199 / 960
8章
困った双子
しおりを挟む
ゴチンと、お互いの頭をぶつけてリュエールとシュトラールが顔を歪める。
「ぎゃああああん」
「・・・っ」
泣くのはシュトラールでリュエールは涙目になり、痛さを我慢している。
「あー、リューちゃん、シューちゃん、頭ゴッチンしたの?よしよし、痛いね」
朱里が双子の頭を撫でると、リュエールがようやく声をあげて泣き始める。
掴まり立ちを覚え、歩くことを覚えた双子は、よくお互いにぶつかり泣いていることがある。
体が小さい事が心配されたリュエールも今はシュトラールと体格が変わらず、同じ場所をぶつけてるのに成長していると実感できるところでもある。
「あかりー、んまー」
「はーい。リリスちゃん待っててねー」
ようやく「ははえー」から「あかり」呼びになり、朱里の呼び方がリリスの中で変わった。
リリスはリロノスの事は「とっと」と呼んでいる。
リロノスが「お父さんだよ」と教えている為に「とっと」になっているらしい。
ルーファスの事は「ちちえー」ではあるけれど、ちゃんとリロノスを父親として分かっているのであえてリロノスも直そうとはしていない。
「ふぁああ・・・忙しい。目が離せないぃぃ」
朱里が「ひぇぇ」と言いながら子供達を回収し【刻狼亭】の旅館の室内で慌ただしくしていると、ノックの音が響き朱里が「入ってくださーい」と声を出すと、テンが現れる。
「アカリさんお子さんたちは見てますから、支度の方に行ってきてくださいねぇ」
「ありがとうございます。テンこの子達、歩き回ったり掴まり立ちするので気を付けてくださいね。目を離すとバラバラに動き回るので」
「子供の扱いは慣れていますから、大丈夫ですよぉ~」
朱里がテンに頭を下げながら、本日呼ばれた結婚式の為に着替えと髪をセットしに別室へ急ぐと、後ろから「ははえー!!!」と子供達の声がするが、構っている時間はないので、テンに任せて部屋を出ていく。
別室で従業員が待ち構え、朱里に化粧と髪結いをしていく。
「女将、最近忙しかったから今日ぐらいはお子さん達の事は任せて結婚式を楽しんできてくださいね」
「ごめんね。うちの子達お願いします」
「女将、小さい痣とかいっぱいですね。大丈夫ですか?」
「最近あの子達が掴まり立ちとか歩き回ったりで、テーブルにぶつかる前に先回りすると、こっちの方が先にぶつかっちゃって・・・最近我が家から物が無くなってスッキリした家になってるの」
「子供が歩き回ってからが大変ですからねー」
子供の話に花を咲かせながら、朱里がパールグリーンのドレスを着て、髪をアップにしてもらい髪飾りをしてもらう。
久々にブレスレットとネックレスと耳飾りも付けて、久々のオシャレに朱里が、子供の口に入るといけないからって色々付けてなかったなぁ・・・と、鏡を見ながら小さく苦笑いをする。
腕輪が振動し、ルーファスの声が腕輪からする。
『アカリ、そろそろ支度は出来たか?』
「はい。今終わりました。直ぐに行くから待ってて」
『ああ。待ってるから急がないでいい』
ルーファスとの腕輪での魔法通信を終わらせると、従業員に頭を下げて部屋を出ると子供達の顔を見てから行こうと部屋のドアをそっと開けると、テンの前で3人がちょこんと座り、テンの手元を真剣に見ている。
何をしているんだろう?と、思い朱里がじっと見ていると「ははえー!」とリュエールが立ち上がりトコトコと歩いてくるので、慌ててドアを閉める。
「ごめんね。母上はお出掛けなのー!」
「ははえー?!!ははええええぇぇぇ!!!」
リュエールの泣き叫ぶ声に、見に行かなかった方が良かったかも!と、朱里が思いながら心で謝りつつその場を逃げていく。
獣人の鼻の良さを忘れていた。失敗したなぁと、フロントロビーまで行くと礼服のスーツを着たルーファスが黒い眼鏡を掛けて笑って朱里を出迎えたが、その笑顔が朱里が近付くにつれて強張っていく。
「リュエール?!」
ルーファスの驚いた声に朱里が首をかしげると、朱里の足元にもふっと小さな衝撃がかかる。
足元をみれば黒いもふもふとした毛玉が「キューキュー」と鳴き声をあげている。
「え・・・リューちゃん?」
朱里が毛玉を持ち上げると金と黒のオッドアイが輝いている。
