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6章
冬の挑戦者
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ハガネがお料理の手順を教えてくれて、メモにしていたおかげで今日も料理スキルがアップした感じがします。
まぁ、ハガネが材料を全部切ってストックしてくれているから、ストックから使う分だけ出して、材料を煮たり、焼いたりするだけの簡単なおままごとに近い料理なのだけど、ね?
刃物は相変わらず、怖くて・・・見ると腕がゾワゾワして違和感で動かせなくなるから使えないんですけどね。
竜人の人も温泉大陸では今は見ないけど、そのうちまた冒険者が療養に来たら会いそうで・・・すごく怖い。
心臓がキュッと、握られて足元から冷たくなる気がする。
主治医のボギー医師は「ゆっくり時間をかけて治していきましょうね」って、優しい言葉を貰っています。
でも、包丁が持てないのはお料理をする為にも早めに治さなきゃいけない案件な気がします。持てる包丁がパン切り包丁だけなのも問題あるし。
今日は若鳥のワイン煮と魚の香草焼きとオニオンスープにハーブとシュリンプのサラダ。
パンは毎日、焼きまわっているのでいつでもどんと来い!状態で用意しているからいつでも食卓にはパンあり!って感じになっている。
たまに起きてくるハガネが食べたり、遊びに来る【刻狼亭】の従業員の人のおやつになったりしています。
外からまたガンガンガンと、結界を叩く音がしている。
うん。今日も元気そうだ。
そして、また聞こえる「キャイーン」の悲鳴。
ルーファスが音も聞こえない様に結界をするかどうかで迷っている様なんだけど、音を遮断してしまうと、お屋敷に用事のある【刻狼亭】の従業員の人達も困るのでそれが出来ないのがお悩みどころのようです。
キッチンにルーファスが顔を出すと、手には空になったバスケットと空き瓶を持って私に渡してくる。
「今日もちゃんと食べてくれたんだね」
「あんな間抜け共に施してやる必要はないと思うが・・・」
酷い言われようの『襲撃者』さん達だ。
【刻狼亭】の跡継ぎが出ない様にルーファスの遠縁の親戚が毎年こうして刺客を送ってくるのだけれど、毎回、ルーファスの叔父のギルさんに酷い目に遭わされるか、ルーファスに酷い目に遭わされるか、【刻狼亭】の従業員に酷い目に遭わされるか・・・とにかく酷い目にしか遭わないのが襲撃者の刺客さん達なのである。
【蜜籠り】時期を狙ってルーファスを絶えず攻撃して【蜜籠り】させない様にしているのと、私が現れる前はルーファスの相手になる女性を攻撃したり、自分の親族の子供や娘を送りつけたりと、色々画策したそうです。
始めは私も怖くてガンガン音がするたびに脅えていたのだけれど、何だか、とっても憎めないぐらいに元気よく押しかけてきているので、この冬の寒い中ご苦労様です。と、言うのと・・・。
ルーファスのストレス発散に付き合ってもらっているお礼も兼ねて、食べきれなかったパンやサラダをサンドイッチにしたりして飲み物と一緒に渡してもらっている。
ルーファスのストレスは主に私とちゃんと【蜜籠り】出来ない事。
1日10回以上とかするのは同じ獣人同士とかじゃないと無理だと思うのです。
お仕置きでされる時は数は数えてなかったけど、次の日から寝込んだりしていたので無理。
一応、1日1回は最低でもお付き合いはしているので頑張っているのです・・・。
16歳なのにこんな淫らな生活でいいのかしら?とも、思うのです。
でも、番同士になったので実質、結婚したのだから普通なのかな?と、思ったり。
子供に関しては、ルーファスは今年作ろうとは余り思っていないみたいで、出来たら良いなくらいのスタンスみたいです。
