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19章
トリニア家
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夢の中のネリリスさんに言われた言葉と共に私が貰ってしまったネリリスさんの魔法の全てを私は頭の中で復唱する。
どんな魔法が使えるのかが自然と判る。
ネルフィームが雪樹の森で見た私が使ったのはきっと移動魔法なのだろう。
私が自然と消えたと言っていたから、未来の私はこの時代にまだ居るのだろうか?
ちゃんとルーファスの元へ帰れたのだろうか?
ただ、判らないのは、時間移動できる魔道具はまだ完成はしていない事。
いつ出来上がり、いつ私は時間を移動するのかがサッパリ判らないという事だ。
ルーファスは時間移動する魔道具を急がせるべきか悩んでいて、「何処にも行くな」と何度も言っている。
でも、ネルフィームとギルさんを私が雪樹の森でカイナ君の所へ導いたのならば、私はルーファスの言葉を聞いてあげられなかったという事だ。
「ルーファス……私も本当はあなたの側に居て子供達の側にずっと居たいんだよ」
横で苦悶したような顔で寝ているルーファスの頬にそっと唇を当てて自分の心の内を吐露する。
直ぐ側に居るのに、私とルーファスはあの日から何処か遠い場所に引き離されてしまった様な、そんな気がする。
【怨嗟】も収まり、世界中に散った魔獣の【王】の魔石で世界のいたるところで、砂漠だった場所に緑が溢れたり、雪しか振らない土地にも春が訪れたりと、色々な現象を起こしている。
ダークエルフのサザンさん達は自分達の故郷雪樹の森へまた帰る事が出来、一番魔石の濃い場所でもある雪樹の森は今やこの世界で2番目に豊かな土地になっている。
1番豊かなのは言わずもがな、温泉大陸なのだ。持ち帰った魔石を温泉大陸の大地に融合させたので前よりも豊かな土地になり、温泉大陸の人々も魔力値が上がったらしく、前よりも魔法の幅が広がったと報告を受けている。
温泉も効能が増えているらしい。
リュエールとしては「忙し過ぎて休む暇が無いんだけど⁉」と騒いではいるけど、それでも【刻狼亭】は安泰だろうから嬉しい悲鳴として聞き流している。
シュトラールはフィリアちゃんとルビスちゃんの元へ帰れていつも以上に甘えている。我が息子ながらデレデレっぷりが凄い。ルーファスもデレる時はあるけど、こんな風にデレデレにはならない。顔が似ている分、もう少しシュトラールにはキリッとした顔で居て欲しいとも思うけど、子犬の様な性格は昔からなのでシュトラールらしいといえばらしいのかもしれない。
ミルアとナルアは相変わらず【刻狼亭】の戦闘部隊と一緒で攻撃特化な双子のまま突き進んでいる。
口調は随分とお嬢様口調になってはいるし、お菓子作りで甘い香りをさせているから最近は男の子に「僕の番じゃないですか?凄く甘い香りがするんです!」という告白を受けたりして誤解を招いているのが何とも言えない。
ルーファスやリューちゃんにシューちゃんに言わせれば「番の匂いとお菓子の匂いは違う」って言ってて、番の匂いなんて本人同士にしか確かめようのない匂いだから、誤解してしまうのもまぁ仕方がないのだろうけど。
あっ、あと、二人の護衛騎士としてミールが付くことになった。
騎士学校を卒業したミールは就職先を【刻狼亭】に初めから考えていたみたいで、ルーファスに話をして私も少しだけミールの後押しをしておいた。
それにミルアとミールは中々に良い仲になっているのを私は知っている。
ミルアとしてはナルアに恋人や番が出来るまでは今のままの状態でいるみたい。
ルーファスにバレると面倒そうなので女同士の秘密にしてある。
ティルナールにエルシオンにルーシーは相変わらず学校で色々学んで毎日少しずつ成長していっている。
相変わらずティルナールは怪しい薬草を弄ってはルーファスに怒られ、製薬部隊に「将来有望じゃないですか」と言われている。
エルシオンは相変わらずの怖がりではあるけれど、ルーファスが毎朝体術を教え込んでいるのを根気よく覚えて行っている。たまに従業員さん達にも訓練されてピィピィ泣いている事もあるけどね。
ルーシーはも変わらず本を読むのが好きな子で、今は少し難しい感じの小説とかを読み漁っていてアルビーにおすすめの本を貸してもらっては二人で感想を言い合っている。
ドラゴン達はニクストローブが卵になったまま今も成長中……卵が成長っておかしくない?と、思うんだけど、魔獣の【王】の魔石の影響で魔力を土が吸収する率が良いので、土竜のニクストローブもその影響で魔力を卵の中で溜め込んでいるみたい。孵ったら大きなドラゴンになりそう。
