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23章
嫁の痴女 ※R18
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ハガネに「毒蛇が冬眠する前に、毒除去って事でアカリは聖水作りな」と言われ、確かに私の【聖域】なら毒は消せるかな? と、聖水を作り、グリムレインと一緒に空から霧を散布したせいで、温泉大陸は霧の大陸と化している。
「これ、大丈夫かなー?」
「病気で静養に来ている客にも効くだろうから、温泉大陸の効能は素晴らしい! と、評判が上がるのではないか?」
「なるほどー。グリムレイン賢ーい!」
「そうであろう。もっと褒めるがいいぞ」
「ふふーっ、天才~!」
ああ、それにしてもこの炎天下の中、グリムレインの腕の中は冷たくて気持ちいい。
あむっと口に氷のようなトゲトゲした鱗の一枚を含んだら、思った通り冷たくて、ついペロペロと舐めてしまったら、「ギョニョワァアアアアアアア!!!!」と聞いた事のない声を上げて、グリムレインに屋敷の庭にポイッと放り投げられてしまった。
「嫁の痴女ー!!!!」
それだけ言うとグリムレインは凄い勢いで空へと羽ばたき、何処かへ飛んで行ってしまった……。
痴女って……えぇー???
「失礼すぎない?」
私が小さく頬を膨らまして、霧が晴れるのを待っていたら、薄まっていく霧の中をルーファスが仁王立ちしていた。
あれー? なんだかお顔が怖くはないでしょうか……?
「アカリ」
「はい。なにかなー?」
とりあえず笑って様子見である。
ルーファスも口元に笑みを浮かべるけど、何だか目が怖いですよー?
「今の『痴女』発言はなにか聞いてもいいか?」
「んーっ、ちょっとグリムレインの腕の中が気持ち良くて、鱗が氷みたいでペロッて舐めてたら痴女呼ばわりなんて、酷いと思わない?」
「ハァー……オレの番が痴女だった……」
「酷いっ! ルーファスまで痴女呼ばわりなんて!?」
思わずガーンッと声に出して言いたいぐらいである。
ルーファスが首を振って溜め息まで吐くし、あんまりでは!?
長く異世界に居るけど、ペロペロ舐めちゃうのは痴女扱いなの? でも、うちの子供とかルーファスも割りと私をペロペロ舐めてくるけどなぁ? 何が違うというのか……理不尽さを感じてしまう。
「アカリ、その顔は、なにもわかっていないな?」
「? 舐めたら駄目なの?」
直球で聞いてみれば、ルーファスは再び眉間にしわを寄せて溜め息を吐く。
するんと腰を抱き寄せられて鎖骨を舌で舐め回される。
「ひゃぅっ!」
ぬろぬろと動く舌に、くすぐったさ半分、羞恥心半分でルーファスの腕をペシペシ叩くと、ようやく舐めるのを止めてくれる。
「アカリがグリムレインにしたのは、こういう事だ」
「わ、私は、ただ……舐めたら冷たくて、気持ちイイかなーって……」
決して、エッチな感じじゃなくて、好奇心のようなものだったと思う。
でも、私がしてしまったのは、こういう事なのだと理解はした。
こんな事なら腕じゃなくて背中に乗せもら貰えば良かったと反省もする。背中だと熱中症になりそうだったから、腕に抱きかかえてもらったのが間違いだった。
「ううーっ、反省しました。はい、痴女で間違いないよぅ……グリムレインに後で謝罪します!」
宣誓するように片手を挙げて私は謝罪することをルーファスに約束する。
少しあきれ顔でルーファスに抱き上げられて、屋敷の中に入ると二階に上がり、浴室に入ると浴衣に手をかけられる。
「あの、ルーファス?」
「外で暑かったんだろう?」
「それはまぁ……」
「暑いから冷たいものが欲しかったんだよな?」
「はうぅ~……自分で脱げるから、ルーファスも脱いで!」
脱がされるのって結構恥ずかしいし、エッチなことをされてしまうなら、少しでも恥ずかしいことは済ませてしまいたい。
「ふむ……、あれか。浮気のお仕置きだ」
「ふぇっ!? 浮気なんてしてないよ!?」
「オレ以外の男の、首元を舐めておいてか?」
「それはそうだけど、やましい気持ちは欠片も無かったんだよ?」
「やましい気持ちが無いなら、調べておかないとな」
ルーファスが口を開きカプッと私の鎖骨に噛みつくと、浮き出た鎖骨に犬歯がコリコリ食い込んで結構痛い。
噛まれるだけで浮気の取り調べが終わるなら、我慢すべきかな? と大人しくカジカジ噛まれていたら、パンツの中に手が入ってきた。
「やっ、ちょっ、ルーファス!?」
秘部を手で触られて中に指が入り込んで動かされると、くちゅりと水音がした。
「アカリ、まだ指を入れただけなのに、こんなに濡れてるなんて、浮気じゃないのか?」
「はぅ、ちが、ルーファスが、弄るから、ん、あっ」
くちゅりくちゅりとゆっくり指で掻き回されて、ビクビクと体が反応して内股気味になって、ルーファスを見つめると、楽し気な目をしていた。これは弄ばれている気がする……。
「浮気しているかどうかは挿入れてみればわかる。浮気して無いなら、きっとアカリのココは狭いはずだからな」
ずるっと指が抜き出されて片足を持ち上げられてパンツが片足抜き取られて、片足に引っ掛かる。
まだ指一本を少し入れただけなのに、ナニを挿入れる気なの!? と言いたいけど、下品過ぎてそれ以上は言えない。
ルーファスが浴衣の間から私の腕程の大きさの物を反り起たせて、浴室の壁際に私は追い込まれる。
まだ浴衣も脱いでないし、パンツが半脱げしているだけの状態なのだけど?
