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7章
救える範囲
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ゴトゴトと揺れる馬車の中で朱里が自分の携帯を大事そうに見つめる。
アシュレイが色々と魔法で弄りまわしたらしく、充電が減らない。
他にも色々したらしいが、アシュレイ自体にも画面を取り込む魔道具という認識らしく、何がどうカスタマイズされたかはよくわからなかったらしい。
画像はアシュレイが試しに撮った物もあったが、朱里の撮っておいた画像が全て無事だったのには、アシュレイに感謝しかない。
消されていたら今頃泣きわめいていただろう。
「アカリ、良かったな」
「うん。家族との思い出だから失くしたのを実は気にしてたの」
朱里が携帯をコートのポケットに大事にしまい込むと、ルーファスの手を握り絞めて少し腕を上げる。
お揃いの腕輪に朱里が笑うと、ルーファスが朱里の手を自分の唇に持っていき軽く押し当てる。
「アカリは目を離すと心配だから魔法通信は良いな」
「どうやって使うんだろうね?」
「軽く魔力を石に押し当てるだけらしい」
「じゃあ、帰ったらお屋敷の中で試してみようね?」
「ああ。さすがにこんなに近距離だと意味が無いからな」
ゴトゴトと馬車の揺れが収まると、ルーファスが馬車の外を見れば温泉大陸の大橋の上まで来ていた。
整備されている道が少ないために馬車は結構揺れる。
上手な御者だと能力で揺れない様に運転が出来るが、そういった能力持ちは貴族や国のお抱えなので中々手に入らない人材でもある。
「アカリ、大橋だ。検問所に荷物を預けて後で屋敷まで届けてもらう事にしよう」
「はい。じゃあそろそろ降りないとね」
温泉街は人の多さから馬車では危険なので大橋までしか馬車は通れない。
それ以降の荷物などは荷車で運ぶか、のんびりと歩く力持ちの騎獣が荷運びをするぐらいで、速度の速い騎獣や馬車の使用は出来ない。
馬車からルーファスが先に降りて朱里をリフトしながら馬車から降ろすと、御者の人間に荷物を検問所に預ける様に頼み2人は順番待ちの列を横目に、関係者用の通行門の方へ向かう。
「あっ、若旦那に若女将!お帰りなさいませ!」
「ああ。今帰った。寒い中ご苦労様」
「ただいまです」
検問所の人間に挨拶を交わして荷物の事を伝えてから2人は温泉大陸の中へ入る。
「帰りが遅くなったからお夕飯どうしましょう?」
「たまには外で食べてから帰るか?」
「門の外でテントの人達がお腹空かせてそう・・・」
「あいつ等なら湯豆腐でも食わせておけば良いんじゃないか?」
「手抜きの女神だー!って言われちゃう。あの人達何気に注文多いですからね」
「なら飯抜きで良いだろう?」
朱里が「可哀想だよ」と笑いながら、温泉街の通りを歩く子供達に目を向ける。
モコモコの袢纏を着てマフラーに帽子をかぶった子供達。
元気に笑いながら親と一緒に手を繋いで歩いている。
大陸を隔てた少しの距離の場所で子供達の環境はこうも違う。
「アカリ、どうした?」
「ん・・・。温泉街の子供達は恵まれているんだなって思って」
「全てを救う事は出来ない。救える事の出来る範囲で救うしかない。ガルドアス領の子供達の現状を救いたいと思っているのだろうが、アカリがガルドアス領の子供に仕事を回せるように色々思案して手を差し伸べるだけでも救いなのだから、そんな風に悲しい顔をするな」
「うん・・・。私はガルドアスの子供達もこの温泉大陸の子供達みたいに笑っていて欲しいから、自分のやれる範囲で頑張るね」
「無茶はするなよ?」
「しないよ。私のせいで心配しすぎて倒れちゃう人が居そうだから」
朱里が笑いながらルーファスの手を引いて、暗くなりかけた温泉街の街中を温かい灯りが溢れる中を歩く。
「何を食べようか?」
「アカリは何がいい?」
「お肉!お肉が良いです!焼いたお肉!」
「最近アカリは肉率が多いな」
「んーっ、最近なんだか無性にお肉が食べたい気がする」
「外の奴等が喜ぶから肉ばかりかと思ったが、アカリ自身が食べたかったのか」
「うん。スタミナつけて寒い冬を乗り越えるの!」
「なら、焼き肉にでも行くか。魔国から魔牛を仕入れている店が出来たからな」
「わーい。魔国の魔牛美味しかったから楽しみだね」
