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9章
朝と竜の居る生活 ※微R18
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起きようかどうしようか悩んでいると、口の中に何かが入り舌でコロりと転がして何だろう?と目を開けると、金色の女の子と目が合う。
口の中から女の子が指を抜き取る。
「あるじしゃま。おみずあげにいこ?」
「・・・もしかして、エデン?」
コクコクと女の子が首を上下に動かす。
2,3歳ぐらいの金髪金目の幼女に朱里が「可愛いー!」と声を上げる。
「ん・・・なんだアカリ?」
眠そうな声で横で寝ていたルーファスが目を開けると、朱里がエデンを抱き上げて可愛いと頬をスリスリしている。
「ルーファス、エデンが人型になれたみたいなの!すごく可愛い!」
「可愛いのは解ったから、服を着ておけ」
蜜籠りで昨夜も寝落ちするまでして朱里に服を着ていなかったのは朝も起きたらするつもりでいた為だが、小さなお邪魔虫に即座に断念したルーファスが朱里にガウンを羽織らせると、エデンの目に手で目隠しをして「おはよう」と朱里にキスをすると朱里もキスを返してくる。
「エデン、着替えてから苗木に水を上げに行くから少し待っててね」
「わかったの」
小さく手を振ってエデンが部屋から出ていくと、着替えようとベッドから出ると足のつけ根からドロリと昨夜の残滓が伝い流れて朱里がフルっと体を震わせる。
「ひゃぅ・・・」
「アカリ、こっちに来い」
手を掴まれてベッドに引き戻されると、そのまま押し倒されて朱里が物を言う前にキスで唇が塞がれると、何度も角度を変えて唇が貪られて息が上がると、足を開かされて指で中に残っているモノが掻き出される。
「あっ、やっ、エデンが、きゃぅっ」
「女の子が出来ると良いな」
朱里がビクンとその言葉に反応すると昨夜の名残りで体はほんの少し弄られるだけでとろけてルーファスの欲望に滾った物を蜜口に押し当てられただけで嬌声をあげながら受け入れてしまう。
「いっ、あっ、やぁああん。あっ、ぅっ、きゃぅうっ」
「今回も男だったら、女の子が出来るまで頑張ろうな」
「んっ、あっ、うん。女の子ほしっ・・・ああっ」
子供は授かりものだから選べないとはわかっているが、家族を失った事のある朱里にルーファスは子供は何人いても喜べるので今年は蜜籠り中に頑張ろうと決めている。
ただ、リリスを見ていると女の子が欲しいと思ってしまうのだ。
そしてエデンの幼い女の子姿に朱里がキュンと胸を高鳴らせてしまう。
「ルーファス、早くぅ。頂戴、んっ、あっ・・・子供ほしいっ、あんっ」
「ああ。アカリの中も欲しがってるからな。たっぷり受け取れ」
「んっきゃぁっ、熱い・・・っ、あっ・・・ドクドクしてるぅ・・・」
ルーファスが動きを止めて子宮口を押し上げて胎内を白濁で満たすと朱里がトロンとした目で小さく笑う。
「赤ちゃん、出来ると良いな。ふふ」
「そうだな」
ベッドの上でキスを交わしていると、「水やりは行かないのか?」とグリムレインの声と「あるじしゃまー」とエデンの声が部屋の外からして、慌てて朱里がルーファスに起こしてもらいながらブラウスと薄手のセーターにアンゴラータ族の巻きスカートを身に着けて部屋を出ていく。
朱里に他のドラゴン達からも声が掛かり、朱里が「朝ご飯は水やりの後です!」と声を上げている。
窓の外を覗けば、ガラスハウスでアルビーとケルチャがいがみ合い、ガラスハウスに来た朱里を左右で取り合いを始めて、朱里が「喧嘩するんじゃありません!もう!」と、声を上げる。
「やれやれ。うちの番は人気だな」
ルーファスが笑いながら様子を見て、自分も着替えてリビングの方へ向かう。
背の低い老人がルーファスに気付くとボードゲームの相手をしろと手招きする。