「ルーファス、怖い……」
ここは可愛く上目遣い攻撃で優しくしてもらおう。
従業員のおねー様方から、私が伝授された女の武器を20年弱経ってようやく使う時が来たようだ。
「アカリ、そういう時は少し目を潤ませると効果的だぞ?」
「そうなの? うーん、潤ませ……ハッ!」
演技していたのがバレたと思った時には、ルーファスの良い笑顔に唇を塞がれていて、舌が喉の奥まで舐めとるように吸い付いて「んー、うう」と、くぐもった声を出して、抗議するものの、舌が丁寧に歯列をなぞって、舌をたまに悪戯に絡ませてきたり、吸ってを繰り返し、角度を変えて繰り返されるキスに酸欠状態でようやく、唇が離れた時には頭がふにゃふにゃだった。
「ほら、アカリはエッチだな。指も入れてないのに、太腿がこんなに濡れてる」
「ふぁ……、ゃぁ……」
太腿をゆっくりと撫でられて、股の間から溢れ出た蜜液を手ですくい上げて私に見せる。
イヤイヤと首を振ると、両手を壁に押し付けられる。
「さて、浮気を確かめないとな」
「して、ない……わかってるくせに」
「オレは嫉妬深いんだ。アカリがオレ以外の男を舐めたのが、悪い」
股の間を既に臨戦状態のモノが入り込み、蜜口に押し付けられる。
「やっ、無理だよ……怖い、裂けちゃうよ……」
涙目で訴えれば、ルーファスの喉がゴクリと鳴る。
なんでそんな我慢できないって感じの目で見ているのか……本当に怖いのですが?
「裂けても、オレの中のクリスタルで瞬時回復してやるから、安心しろ」
「ひっ、う、無理、キツい……んっうっ」
先端が挿入っただけで限界まで広がった気がするのに、ヒクヒクと蜜壺の奥が動いて受け入れようとしてる。
ヒドラのクリスタルのせいなのか、広げられた痛さも直ぐに引いて、お腹の中が熱くなっていく。
「はぁ、ん、私、変……ふぁっ、ぁ、やぁ、これ、変……」
「随分、クルな。感度が好過ぎるな」
「んっ、あっ、どうしよう、凄く、気持ちイイ……ひぅ、ん、ん」
「ああ、クリスタルで通じ合ってるのと、番の惹かれ合う感覚が混じってるな」
「きゃうっ、奥、もっと奥がイイの、早く、んっ、あっあ、あ、あ」
ずぶずぶと奥へと挿入れられて、腰にうずうずとした感じともどかしさが広がり、胸の奥ではきゅんと甘く切ない気持ちでいっぱいになっていく。
圧迫感でみっしりとしているのに、それ以上に満たされたくて、欲しくて、滅茶苦茶にして欲しいと、望んでしまいそうになって、それは駄目だとギリギリ理性が押しとどめる。
「アカリ、オレを感じているか?」
「うん、ルーファス、凄いの。んふっ、あっ、キス、して……んっ」
貪るようなキスに、口の中が番の甘い味で一杯になって、もっと欲しくて舌を伸ばすと、絡まる舌で口の中は熱を持つ。こんな気持ちいいキス、手放せない___。
「あっ、んっふっ、ルーファス、好きぃ、もっと頂戴」
「アカリ、んっ、口の中が、アカリの味でいっぱいだ」
啄むキスも角度を変えた濃厚なキスも、気持ちイイ。
壁に押し付けられた手がいつの間にか、解けていて浴衣を脱がせて、胸がルーファスの前に晒され、乳房の先端を口に含まれて、下からは剛直がズチュズチュと音を立てて、奥を突いては引かれて、また奥へと突かれる。
「あーっ、もぅ、駄目、いいよぅ、あうっ、あんっ、お願い、奥にいっぱい頂戴」
