黒狼の可愛いおヨメさま

ろいず

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17章

氷竜と遊園地8(絵本)

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  『鏡の国のメノン』

 メノンとクリュスターシの元へ『たすけて』という声が届きます。
メノンとクリュスターシは大急ぎで その『たすけて』に駆けつけるのです。

 場所は常に移動する『移動遊園地』からでした。
『移動遊園地』は3匹のブタに支配されていました。
彼らの名前は『ひがみ』『いやみ』『あざけり』という名前です。

 『ひがみ』は世の中をひがんでいるブタです。

 『いやみ』は世の中に嫌味をいうブタです。

 『あざけり』は世の中をあざけるブタです。

とっても嫌なブタ3匹は遊園地に来た人達に『呪い』をかけます。
『呪い』にかかった人達は皆姿が変わっていきます。
その『呪い』を解く為にメノンとクリュスターシはブタ達に勝負をいどむのです。

『鏡の中で『ぼく』を探してごらん』

『ぼくはとってもナナメ。これはヒント大ヒント!』

『間違えたらお前達も『呪い』にかけてやろう』

『ひがみ』は両手を口にあてて笑います。
『いやみ』はお腹に手をあてて笑います。
『あざけり』は上を向いてナナメを向いて笑います。

 メノンはそこでピーンときたのです。
「わかりました!『ぼく』とは『あざけり』あなたですね!」
得意満面の笑顔のメノンにクリュスターシは驚いた顔をします。
「メノン、メノン!間違えたら『呪い』がかかるよ?大丈夫なの?」
「大丈夫!だって『あざけり』はナナメを向いて笑っていたじゃない?」

 『ひがみ』『いやみ』『あざけり』は3匹で踊りながら歌います。

『間違えたぞ』『騙されたぞ』『間抜けな奴だ』『プーッ、くすくすくす』

 大変です。
メノンは間違えてしまったのです。
『たすけて』という声の人達を助けに来たはずなのにメノン大ピンチです!

 3匹のブタはメノンとクリュスターシに『呪い』をかけました。
メノンは真っ赤なおサルさんの姿に。クリュスターシは声が出なくされたのです。
そして2人は『鏡の国』へ落とされてしまいます。
 
 鏡の国は 上も下も横もどこもかしこも 鏡だらけ。

3匹のブタを追ってメノンとクリュスターシは鏡の迷路を走ります。
でも、2人はいつの間にかお互いが迷子になってしましました。

「(メノンどこに居るんだい?メノーン!)」

 クリュスターシはメノンを呼びますが 『呪い』で声は出ません。 
困ったクリュスターシの元へ 1人の女の子が現れます。
黒髪の小さな女の子は 困っているクリュスターシに声をかけます。

「パートナーとはぐれてしまったの。あなた 知らない?」
「(残念ながら姿は見ていないよ)」
 
 声の出ないクリュスターシは首をふります。
女の子は 声の出ないクリュスターシに 自分のカバンから水筒を出します。

「ノドによく効く アップルティーだよ。飲んで早く治してね」

 こくこく こくこく プハーッ。
クリュスターシは甘いアップルティーを飲み干すと女の子にお礼を言います。

「ありがとう お嬢さん おや?声が出るぞ!」
「良かった。わたしのアップルティーは 元気になる魔法入りだよ」

 女の子はにっこり笑います。
クリュスターシもにっこり笑顔です。

「わたしはアカリ よろしくね」
「ぼくはクリュスターシ よろしくね」

 2人は テクテク テクテク 歩き出します。
大事なパートナーを探す為に 鏡の中を歩いていきます。 

『ふーははは!間抜けなクリュスターシだ!』

『間抜けなワンコロが歩いているぞ!』

『おやおや?その女の子はなんだい?間抜けが2人だ!』

 2人の前に『ひがみ』『いやみ』『あざけり』が現れます。
クリュスターシが 3匹に吠えると 鏡の世界はビリビリと揺れます。

『おやおや?『呪い』が解けているぞ?』

『ワンコロの『声』が出ているぞ?おかしいぞー?』

『もう一度『呪い』をかけてやろう!そうしよう!』

 3匹が『呪い』をかけようと不思議な踊りを踊り始めます。
大変 大変 また『呪い』にかけられたら たまったものじゃない。
クリュスターシは ブタに体当たりをします。

 ドーン ムギュゥ・・・・。

クリュスターシが ブタの1匹を 捕まえました!
あわてた残りの2匹は 大急ぎで逃げ出します。

『覚えてろー!でもそいつは『ぼく』じゃないぞ!』

『残念 残念 まだ君たちは 鏡の国の中さ!』

 すたこら すたこら 2匹は 大急ぎ。

「クリュスターシ すごーい!」
「エッヘン!ぼくは 強いからね!」

 アカリが笑顔で手を パチパチと たたきます。
クリュスターシも 得意顔で エッヘンとします。

 クリュスターシが捕まえたのは『あざけり』でした。
残念 『あざけり』はハズレの ブタです。
2人は気を取り直して また歩き出します。

すると、目の前に『扉』が出てきます。
赤いペンキで ブタの絵が2匹描いてあります。

 クリュスターシとアカリは 扉をえいやと 開けて次に進みます。
『扉』を開けると そこは鏡の階段が 上に斜めに横に真下に。

「階段がいっぱいだね」
「あっ、見て クリュスターシ。あそこに 人が居るよ!」

 アカリが指をさす方向に 走っているのは メノンでした。
そして メノンと一緒に 黒い狼が走っています。

「メノンだ!おーい!メノーン!」
「ルーファスだ!ここですよー!ルーファス!」

 どうやらお互いに探していた パートナーが見つかったみたいです。
2人に気付くと メノンもルーファスも 大喜び。
鏡の階段を 4人はぐるぐる ぐるぐる 走るのです。