番を得て初めての【蜜籠り】だから楽しみたいというのもあるみたい。
あと、私の体が短期間でボロボロになったりと色々あったから、妊娠はしにくいかもしれないって、ボビー医師にも言われてて、ゆっくり成長と共に体を作って産める環境に私の体がなれば、その時に産めばいいかなって話し合いをしました。
でもシーズンの獣人さんは発情期みたいなモノだから、したくてたまらないらしくて・・・まぁ、そのせいでストレスがたまるわけです。
そのストレス発散に酷い目に遭っている襲撃者の人々・・・。
冬の間はフルに運動する事もないので丁度いい運動になっているのと、ストレス発散も出来るのでルーファスの機嫌もそんなに悪くはならないのです。
機嫌が悪いというと語弊があるけど、ガッツいて美味しくいただかれると次の日にも影響が出るので、ゆっくりまったりとしたイチャイチャを私としては希望しているのです。
そんな私の為に襲撃者の人々よ・・・頑張って下さい。
「今日は襲撃者は何人だったんですか?」
「今日は3人だな。ギル叔父上に弄ばれた後の様だった」
「あー・・・なら頭のリボンの数凄そうですね」
「凄かったぞ。ギル叔父上に鍛えられて歯ごたえが出れば良いんだが」
襲撃者さん達は刺客というよりは『挑戦者』と、いう感じなのです。
【刻狼亭】の従業員はそれなりに腕が立つ人々なので、相手をしてもらうと修行になるのと、ギルさんやルーファスも腕試しには良いみたいで、毎年、襲撃者という名の挑戦者が絶えないのだとか・・・。
迷惑極まりないと思うんだけど、風物詩でやり過ごしている辺りは【刻狼亭】の人達は寛容だなぁって思う。
暗黙のルールみたいなのはあるみたいで、命は取らない。
私の様な力のない者への攻撃もしちゃいけない。
温泉大陸での迷惑になる様な大きな騒ぎは起こさない。
そんな感じのルールはあるみたい。
一応、危険なので私は近づいたりはしないけどね。
守らないと、始めから全力で潰されてしまい、修行どころか再起不能コースまっしぐらなので、襲撃者の人達はそこら辺は心得ているらしいです。
依頼主のルーファスの親戚の人達には「それなりに【蜜籠り】邪魔してきたよ」って報告をして、毎年、楽しくやっているらしい。
たまに、そのまま【刻狼亭】の従業員になってしまう人もいるので、ルーファスや【刻狼亭】の人達は良い人材がいないか面接の様な感じで対応している感じ。
ルーファスの親戚の人と言っても、遠縁すぎて他人と言っても過言ではないらしいです。
ルーファスのお父さんも一人っ子でお母さんもギルさんしか家族は居ないので、親戚と言われてもね・・・っという感じみたい。
今年はルーファスの『番』の私が現れた事で親戚の方々も慌てているのだとか?
ルーファス一人っ子ですしね。
ルーファスが居なくなれば、親戚の人へ温泉大陸が転がり込むかもしれないチャンスが、私の登場で無くなりかけていますからね。
まぁ、ルーファスや私が居なくなってもギルさんや【刻狼亭】の信頼のおける従業員に引き継いでもらう様に、ルーファスは昔から準備はしていたそうなので、無駄な足掻きをしているのをギルさんが面白がっているそうで・・・そのままなんだとか。
ガンガンガン
「またか・・・今日は千客万来だな」
「新しいパンを用意しておいたので、持っていってね」
「アカリはあいつ等を餌付けでもする気なのか?」
新しいバスケットを持ってルーファスが私の頬に「いってきます」のキスをしてから屋敷を出て行った。
ルーファスの尻尾が揺れているので楽しんでいる様で何よりです。
まぁ、ハガネが材料を全部切ってストックしてくれているから、ストックから使う分だけ出して、材料を煮たり、焼いたりするだけの簡単なおままごとに近い料理なのだけど、ね?