「ああ、もうアカリは可愛い。どうしてこんなに抱いても、こんなに可愛いんだ。オレの、唯一。いっぱい感じてオレだけを求めてくれ」
じゅぶっっと愛液と先走りで泡立った蜜が溢れて、卑猥な音を立てながら、私を快感の一番いい所へ持ち上げていく。
腰を打ち付けられて追い上げられて、快感が電撃で撃たれように全身に回って、目の前が真っ白になって、私はルーファスを奥で感じて絶頂で達していた。
「アカリのその顔、誰にも見せたくない」
グッグッと膣内を肉棒が押し上げて、私は嬌声を上げてきゅぅぅんと膣内を締めると、ルーファスが「クッ、アカリの締め付けが我慢できない」と耳元で囁かれ、何度も胎内で熱い液体が広がるのを感じていた。
最後ら辺は「もっと」と自ら腰をくねらせて、「滅茶苦茶にして」「ルーファス、イッちゃうー!」と叫んでいた気もするけど、意識も大分飛んでいて、これはヒドラのクリスタルのせいと全部クリスタルのせいにしたのは、内緒である。
そして、ようやく絶頂地獄から解放されて、意識がハッキリした私は、温牛牧場に大急ぎで駆けこんだ。
温牛のミルクを大量に貰い、荷車で運んで最高級の黄金砂糖と温泉鳥の貴重な生卵を使っての、温牛アイスクリームを大鍋いっぱいに作った。
グリムレインのご機嫌取と謝罪のアイスクリームである。
グリムレインが屋敷に帰って来て、謝り倒すと「嫁がアイスを手ずから食わせてくれるなら、許してやってもいい」と言われて……何故か、グリムレインの膝の上に座って、スプーンで「はい。あーん」状態でアイスを食べさせるという事になった。
ヴヴヴ……と、後ろからルーファスの唸り声が聞こえ、ルーファスの方は絶対に見れない。
ああ、これは今夜はお仕置きコースで寝かせてもらえないかもしれない……。
「これ、大丈夫かなー?」
「病気で静養に来ている客にも効くだろうから、温泉大陸の効能は素晴らしい! と、評判が上がるのではないか?」
「なるほどー。グリムレイン賢ーい!」
「そうであろう。もっと褒めるがいいぞ」
「ふふーっ、天才~!」
ああ、それにしてもこの炎天下の中、グリムレインの腕の中は冷たくて気持ちいい。
あむっと口に氷のようなトゲトゲした鱗の一枚を含んだら、思った通り冷たくて、ついペロペロと舐めてしまったら、「ギョニョワァアアアアアアア!!!!」と聞いた事のない声を上げて、グリムレインに屋敷の庭にポイッと放り投げられてしまった。
「嫁の痴女ー!!!!」
それだけ言うとグリムレインは凄い勢いで空へと羽ばたき、何処かへ飛んで行ってしまった……。
痴女って……えぇー???
「失礼すぎない?」
私が小さく頬を膨らまして、霧が晴れるのを待っていたら、薄まっていく霧の中をルーファスが仁王立ちしていた。
あれー? なんだかお顔が怖くはないでしょうか……?
「アカリ」
「はい。なにかなー?」
とりあえず笑って様子見である。
ルーファスも口元に笑みを浮かべるけど、何だか目が怖いですよー?
「今の『痴女』発言はなにか聞いてもいいか?」
「んーっ、ちょっとグリムレインの腕の中が気持ち良くて、鱗が氷みたいでペロッて舐めてたら痴女呼ばわりなんて、酷いと思わない?」
「ハァー……オレの番が痴女だった……」
「酷いっ! ルーファスまで痴女呼ばわりなんて!?」
思わずガーンッと声に出して言いたいぐらいである。
ルーファスが首を振って溜め息まで吐くし、あんまりでは!?