間違いなくトリニア家の長男リュエールである。
「アカリ、この子獣化して走っていたぞ」
「ええ?!!気付きませんでした!えー、リューちゃんドア閉めたのにどうして?」
「キュウゥゥン」
獣化したまま朱里にしがみつくリュエールに朱里が困り果てていると、テンがリリスとシュトラールを抱きかかえてフロントロビーまで走ってくる。
「リューくん居た!よかったぁー」
テンが珍しく焦った声を出してゼィゼィと息を整える。
「何があったの?私ドア閉めたと思ったんだけど・・・」
「アカリさんが出ていった後にリューくんがドアをぶち破って獣化して飛び出して行っちゃったんですよぉ」
「リュエール・・・やんちゃが過ぎるぞ」
ルーファスの一言に「やんちゃ」で済むの?!と、朱里とテンがルーファスを見る。
朱里からリュエールを受け取ろうと手を出すとカプッとリュエールがルーファスの手に噛みつき、ほんの少し血が滲む。
「リュエール!父上を噛んじゃ駄目でしょ!」
「キュ・・・ふぇええええん!!!」
「アカリ、犬歯が引っかかっただけだから大丈夫だ」
「ルーファスは黙ってて!噛んで良い時と悪い時があるの!今のは駄目!」
珍しく朱里が本気で叱りつけた事に獣化していたリュエールが元に戻り泣き声を上げ始めると、テンの腕の中に居たシュトラールがルーファスに手を伸ばすと、ルーファスの噛まれた傷が治る。
「りゅー、めっはめぇー」
シュトラールが「リューを怒るのは駄目」と朱里に必死に訴え、朱里が小さく溜息を吐く。
「シューちゃん、怪我を治してもリューちゃんがした事はメッなの!」
「ははえー、めっはめぇー」
「シューちゃん、悪い事はメッしないと駄目なの」
「ふぇぇえん」
シュトラールにも泣かれ朱里が困った顔をすると、リュエールが涙を止める。
「ははえー、しゅー、めっはめぇー」
「いやいや、リューちゃん、シューちゃんを怒ってないよ?リューちゃんをメッしてるの」
朱里がルーファスに助けを求める目をすると少し困った顔をして、シュトラールをテンの手から抱き上げあやし始める。
「なあ、アカリ。シューが回復魔法を使ったんだが?」
「んっ???!そういえば!」
ぐすぐすっと泣いているシュトラールを朱里がじっと見つめていると、テンが声を出す。
「えーと、お時間がギリギリになってしまいませんかぁ?」
ルーファスと朱里がハッとして、テンに子供達を預けると急いで出掛けて行った。
魔国の船でスカウトした操舵士のキリヒリ・ムゥトと【刻狼亭】の従業員フリウーラの結婚式で船の上での挙式に子供達は海の上は流石に危ないと置いては来たものの、出掛けのリュエールのドアをぶち破ったという怪力と、シュトラールの回復魔法の事でルーファスと朱里は頭がいっぱいで式どころではなかった。
「ぎゃああああん」
「・・・っ」
泣くのはシュトラールでリュエールは涙目になり、痛さを我慢している。
「あー、リューちゃん、シューちゃん、頭ゴッチンしたの?よしよし、痛いね」
朱里が双子の頭を撫でると、リュエールがようやく声をあげて泣き始める。
掴まり立ちを覚え、歩くことを覚えた双子は、よくお互いにぶつかり泣いていることがある。
体が小さい事が心配されたリュエールも今はシュトラールと体格が変わらず、同じ場所をぶつけてるのに成長していると実感できるところでもある。
「あかりー、んまー」
「はーい。リリスちゃん待っててねー」
ようやく「ははえー」から「あかり」呼びになり、朱里の呼び方がリリスの中で変わった。
リリスはリロノスの事は「とっと」と呼んでいる。
リロノスが「お父さんだよ」と教えている為に「とっと」になっているらしい。
ルーファスの事は「ちちえー」ではあるけれど、ちゃんとリロノスを父親として分かっているのであえてリロノスも直そうとはしていない。
「ふぁああ・・・忙しい。目が離せないぃぃ」
朱里が「ひぇぇ」と言いながら子供達を回収し【刻狼亭】の旅館の室内で慌ただしくしていると、ノックの音が響き朱里が「入ってくださーい」と声を出すと、テンが現れる。
「アカリさんお子さんたちは見てますから、支度の方に行ってきてくださいねぇ」