この老人は土竜ニクストローブの人型で、彼は60歳程の老竜なので人型も老人をとっている。
「ニクストローブ、今日は何を賭ける?」
「そうじゃな。ワシの主君契約はどうじゃな?」
「いいだろう。後悔するなよ?」
「そっちこそ温泉と最上階の部屋と美食付きを忘れるなよ?」
「フッ、何なら露天風呂の酒付きにもしてやろう」
「ふぉふぉふぉ。豪華じゃな婿殿」
ルーファスとニクストローブがボードゲームを始めると、ハガネが欠伸をしながら起きてきて2人の対戦を見て「2人共なっちゃいねぇな。俺にやらせてみ?」と、割り込みルーファスとニクストローブがハガネに酒を奢る事になった。
リュエールとシュトラールが今日もこっそりとイルマールの討伐に付いて行こうと準備をしていると、風竜のスピナにリュエールが捕まる。
薄い緑色のショートカットで猫の様なツリ目のスピナは楽しそうに腕に捕まえたリュエールに笑って見せる。
「コラ!お子様、アカリちゃんに言われてるんだから!逃がさないよ!」
「母上の作るご飯、僕らが居なかったら2人分多く食べられるよ?」
「うーん。どうしよっかなぁ?でも、アカリちゃんが怒るとご飯抜きになるからだーめ」
「くそぉー、母上の手先めぇー」
リュエールがガクリとスピナーに捕まり大人しくすると、先に逃げたシュトラールは火竜ローランドに捕まる。
艶やかな赤髪に元気いっぱいのヤンチャそうな顔でローランドが片手でシュトラールを捕まえて満足そうに頷く。
「はい!残念!子供は大人しくしてろ!ハハハ」
「ぐっ・・・ローランド、朝から元気だね」
「朝も昼も夜も元気だ!逃がしはしないぞ!飯の為に!」
「ドラゴンってご飯に釣られすぎじゃない?」
「それは違うぞ!アカリの作る飯は【聖域】が働いている分、呪いや病気にならない!体内に蓄えておけばいざという時に役に立つ!うむ!」
「そうなんだ・・・?とりあえず、元気だね・・・」
シュトラールが「早く冬眠時期になればいいのに・・・」とボソリと呟きローランドに振り回されて朝からげんなりしていた。
口の中から女の子が指を抜き取る。
「あるじしゃま。おみずあげにいこ?」
「・・・もしかして、エデン?」
コクコクと女の子が首を上下に動かす。
2,3歳ぐらいの金髪金目の幼女に朱里が「可愛いー!」と声を上げる。
「ん・・・なんだアカリ?」
眠そうな声で横で寝ていたルーファスが目を開けると、朱里がエデンを抱き上げて可愛いと頬をスリスリしている。
「ルーファス、エデンが人型になれたみたいなの!すごく可愛い!」
「可愛いのは解ったから、服を着ておけ」
蜜籠りで昨夜も寝落ちするまでして朱里に服を着ていなかったのは朝も起きたらするつもりでいた為だが、小さなお邪魔虫に即座に断念したルーファスが朱里にガウンを羽織らせると、エデンの目に手で目隠しをして「おはよう」と朱里にキスをすると朱里もキスを返してくる。
「エデン、着替えてから苗木に水を上げに行くから少し待っててね」
「わかったの」
小さく手を振ってエデンが部屋から出ていくと、着替えようとベッドから出ると足のつけ根からドロリと昨夜の残滓が伝い流れて朱里がフルっと体を震わせる。
「ひゃぅ・・・」
「アカリ、こっちに来い」
手を掴まれてベッドに引き戻されると、そのまま押し倒されて朱里が物を言う前にキスで唇が塞がれると、何度も角度を変えて唇が貪られて息が上がると、足を開かされて指で中に残っているモノが掻き出される。
「あっ、やっ、エデンが、きゃぅっ」
「女の子が出来ると良いな」
朱里がビクンとその言葉に反応すると昨夜の名残りで体はほんの少し弄られるだけでとろけてルーファスの欲望に滾った物を蜜口に押し当てられただけで嬌声をあげながら受け入れてしまう。
「いっ、あっ、やぁああん。あっ、ぅっ、きゃぅうっ」
