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9章
快気祝い
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ルーファスがイルマール達に古文書を見せて今後の方針を決め、あとは通常の1日の仕事をこなし朱里達の待つ家に帰ると、夕暮れの我が家の庭は騒がしいものだった。
ハガネと朱里が庭にある大窯の前で「夏の終わりに熱い思いするか普通ー?」「美味しい物の為です!我慢です!」と、大きな木で作った1メートル程のヘラを持って騒いでいた。
リロノスとありすが大きな竹を使って何やら怪しげな装置を作り、紐で縛り上げている。
「リロっち、流しそうめんは流れが命!もっと傾斜をつけるし!」
「いや、アリスこれ以上、上にすると早すぎて誰も素麺なんてつかめないよ?」
アルビーが子供達3人の相手をしながら、何やら空中に光る玉を出しては子供達がその玉を手で叩いて割って騒いでいる。
「アルビー、これ何のにおい?」
「当ててみて」
「はい!はい!オレわかった!花!」
「シュー、花なのはみんなわかってる。しゅるいだよ」
「ヒントは夏の花だよ」
そのヒントに遠くから朱里が「夏水仙」と声を上げ「正解」とアルビーに言われると、ガッツポーズを見せ、子供達に「はーはーうーえー」と文句を言われて舌を出していた。
ルーファスが「ただいま」と子供達に声を掛けると子供達に一斉に飛びつかれる。
「父上おかえりなさい!」
「父上おかえりー!」
「おじさま、おかえりなさい」
「ルーファスおかえり」
足元に子供3人と頭の上にアルビーがスリついてくる。
嬉しい帰宅の抱擁に子供達の頭を撫でていると、朱里やありす達からも「おかえりなさい」と声が飛んで来る。
賑やかな庭の様子に朱里に聞けば「ハガネの快気祝い・・・かな?」と笑い、ハガネが「快気祝いなのに俺が料理作らされてるけどな!」と、大窯からキッシュとパイを取り出している。
「いいじゃない。ハガネ少年よ、その有り余る若い体力をフルに使うのです」
「少年言うのやめろっつーの。まったく、アカリは若者に容赦ねぇな。これでも中身はオッサンなんだけどな」
未だに肉体が若返ったままのハガネは身長も少し低くなり、朱里が毎日「縮め~伸びるな~」と呪いをかけているが、元々、15,16辺りで身長がグンと伸びたらしく、既に朱里よりも背が高いのだが、朱里が「身長を分けてーじゃなきゃ伸びちゃダメー」と騒いで困った主君と化している。
庭の隅で1人黙々と作業をしていたグリムレインがルーファスに気付くと声を掛ける。
「婿よ。帰ったなら我を手伝うといい!」
「ん?どうしたグリムレイン」
「嫁が我をコキ使うのだ」
そう言ってグリムレインが素麺を氷で作った大皿に丸めながら乗せていく仕事をさせられて、泣き言をルーファスに言っていると、朱里から声が飛んで来る。
「グリムレインがお素麺に使う天ぷらを全部食べたのがいけないんでしょ!キリキリ働いてください!」
「婿よ・・・嫁があのようにドラゴン苛めをしておるのだ」
「苛めじゃありません!もう!」
「仕方がないな。アカリの怒りを静める為にも大人しく言う事を聞いておくのが良いと思うぞ」
「婿まで我を見捨てるのかー!」
グリムレインが細かい作業は苦手だとブツブツ文句を言いながら、朱里に「メッ!」と怒られ大人しく素麺を丸める作業を繰り返していた。
すっかり朱里の尻に敷かれているグリムレインにルーファスが笑うと、子供達もつられて笑い賑やかな笑いが庭に広がる。
「流しそうめんのセット完了したし!」
ありすがセッティングが完了したと声を出すと、グリムレインがこれ幸いと「水を流す!」と、素麺を丸めるのを朱里に任せて竹でセッティングされた流しそうめんの仕掛けに水を流し始める。
水が勢いよく流れだし、カーブの所で水がバサーと外に流れ出すのを見て、ありすとリロノスが「あちゃー」と声を上げる。
「カーブを綺麗にやりてぇなら、火魔法で少し竹を炙ってカーブが綺麗に出る様に曲げるといいんだぜ?俺がやってやるから、ちと貸してみな」