グリムレインは冬も近付き始めたけど、今年からは当分、冬を撒かなくていいらしく、これも【王】の魔石の影響でグリムレインが雪と一緒に大地に魔力を撒かなくても良くなったからみたい。
「我は暇だから嫁と婿を連れて今年の冬は旅行に行くか?」と聞いてきている。約束もしたし一緒に行くのも良いかな?と、思ってる。
ケルチャとケイトも【王】の影響で木や花が活性化しているから調子が良いみたいで元気いっぱいに過ごしている。それをアルビーが捕まえて「竜の癒し木も活性化だよ!」と、二人を使って木の実の改良をしている。
アルビーの竜の癒し木に対する研究熱心さは相変わらずともいえる。
エデンは大分大きくなって舌ったらずな「あるじさま」呼びから「主様」とハッキリ発音になって、少しばかり私は寂しい気もする。でも愛を契約としているエデンなので甘えん坊な所はそのままだ。
風竜のスピナはルーファスのドラゴンなのでルーファスの肩に乗って一緒に行動していることが多い。
彼女は気ままな風と同じような性格なのでたまにフラフラと出掛けてはいるけどね。
火竜のローランドはミルアとナルアのドラゴンなので二人の行くところには常について回っている。
ミールが居るから護衛は要らない気もするけど、大事な年頃の娘なので護衛は多くても良いかな?でも二人共強いからどうなのだろう?と思う事もしばしば。
ハガネに関しては我が家のお母さん的位置に居る。これは私がハガネに出会った時からあまり変わっていない気もする。まぁ、年齢的には一番上なのに外見は十代のまま成長が止まってしまったので、一人ピチピチな従者です。
背は少し低くなったけど、充分高い。分けろ寄越せ!と、心の中で大騒ぎな私だけど、実を言うと、私やルーファスもシュトラールの蘇生魔法にかかってから外見の成長はかなり遅い。
他にも蘇生魔法の時に居たテッチやテンやマグノリアなんかも同じで蘇生魔法に関しては蘇生魔法を使える【賢者】の称号を持つ人がほぼ居ない為にシュトラールが解明を急いでいる所。
我が家のクロはどうしているか?【王】の魔石で豊富な魔力に野菜も魔力たっぷりで……『カーバンクルの石』が出来上がり、一つ貰って、今も新たな石が額で作られていて結構大きめ。
魔獣は魔力によって長生きするから、クロはまだ元気いっぱい。まぁ、少し食べ過ぎでふくよかボディが艶めかしくなってるけど。
ササマキちゃんも元気。ハガネの後をウロウロしては駆け回ってる。体は相変わらず幼体のままで、これに関しては精霊が混じってしまったので一生このままかもしれないらしいけど、愛らしいのでそれはそれで良いのではないかと思っている。
ドタドタと廊下を走る音が聞こえて、ベッドから起き上がると今日も子供達が元気に朝の支度に走り回っている。
もう私が手伝ってあげなくても子供達は大丈夫なぐらいに大きくなった。
まぁティルナール達は小学校2年生くらいだから、まだ私が必要かな?とは思うけど、この世界の子供は成長が早いから元の世界の基準で考えてはいけないのだけどね。
「アカリ……?」
「あっ、ルーファスおはようございます」
ベッドからルーファスが体を起こして私を抱きしめるとスリスリと頬擦りをしてくる。
大分、冷え込んできたからルーファスの体温は温かくて気持ちいい。
うっとりしていると、ベッドに引き戻されてシルクのガウンの隙間から太腿へ手が入り込んで来る。
「ルーファス、昨日の夜も散々しましたよ?そして朝ですよ?」
「それは関係ない」
「関係あるよ~。もう、朝の支度しないと子供達が行っちゃいますよ?」
「今は蜜籠り時期だからアカリが一番だ」
ルーファスも困った人だなぁと、思いつつも時間移動してしまえば長い間会えなくなるかもしれない。
ルーファスの所へいつ帰れるかもわからなくなるかもしれない。そんな言いようのない怖さにルーファスを抱きしめ返す。
「そうだね。蜜籠りだもの、いっぱいしておこうか」
ルーファスの顔に両手を添えて微笑むとキスを繰り返して私達はお互いを求め合いながら抱き合う。
離れたくない気持ちは一緒だったから、ちゃんとルーファスの所へ帰れる様に深く体を繋ぎとめておきたかった。
そして、3ヶ月後、雪の降る2月に時間を移動する魔道具が完成して私はルーファスの元から離れて行った。
どんな魔法が使えるのかが自然と判る。
ネルフィームが雪樹の森で見た私が使ったのはきっと移動魔法なのだろう。
私が自然と消えたと言っていたから、未来の私はこの時代にまだ居るのだろうか?