走っても走っても 階段はどこへ向かっているのか わかりません。

『プーッ、くすくす。間抜けが4人になったよ!』

『追いかけておいで!追いつけるものなら!プーッ、くすくす』

 4人の目の前に『ひがみ』と『いやみ』が現れます。
2匹はからかいながら 4人の前を 踊りながら 歩いて行きます。

 まぁ なんて憎たらしい!
4人は それぞれ別れて 『ひがみ』と『いやみ』を 取り囲みます。

 そう、はさみうちです!

えーいと アカリが1番最初に 飛び掛かります。
残念 ひらりと 2匹が 避けました。

そーれと クリュスターシが2番目に 飛び掛かります。
残念 ひらりと 2匹が 避けました。

てやぁと メノンが3番目に 飛び掛かります。
残念 ひらりと 2匹が 避けました。

さぁ 最後は ルーファスの番です。
バシーンと ルーファスが 1匹 捕まえました!

「すごーい!流石ルーファス!」

アカリは 大喜び。
メノンとクリュスターシも大喜びです。
さぁ 当たっているでしょうか? どきどき ワクワク 正解は?

『残念!ぼくはハズレ!ヒントをあげただろ?ナナメを向いてるって』

 あらあら、残念。 どうやら ハズレてしまったようです。
ナナメを 向いている? それは どういうことなのでしょう?

『ぼくは『いやみ』正解は『ひがみ』さ。あいつはいつも世の中をナナメから見る』

 ハズレてしまいましたが アタリのブタがわかりました。
4人の前に 『扉』が現れます。 赤いペンキでブタの絵が1匹 描いてあります。

 『扉』の向こうは 遊園地。
元に戻って来たのでしょうか? いいえ 違います。
文字は鏡文字 建物は左右が逆 ここはまだ 『鏡の国』の中なのです。

『あーはははは。『ぼく』を捕まえてごらん』

 最後のブタは 余裕まんまん すたこらすたこら 目の前を逃げていきます。
観覧車にブタが 逃げていきます。 
メノンとクリュスターシとルーファスは ブタを追って 観覧車へ登ります。
けれど アカリは観覧車に 登れません。
ブルブル ブルブル アカリは 観覧車が怖いのです。

「高い所は 怖いよ わたしは のぼれないわ」

アカリが 怖がるので 3人は言います。

「大丈夫。そこで見張っていて」
「僕らが ちゃんとブタを 捕まえてみせるよ!」
「アカリは そこに居て」

アカリは 観覧車の下で 3人を見送ります。
3人は 観覧車で ブタを 追い詰めます。

『あーははは。騙されたなー!ぼくはただのお人形!』

なんと 観覧車の中に 逃げ込んだのは お人形のブタでした。
3人はビックリ すると 下で悲鳴が聞こえたのです。

「きゃああああ」

 大変 アカリの 悲鳴です。
ブタにアカリが 連れ去られます。ブタを追って 3人は走り出します。
ブタがアカリを 連れて逃げた先は レストランでした。

 すると どうした事でしょう?!
メノンの体が ムクムクと 大きく大きくなっていきます。
なんと メノンが大きな フォークとナイフを持った ブタの兵士に!!

『ハハハハ。騙されたな!わたしは『ひがみ』様の忠実なしもべ!』

「わぁ!大変だぁ!メノンはどこに行ってしまったの?!」

 クリュスターシとルーファスは ビックリ仰天!
襲い掛かって来る ブタの兵士に 2人は 逃げまどいます。

 一方、連れ去られた アカリは 『呪い』をかけられて 白いネズミの姿に!
チュウチュウ アカリは いっしょうけんめい小さな体で 逃げています。
何から? 料理からです。 アカリの上を 料理が降って くるのです。

『プヒャヒャヒャ。ご馳走だ!美味しい美味しい!』

『ひがみ』がお料理を パクパク ムシャムシャ 食べ散らかします。
食べ散らかした 料理は アカリの上に ボトンボトン と落ちます。

「チュウウ~」

 アカリが 困っていると 上から声がします。

「大丈夫?今 助けてあげるよ!」

ふわりと アカリの体が 浮くと アカリは 赤いサルに助けられます。
赤いサルと アカリは 厨房へ すたこらさっさと 逃げていきます。

「チュウウ?」
「わたしが 誰かって? わたしは メノン!」

このレストラン 『たすけて』と 助けを求めた人達でいっぱいでした。
メノンは ずっと クリュスターシが 来るのを待ちながら ここに居たのです。

「チュウウ チュウチュウ」
「うんうん。わたしは 動物の言葉がわかるよ!大丈夫」

 メノンは アカリと一緒に ここに居る人達を 助ける事にしました。
どうやって? それは とっても簡単な 方法です。
クリュスターシを『呪い』から解放した様にすればいいだけなのです。

