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21章
鬼払い後の冬温泉 ※R18
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毎年恒例行事の『鬼払い』が今年も終わり、従業員達は打ち上げらしく鈴を持って引き上げ始めた。
今年の鬼はグリムレインで打ち上げの焼肉屋で大量に食べるとかで、尻尾をフリフリと揺らしながら従業員達に囲まれて焼き肉屋に向かっている。
「大女将は打ち上げ行かないんですか?」
「嫁は行かんのか?」
「私は体が冷えたから、温泉に入って来るよ」
「嫁の分まで食ってくる!」
「はーい。楽しんできてね」
手を振ってグリムレインと従業員と別れると、屋敷に戻って着替えを用意し、旧女将亭のある方向へ足を向かわせる。
温泉大陸は何処を掘っても温泉が沸き出る……と、いう事もあって、旧女将亭の裏にドラゴン達が勝手に温泉を掘ってしまった物がある。
アルビーの魔法で回復効果のある温水、ケルチャが周りを木で囲い、ケイトが温泉のお湯の上に花が咲くようにしてあり、それはそれは綺麗な温泉ではあるのだけど、場所が場所なのと、ドラゴン達が作ったというのもあって入りに来る人は居ないので、ドラゴン達が冬眠中は私がたまに入りに来るくらい。
あとはグリムレインが入りに来ているくらいかな?
移動魔法が使えなければ、さすがの私もここまで離れた場所に温泉に来ようとは思わないんだけどね。
「ふぇー……お尻冷えた~。足がジンジンするぅ~」
温泉に入る前に駆け湯をして、気温の差に体が反応して冷えた体はお湯をより熱く感じる。
今回の『鬼払い』はグリムレインがしつこいぐらいに私含め、従業員達にシャーベット状の氷をこれでもかというぐらいに投げつけてきたから、割りと皆本気で掛かっていたと思う。
私としては、スクルードと一緒に観客席で野次を飛ばすくらいにしたかったのだけど……グリムレインに「嫁は運動不足だ。最近、肉が付いたのではないか?」とか言われて、スクルードを救護班のシュトラールに預けて参戦したのだった。
「年甲斐もなくはしゃぎ過ぎたー……明日、筋肉痛になったら、どうしよ~」
温泉にゆっくり浸かって腕や足を揉んでいたら、ケルチャの建てた木の囲いが音を立てて開き、湯煙の中を人影が近付いてきていた。
こんな場所に誰……?
少しドキドキしながら、胸を両手で隠して温泉に深く浸かって人影に目を凝らすと、裸のルーファスが近付いてきた。
「やはりここの温泉だったか」
「ルーファスも温泉に温まりに来たの?」
「たまにはゆっくり夫婦水入らずで温泉に入りたかったしな」
「あー、最近はスーちゃんとどちらが一緒にお風呂に入るかって感じだったものね」
子供と一緒にお風呂って割りと目が離せなくて、入った気がしないものでもあるんだよね……。
獣人の子って、耳の中に水が入らない様に凄く気をつかうしね。
「何だか、懐かしいな」
「懐かしい? なにが?」
「アカリと初めて一緒に風呂に入った時を思い出すな」
初めての時……あー、確かに、ルーファスは堂々と裸で、人が温泉に入っている時にいきなり入ってきたなぁ。
今も堂々と裸のまま前を隠さないし、変わらないといえば、変わらないかも……前は隠してください。
ルーファスが私の横に座って温泉に浸かり、私を片手で引き寄せて後ろから抱きしめてくる。
初めての時同様、硬い物が背中に当たっているのは……流石にあの頃と違って「気のせい?」とか思わないけどね。
困った旦那様ですね。
「相変わらず、アカリの肌は冷えているな」
「それは仕方がないよ。グリムレインに散々『鬼払い』で標的にされたんだもの」
「それは大変だったな。でもいい運動になったんじゃないか?」
ルーファスが胸を押さえていた私の手を取って、ふにふにと手を握りながら笑う。ルーファスは今回の『鬼払い』は参加しておらず、エルシオンと一緒に温泉街にあるドワーフさんの工房でエルシオンに合う運動用の練習武具を作りに行っていた。
「アカリは、最初一緒に風呂に入った時はガチガチに緊張していたな」