ちゃんとルーファスの元へ帰れたのだろうか?
ただ、判らないのは、時間移動できる魔道具はまだ完成はしていない事。
いつ出来上がり、いつ私は時間を移動するのかがサッパリ判らないという事だ。
ルーファスは時間移動する魔道具を急がせるべきか悩んでいて、「何処にも行くな」と何度も言っている。
でも、ネルフィームとギルさんを私が雪樹の森でカイナ君の所へ導いたのならば、私はルーファスの言葉を聞いてあげられなかったという事だ。
「ルーファス……私も本当はあなたの側に居て子供達の側にずっと居たいんだよ」
横で苦悶したような顔で寝ているルーファスの頬にそっと唇を当てて自分の心の内を吐露する。
直ぐ側に居るのに、私とルーファスはあの日から何処か遠い場所に引き離されてしまった様な、そんな気がする。
【怨嗟】も収まり、世界中に散った魔獣の【王】の魔石で世界のいたるところで、砂漠だった場所に緑が溢れたり、雪しか振らない土地にも春が訪れたりと、色々な現象を起こしている。
ダークエルフのサザンさん達は自分達の故郷雪樹の森へまた帰る事が出来、一番魔石の濃い場所でもある雪樹の森は今やこの世界で2番目に豊かな土地になっている。
1番豊かなのは言わずもがな、温泉大陸なのだ。持ち帰った魔石を温泉大陸の大地に融合させたので前よりも豊かな土地になり、温泉大陸の人々も魔力値が上がったらしく、前よりも魔法の幅が広がったと報告を受けている。
温泉も効能が増えているらしい。
リュエールとしては「忙し過ぎて休む暇が無いんだけど⁉」と騒いではいるけど、それでも【刻狼亭】は安泰だろうから嬉しい悲鳴として聞き流している。
シュトラールはフィリアちゃんとルビスちゃんの元へ帰れていつも以上に甘えている。我が息子ながらデレデレっぷりが凄い。ルーファスもデレる時はあるけど、こんな風にデレデレにはならない。顔が似ている分、もう少しシュトラールにはキリッとした顔で居て欲しいとも思うけど、子犬の様な性格は昔からなのでシュトラールらしいといえばらしいのかもしれない。
ミルアとナルアは相変わらず【刻狼亭】の戦闘部隊と一緒で攻撃特化な双子のまま突き進んでいる。
口調は随分とお嬢様口調になってはいるし、お菓子作りで甘い香りをさせているから最近は男の子に「僕の番じゃないですか?凄く甘い香りがするんです!」という告白を受けたりして誤解を招いているのが何とも言えない。
ルーファスやリューちゃんにシューちゃんに言わせれば「番の匂いとお菓子の匂いは違う」って言ってて、番の匂いなんて本人同士にしか確かめようのない匂いだから、誤解してしまうのもまぁ仕方がないのだろうけど。
あっ、あと、二人の護衛騎士としてミールが付くことになった。
騎士学校を卒業したミールは就職先を【刻狼亭】に初めから考えていたみたいで、ルーファスに話をして私も少しだけミールの後押しをしておいた。
それにミルアとミールは中々に良い仲になっているのを私は知っている。
ミルアとしてはナルアに恋人や番が出来るまでは今のままの状態でいるみたい。
ルーファスにバレると面倒そうなので女同士の秘密にしてある。
ティルナールにエルシオンにルーシーは相変わらず学校で色々学んで毎日少しずつ成長していっている。
相変わらずティルナールは怪しい薬草を弄ってはルーファスに怒られ、製薬部隊に「将来有望じゃないですか」と言われている。
エルシオンは相変わらずの怖がりではあるけれど、ルーファスが毎朝体術を教え込んでいるのを根気よく覚えて行っている。たまに従業員さん達にも訓練されてピィピィ泣いている事もあるけどね。
ルーシーはも変わらず本を読むのが好きな子で、今は少し難しい感じの小説とかを読み漁っていてアルビーにおすすめの本を貸してもらっては二人で感想を言い合っている。
ドラゴン達はニクストローブが卵になったまま今も成長中……卵が成長っておかしくない?と、思うんだけど、魔獣の【王】の魔石の影響で魔力を土が吸収する率が良いので、土竜のニクストローブもその影響で魔力を卵の中で溜め込んでいるみたい。孵ったら大きなドラゴンになりそう。
