黒狼の可愛いおヨメさま

ろいず

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13章

恋の宅配便 ※R18

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 秋らしい朝の寒さの中で薄手のシャツとズボンにブーツだけのリュエールとシュトラールを見て、ブルッと朱里が着物の上に羽織った肩掛けをギュッと握りしめる。

「リューちゃん達、寒く無いの?」
「まだ冬本番じゃないから平気だよ」
「ナーン。ナーン」
「アーパ」
 リュエールの肩にクロが乗り、ササマキが地面を蹴るとシュトラールの肩に止まる。
二匹とも朱里よりも体温が高い2人にスリ寄りながら暖を取っている。「アカリ何処だ?」ルーファスの声に朱里がリュエールとシュトラールに「いってらっしゃい。気を付けて」と背を押すと2人はササマキとクロを朱里に渡して走り出す。

 朱里が2人を見送りながらクロとササマキを肩掛けに包んで家の中に戻っていく。
ルーファスにリュエールとシュトラールの事を聞かれると「出掛けちゃったよ」と言い、行き先を聞かれると「さぁ?」と首を傾げる。

「んー。アカリのそういう顔は嘘を隠している時の顔だな」
「そんな事はー・・・ないよ?うん。ルーファスの考え過ぎ」
「なら何で目を泳がせてるんだ?ん?」
 顎を掴まれて上を向かされると朱里が「はぅぅっ」と目を閉じると、下唇を甘噛みされ強く吸われるとササマキとクロを包んだ肩掛けが落ちて、二匹がこの肩掛けは自分の物だと言わんばかりに咥えて引っ張り合いを始め、ルーファスが肩掛けを取り上げると、二匹は不満そうな顔で温かい部屋を探しに2階へ上がっていく。

「で、アカリは何を隠してるんだ?」
「えと、そんなに重要な事でもないんだけどね、ありすさんにポードレッタイトの装飾品をリリスちゃん用に売って欲しいって言われて、ルーファスに相談したじゃない?」
「ああ、言ったな。別に知り合いだし元値もタダだから好きにしていいと言ったな、それがどう関係するんだ?」

 朱里の着物の衿から手を忍ばせてやわやわと胸を揉みながら、早く要点を言えと目で促す。

「あふっ・・・んっ、それでね、ありすさんが2個欲しいって、言うから・・・あんっ、リリスちゃんに届けに、ひんっ、リューちゃん達が行ったの、ひぅっ。もぅ、話にならないから、イタズラ禁止ですっ、んっ」
「リュー達が何でまた・・・まさか、アリスの所ではなくリリスの学園の方へ行ったのか?」

 ビクッと朱里が体を強張らせると、ルーファスが「やはりか・・・まったく」と朱里の肩へ頭を埋めて、リュエールとシュトラールには戻ったら無断外泊で説教だなと思いつつ、ビクビクと怒られると判っていて、息子達を送り出した手引きをした朱里をどうするか考える。
 おそらく2人に「お願い」されたのだろう・・・朱里は何だかんだで2人の息子を甘やかしている上に、ありすが関わっているとなると、ありすにも「お願い」されているのだろう。

「あの、怒ってる・・・?んっ、痛っ」
「相談ぐらいあっても良いと思うんだが?」
 胸を弄られながら首筋に歯を立てられて舌を使って吸われ、吸われた所がジンジンと熱を持ったようにヒリついて、唾液なのか血液なのか生暖かい物が首筋を垂れる。

「んっ、ありすさんに「ルーっちには秘密」って言われて・・・ごめんなさい、あふっ・・・やっ」
「で?何で秘密にすることがあるんだ?リュー達を行かせるなら護衛ぐらいは付けたりしてやるし、行くなとはオレも言わんぞ?高額な物なだけに普通に輸送は危険だしな」

 着物が着崩れ、帯が辛うじて腰に巻きついてはいるが腰ひもが解け、今にも落ちそうになっている。
少し寒い1階の暗がりな店の中で半裸に近くなった朱里のショーツの中にルーファスの手が入り込み、まだ成熟しきっていない花芯を指でこすり上げる。

「やっ、やっ、んっ・・・護衛はつけたよ。Sクラスの冒険者を・・・ひぅっ」
「誰を付けたんだ?」
「くぅっ・・・その、イルマールさんを・・・指、嫌ぁ・・・」
「アカリ、それはリロノスへの裏切りじゃないのか?何の為に学園に行かせたと思っているんだ?」

 蜜口に乱暴に指を奥までズブッと入れられ、朱里が痛さに目を閉じて涙を滲ませる。まだ幼い子供の体から脱していない朱里の体は濡れにくく、狭い。その為、良く慣らさないと痛さだけしか感じない。

「痛いよぉ、ごめな、さい・・・っきゅぅ・・・」
 
 ルーファスがいつもの「困った子」を見る目で朱里を見つめ、朱里の涙を舌で舐めとると、朱里のお仕置きはこれで良いかと、朱里の足を片方持ち上げ爪先立ちにさせると、ショーツをズラして濡れ切っていない膣へと剛直を無理やり押し挿入れた。

「きゃうううううっ!!ああああっ!」

 ズクンズクンと痛む下腹部が熱を持ったように熱くて苦しい圧迫感でいっぱいになる。持ち上げられた足と爪先立ちの足では踏ん張る事も出来ずに痛さを逃すことも出来ず、朱里が泣き声を上げて涙をぼろぼろ流しながら、抜いてと懇願するが、お仕置きなので聞く耳を持たずに、ガツガツと突き上げれば、アカリが肩に噛みついてきた。

「うーっ、んっうーっ」
「アカリ、もしイルマールにリリスが襲われればこうなる事も判っているのか?」
「ううっ・・・・あぅ・・・っ」

 肩から口を離すと、朱里がひっくとしゃくりあげて「どうしよう・・・ルーファス、私、どうしよう」と泣き始める。
朱里より体が出来ていないリリスではイルマールを受け入れることは危険だろうし、何より朱里はこれでもルーファスと経験があってこの状態なのだから、どうなるかは目に見えている。

「アカリ、番が目の前に居て、ましてや引き離された状態で我慢させていたら、我を失ってこうしていきなり乱暴に事に及ぶこともあるんだ。今回はリュエールとシュトラールが居るからそんな事にはならないだろうが、これっきりにしろ。わかったな?」
「ふぇっ、ぐすっ、ごめんなさい・・・ひぅっ・・・」
「まったく、アリスにもよく言って聞かせるようにリロノスにこの話はしておくからな」
 ビクッと朱里が肩を揺らし、困惑した顔でルーファスを見上げ、ルーファスに「そんな顔をしても駄目だ」と朱里の首筋に噛みつきながら、腰を揺らして白濁を朱里の中に吐き出す。

「あ・・・うぅっ・・・」
「アリスもリロノスに怒られて反省すべきだ」

 ルーファスがぐったりした朱里にそんな事を言いながら、散らばした着物を回収すると朱里を連れて2階へ上がっていく。
 

 朱里とありすがベッドから復活したのは3日後でお仕置きは両者共に色んな意味で身に染みさせられた結果になった。
 朱里とありすが復活したころ、ようやく魔国エグザドルにリュエール達を乗せた船が到着していた。
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