「今回も男だったら、女の子が出来るまで頑張ろうな」
「んっ、あっ、うん。女の子ほしっ・・・ああっ」
子供は授かりものだから選べないとはわかっているが、家族を失った事のある朱里にルーファスは子供は何人いても喜べるので今年は蜜籠り中に頑張ろうと決めている。
ただ、リリスを見ていると女の子が欲しいと思ってしまうのだ。
そしてエデンの幼い女の子姿に朱里がキュンと胸を高鳴らせてしまう。
「ルーファス、早くぅ。頂戴、んっ、あっ・・・子供ほしいっ、あんっ」
「ああ。アカリの中も欲しがってるからな。たっぷり受け取れ」
「んっきゃぁっ、熱い・・・っ、あっ・・・ドクドクしてるぅ・・・」
ルーファスが動きを止めて子宮口を押し上げて胎内を白濁で満たすと朱里がトロンとした目で小さく笑う。
「赤ちゃん、出来ると良いな。ふふ」
「そうだな」
ベッドの上でキスを交わしていると、「水やりは行かないのか?」とグリムレインの声と「あるじしゃまー」とエデンの声が部屋の外からして、慌てて朱里がルーファスに起こしてもらいながらブラウスと薄手のセーターにアンゴラータ族の巻きスカートを身に着けて部屋を出ていく。
朱里に他のドラゴン達からも声が掛かり、朱里が「朝ご飯は水やりの後です!」と声を上げている。
窓の外を覗けば、ガラスハウスでアルビーとケルチャがいがみ合い、ガラスハウスに来た朱里を左右で取り合いを始めて、朱里が「喧嘩するんじゃありません!もう!」と、声を上げる。
「やれやれ。うちの番は人気だな」
ルーファスが笑いながら様子を見て、自分も着替えてリビングの方へ向かう。
背の低い老人がルーファスに気付くとボードゲームの相手をしろと手招きする。
この老人は土竜ニクストローブの人型で、彼は60歳程の老竜なので人型も老人をとっている。
「ニクストローブ、今日は何を賭ける?」
「そうじゃな。ワシの主君契約はどうじゃな?」
「いいだろう。後悔するなよ?」
「そっちこそ温泉と最上階の部屋と美食付きを忘れるなよ?」
「フッ、何なら露天風呂の酒付きにもしてやろう」
「ふぉふぉふぉ。豪華じゃな婿殿」
ルーファスとニクストローブがボードゲームを始めると、ハガネが欠伸をしながら起きてきて2人の対戦を見て「2人共なっちゃいねぇな。俺にやらせてみ?」と、割り込みルーファスとニクストローブがハガネに酒を奢る事になった。
リュエールとシュトラールが今日もこっそりとイルマールの討伐に付いて行こうと準備をしていると、風竜のスピナにリュエールが捕まる。
薄い緑色のショートカットで猫の様なツリ目のスピナは楽しそうに腕に捕まえたリュエールに笑って見せる。
「コラ!お子様、アカリちゃんに言われてるんだから!逃がさないよ!」
「母上の作るご飯、僕らが居なかったら2人分多く食べられるよ?」
「うーん。どうしよっかなぁ?でも、アカリちゃんが怒るとご飯抜きになるからだーめ」
「くそぉー、母上の手先めぇー」
リュエールがガクリとスピナーに捕まり大人しくすると、先に逃げたシュトラールは火竜ローランドに捕まる。
艶やかな赤髪に元気いっぱいのヤンチャそうな顔でローランドが片手でシュトラールを捕まえて満足そうに頷く。
「はい!残念!子供は大人しくしてろ!ハハハ」
「ぐっ・・・ローランド、朝から元気だね」
「朝も昼も夜も元気だ!逃がしはしないぞ!飯の為に!」
「ドラゴンってご飯に釣られすぎじゃない?」
「それは違うぞ!アカリの作る飯は【聖域】が働いている分、呪いや病気にならない!体内に蓄えておけばいざという時に役に立つ!うむ!」
「そうなんだ・・・?とりあえず、元気だね・・・」
シュトラールが「早く冬眠時期になればいいのに・・・」とボソリと呟きローランドに振り回されて朝からげんなりしていた。
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