グリムレインは冬も近付き始めたけど、今年からは当分、冬を撒かなくていいらしく、これも【王】の魔石の影響でグリムレインが雪と一緒に大地に魔力を撒かなくても良くなったからみたい。
「我は暇だから嫁と婿を連れて今年の冬は旅行に行くか?」と聞いてきている。約束もしたし一緒に行くのも良いかな?と、思ってる。
ケルチャとケイトも【王】の影響で木や花が活性化しているから調子が良いみたいで元気いっぱいに過ごしている。それをアルビーが捕まえて「竜の癒し木も活性化だよ!」と、二人を使って木の実の改良をしている。
アルビーの竜の癒し木に対する研究熱心さは相変わらずともいえる。
エデンは大分大きくなって舌ったらずな「あるじさま」呼びから「主様」とハッキリ発音になって、少しばかり私は寂しい気もする。でも愛を契約としているエデンなので甘えん坊な所はそのままだ。
風竜のスピナはルーファスのドラゴンなのでルーファスの肩に乗って一緒に行動していることが多い。
彼女は気ままな風と同じような性格なのでたまにフラフラと出掛けてはいるけどね。
火竜のローランドはミルアとナルアのドラゴンなので二人の行くところには常について回っている。
ミールが居るから護衛は要らない気もするけど、大事な年頃の娘なので護衛は多くても良いかな?でも二人共強いからどうなのだろう?と思う事もしばしば。
ハガネに関しては我が家のお母さん的位置に居る。これは私がハガネに出会った時からあまり変わっていない気もする。まぁ、年齢的には一番上なのに外見は十代のまま成長が止まってしまったので、一人ピチピチな従者です。
背は少し低くなったけど、充分高い。分けろ寄越せ!と、心の中で大騒ぎな私だけど、実を言うと、私やルーファスもシュトラールの蘇生魔法にかかってから外見の成長はかなり遅い。
他にも蘇生魔法の時に居たテッチやテンやマグノリアなんかも同じで蘇生魔法に関しては蘇生魔法を使える【賢者】の称号を持つ人がほぼ居ない為にシュトラールが解明を急いでいる所。
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魔獣は魔力によって長生きするから、クロはまだ元気いっぱい。まぁ、少し食べ過ぎでふくよかボディが艶めかしくなってるけど。
ササマキちゃんも元気。ハガネの後をウロウロしては駆け回ってる。体は相変わらず幼体のままで、これに関しては精霊が混じってしまったので一生このままかもしれないらしいけど、愛らしいのでそれはそれで良いのではないかと思っている。
ドタドタと廊下を走る音が聞こえて、ベッドから起き上がると今日も子供達が元気に朝の支度に走り回っている。
もう私が手伝ってあげなくても子供達は大丈夫なぐらいに大きくなった。
まぁティルナール達は小学校2年生くらいだから、まだ私が必要かな?とは思うけど、この世界の子供は成長が早いから元の世界の基準で考えてはいけないのだけどね。
「アカリ……?」
「あっ、ルーファスおはようございます」
ベッドからルーファスが体を起こして私を抱きしめるとスリスリと頬擦りをしてくる。
大分、冷え込んできたからルーファスの体温は温かくて気持ちいい。
うっとりしていると、ベッドに引き戻されてシルクのガウンの隙間から太腿へ手が入り込んで来る。
「ルーファス、昨日の夜も散々しましたよ?そして朝ですよ?」
「それは関係ない」
「関係あるよ~。もう、朝の支度しないと子供達が行っちゃいますよ?」
「今は蜜籠り時期だからアカリが一番だ」
ルーファスも困った人だなぁと、思いつつも時間移動してしまえば長い間会えなくなるかもしれない。
ルーファスの所へいつ帰れるかもわからなくなるかもしれない。そんな言いようのない怖さにルーファスを抱きしめ返す。
「そうだね。蜜籠りだもの、いっぱいしておこうか」
ルーファスの顔に両手を添えて微笑むとキスを繰り返して私達はお互いを求め合いながら抱き合う。
離れたくない気持ちは一緒だったから、ちゃんとルーファスの所へ帰れる様に深く体を繋ぎとめておきたかった。
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