ハガネが乾燥魔法で水を取り払い、火魔法で竹を炙りながら鉄の柱に炙った竹を押し当ててカーブを作り、大きな輪状に竹をセッティングして、グリムレインが水を流し、風魔法をハガネが少しだして流れる様にすると、ありすが「流れるプール・・・次の企画は流れるプールか流れる温泉・・・これっしょ!」と、騒いでいた。
流しそうめんの準備が整うと、朱里が作ったお手製の素麺汁の入った竹の器と箸が配られ、ハガネの快気祝いのパーティーが開始された。
子供達は箸使いに苦労しながら、ありすや朱里が素麺を子供達の器に入れてやったりして、たまにドラゴン2人も朱里に甘えて素麺を器に入れてもらっていた。
子供達はグリムレインにかき氷を出してもらいミッカジュースを上にかけて食べて「これお店で出したら売れるよ!」と騒ぎ、朱里が「来年の夏やってみましょうか!」と、ニコニコとグリムレインに逃がさないぞっと、笑いかけていた。
アルビーの作った果実酒が大人にふるまわれると、ハガネが少し考えこむ。
「俺、一応39歳なんだけど・・・酒いけっかなー?」
一同が「あー・・・少年だからな」と、声を出す。
「まぁ、この大陸では酒に年齢制限は無いから飲めるなら飲めばいいが、若いと酔いが早そうだから程々にしとけ」
「そーですよぉーうふふふ」
「そーらよぉーハガネっちはお子しゃまらんらかりゃー」
ほんの少し飲んだだけの朱里とありすが呂律も怪しく楽しそうに笑いながらハガネを指さしている。
「アカリとアリスは今日はもう駄目だな」
「アリス・・・相変わらずお酒に耐性低いんだから」
朱里とありすが耐性の低さに酔い潰れると、チビチビと飲んでいたハガネも体の若さゆえかいつの間にか寝落ちしていた。
子供達はお腹がいっぱいになると早々に眠くなる子達なので大人が酔いつぶれる前にはアルビーを背もたれに寝ていた。
ありすとリリスは元リロノスが借りていた部屋で先に寝せ、双子は子供部屋に寝せ、ハガネも自室、朱里も寝室に寝せると、リロノスとルーファスが腕まくりをしながら片づけを始める。
リロノスとルーファスが片付ける皿をグリムレインが水流で綺麗に流し、乾燥魔法で皿を重ねていくという流れ作業をしながら、片づけを終わるころには夕方から夜に切り替わっていた。
庭で寝ていたアルビーを起こし、3人も家の中に入り各自の部屋に戻り寝ると、次の日の朝、ちょっとした事が朱里の家で起こる。
1階から2階の階段とリビングを通り過ぎたハガネの部屋まで花と温泉鳥が転がっていた。
「何だこれは?」
「あらら、温泉鳥寝てますね」
朱里が洗濯物を入れる大きな籠に温泉鳥達を入れながら拾い歩き、ハガネの部屋をノックして開けると、ハガネの部屋から花と温泉鳥がワサワサと廊下に流れ出た。
ベッドの上で寝ているハガネの横にササマキが幸せそうに寝ていた。
「温泉鳥達もハガネの快気祝いしたかったみたいだね」
「今度、ハガネに何かするときは温泉鳥達も呼ばないと駄目みたいだな」
ルーファスと朱里がくすくす笑い合っていると、ハガネが「なんだこりゃー!」と声を上げて起きたのだった。
ハガネと朱里が庭にある大窯の前で「夏の終わりに熱い思いするか普通ー?」「美味しい物の為です!我慢です!」と、大きな木で作った1メートル程のヘラを持って騒いでいた。
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「はい!はい!オレわかった!花!」
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ルーファスが「ただいま」と子供達に声を掛けると子供達に一斉に飛びつかれる。
「父上おかえりなさい!」
「父上おかえりー!」
「おじさま、おかえりなさい」
「ルーファスおかえり」
足元に子供3人と頭の上にアルビーがスリついてくる。
嬉しい帰宅の抱擁に子供達の頭を撫でていると、朱里やありす達からも「おかえりなさい」と声が飛んで来る。
賑やかな庭の様子に朱里に聞けば「ハガネの快気祝い・・・かな?」と笑い、ハガネが「快気祝いなのに俺が料理作らされてるけどな!」と、大窯からキッシュとパイを取り出している。
「いいじゃない。ハガネ少年よ、その有り余る若い体力をフルに使うのです」