長く異世界に居るけど、ペロペロ舐めちゃうのは痴女扱いなの? でも、うちの子供とかルーファスも割りと私をペロペロ舐めてくるけどなぁ? 何が違うというのか……理不尽さを感じてしまう。
「アカリ、その顔は、なにもわかっていないな?」
「? 舐めたら駄目なの?」
直球で聞いてみれば、ルーファスは再び眉間にしわを寄せて溜め息を吐く。
するんと腰を抱き寄せられて鎖骨を舌で舐め回される。
「ひゃぅっ!」
ぬろぬろと動く舌に、くすぐったさ半分、羞恥心半分でルーファスの腕をペシペシ叩くと、ようやく舐めるのを止めてくれる。
「アカリがグリムレインにしたのは、こういう事だ」
「わ、私は、ただ……舐めたら冷たくて、気持ちイイかなーって……」
決して、エッチな感じじゃなくて、好奇心のようなものだったと思う。
でも、私がしてしまったのは、こういう事なのだと理解はした。
こんな事なら腕じゃなくて背中に乗せもら貰えば良かったと反省もする。背中だと熱中症になりそうだったから、腕に抱きかかえてもらったのが間違いだった。
「ううーっ、反省しました。はい、痴女で間違いないよぅ……グリムレインに後で謝罪します!」
宣誓するように片手を挙げて私は謝罪することをルーファスに約束する。
少しあきれ顔でルーファスに抱き上げられて、屋敷の中に入ると二階に上がり、浴室に入ると浴衣に手をかけられる。
「あの、ルーファス?」
「外で暑かったんだろう?」
「それはまぁ……」
「暑いから冷たいものが欲しかったんだよな?」
「はうぅ~……自分で脱げるから、ルーファスも脱いで!」
脱がされるのって結構恥ずかしいし、エッチなことをされてしまうなら、少しでも恥ずかしいことは済ませてしまいたい。
「ふむ……、あれか。浮気のお仕置きだ」
「ふぇっ!? 浮気なんてしてないよ!?」
「オレ以外の男の、首元を舐めておいてか?」
「それはそうだけど、やましい気持ちは欠片も無かったんだよ?」
「やましい気持ちが無いなら、調べておかないとな」
ルーファスが口を開きカプッと私の鎖骨に噛みつくと、浮き出た鎖骨に犬歯がコリコリ食い込んで結構痛い。
噛まれるだけで浮気の取り調べが終わるなら、我慢すべきかな? と大人しくカジカジ噛まれていたら、パンツの中に手が入ってきた。
「やっ、ちょっ、ルーファス!?」
秘部を手で触られて中に指が入り込んで動かされると、くちゅりと水音がした。
「アカリ、まだ指を入れただけなのに、こんなに濡れてるなんて、浮気じゃないのか?」
「はぅ、ちが、ルーファスが、弄るから、ん、あっ」
くちゅりくちゅりとゆっくり指で掻き回されて、ビクビクと体が反応して内股気味になって、ルーファスを見つめると、楽し気な目をしていた。これは弄ばれている気がする……。
「浮気しているかどうかは挿入れてみればわかる。浮気して無いなら、きっとアカリのココは狭いはずだからな」
ずるっと指が抜き出されて片足を持ち上げられてパンツが片足抜き取られて、片足に引っ掛かる。
まだ指一本を少し入れただけなのに、ナニを挿入れる気なの!? と言いたいけど、下品過ぎてそれ以上は言えない。
ルーファスが浴衣の間から私の腕程の大きさの物を反り起たせて、浴室の壁際に私は追い込まれる。
まだ浴衣も脱いでないし、パンツが半脱げしているだけの状態なのだけど?
