黒狼の可愛いおヨメさま

ろいず

文字の大きさ
上 下
440 / 960
15章

妖精の矢傷2 ※R18

しおりを挟む
「ぷはぁ・・・はぁ、はぁ・・・んっ」

 力が抜けそうになる私を片腕で支えながら、ショーツを脱がしていく。
うう・・・っ、ルーファスに負けた・・・いや、勝ち負けじゃないけど。
初っ端からイカされると腰が砕けてしまいそう・・・。

 溢れてしまった愛液は太腿を濡らして気持ち悪いから早く流してしまいたい。
檜の板張りの浴室に仰向けに寝転がされると、ルーファスが足の間に入ってきて股の間に顔を近付けると、溢れ出した愛液を太腿から舐めていく。

「あっ、やだ!汚いよっ!」

 ルーファスの頭をペシペシと軽く叩くと、ピチャッと音を立てて蜜口を舐められ、「ひゃうっ!」と驚いて声を上げ、首を振っているのに、ルーファスは止めてくれずに舌で舐め回してジュルッと音を立ててる。

「あうっ・・・嫌ぁ・・・やだぁ、んっんっ」
「ふぅ。アカリのココは甘いな」
「やだぁっ、もうやめてぇ・・・、ふっあっんっ」

 もう1回イってるから続けざまに弄られると腰が勝手に動きそうになって、淫乱な女にみえちゃうから嫌なのにルーファスが爪で花芯をカリっと掠めるとビリビリとして声が抑えられなくなる。

「きゃううぅっ、やぁ、もぅ、ルーファス苛めないで」
「ククッ、苛めてなんかいない。可愛いアカリを可愛がっているだけだ」
「ううっ、早くルーファスも気持ちよくなってください・・・もぅ」

 両手を広げてルーファスを求めると、少し蜜口を指で弄られてからルーファスが亀頭を挿入してくる。入り口は広がる痛みにピリピリとした痛みがあるけれど、半分まで入れば痛さも薄れてくるし、ルーファスが胸や花芯を弄ってきては、私の胎内は蜜で濡れていくので痛みは快感で上書きされていく。

「んぅ、動いて、大丈夫だよ・・・はふっ」
「いつも無理をさせて悪いな」
「ううん。体格差は仕方がないもの・・・あんっ」

 ルーファスが腰を動かすとお腹がルーファスのモノで少し突き上がって、ああ、今お腹に入ってるんだなってわかる。少し苦しいけど、体を繋げるのは嫌いじゃない。

「あっ、んっ、ルーファス、そこばっかり、突いちゃ、やだぁ・・・んっ、んっ」
「ここが良いのか?ん?」
「きゃううっ、奥、駄目ぇ」

 最奥の手前を擦り上げられて気持ち良さに嬌声を上げると、ルーファスが腰を動かす速度を上げて、追い上げられる様に私がイクのと同時にルーファスも私の中で果てた。
お腹がピクピクと勝手に動いてルーファスが少し体を動かすだけで快感に体が強張って歯を食いしばる。

「うくぅっ・・・ひぅ・・・」
「アカリの中が気持ち良くて出過ぎるのも問題だな」
「ひゃうっ!お腹押しちゃらめぇっ!」

 ふにふにとルーファスにお腹を押されて、体が勝手にわなないて足がガクガクと震える。
ごぽりと音を立てて白い白濁と愛液が混じりながら蜜口から尻たぶに流れていく。
ううっ・・・今日のルーファスは意地悪だ。

 ルーファスが私の体を床から起こして、シャワーのコックを捻ってお湯をかけて来る。
子供達の様にルーファスに体を洗ってもらいながら、ぐったりとしていると、ルーファスが自分の体を洗い終えて私に抱きついてくる。

「アカリが、無事で良かった」
「え?」
「アカリに矢が飛んでいくのを見た時、間に合わなかったらどうしようかと最悪な事ばかりが頭に浮かんだ」
「ふふっ、ルーファスが助けてくれたから大丈夫でしたよ。ありがとう」

 抱きついてくるルーファスの腕に力がこもり、ルーファスを見上げると切なそうな顔をして私を見つめ返してくる。
番を失うと残された番は心が衰弱して死んでしまう・・・ルーファスのお父さんの様に。
だからルーファスは必要以上に私を失うのを怖がっているんだろうか?