「少年言うのやめろっつーの。まったく、アカリは若者に容赦ねぇな。これでも中身はオッサンなんだけどな」
未だに肉体が若返ったままのハガネは身長も少し低くなり、朱里が毎日「縮め~伸びるな~」と呪いをかけているが、元々、15,16辺りで身長がグンと伸びたらしく、既に朱里よりも背が高いのだが、朱里が「身長を分けてーじゃなきゃ伸びちゃダメー」と騒いで困った主君と化している。
庭の隅で1人黙々と作業をしていたグリムレインがルーファスに気付くと声を掛ける。
「婿よ。帰ったなら我を手伝うといい!」
「ん?どうしたグリムレイン」
「嫁が我をコキ使うのだ」
そう言ってグリムレインが素麺を氷で作った大皿に丸めながら乗せていく仕事をさせられて、泣き言をルーファスに言っていると、朱里から声が飛んで来る。
「グリムレインがお素麺に使う天ぷらを全部食べたのがいけないんでしょ!キリキリ働いてください!」
「婿よ・・・嫁があのようにドラゴン苛めをしておるのだ」
「苛めじゃありません!もう!」
「仕方がないな。アカリの怒りを静める為にも大人しく言う事を聞いておくのが良いと思うぞ」
「婿まで我を見捨てるのかー!」
グリムレインが細かい作業は苦手だとブツブツ文句を言いながら、朱里に「メッ!」と怒られ大人しく素麺を丸める作業を繰り返していた。
すっかり朱里の尻に敷かれているグリムレインにルーファスが笑うと、子供達もつられて笑い賑やかな笑いが庭に広がる。
「流しそうめんのセット完了したし!」
ありすがセッティングが完了したと声を出すと、グリムレインがこれ幸いと「水を流す!」と、素麺を丸めるのを朱里に任せて竹でセッティングされた流しそうめんの仕掛けに水を流し始める。
水が勢いよく流れだし、カーブの所で水がバサーと外に流れ出すのを見て、ありすとリロノスが「あちゃー」と声を上げる。
「カーブを綺麗にやりてぇなら、火魔法で少し竹を炙ってカーブが綺麗に出る様に曲げるといいんだぜ?俺がやってやるから、ちと貸してみな」
ハガネが乾燥魔法で水を取り払い、火魔法で竹を炙りながら鉄の柱に炙った竹を押し当ててカーブを作り、大きな輪状に竹をセッティングして、グリムレインが水を流し、風魔法をハガネが少しだして流れる様にすると、ありすが「流れるプール・・・次の企画は流れるプールか流れる温泉・・・これっしょ!」と、騒いでいた。
流しそうめんの準備が整うと、朱里が作ったお手製の素麺汁の入った竹の器と箸が配られ、ハガネの快気祝いのパーティーが開始された。
子供達は箸使いに苦労しながら、ありすや朱里が素麺を子供達の器に入れてやったりして、たまにドラゴン2人も朱里に甘えて素麺を器に入れてもらっていた。
子供達はグリムレインにかき氷を出してもらいミッカジュースを上にかけて食べて「これお店で出したら売れるよ!」と騒ぎ、朱里が「来年の夏やってみましょうか!」と、ニコニコとグリムレインに逃がさないぞっと、笑いかけていた。
アルビーの作った果実酒が大人にふるまわれると、ハガネが少し考えこむ。
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一同が「あー・・・少年だからな」と、声を出す。
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「そーらよぉーハガネっちはお子しゃまらんらかりゃー」
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朱里とありすが耐性の低さに酔い潰れると、チビチビと飲んでいたハガネも体の若さゆえかいつの間にか寝落ちしていた。
子供達はお腹がいっぱいになると早々に眠くなる子達なので大人が酔いつぶれる前にはアルビーを背もたれに寝ていた。
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1階から2階の階段とリビングを通り過ぎたハガネの部屋まで花と温泉鳥が転がっていた。
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