「それはそうですよ。親切だけど、知らない男の人がお風呂場に入ってきて、胸を隠していた手をとられるんだもの。普通の女の子は怖がるよ」
「そうか? それでもアカリは素直にオレを受け入れたと思うが?」
「……ルーファス、素直に受け入れたんじゃなくて、受け入れるしかなかったの。右も左も分からない異世界で大怪我して捨てられて、拾ってくれたルーファスにまで捨てられたら、私は頼る人すら居なかったんだよ?」
まぁ、今更だし、こうして番として夫婦で長年一緒にいるのだから、親切にしてくれてた男の人がいきなりお風呂に裸で入ってきて、無垢な私に手を出したことも今となっては「お互い若かった」って一言になってしまうけどね。
「なら、アカリはオレが嫌だったのか?」
「ううん。そんな事ないよ。ただね、『初めて』は記憶に一番残っちゃうからね」
向き合ってルーファスの膝の上に座って、笑顔でキスをするとお腹に当たった硬い物の元気の良さに、ルーファスも若いなぁと少し思う。
「ルーファスは私が番で嬉しかった……って、聞くまでもないよね。出会った時から、ルーファスは凄く嬉しそうだったし」
「それはアカリだったからな。小さくて可愛いし、番に惹かれるとは聞いていたが、何十年経ってもこの気持ちだけは変わらないからな」
「ふふっ、私も体と心が番だからルーファスに惹かれているだけじゃないって、ちゃんと自分の気持ちで恋をしていたから昔も今も、変わらないよ」
合わせることが自然になった口づけも、優しいけど力が少し強い手が体を触る動きも、私だけを求めてくれるルーファスの眼差しも、ずっと私だけの『番』は変らない。
「アカリの胸だけは昔から変わらないな。今は少し大きいが」
「それは、授乳中だからね……お湯が濁るからお触り禁止ですよ?」
そう注意はしたけど、ルーファスの手は私の胸を揉んで、お湯が少し乳白色になってきている。
ほっといても、滲み出てしまうから授乳中は仕方がない事だとは思うけど……。
「この辺りの肉付きも良くなった。出会った頃は痩せていて、触ると折れそうだったからな」
「ひゃんっ!」
いきなり肋骨の上を指でなぞられて、ビックリして声を出すとお腹の辺りもフニフニと触ってくる。
これはグリムレインも言っていた……私が最近太ったという事だろうか……。
ううっ、ダイエットしないと駄目かも!?
「もぅ! このお腹は仕方がないの! 子供を産んだから、若い頃みたいにはいかないの!」
「ああ。そこが良いんじゃないか。アカリの魅力で、オレをそそる体つきだからな」
そういえば、ルーファスって、太腿とか胸とかムチムチした体の場所を触るのが昔から好きな気がする……。
ルーファスの手がお尻を触り、太腿を撫でてくる。うん、やっぱりフニフニでムチムチした場所が好きみたい。
「ルーファス……あんまり、じっくり見ちゃ駄目です」
肉付きが良くなったと言われても、一応、年は取っても私も女なので体型は気にしているんだけどな。
私の胸に甘噛みして、私が反応して小さく声を出すのを楽しみながら、ルーファスは私の体に歯を立てていく。
「んっ、はぁ、やんっ、何で噛んでるの……」
「狼は噛むものだ」
カブッと腕を噛まれて、私もお返しにルーファスの耳を甘噛みすると、プルプルと耳が動いて口の中から逃げていく。初めて耳を齧ったけど、柔らかい毛とコリコリした耳は意外と獣化した時の毛並みと違う感じがする。
ちなみに、狼はメスの首筋を後ろから噛んで交尾するので、求愛行動でもある。私もしている最中に後ろからされる時は首を噛まれたりする。
他にも、子供を叱ったりするのも首を噛むから、うちの子供達はルーファスに首を噛まれながら育てられていたりする。
ルーファスにカプカプと甘噛みされながら、股のつけ根に指が入ってきた時には、もうトロトロに濡れていて、私はマゾッ気があるわけじゃないのに、いつの間にか噛まれる事で求愛行動を感じ取って、体は反応してしまう。
「ふぁ……つ、指、駄目、奥コリコリ触っちゃ……んっ、あっ」