温泉街の食堂街がある通りに入ると温泉街というよりは、居酒屋並びの様な街並みに変わる。
まだ少し早い時間という事もあり、酔っ払いは少ないが、もう少し暗くなれば大人の飲み道楽通りにもなる。
____焼き肉屋【ぎゅっと】。
じゅわー・・・と、肉の焼けるいい音と香ばしい肉の匂いが店内の至る所でしている。
座敷に席を取り、コートに匂いが付かない様にコート掛けには魔法で薄いコーティングが施される仕様の物にコートを掛けて、席に座るとルーファスが肉を注文する。
「適当に注文したが構わなかったか?」
「うん。私じゃどれ選んでいいかもわからないし」
店員が鉄網を持ってきて火を点け、しばらくすると魔牛が皿に乗って運ばれ、朱里が小さく腕まくりをするとトングで肉を網の上に置いていく。
「魔国の魔牛はやっぱり美味しいねー」
「ああ。この間の魔牛に比べるとランクは落ちるが美味いな」
「あれは別格でしょ」
「またマデリーヌに送ってほしいものだな」
「贅沢言ってますね」
2人で笑いながら魔牛を食べ、帰りがけに外のテント組にお土産に屋台に立ち寄り、焼きおにぎりと揚げ餃子に焼き鳥を大量に買い込んで屋敷まで帰ると、お腹を鳴らせた腹ペコ合唱団が出来上がっていた。
「「「お腹がすいたよ!女神!!!」」」
「実は外食してきました!」
「「「俺達の飯は?!!!」」」
「うん。お土産に屋台で色々買ってきたよー」
「「「ありがとうございます!!!」」」
ルーファスが腹ペコ軍団に屋台で買ったものを手渡していると、フンフンと腹ペコ軍団の鼻が動きだす。
「「「あーっ!女神達、焼き肉だっただろ!」」」
「あっ、わかりますか?」
「「「ずるいーっ!!!」」」
「そうは言われても、うちの従業員じゃないからねぇ・・・」
「「「従業員になりたいです!!!」」」
「・・・だ、そうですよ?旦那様」
「お前等の能力じゃB+の冒険者が良いとこだからな。うちの従業員の冒険者ランクは平均Sだからな?」
腹ペコ軍団がぺしゃと耳を下げると、ルーファスが「今年の冬にでもまたランクを上げて来い」と、声を掛けると腹ペコ軍団が尻尾を振りながら喜んでいる。
朱里とルーファスが笑いながら屋敷へ消えると、腹ペコ軍団は食料を片手に「冬までに強くなろう!」そう言って遅い夕飯を食べ始めたのだった。
アシュレイが色々と魔法で弄りまわしたらしく、充電が減らない。
他にも色々したらしいが、アシュレイ自体にも画面を取り込む魔道具という認識らしく、何がどうカスタマイズされたかはよくわからなかったらしい。
画像はアシュレイが試しに撮った物もあったが、朱里の撮っておいた画像が全て無事だったのには、アシュレイに感謝しかない。
消されていたら今頃泣きわめいていただろう。
「アカリ、良かったな」
「うん。家族との思い出だから失くしたのを実は気にしてたの」
朱里が携帯をコートのポケットに大事にしまい込むと、ルーファスの手を握り絞めて少し腕を上げる。
お揃いの腕輪に朱里が笑うと、ルーファスが朱里の手を自分の唇に持っていき軽く押し当てる。
「アカリは目を離すと心配だから魔法通信は良いな」
「どうやって使うんだろうね?」
「軽く魔力を石に押し当てるだけらしい」
「じゃあ、帰ったらお屋敷の中で試してみようね?」
「ああ。さすがにこんなに近距離だと意味が無いからな」
ゴトゴトと馬車の揺れが収まると、ルーファスが馬車の外を見れば温泉大陸の大橋の上まで来ていた。
整備されている道が少ないために馬車は結構揺れる。
上手な御者だと能力で揺れない様に運転が出来るが、そういった能力持ちは貴族や国のお抱えなので中々手に入らない人材でもある。
「アカリ、大橋だ。検問所に荷物を預けて後で屋敷まで届けてもらう事にしよう」
「はい。じゃあそろそろ降りないとね」
温泉街は人の多さから馬車では危険なので大橋までしか馬車は通れない。
それ以降の荷物などは荷車で運ぶか、のんびりと歩く力持ちの騎獣が荷運びをするぐらいで、速度の速い騎獣や馬車の使用は出来ない。
馬車からルーファスが先に降りて朱里をリフトしながら馬車から降ろすと、御者の人間に荷物を検問所に預ける様に頼み2人は順番待ちの列を横目に、関係者用の通行門の方へ向かう。
「あっ、若旦那に若女将!お帰りなさいませ!」
「ああ。今帰った。寒い中ご苦労様」
「ただいまです」
検問所の人間に挨拶を交わして荷物の事を伝えてから2人は温泉大陸の中へ入る。
