黒狼の可愛いおヨメさま

ろいず

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13章

えっちなおヨメさま② ※R18

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「あふっ、あ・・・同時はダメぇ・・・ひぅ、あっ」
 チュパッと音を立ててオッパイが吸われて、もう片方のオッパイは乳首をこりこりと指で転がされ、右と左両方からの刺激にどうしていいか頭が付いていかない。
 お風呂場から寝室のベッドの上に連れてこられて、丹念に体のあちこちにキスを落とされてかなり斑な感じでキスマークが出来たと思う。
全身キスで少しドキドキしながらも、早く中に欲しいな・・・って思うのに、ルーファスは次はオッパイを執拗に舐ってくる。

「あ、あん・・・んっ、やぁ」
「嫌じゃないだろ?したかったんだろ?」
「ふぅぅ・・・意地悪ぅ・・・んっあっ、オッパイばっかりっ嫌ぁ」

 気持ちいいけど、欲しいのはもっと深い気持ち良さなのに、口に出すのも恥ずかしくてもどかしさに足をもじもじさせると、太腿が濡れてビショビショなのが判る。
ううっ・・・ルーファス判っててやってる・・・。

「ならアカリは何処をどう触って欲しいんだ?言ってみろ」
「あう・・・っ、恥ずかしい・・・」
「なら、オレの好きにさせてもらう」
 
 はむっと鎖骨を軽く唇で嵌れて舌で鎖骨をなぞる様に舐められる。
手も胸から離れておへその下の方を小さく押してくる。
ううっ、押される度に子宮が熱を持ったみたいに熱くてキュウキュウする・・・。

ああ、でも妊娠してるかもしれないから、しない方が良いのかな?
でも、凄くルーファスとしたい。
妊娠検査薬とかこの世界無いのが辛い・・・。

「ルーファス・・・、意地悪しないでぇ。ううっ、でも、わかんない・・・」
「何が分からないんだ?」
 言ったらこの先の事はしてくれないかもしれない・・・でも、言わないと駄目だし・・・。
「ん?どうした?」
「はうっ・・・ぅっ」

  ルーファスが太腿を撫で上げてきてゾクゾクとして、私の中の欲望が「言わずにしちゃおう」と囁くけど、もし本当に赤ちゃんがお腹に居たら、きっと後悔する・・・何かあってからじゃ怖いし。

「あのね、赤ちゃん・・・出来たかも、しれなくて・・・」
 ううっ、意外とこれ言うの恥ずかしい。
ルーファスは少し目を瞬きした後、苦笑いして少し考えてから、顎を掴んで私に唇を重ねてきた。

「んっ、んっ・・・あっ、っ」

 角度を変えて繰り返されるキスに少し息が上がるとルーファスの唇が離れる。
頭がぽや~とする・・・酸欠不足なだけだけど、キスも気持ち良くて甘くてふわふわする。

「仕方が無いな・・・」

 ルーファスが私の体から離れて、やっぱり無理かー・・・と、しゅんと気分が萎えていく。
ルーファスが小物入れにしているタンスから何かを取り出して戻ってくると、私をゆっくりとベッドに押し倒す。
えーと・・・するの、かな?
うーっ、心臓がドキドキする・・・ゴクリと喉が鳴ると、ルーファスが手の平で何かをかき混ぜている。

「アカリ、少し足を広げておけ」
「ふぇ?・・・・それなんですか?」

 おずおずと足を広げるとルーファスが秘所に指を入れてきて何かを中に塗りこめていく。

「んっ・・・」
「避妊する為の物で、塗れば膜が張る。妊娠中は中に出さない方が良いらしいからな」
「そんな物あったんだね・・・んっ、くっ・・・はぁ」
「アカリとは避妊する必要が無かったからな。まぁ、これは製薬部隊が妊娠中でも出来るようにとアカリ専用に作った物だから、変な物は入って無い筈だ」
「・・・ううっ、何で製薬部隊は変な気遣いや、変なグッズ作るんですかぁー!」

 あの人達は製薬を大人しくしておけばいいのに、何故冬場はエッチな物ばかり作るのかー!!
くちゅくちゅと音を立てていた秘所からルーファスが手を抜き去ると、手に残った避妊の薬を指で摘まむとまるで風船ゴムみたいな物になって取れる。

 液状だったのに、何でゴム素材に?!と、少し驚きですよ。

「アカリ、少しキツいだろうが息を大きく吸って、オレが入れたら吐き出しながら力を入れない様にしてくれ」
「はい・・・」

 いきなり挿入れちゃうのかな?避妊の薬ってそういう物?使ったことが無いから判らない・・・。
ドキドキしながら息を吸うと、ルーファスに太腿の裏を持たれながら広げられて、ゆっくりと挿入していく。

「んっ、ふっ・・・くぅ、ん」
「まだ先端だからもう少し頑張れ」
「あ、う・・・うん」

 質量のあるがっしりした熱い物が膣内を圧迫していくのはやっぱり少しキツイ。
でも、私の欲しかった熱量はこの硬い物だったから、ヒクヒクとお腹が勝手に喜んで動いちゃうのは私のせいではないので、ルーファス、そんな困った子を見る目で見ないでください・・・。

ズズッとゆっくり深く挿入されていき、いつの間にか上がる息と汗ばんだ体は少し疲れてきている。
体力の無い自分の体が恨めしい・・・。

「はぁはぁ、もう、入りました?ふぅ、はぁ、んっ」
「あと少しだ。・・・・んっ、全部入ったぞ」

 異物感と圧迫感が凄いけど、全部入ってよかったー・・・。
ルーファスの唇が首筋をきつく吸い上げて、指は花芯を弄り始める。

「あっ、はっ、そこ、やっ・・・あんっんっ」
「アカリにイってもらわないと、オレが動けないんでな。一度イっておいてくれ」
「それ、どういう・・・あっ、あっ、ひんっ」