ルーファスの指は長いから、膣内を解す時に奥に届きすぎて困る。それに、奥より少し手前の弱い部分はルーファスに知られているから、弱い部分を攻めて私をイカせようとする。
「んっ、んっ、ルーファス、蕩ける……」
「アカリの目も蕩けそうになってるな」
口づけを交わしながら、攻め立てる指に快感で体が達してしまうと、足の間を左右に指で割られて、お腹に当たっていた反り立ったままの物が秘所に当てられ、胎内へ入ってくる。
「ひぅ……んっ、あっん」
達したばかりの敏感な膣内はルーファスのモノを受け入れるだけで、ゾクゾクして息が上がって喘ぎ声というより、ハァハァという息遣いが荒くなるという感じに近い。
「アカリ、もう一人ぐらい作っておくか?」
「それは、んっ、はぁ、私の体力が無くなっちゃう……」
「それもそうだな」
ククッと笑いながら、ルーファスに下から突き上げられて、押し上げられる都度に生理的な涙が溢れていく。
「ふぁっ、ルーファス、激しいの、駄目」
「いつも通りだが? まだアカリの体力が産後で戻っていないか」
「んっ、はぁ、ゆっくり……んっ、んっ」
気持ちいいけど、体力不足は否めない。
ルーファスが少し手加減してくれて、ゆっくりとした動きで私に合わせて動いてくれて、時間はそれなりにかかったけど、こうしたゆっくりとした抱き合い方でもお互いに満足できて、温泉から上がった時に手がしわしわなのには笑ってしまったけど、初めての時と比べて、私達は夫婦として同じ時間をゆっくり過ごしていけていると思う。
「ルーファス、大好きです」
「オレも、アカリが大好きだよ」
キスを交わして屋敷に戻ると、スクルードのお世話をしてくれていたシュトラールには少し怒られてしまった。
スクルードは私が居ないと泣いてしまうから、シュトラールも苦労したみたいで、そこは反省である。
でも、末息子がママッ子で可愛いとも思う。ルーファスに胸を揉まれすぎて、直ぐに母乳用意出来なかったのも反省はするけどね。
ついでに言えば、『鬼払い』とルーファスと一緒に温泉に入った事で、私は物の見事に次の日、筋肉痛になって、油の切れたロボットのような動きをする羽目になった……。
今年の鬼はグリムレインで打ち上げの焼肉屋で大量に食べるとかで、尻尾をフリフリと揺らしながら従業員達に囲まれて焼き肉屋に向かっている。
「大女将は打ち上げ行かないんですか?」
「嫁は行かんのか?」
「私は体が冷えたから、温泉に入って来るよ」
「嫁の分まで食ってくる!」
「はーい。楽しんできてね」
手を振ってグリムレインと従業員と別れると、屋敷に戻って着替えを用意し、旧女将亭のある方向へ足を向かわせる。
温泉大陸は何処を掘っても温泉が沸き出る……と、いう事もあって、旧女将亭の裏にドラゴン達が勝手に温泉を掘ってしまった物がある。
アルビーの魔法で回復効果のある温水、ケルチャが周りを木で囲い、ケイトが温泉のお湯の上に花が咲くようにしてあり、それはそれは綺麗な温泉ではあるのだけど、場所が場所なのと、ドラゴン達が作ったというのもあって入りに来る人は居ないので、ドラゴン達が冬眠中は私がたまに入りに来るくらい。
あとはグリムレインが入りに来ているくらいかな?
移動魔法が使えなければ、さすがの私もここまで離れた場所に温泉に来ようとは思わないんだけどね。
「ふぇー……お尻冷えた~。足がジンジンするぅ~」
温泉に入る前に駆け湯をして、気温の差に体が反応して冷えた体はお湯をより熱く感じる。
今回の『鬼払い』はグリムレインがしつこいぐらいに私含め、従業員達にシャーベット状の氷をこれでもかというぐらいに投げつけてきたから、割りと皆本気で掛かっていたと思う。
私としては、スクルードと一緒に観客席で野次を飛ばすくらいにしたかったのだけど……グリムレインに「嫁は運動不足だ。最近、肉が付いたのではないか?」とか言われて、スクルードを救護班のシュトラールに預けて参戦したのだった。
「年甲斐もなくはしゃぎ過ぎたー……明日、筋肉痛になったら、どうしよ~」
温泉にゆっくり浸かって腕や足を揉んでいたら、ケルチャの建てた木の囲いが音を立てて開き、湯煙の中を人影が近付いてきていた。
こんな場所に誰……?
