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16章
夜桜 ※R18
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夜になり、ギルの屋敷から見える桜で夜桜と洒落込み小さな冷酒の入った徳利とお猪口でルーファスが朱里に冷酒を注いでもらいながら、屋敷の中から桜を見上げる。
胡坐をかいて座るルーファスの横で朱里もチビチビと冷酒を舐める様に飲む。
「なんていうか凄くフルーティーな味のする冷酒だね」
「柑橘系の物らしいが度数がかなり高いらしい一気に飲むと危ないからな?」
「そこは分ってますよ。流石に同じ事は繰り返しません!」
「その割には頬が赤いが」
「ふふっ、でもまだお猪口1杯も飲んでませんよ?」
お猪口をルーファスに見せて笑うと、しっとりとした舌で唇を舐められて合わせた唇のお互いの口の中が冷酒の味に染まりながら、番にしかわからない甘い味も混じり合ってほんの少し酒気にくらっと目がくらむ。
朱里の手からお猪口が取り上げられてルーファスがクイッと飲み干すと、再び啄むようなキスを繰り返され、浴衣の腰紐が解かれ裸にされていく。
「口の中、んっ、サッパリした柑橘系なのに・・・んっ、ん、熱い」
「柑橘系にアカリの甘い味が混じって、んっ、飴玉みたいだ」
「んっ、大人な飴だね、あふっ、んっ」
舌と舌を絡ませた濃厚な口づけにほんの少し回った冷酒のアルコールにほんのりと汗ばんでいき、ルーファスが着物を脱ぐと素肌が合わさり、見つめ合ってはキスを繰り返す。
「んっ、ふぁっ、ルーファス、寂しかったです」
「ん、オレも、んっ、アカリと離れるのは辛かった」
はむっと下唇を朱里が吸って笑うと、背中に手を回され背筋を指でなぞられると朱里がビクッと体を弓なりに反らせて唇を離すとそのまま押し倒されて、朱里のお尻から太腿をルーファスの手が撫で上げながら内腿に吸いついては白い足にキスマークがついていく。
「ルーファス・・・っ、ふっ・・・っ、んぅ」
潤んだ瞳でルーファスを見つめながら、吸われる度にキュゥキュゥと下腹部がそれ以上の刺激を期待して疼き、変な事を口走らない様に口元を両手で押さえながら声を押し殺して、段々と熱を帯びていく体は少しずつ溶かされるように秘所を濡らしていく。
ルーファスの指がちゅくっと音を立てて朱里の秘所に潜り込むと指が動くたびに水音と朱里の吐息が漏れる。
「あっ、んんっ、早くぅ・・・っ!あっ、待って、今の・・・んっくっ」
思わず出てしまった「早く」の言葉に朱里が首を振るとルーファスが少し困った顔で笑って口元を押さえていた朱里の手を取って退けると、朱里の手を押さえつけたまま下腹部や脇腹、胸の谷間、鎖骨と唇を滑らす様にキスをしていく。
「離れて過ごすとその分、魂が引き合う力が働くみたいに求め合う感じがするな」
「んっ、そうだね。きゃんっ、ルーファス、今、首齧った?」
「アカリの匂いが首から凄いしてるからな」
「んーっ、齧ったら駄目ぇ、んっ、首にキスマークも駄目ぇ・・・ひゃぅっ」
首筋を舌で舐めて胸の膨らみの頂をチロチロと舌で転がすと朱里の秘所から蜜がとろっと溢れる。
強く吸われるとルーファスの口の中に甘みが広がり、チュウッと音を立てて吸うと朱里が顔を赤くする。
「ううっ、ティル達に嫌われちゃいますから・・・んっ」
「そろそろティル達には断乳させればいい」
「もぅ・・・ふぁっ、だから吸っちゃダメェ・・・んっ、あっ!」
舌で転がされて吸われる行為に、子供達にない吸引力と大人の男の人に母乳を飲まれるという羞恥心もあるのに口から出る声が上擦って甘く、下半身が疼き、乳首をギュッと舌と歯で噛まれた瞬間、下半身がビクンと脈打って達すると掴まれていた手が離されて、蜜口にルーファスの指が入る。
「あ・・・らめ・・・」
「どうやらイってしまったみたいだな」
「あぅ・・・ごめなさ・・・はふっ、んっ」
「謝らなくていい。これなら大丈夫か」
指が抜かれて両足が抱えられ腰が持ち上げられると、足を広げられて蜜口から狭い隘路にルーファスの剛直が押し入れられ、今達したばかりの膣内はうねってルーファスを奥へ奥へと進ませるように動いていく。
「きゃうぅぅっ、ルーファス」
「アカリの中がギチギチ絞めてくるのに吸いついてくるみたいに誘ってくるな」
「んっ、してないよ・・・んっ、あっ奥コツコツしないでぇ・・・ぁぅぅ」
「ん?これが好いのか?」
「きゃぅぅっ、やぁあん、それ、やぁぁっ」
子宮口を亀頭でコツコツと突きながら朱里の腰を左右に少し揺らすと子宮口に亀頭が擦れて朱里が嬌声を上げ、体をくねらせて逃れようとするのを腰を引いては寄せてと繰り返し、朱里の膣内が蜜であふれてぐちゅぐちゅと粘着質な音がして動きがスムーズになると、腰を打ち付ける音が早くなりお互いに快感だけを拾い合うと、朱里の内壁がギュウギュウ締め始めつけながら果てるとルーファスも朱里の中で白濁をあげて、そのまま抱き合って目を閉じる。
「んっ、あっ・・・ルーファス、おかえりなさい」
「ああ、ただいま。アカリ」
体を重ねて抱き合ってようやく魂が落ち着くように帰って来た事を実感する。