「ありがとうございます。テンこの子達、歩き回ったり掴まり立ちするので気を付けてくださいね。目を離すとバラバラに動き回るので」
「子供の扱いは慣れていますから、大丈夫ですよぉ~」
朱里がテンに頭を下げながら、本日呼ばれた結婚式の為に着替えと髪をセットしに別室へ急ぐと、後ろから「ははえー!!!」と子供達の声がするが、構っている時間はないので、テンに任せて部屋を出ていく。
別室で従業員が待ち構え、朱里に化粧と髪結いをしていく。
「女将、最近忙しかったから今日ぐらいはお子さん達の事は任せて結婚式を楽しんできてくださいね」
「ごめんね。うちの子達お願いします」
「女将、小さい痣とかいっぱいですね。大丈夫ですか?」
「最近あの子達が掴まり立ちとか歩き回ったりで、テーブルにぶつかる前に先回りすると、こっちの方が先にぶつかっちゃって・・・最近我が家から物が無くなってスッキリした家になってるの」
「子供が歩き回ってからが大変ですからねー」
子供の話に花を咲かせながら、朱里がパールグリーンのドレスを着て、髪をアップにしてもらい髪飾りをしてもらう。
久々にブレスレットとネックレスと耳飾りも付けて、久々のオシャレに朱里が、子供の口に入るといけないからって色々付けてなかったなぁ・・・と、鏡を見ながら小さく苦笑いをする。
腕輪が振動し、ルーファスの声が腕輪からする。
『アカリ、そろそろ支度は出来たか?』
「はい。今終わりました。直ぐに行くから待ってて」
『ああ。待ってるから急がないでいい』
ルーファスとの腕輪での魔法通信を終わらせると、従業員に頭を下げて部屋を出ると子供達の顔を見てから行こうと部屋のドアをそっと開けると、テンの前で3人がちょこんと座り、テンの手元を真剣に見ている。
何をしているんだろう?と、思い朱里がじっと見ていると「ははえー!」とリュエールが立ち上がりトコトコと歩いてくるので、慌ててドアを閉める。
「ごめんね。母上はお出掛けなのー!」
「ははえー?!!ははええええぇぇぇ!!!」
リュエールの泣き叫ぶ声に、見に行かなかった方が良かったかも!と、朱里が思いながら心で謝りつつその場を逃げていく。
獣人の鼻の良さを忘れていた。失敗したなぁと、フロントロビーまで行くと礼服のスーツを着たルーファスが黒い眼鏡を掛けて笑って朱里を出迎えたが、その笑顔が朱里が近付くにつれて強張っていく。
「リュエール?!」
ルーファスの驚いた声に朱里が首をかしげると、朱里の足元にもふっと小さな衝撃がかかる。
足元をみれば黒いもふもふとした毛玉が「キューキュー」と鳴き声をあげている。
「え・・・リューちゃん?」
朱里が毛玉を持ち上げると金と黒のオッドアイが輝いている。
間違いなくトリニア家の長男リュエールである。
「アカリ、この子獣化して走っていたぞ」
「ええ?!!気付きませんでした!えー、リューちゃんドア閉めたのにどうして?」
「キュウゥゥン」
獣化したまま朱里にしがみつくリュエールに朱里が困り果てていると、テンがリリスとシュトラールを抱きかかえてフロントロビーまで走ってくる。
「リューくん居た!よかったぁー」
テンが珍しく焦った声を出してゼィゼィと息を整える。
「何があったの?私ドア閉めたと思ったんだけど・・・」
「アカリさんが出ていった後にリューくんがドアをぶち破って獣化して飛び出して行っちゃったんですよぉ」
「リュエール・・・やんちゃが過ぎるぞ」
ルーファスの一言に「やんちゃ」で済むの?!と、朱里とテンがルーファスを見る。
朱里からリュエールを受け取ろうと手を出すとカプッとリュエールがルーファスの手に噛みつき、ほんの少し血が滲む。
「リュエール!父上を噛んじゃ駄目でしょ!」
「キュ・・・ふぇええええん!!!」
「アカリ、犬歯が引っかかっただけだから大丈夫だ」
「ルーファスは黙ってて!噛んで良い時と悪い時があるの!今のは駄目!」
珍しく朱里が本気で叱りつけた事に獣化していたリュエールが元に戻り泣き声を上げ始めると、テンの腕の中に居たシュトラールがルーファスに手を伸ばすと、ルーファスの噛まれた傷が治る。
「りゅー、めっはめぇー」
シュトラールが「リューを怒るのは駄目」と朱里に必死に訴え、朱里が小さく溜息を吐く。