 小さなネズミのアカリは 踊りながら 歌いながら 楽しそう。
林檎 お砂糖 紅茶 あとは 美味しくなぁれの 魔法の呪文。
 
「チュウ チュウ」

甘い香り アップルティーの 出来上がりです。

『呪い』にかけられた 人達と 一緒に アップルティーをごくごく。

「わぁ。美味しい アップルティー 呪いもとけたよ」
「わたしの アップルティーは 魔法のアップルティーなの」

アカリも 元の女の子に 戻ります。
メノンも 元の姿に 戻ります。
他の人達も 元に戻りました。

 メノンはアカリと 一緒に ブタの兵士の後ろからコッソリ近付きます。
えいやっと ブタの兵士に フライパンで 一撃ひっさつです。

「助けにきたよ クリュスターシ!」
「メノン?! 今回は 僕が 助けられちゃったね」 

 メノンとクリュスターシは 再会の挨拶に 拳を合わせて コツン コツン。
2人で居れば 無敵の メノンとクリュスターシ。2人は 笑顔で ニッコリです。 

「ルーファス!助けにきてくれたの?!」
「アカリを 助けるのは オレの役目だから」

 アカリとルーファスも 再会を喜んで ギュッと 抱き合います。
4人で力を 合わせれば 『ひがみ』も 倒せるはずです。

メノンは大きなナイフを クリュスターシは大きなフォークを 手にします。
アカリはフライパンを ルーファスはご自慢の牙を 光らせます。

「覚悟しろ!『ひがみ』 この世界から 皆を 解放しろ!」
「そうだ!そうだ! 僕らは 負けないぞ!」

 メノンとクリュスターシが 『ひがみ』に 挑みます。
アカリとルーファスも つづけとばかりに 挑みます。

メノンの大きなナイフで ブスリ。
クリュスターシの大きなフォークで ブスリ。
アカリのフライパンで スパーン。
ルーファスのご自慢の牙で ガブリ。

『うわぁぁぁ。ごめんなさい!ぼくは ただ皆が 羨ましかっただけなんだ!』

 『ひがみ』は大泣きで メノン達に 謝ります。

『どうして 皆キラキラ しているの? ぼくはキラキラ 出来ないのに』

 泣いている『ひがみ』にメノンは言います。

「皆それぞれ キラキラしているんだよ? 君もそうだよ?」

 メノンに続いて クリュスターシも 言います。

「人を羨ましがるのは 仕方がないけど、誰かから見たら 君も羨ましいんだよ」

 クリュスターシに続いて アカリも言います。

「人を羨ましがり過ぎて あなたは自分が 見えなくなっちゃっただけだよ」

 アカリの後に ルーファスが最後に言います。

「自分自身に 呪いをかけている そんな状態では仕方がない」

 なんと『ひがみ』は自分自身に 『呪い』が かかっていたのでした。
アカリが水筒から先程作ったアップルティーを出して『ひがみ』に差し出します。  
ごくごく ごくごく。

『ひがみ』の体が ポウッと 光ると『ひがみ』が 輝くお星さまになりました。
そう 『ひがみ』は 夜空に輝く お星さまだったのです。
人を羨ましがり過ぎて心が『呪い』に掛かって醜いブタの姿になっていたのです。
 
『ありがとう。ぼくはお空にかえります!キラキラに光ってみせます!』

『鏡があれば 元の世界へ 帰れますよ!』

 『ひがみ』だったお星さまは 笑顔で夜空に帰っていきます。

鏡の国に捕らわれていた人達は ぞろぞろと 噴水から外の世界返っていきます。
噴水も 姿が映るので 大きな鏡の様な 物だったからです。

「メノン、クリュスターシ。 助けてくれてありがとう」

 口々に「ありがとう」を言って 人々は 自分の元の世界へ帰ります。
最後の一人が 噴水の中へ消えると 残ったのは メノン達の4人だけです。

「わたしたちも 自分の家に帰ります」
「世話になった。もしオレ達の 家の近くによったら来てくれ。歓迎しよう」

 アカリとルーファスが 笑顔でメノンとクリュスターシに別れを言います。

「こちらこそ 助けてもらいました。ありがとう」
「またいつか 会いましょう!」

 メノンとクリュスターシは 2人に手を振ります。
2人もメノンとクリュスターシに手を振って 噴水の中へ 消えていきます。

「クリュスターシ 素敵なお友達だったね」
「またいつか 会いたいねメノン」
「きっとまた会えるよ」
「うん。そうだね!さぁ次の冒険にいこうか!」

 メノンとクリュスターシは 新しいお友達に別れを告げて 次の冒険へ。

 まだまだ 2人の冒険は続くのです。


                       おしまい。 
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