少しドキドキしながら、胸を両手で隠して温泉に深く浸かって人影に目を凝らすと、裸のルーファスが近付いてきた。
「やはりここの温泉だったか」
「ルーファスも温泉に温まりに来たの?」
「たまにはゆっくり夫婦水入らずで温泉に入りたかったしな」
「あー、最近はスーちゃんとどちらが一緒にお風呂に入るかって感じだったものね」
子供と一緒にお風呂って割りと目が離せなくて、入った気がしないものでもあるんだよね……。
獣人の子って、耳の中に水が入らない様に凄く気をつかうしね。
「何だか、懐かしいな」
「懐かしい? なにが?」
「アカリと初めて一緒に風呂に入った時を思い出すな」
初めての時……あー、確かに、ルーファスは堂々と裸で、人が温泉に入っている時にいきなり入ってきたなぁ。
今も堂々と裸のまま前を隠さないし、変わらないといえば、変わらないかも……前は隠してください。
ルーファスが私の横に座って温泉に浸かり、私を片手で引き寄せて後ろから抱きしめてくる。
初めての時同様、硬い物が背中に当たっているのは……流石にあの頃と違って「気のせい?」とか思わないけどね。
困った旦那様ですね。
「相変わらず、アカリの肌は冷えているな」
「それは仕方がないよ。グリムレインに散々『鬼払い』で標的にされたんだもの」
「それは大変だったな。でもいい運動になったんじゃないか?」
ルーファスが胸を押さえていた私の手を取って、ふにふにと手を握りながら笑う。ルーファスは今回の『鬼払い』は参加しておらず、エルシオンと一緒に温泉街にあるドワーフさんの工房でエルシオンに合う運動用の練習武具を作りに行っていた。
「アカリは、最初一緒に風呂に入った時はガチガチに緊張していたな」
「それはそうですよ。親切だけど、知らない男の人がお風呂場に入ってきて、胸を隠していた手をとられるんだもの。普通の女の子は怖がるよ」
「そうか? それでもアカリは素直にオレを受け入れたと思うが?」
「……ルーファス、素直に受け入れたんじゃなくて、受け入れるしかなかったの。右も左も分からない異世界で大怪我して捨てられて、拾ってくれたルーファスにまで捨てられたら、私は頼る人すら居なかったんだよ?」
まぁ、今更だし、こうして番として夫婦で長年一緒にいるのだから、親切にしてくれてた男の人がいきなりお風呂に裸で入ってきて、無垢な私に手を出したことも今となっては「お互い若かった」って一言になってしまうけどね。
「なら、アカリはオレが嫌だったのか?」
「ううん。そんな事ないよ。ただね、『初めて』は記憶に一番残っちゃうからね」
向き合ってルーファスの膝の上に座って、笑顔でキスをするとお腹に当たった硬い物の元気の良さに、ルーファスも若いなぁと少し思う。
「ルーファスは私が番で嬉しかった……って、聞くまでもないよね。出会った時から、ルーファスは凄く嬉しそうだったし」
「それはアカリだったからな。小さくて可愛いし、番に惹かれるとは聞いていたが、何十年経ってもこの気持ちだけは変わらないからな」
「ふふっ、私も体と心が番だからルーファスに惹かれているだけじゃないって、ちゃんと自分の気持ちで恋をしていたから昔も今も、変わらないよ」
合わせることが自然になった口づけも、優しいけど力が少し強い手が体を触る動きも、私だけを求めてくれるルーファスの眼差しも、ずっと私だけの『番』は変らない。
「アカリの胸だけは昔から変わらないな。今は少し大きいが」
「それは、授乳中だからね……お湯が濁るからお触り禁止ですよ?」
そう注意はしたけど、ルーファスの手は私の胸を揉んで、お湯が少し乳白色になってきている。
ほっといても、滲み出てしまうから授乳中は仕方がない事だとは思うけど……。
「この辺りの肉付きも良くなった。出会った頃は痩せていて、触ると折れそうだったからな」
「ひゃんっ!」
いきなり肋骨の上を指でなぞられて、ビックリして声を出すとお腹の辺りもフニフニと触ってくる。
これはグリムレインも言っていた……私が最近太ったという事だろうか……。
ううっ、ダイエットしないと駄目かも!?
