっ、あっ、あっ、激しいのっ」
「まだ足りないだろ?」

 グッと腰を打ち付けられて粘膜質なじゅぷじゅぷした音と肌が当たる音が繰り返され、激しさを増すと背中が粟立ってゾックリとするとキュウゥゥッと切なさと快感が押し寄せて、腰を持たれて深く挿し込まれると膣が痙攣して声にならない嬌声を上げて、イッてしまっていて、ルーファスの陰茎の硬さが増して奥に白濁を迸る。

「んきゅぅぅっ、あっ、ひぅ、頭、真っ白なっちゃ、んんんっ」

 中に出されてこれで終わりかな? と働かなくなった頭で少し思っていたら、ズルりと陰茎が抜かれて布団に顔を埋めてハフハフと息をしつつ、体を仰向けにされて口づけを受けて、口の中に甘く広がる番の味を飲み込んで「幸せだよ」と言って「今日はこれでお終いだよ?」と言葉を続けようとしたのに、じゅぷりとルーファスが放った白い液体が垂れ流れている蜜腔に再び、ルーファスが男根を挿入れてきた。

「んきゃぅ、あ、やらぁ、メッ。もっ、イッたの、イッたからぁ」
「今のは、アカリが悪い」

 首をフルフルと横に振っても、ルーファスは私の手を繋ぐように押し付けて、腰を深く押し付けてくる。
抗議するように、ルーファスの腰にしがみ付いた両足でポスポスと足をバタつかせても効果は無く、また最奥を亀頭で押し上げられて我慢できずにイクと、理性が快感に負けてしまって……散々朝から喘がされてしまった。

 シュトラールの言ってた抱き上げながらの体位もされてしまうし、本当にあの子は余計なことを~っ!
お風呂に入れたのはお昼過ぎで、クタクタで体力ゲージが無くなった私はルーファスに抱き上げられつつ肩に頭を乗せて、お人形さん状態で温泉街を歩く羽目になった。

 いや、いつも抱き上げられての移動はするけど、しちゃった後は下腹部の中がつくんつくんと甘く疼いて、なんだかまだ腫れぼったいし、体は少し熱を帯びて恥かしくて……しかも、この世界の人は蜜籠りとか知っているから、「スタミナの付く食材あるよ!」とかお店の人が言うし、「旦那、女房啼かせだね」とか声を掛けてくる……泣かせの漢字が違うように聞こえるのは私の気のせいなのか凄く気になる。

 買い物が終わって貸家に帰り着く頃には、私の体力ゲージの他に気持ちゲージも底を尽きそうな気がする。
ルーファスに「手加減を覚えて?」と言えば、「十分手加減した方だ」とケロッと言われてしまう。

「アルバムで見た、アカリみたいな女の子がまた欲しいな」とか、言われて……九人目を作る気満々なルーファスに私はひぇぇぇとしか言えない。
まだ、冬は続くから、私の甘い試練は続きそうだ。
しおりを挟む
感想 1,004

あなたにおすすめの小説

お腹の子と一緒に逃げたところ、結局お腹の子の父親に捕まりました。

下菊みこと
恋愛
逃げたけど逃げ切れなかったお話。 またはチャラ男だと思ってたらヤンデレだったお話。 あるいは今度こそ幸せ家族になるお話。 ご都合主義の多分ハッピーエンド? 小説家になろう様でも投稿しています。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

婚約者が巨乳好きだと知ったので、お義兄様に胸を大きくしてもらいます。

恋愛
可憐な見た目とは裏腹に、突っ走りがちな令嬢のパトリシア。婚約者のフィリップが、巨乳じゃないと女として見れない、と話しているのを聞いてしまう。 パトリシアは、小さい頃に両親を亡くし、母の弟である伯爵家で、本当の娘の様に育てられた。お世話になった家族の為にも、幸せな結婚生活を送らねばならないと、兄の様に慕っているアレックスに、あるお願いをしに行く。

婚約者である皇帝は今日別の女と結婚する

アオ
恋愛
公爵家の末娘として転生した美少女マリーが2つ上の幼なじみであり皇帝であるフリードリヒからプロポーズされる。 しかしその日のうちにプロポーズを撤回し別の女と結婚すると言う。 理由は周辺の国との和平のための政略結婚でマリーは泣く泣くフリードのことを諦める。しかしその結婚は実は偽装結婚で 政略結婚の相手である姫の想い人を振り向かせるための偽装結婚式だった。 そんなこととはつゆ知らず、マリーは悩む。すれ違うがその後誤解はとけマリーとフリードは幸せに暮らしました。

大きくなったら結婚しようと誓った幼馴染が幸せな家庭を築いていた

黒うさぎ
恋愛
「おおきくなったら、ぼくとけっこんしよう!」 幼い頃にした彼との約束。私は彼に相応しい強く、優しい女性になるために己を鍛え磨きぬいた。そして十六年たったある日。私は約束を果たそうと彼の家を訪れた。だが家の中から姿を現したのは、幼女とその母親らしき女性、そして優しく微笑む彼だった。 小説家になろう、カクヨム、ノベルアップ+にも投稿しています。

【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される

奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。 けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。 そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。 2人の出会いを描いた作品はこちら 「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630 2人の誓約の儀を描いた作品はこちら 「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」 https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041

夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました

氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。 ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。 小説家になろう様にも掲載中です

淫らな蜜に狂わされ

歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。 全体的に性的表現・性行為あり。 他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。 全3話完結済みです。

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にノーチェの小説・漫画を1話以上レンタルしている と、ノーチェのすべての番外編を読むことができます。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。