朱里の額の汗で張り付いた前髪を指で退かしてキスをして、朱里が微笑むのを見て心の中で「ただいま」とまた呟いた。
胡坐をかいて座るルーファスの横で朱里もチビチビと冷酒を舐める様に飲む。
「なんていうか凄くフルーティーな味のする冷酒だね」
「柑橘系の物らしいが度数がかなり高いらしい一気に飲むと危ないからな?」
「そこは分ってますよ。流石に同じ事は繰り返しません!」
「その割には頬が赤いが」
「ふふっ、でもまだお猪口1杯も飲んでませんよ?」
お猪口をルーファスに見せて笑うと、しっとりとした舌で唇を舐められて合わせた唇のお互いの口の中が冷酒の味に染まりながら、番にしかわからない甘い味も混じり合ってほんの少し酒気にくらっと目がくらむ。
朱里の手からお猪口が取り上げられてルーファスがクイッと飲み干すと、再び啄むようなキスを繰り返され、浴衣の腰紐が解かれ裸にされていく。
「口の中、んっ、サッパリした柑橘系なのに・・・んっ、ん、熱い」
「柑橘系にアカリの甘い味が混じって、んっ、飴玉みたいだ」
「んっ、大人な飴だね、あふっ、んっ」
舌と舌を絡ませた濃厚な口づけにほんの少し回った冷酒のアルコールにほんのりと汗ばんでいき、ルーファスが着物を脱ぐと素肌が合わさり、見つめ合ってはキスを繰り返す。
「んっ、ふぁっ、ルーファス、寂しかったです」
「ん、オレも、んっ、アカリと離れるのは辛かった」
はむっと下唇を朱里が吸って笑うと、背中に手を回され背筋を指でなぞられると朱里がビクッと体を弓なりに反らせて唇を離すとそのまま押し倒されて、朱里のお尻から太腿をルーファスの手が撫で上げながら内腿に吸いついては白い足にキスマークがついていく。
「ルーファス・・・っ、ふっ・・・っ、んぅ」
潤んだ瞳でルーファスを見つめながら、吸われる度にキュゥキュゥと下腹部がそれ以上の刺激を期待して疼き、変な事を口走らない様に口元を両手で押さえながら声を押し殺して、段々と熱を帯びていく体は少しずつ溶かされるように秘所を濡らしていく。
ルーファスの指がちゅくっと音を立てて朱里の秘所に潜り込むと指が動くたびに水音と朱里の吐息が漏れる。
「あっ、んんっ、早くぅ・・・っ!あっ、待って、今の・・・んっくっ」
思わず出てしまった「早く」の言葉に朱里が首を振るとルーファスが少し困った顔で笑って口元を押さえていた朱里の手を取って退けると、朱里の手を押さえつけたまま下腹部や脇腹、胸の谷間、鎖骨と唇を滑らす様にキスをしていく。
「離れて過ごすとその分、魂が引き合う力が働くみたいに求め合う感じがするな」
「んっ、そうだね。きゃんっ、ルーファス、今、首齧った?」
「アカリの匂いが首から凄いしてるからな」
「んーっ、齧ったら駄目ぇ、んっ、首にキスマークも駄目ぇ・・・ひゃぅっ」
首筋を舌で舐めて胸の膨らみの頂をチロチロと舌で転がすと朱里の秘所から蜜がとろっと溢れる。
強く吸われるとルーファスの口の中に甘みが広がり、チュウッと音を立てて吸うと朱里が顔を赤くする。
「ううっ、ティル達に嫌われちゃいますから・・・んっ」
「そろそろティル達には断乳させればいい」
「もぅ・・・ふぁっ、だから吸っちゃダメェ・・・んっ、あっ!」
舌で転がされて吸われる行為に、子供達にない吸引力と大人の男の人に母乳を飲まれるという羞恥心もあるのに口から出る声が上擦って甘く、下半身が疼き、乳首をギュッと舌と歯で噛まれた瞬間、下半身がビクンと脈打って達すると掴まれていた手が離されて、蜜口にルーファスの指が入る。
「あ・・・らめ・・・」
「どうやらイってしまったみたいだな」
「あぅ・・・ごめなさ・・・はふっ、んっ」
「謝らなくていい。これなら大丈夫か」
指が抜かれて両足が抱えられ腰が持ち上げられると、足を広げられて蜜口から狭い隘路にルーファスの剛直が押し入れられ、今達したばかりの膣内はうねってルーファスを奥へ奥へと進ませるように動いていく。
「きゃうぅぅっ、ルーファス」
「アカリの中がギチギチ絞めてくるのに吸いついてくるみたいに誘ってくるな」
「んっ、してないよ・・・んっ、あっ奥コツコツしないでぇ・・・ぁぅぅ」
「ん?これが好いのか?」
「きゃぅぅっ、やぁあん、それ、やぁぁっ」
子宮口を亀頭でコツコツと突きながら朱里の腰を左右に少し揺らすと子宮口に亀頭が擦れて朱里が嬌声を上げ、体をくねらせて逃れようとするのを腰を引いては寄せてと繰り返し、朱里の膣内が蜜であふれてぐちゅぐちゅと粘着質な音がして動きがスムーズになると、腰を打ち付ける音が早くなりお互いに快感だけを拾い合うと、朱里の内壁がギュウギュウ締め始めつけながら果てるとルーファスも朱里の中で白濁をあげて、そのまま抱き合って目を閉じる。
「んっ、あっ・・・ルーファス、おかえりなさい」
「ああ、ただいま。アカリ」
体を重ねて抱き合ってようやく魂が落ち着くように帰って来た事を実感する。
朱里の額の汗で張り付いた前髪を指で退かしてキスをして、朱里が微笑むのを見て心の中で「ただいま」とまた呟いた。
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