 花芯を指で摘ままれながらぐりぐりと動かされて、全神経が集中している感じがする。
膣内にはルーファスの剛直が入っているのに、花芯まで弄られるとか・・・気持ちいけど、刺激が強すぎて訳が分からなくなりそう。

「あんっ、やぁっ、やぁっ、くぅん、ああっ」

 オッパイにルーファスの唇が吸い付いてきて、あっ、ナニコレ?!三点責めというやつなの?!
確かにエッチはしたかったけど、こんな3ヵ所同時責めは求めていないのです!!!
ルーファスに物申したい所なのに、出てくる言葉はあんあん言うだけで、私、こんなエッチな子だったでしょうか?

「ああんっ、もぅ駄目、イッちゃう!イッちゃうぅっ、ああっ!」

 ビクンと腰が動いてイってしまうと目の前に白い星が見えそう・・・。
ルーファスがオッパイから唇を離すと、ゆっくりと腰を動かして私の中から剛直を抜き取る。
あれ?なんでぇ?と思いながらハァハァと息を繰り返していると、ルーファスが自分の物を見ている。
何をしているのだろう?

「大丈夫の様だな」
「あ、はぁ・・・何が、ですか?」
「ああ、これは避妊薬を女性の膣内に塗り込んで男性器を中に入れると男性器に膜が張るんだが、女性の湿り気が無いと上手く膜が張らなかったり穴が開いたりで避妊が上手くいかない場合がある。アカリがちゃんとイケたおかげで上手く行ったみたいだ」

 ナデナデと私の頭をルーファスが撫でて来るけど、嬉しくない!嬉しくないよ?!むしろ恥ずかしい!

「あまり激しくは出来ないからゆっくりやるが良いか?」
「はい・・・お願いします・・・優しくして、ください」

 キスを交わしながらゆっくりとルーファスの剛直が中に挿入ってくる。
一度受け入れた蜜壺はゆっくりと侵入してくる物の熱さに震える様にヒクヒクと動いて蜜を流して滑りをよくしていく。

「あっ、んっ、熱い・・・あっ」
「薄い膜とはいえ、アカリを直に感じられないのが残念だな」
「んっ、私も、そう思います・・・あっ、こすれて気持ち、イイ・・・んっ」
「またアカリはそう言ってオレを煽る。悪い子だ」

 チュッと音を立てて唇が重なり、歯列をなぞる様に舌が伸ばされる。
小さな犬歯を舌で吸われて、口を開けると舌が口内に入り込んで舌を絡ませて吸われていく。
息継ぎが出来ない程の執拗さに酸欠でまた頭がぽわ~っとしてしまう。

 舌を絡ませたキスをしながら、ゆるゆるとルーファスが蜜口からギリギリ出ない辺りまで引いては奥へまたゆっくり入ってを繰り返す。
ゆっくりした刺激が気持ちいいけど、私の中の欲望は、もっと激しくしてほしいと焦れて爪を立てていく。

 繰り返されるゆっくりした動きにルーファスも汗がじっとりと出て苦しそう。
蜜籠りのルーファスはガツガツしているから、こんなスローな動きはキツイかもしれない。

「んっ・・・ふっ・・・っ・・・」

 もっと刺激が欲しくて気付いたら腰を動かしていて、ルーファスも少しだけ速度を速めていく。
まだ足りないけど、私はもうイってしまいそうで、お腹がキュウッと締まっていく。
ルーファスにもそれは伝わったのか、指を絡め合いながらキスをしてお互いに果てた。

 ルーファスが私の中から出ていき、避妊薬を抜くと、白い液が避妊薬の膜の中にあった。
明るい家族計画のゴムみたいな感じになった物を縛ってゴミ箱に捨てる。

 一応、私も元の世界の避妊具の存在は知っていたのですよ。
中学で保健室に5人ずつ呼ばれて性教育を保健の先生がしてくれた時に見ましたからね。

 異世界ではこういう物だとは思わなかったけど、あるなら子供達にも性教育しないといけないのかなぁ?
うーん・・・親になってみて、初めてぶつかる壁かもしれない。
女の子は初潮の時にでも説明すればいいし、ミルアとナルアはまだ5歳だから今は別にいいしね。
問題はリューちゃん達だよね・・・シューちゃんなんて見た目だけなら大人と同じくらい大きいし・・・。


「アカリ、どうした?」
「ひゃっ!はうっ・・・あの、いつか子供にもこういう事教えなきゃなって・・・」
「リュー達にはオレがもう言い聞かせてある。心配はいらない」
「そうなんですか?」
「ああ。リューは特に次期当主だからな」
「そうですね。女の子妊娠させたとか笑い話にもなりませんからね・・・」

 ルーファスが私を抱き寄せておでこにキスをして微笑む。

「アカリ、愛してる」
「私もルーファスを愛してます」
「新しい家族が増えるなら、また部屋を少し模様替えしないとな」
「そうですね。2部屋開いてますから、赤ちゃんのお部屋をまた作らないと」

 2人でベッドの上で寄り添いながら、次は男の子と女の子どっちでしょうね?と、笑ってまったりと過ごした。
グリムレインが数日後に戻ってきて『祝福』を貰い、私は5人目の子供が確定した。
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