「シューちゃん、怪我を治してもリューちゃんがした事はメッなの!」
「ははえー、めっはめぇー」
「シューちゃん、悪い事はメッしないと駄目なの」
「ふぇぇえん」
シュトラールにも泣かれ朱里が困った顔をすると、リュエールが涙を止める。
「ははえー、しゅー、めっはめぇー」
「いやいや、リューちゃん、シューちゃんを怒ってないよ?リューちゃんをメッしてるの」
朱里がルーファスに助けを求める目をすると少し困った顔をして、シュトラールをテンの手から抱き上げあやし始める。
「なあ、アカリ。シューが回復魔法を使ったんだが?」
「んっ???!そういえば!」
ぐすぐすっと泣いているシュトラールを朱里がじっと見つめていると、テンが声を出す。
「えーと、お時間がギリギリになってしまいませんかぁ?」
ルーファスと朱里がハッとして、テンに子供達を預けると急いで出掛けて行った。
魔国の船でスカウトした操舵士のキリヒリ・ムゥトと【刻狼亭】の従業員フリウーラの結婚式で船の上での挙式に子供達は海の上は流石に危ないと置いては来たものの、出掛けのリュエールのドアをぶち破ったという怪力と、シュトラールの回復魔法の事でルーファスと朱里は頭がいっぱいで式どころではなかった。
30
お気に入りに追加
4,621
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
お腹の子と一緒に逃げたところ、結局お腹の子の父親に捕まりました。
下菊みこと
恋愛
逃げたけど逃げ切れなかったお話。
またはチャラ男だと思ってたらヤンデレだったお話。
あるいは今度こそ幸せ家族になるお話。
ご都合主義の多分ハッピーエンド?
小説家になろう様でも投稿しています。
どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします
文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。
夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。
エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。
「ゲルハルトさま、愛しています」
ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。
「エレーヌ、俺はあなたが憎い」
エレーヌは凍り付いた。
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
娼館で元夫と再会しました
無味無臭(不定期更新)
恋愛
公爵家に嫁いですぐ、寡黙な夫と厳格な義父母との関係に悩みホームシックにもなった私は、ついに耐えきれず離縁状を机に置いて嫁ぎ先から逃げ出した。
しかし実家に帰っても、そこに私の居場所はない。
連れ戻されてしまうと危惧した私は、自らの体を売って生計を立てることにした。
「シーク様…」
どうして貴方がここに?
元夫と娼館で再会してしまうなんて、なんという不運なの!
夫が寵姫に夢中ですので、私は離宮で気ままに暮らします
希猫 ゆうみ
恋愛
王妃フランチェスカは見切りをつけた。
国王である夫ゴドウィンは踊り子上がりの寵姫マルベルに夢中で、先に男児を産ませて寵姫の子を王太子にするとまで嘯いている。
隣国王女であったフランチェスカの莫大な持参金と、結婚による同盟が国を支えてるというのに、恩知らずも甚だしい。
「勝手にやってください。私は離宮で気ままに暮らしますので」
過去1ヶ月以内にノーチェの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、ノーチェのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にノーチェの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、ノーチェのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。