「ルーファス、怖い……」
ここは可愛く上目遣い攻撃で優しくしてもらおう。
従業員のおねー様方から、私が伝授された女の武器を20年弱経ってようやく使う時が来たようだ。
「アカリ、そういう時は少し目を潤ませると効果的だぞ?」
「そうなの? うーん、潤ませ……ハッ!」
演技していたのがバレたと思った時には、ルーファスの良い笑顔に唇を塞がれていて、舌が喉の奥まで舐めとるように吸い付いて「んー、うう」と、くぐもった声を出して、抗議するものの、舌が丁寧に歯列をなぞって、舌をたまに悪戯に絡ませてきたり、吸ってを繰り返し、角度を変えて繰り返されるキスに酸欠状態でようやく、唇が離れた時には頭がふにゃふにゃだった。
「ほら、アカリはエッチだな。指も入れてないのに、太腿がこんなに濡れてる」
「ふぁ……、ゃぁ……」
太腿をゆっくりと撫でられて、股の間から溢れ出た蜜液を手ですくい上げて私に見せる。
イヤイヤと首を振ると、両手を壁に押し付けられる。
「さて、浮気を確かめないとな」
「して、ない……わかってるくせに」
「オレは嫉妬深いんだ。アカリがオレ以外の男を舐めたのが、悪い」
股の間を既に臨戦状態のモノが入り込み、蜜口に押し付けられる。
「やっ、無理だよ……怖い、裂けちゃうよ……」
涙目で訴えれば、ルーファスの喉がゴクリと鳴る。
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「裂けても、オレの中のクリスタルで瞬時回復してやるから、安心しろ」
「ひっ、う、無理、キツい……んっうっ」
先端が挿入っただけで限界まで広がった気がするのに、ヒクヒクと蜜壺の奥が動いて受け入れようとしてる。
ヒドラのクリスタルのせいなのか、広げられた痛さも直ぐに引いて、お腹の中が熱くなっていく。
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「随分、クルな。感度が好過ぎるな」
「んっ、あっ、どうしよう、凄く、気持ちイイ……ひぅ、ん、ん」
「ああ、クリスタルで通じ合ってるのと、番の惹かれ合う感覚が混じってるな」
「きゃうっ、奥、もっと奥がイイの、早く、んっ、あっあ、あ、あ」
ずぶずぶと奥へと挿入れられて、腰にうずうずとした感じともどかしさが広がり、胸の奥ではきゅんと甘く切ない気持ちでいっぱいになっていく。
圧迫感でみっしりとしているのに、それ以上に満たされたくて、欲しくて、滅茶苦茶にして欲しいと、望んでしまいそうになって、それは駄目だとギリギリ理性が押しとどめる。
「アカリ、オレを感じているか?」
「うん、ルーファス、凄いの。んふっ、あっ、キス、して……んっ」
貪るようなキスに、口の中が番の甘い味で一杯になって、もっと欲しくて舌を伸ばすと、絡まる舌で口の中は熱を持つ。こんな気持ちいいキス、手放せない___。
「あっ、んっふっ、ルーファス、好きぃ、もっと頂戴」
「アカリ、んっ、口の中が、アカリの味でいっぱいだ」
啄むキスも角度を変えた濃厚なキスも、気持ちイイ。
壁に押し付けられた手がいつの間にか、解けていて浴衣を脱がせて、胸がルーファスの前に晒され、乳房の先端を口に含まれて、下からは剛直がズチュズチュと音を立てて、奥を突いては引かれて、また奥へと突かれる。
「あーっ、もぅ、駄目、いいよぅ、あうっ、あんっ、お願い、奥にいっぱい頂戴」
「ああ、もうアカリは可愛い。どうしてこんなに抱いても、こんなに可愛いんだ。オレの、唯一。いっぱい感じてオレだけを求めてくれ」
じゅぶっっと愛液と先走りで泡立った蜜が溢れて、卑猥な音を立てながら、私を快感の一番いい所へ持ち上げていく。
腰を打ち付けられて追い上げられて、快感が電撃で撃たれように全身に回って、目の前が真っ白になって、私はルーファスを奥で感じて絶頂で達していた。
「アカリのその顔、誰にも見せたくない」
グッグッと膣内を肉棒が押し上げて、私は嬌声を上げてきゅぅぅんと膣内を締めると、ルーファスが「クッ、アカリの締め付けが我慢できない」と耳元で囁かれ、何度も胎内で熱い液体が広がるのを感じていた。
最後ら辺は「もっと」と自ら腰をくねらせて、「滅茶苦茶にして」「ルーファス、イッちゃうー!」と叫んでいた気もするけど、意識も大分飛んでいて、これはヒドラのクリスタルのせいと全部クリスタルのせいにしたのは、内緒である。
そして、ようやく絶頂地獄から解放されて、意識がハッキリした私は、温牛牧場に大急ぎで駆けこんだ。
温牛のミルクを大量に貰い、荷車で運んで最高級の黄金砂糖と温泉鳥の貴重な生卵を使っての、温牛アイスクリームを大鍋いっぱいに作った。
グリムレインのご機嫌取と謝罪のアイスクリームである。
グリムレインが屋敷に帰って来て、謝り倒すと「嫁がアイスを手ずから食わせてくれるなら、許してやってもいい」と言われて……何故か、グリムレインの膝の上に座って、スプーンで「はい。あーん」状態でアイスを食べさせるという事になった。
ヴヴヴ……と、後ろからルーファスの唸り声が聞こえ、ルーファスの方は絶対に見れない。
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