「帰りが遅くなったからお夕飯どうしましょう?」
「たまには外で食べてから帰るか?」
「門の外でテントの人達がお腹空かせてそう・・・」
「あいつ等なら湯豆腐でも食わせておけば良いんじゃないか?」
「手抜きの女神だー!って言われちゃう。あの人達何気に注文多いですからね」
「なら飯抜きで良いだろう?」
朱里が「可哀想だよ」と笑いながら、温泉街の通りを歩く子供達に目を向ける。
モコモコの袢纏を着てマフラーに帽子をかぶった子供達。
元気に笑いながら親と一緒に手を繋いで歩いている。
大陸を隔てた少しの距離の場所で子供達の環境はこうも違う。
「アカリ、どうした?」
「ん・・・。温泉街の子供達は恵まれているんだなって思って」
「全てを救う事は出来ない。救える事の出来る範囲で救うしかない。ガルドアス領の子供達の現状を救いたいと思っているのだろうが、アカリがガルドアス領の子供に仕事を回せるように色々思案して手を差し伸べるだけでも救いなのだから、そんな風に悲しい顔をするな」
「うん・・・。私はガルドアスの子供達もこの温泉大陸の子供達みたいに笑っていて欲しいから、自分のやれる範囲で頑張るね」
「無茶はするなよ?」
「しないよ。私のせいで心配しすぎて倒れちゃう人が居そうだから」
朱里が笑いながらルーファスの手を引いて、暗くなりかけた温泉街の街中を温かい灯りが溢れる中を歩く。
「何を食べようか?」
「アカリは何がいい?」
「お肉!お肉が良いです!焼いたお肉!」
「最近アカリは肉率が多いな」
「んーっ、最近なんだか無性にお肉が食べたい気がする」
「外の奴等が喜ぶから肉ばかりかと思ったが、アカリ自身が食べたかったのか」
「うん。スタミナつけて寒い冬を乗り越えるの!」
「なら、焼き肉にでも行くか。魔国から魔牛を仕入れている店が出来たからな」
「わーい。魔国の魔牛美味しかったから楽しみだね」
温泉街の食堂街がある通りに入ると温泉街というよりは、居酒屋並びの様な街並みに変わる。
まだ少し早い時間という事もあり、酔っ払いは少ないが、もう少し暗くなれば大人の飲み道楽通りにもなる。
____焼き肉屋【ぎゅっと】。
じゅわー・・・と、肉の焼けるいい音と香ばしい肉の匂いが店内の至る所でしている。
座敷に席を取り、コートに匂いが付かない様にコート掛けには魔法で薄いコーティングが施される仕様の物にコートを掛けて、席に座るとルーファスが肉を注文する。
「適当に注文したが構わなかったか?」
「うん。私じゃどれ選んでいいかもわからないし」
店員が鉄網を持ってきて火を点け、しばらくすると魔牛が皿に乗って運ばれ、朱里が小さく腕まくりをするとトングで肉を網の上に置いていく。
「魔国の魔牛はやっぱり美味しいねー」
「ああ。この間の魔牛に比べるとランクは落ちるが美味いな」
「あれは別格でしょ」
「またマデリーヌに送ってほしいものだな」
「贅沢言ってますね」
2人で笑いながら魔牛を食べ、帰りがけに外のテント組にお土産に屋台に立ち寄り、焼きおにぎりと揚げ餃子に焼き鳥を大量に買い込んで屋敷まで帰ると、お腹を鳴らせた腹ペコ合唱団が出来上がっていた。
「「「お腹がすいたよ!女神!!!」」」
「実は外食してきました!」
「「「俺達の飯は?!!!」」」
「うん。お土産に屋台で色々買ってきたよー」
「「「ありがとうございます!!!」」」
ルーファスが腹ペコ軍団に屋台で買ったものを手渡していると、フンフンと腹ペコ軍団の鼻が動きだす。
「「「あーっ!女神達、焼き肉だっただろ!」」」
「あっ、わかりますか?」
「「「ずるいーっ!!!」」」
「そうは言われても、うちの従業員じゃないからねぇ・・・」
「「「従業員になりたいです!!!」」」
「・・・だ、そうですよ?旦那様」
「お前等の能力じゃB+の冒険者が良いとこだからな。うちの従業員の冒険者ランクは平均Sだからな?」
腹ペコ軍団がぺしゃと耳を下げると、ルーファスが「今年の冬にでもまたランクを上げて来い」と、声を掛けると腹ペコ軍団が尻尾を振りながら喜んでいる。
朱里とルーファスが笑いながら屋敷へ消えると、腹ペコ軍団は食料を片手に「冬までに強くなろう!」そう言って遅い夕飯を食べ始めたのだった。
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