「もぅ! このお腹は仕方がないの! 子供を産んだから、若い頃みたいにはいかないの!」
「ああ。そこが良いんじゃないか。アカリの魅力で、オレをそそる体つきだからな」
そういえば、ルーファスって、太腿とか胸とかムチムチした体の場所を触るのが昔から好きな気がする……。
ルーファスの手がお尻を触り、太腿を撫でてくる。うん、やっぱりフニフニでムチムチした場所が好きみたい。
「ルーファス……あんまり、じっくり見ちゃ駄目です」
肉付きが良くなったと言われても、一応、年は取っても私も女なので体型は気にしているんだけどな。
私の胸に甘噛みして、私が反応して小さく声を出すのを楽しみながら、ルーファスは私の体に歯を立てていく。
「んっ、はぁ、やんっ、何で噛んでるの……」
「狼は噛むものだ」
カブッと腕を噛まれて、私もお返しにルーファスの耳を甘噛みすると、プルプルと耳が動いて口の中から逃げていく。初めて耳を齧ったけど、柔らかい毛とコリコリした耳は意外と獣化した時の毛並みと違う感じがする。
ちなみに、狼はメスの首筋を後ろから噛んで交尾するので、求愛行動でもある。私もしている最中に後ろからされる時は首を噛まれたりする。
他にも、子供を叱ったりするのも首を噛むから、うちの子供達はルーファスに首を噛まれながら育てられていたりする。
ルーファスにカプカプと甘噛みされながら、股のつけ根に指が入ってきた時には、もうトロトロに濡れていて、私はマゾッ気があるわけじゃないのに、いつの間にか噛まれる事で求愛行動を感じ取って、体は反応してしまう。
「ふぁ……つ、指、駄目、奥コリコリ触っちゃ……んっ、あっ」
ルーファスの指は長いから、膣内を解す時に奥に届きすぎて困る。それに、奥より少し手前の弱い部分はルーファスに知られているから、弱い部分を攻めて私をイカせようとする。
「んっ、んっ、ルーファス、蕩ける……」
「アカリの目も蕩けそうになってるな」
口づけを交わしながら、攻め立てる指に快感で体が達してしまうと、足の間を左右に指で割られて、お腹に当たっていた反り立ったままの物が秘所に当てられ、胎内へ入ってくる。
「ひぅ……んっ、あっん」
達したばかりの敏感な膣内はルーファスのモノを受け入れるだけで、ゾクゾクして息が上がって喘ぎ声というより、ハァハァという息遣いが荒くなるという感じに近い。
「アカリ、もう一人ぐらい作っておくか?」
「それは、んっ、はぁ、私の体力が無くなっちゃう……」
「それもそうだな」
ククッと笑いながら、ルーファスに下から突き上げられて、押し上げられる都度に生理的な涙が溢れていく。
「ふぁっ、ルーファス、激しいの、駄目」
「いつも通りだが? まだアカリの体力が産後で戻っていないか」
「んっ、はぁ、ゆっくり……んっ、んっ」
気持ちいいけど、体力不足は否めない。
ルーファスが少し手加減してくれて、ゆっくりとした動きで私に合わせて動いてくれて、時間はそれなりにかかったけど、こうしたゆっくりとした抱き合い方でもお互いに満足できて、温泉から上がった時に手がしわしわなのには笑ってしまったけど、初めての時と比べて、私達は夫婦として同じ時間をゆっくり過ごしていけていると思う。
「ルーファス、大好きです」
「オレも、アカリが大好きだよ」
キスを交わして屋敷に戻ると、スクルードのお世話をしてくれていたシュトラールには少し怒られてしまった。
スクルードは私が居ないと泣いてしまうから、シュトラールも苦労したみたいで、そこは反省である。
でも、末息子がママッ子で可愛いとも思う。ルーファスに胸を揉まれすぎて、直ぐに母乳用意出来なかったのも反省はするけどね。
ついでに言えば、『鬼払い』とルーファスと一緒に温泉に入った事で、私は物の見事に次の日、筋肉痛になって、油の切れたロボットのような動きをする羽目になった……。
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