「ルーファス。私はこの通り生きてるよ」
「ああ。アカリはこれからもずっと元気で居てくれ」
「はい。2人で一緒に老衰まで生きていきましょうね。ふふっ」
「アカリを1人にしない様にアカリより1秒長生きする」
「はい。そうしてください」

 笑ってルーファスの頬にキスをすると、ルーファスに唇を奪われてキスを繰り返していると、お尻に何か硬い物が当たって、あっ、ヤバい。と、思った時には後ろから入れられてあんあん言わされたのでした・・・。
疲労回復ポーションのお世話になったのは言うまでも無いけど、ルーファスの不安が少しでも和らいでくれたのならそれはそれでいいかな?


 夕方になってルーファスが【刻狼亭】へエルフの女の子の事情聴取の報告を聞きに行くというので、理由は解らないけど、「私は無事だったから一族郎党、路頭に迷えーとか怖い事は考えないでね?」と冗談めかして言ったら、「路頭に迷うぐらいで済めばいいがな」と冗談なのか本気なのか判らない笑顔でルーファスはキスをしてから出ていった。

 うーん、我が旦那様ながらこういう時は何を考えているのか分からない。
しおりを挟む
感想 1,004

あなたにおすすめの小説

お腹の子と一緒に逃げたところ、結局お腹の子の父親に捕まりました。

下菊みこと
恋愛
逃げたけど逃げ切れなかったお話。 またはチャラ男だと思ってたらヤンデレだったお話。 あるいは今度こそ幸せ家族になるお話。 ご都合主義の多分ハッピーエンド? 小説家になろう様でも投稿しています。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

婚約者が巨乳好きだと知ったので、お義兄様に胸を大きくしてもらいます。

恋愛
可憐な見た目とは裏腹に、突っ走りがちな令嬢のパトリシア。婚約者のフィリップが、巨乳じゃないと女として見れない、と話しているのを聞いてしまう。 パトリシアは、小さい頃に両親を亡くし、母の弟である伯爵家で、本当の娘の様に育てられた。お世話になった家族の為にも、幸せな結婚生活を送らねばならないと、兄の様に慕っているアレックスに、あるお願いをしに行く。

婚約者である皇帝は今日別の女と結婚する

アオ
恋愛
公爵家の末娘として転生した美少女マリーが2つ上の幼なじみであり皇帝であるフリードリヒからプロポーズされる。 しかしその日のうちにプロポーズを撤回し別の女と結婚すると言う。 理由は周辺の国との和平のための政略結婚でマリーは泣く泣くフリードのことを諦める。しかしその結婚は実は偽装結婚で 政略結婚の相手である姫の想い人を振り向かせるための偽装結婚式だった。 そんなこととはつゆ知らず、マリーは悩む。すれ違うがその後誤解はとけマリーとフリードは幸せに暮らしました。

大きくなったら結婚しようと誓った幼馴染が幸せな家庭を築いていた

黒うさぎ
恋愛
「おおきくなったら、ぼくとけっこんしよう!」 幼い頃にした彼との約束。私は彼に相応しい強く、優しい女性になるために己を鍛え磨きぬいた。そして十六年たったある日。私は約束を果たそうと彼の家を訪れた。だが家の中から姿を現したのは、幼女とその母親らしき女性、そして優しく微笑む彼だった。 小説家になろう、カクヨム、ノベルアップ+にも投稿しています。

【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される

奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。 けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。 そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。 2人の出会いを描いた作品はこちら 「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630 2人の誓約の儀を描いた作品はこちら 「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」 https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041

夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました

氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。 ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。 小説家になろう様にも掲載中です

淫らな蜜に狂わされ

歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。 全体的に性的表現・性行為あり。 他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。 全3話完結済みです。

処理中です...
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にノーチェの小説・漫画を1話以上レンタルしている と、ノーチェのすべての番外編を読むことができます。

このユーザをミュートしますか?

※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。