刃物は相変わらず、怖くて・・・見ると腕がゾワゾワして違和感で動かせなくなるから使えないんですけどね。
竜人の人も温泉大陸では今は見ないけど、そのうちまた冒険者が療養に来たら会いそうで・・・すごく怖い。
心臓がキュッと、握られて足元から冷たくなる気がする。
主治医のボギー医師は「ゆっくり時間をかけて治していきましょうね」って、優しい言葉を貰っています。
でも、包丁が持てないのはお料理をする為にも早めに治さなきゃいけない案件な気がします。持てる包丁がパン切り包丁だけなのも問題あるし。
今日は若鳥のワイン煮と魚の香草焼きとオニオンスープにハーブとシュリンプのサラダ。
パンは毎日、焼きまわっているのでいつでもどんと来い!状態で用意しているからいつでも食卓にはパンあり!って感じになっている。
たまに起きてくるハガネが食べたり、遊びに来る【刻狼亭】の従業員の人のおやつになったりしています。
外からまたガンガンガンと、結界を叩く音がしている。
うん。今日も元気そうだ。
そして、また聞こえる「キャイーン」の悲鳴。
ルーファスが音も聞こえない様に結界をするかどうかで迷っている様なんだけど、音を遮断してしまうと、お屋敷に用事のある【刻狼亭】の従業員の人達も困るのでそれが出来ないのがお悩みどころのようです。
キッチンにルーファスが顔を出すと、手には空になったバスケットと空き瓶を持って私に渡してくる。
「今日もちゃんと食べてくれたんだね」
「あんな間抜け共に施してやる必要はないと思うが・・・」
酷い言われようの『襲撃者』さん達だ。
【刻狼亭】の跡継ぎが出ない様にルーファスの遠縁の親戚が毎年こうして刺客を送ってくるのだけれど、毎回、ルーファスの叔父のギルさんに酷い目に遭わされるか、ルーファスに酷い目に遭わされるか、【刻狼亭】の従業員に酷い目に遭わされるか・・・とにかく酷い目にしか遭わないのが襲撃者の刺客さん達なのである。
【蜜籠り】時期を狙ってルーファスを絶えず攻撃して【蜜籠り】させない様にしているのと、私が現れる前はルーファスの相手になる女性を攻撃したり、自分の親族の子供や娘を送りつけたりと、色々画策したそうです。
始めは私も怖くてガンガン音がするたびに脅えていたのだけれど、何だか、とっても憎めないぐらいに元気よく押しかけてきているので、この冬の寒い中ご苦労様です。と、言うのと・・・。
ルーファスのストレス発散に付き合ってもらっているお礼も兼ねて、食べきれなかったパンやサラダをサンドイッチにしたりして飲み物と一緒に渡してもらっている。
ルーファスのストレスは主に私とちゃんと【蜜籠り】出来ない事。
1日10回以上とかするのは同じ獣人同士とかじゃないと無理だと思うのです。
お仕置きでされる時は数は数えてなかったけど、次の日から寝込んだりしていたので無理。
一応、1日1回は最低でもお付き合いはしているので頑張っているのです・・・。
16歳なのにこんな淫らな生活でいいのかしら?とも、思うのです。
でも、番同士になったので実質、結婚したのだから普通なのかな?と、思ったり。
子供に関しては、ルーファスは今年作ろうとは余り思っていないみたいで、出来たら良いなくらいのスタンスみたいです。
番を得て初めての【蜜籠り】だから楽しみたいというのもあるみたい。
あと、私の体が短期間でボロボロになったりと色々あったから、妊娠はしにくいかもしれないって、ボビー医師にも言われてて、ゆっくり成長と共に体を作って産める環境に私の体がなれば、その時に産めばいいかなって話し合いをしました。
でもシーズンの獣人さんは発情期みたいなモノだから、したくてたまらないらしくて・・・まぁ、そのせいでストレスがたまるわけです。
そのストレス発散に酷い目に遭っている襲撃者の人々・・・。
冬の間はフルに運動する事もないので丁度いい運動になっているのと、ストレス発散も出来るのでルーファスの機嫌もそんなに悪くはならないのです。
機嫌が悪いというと語弊があるけど、ガッツいて美味しくいただかれると次の日にも影響が出るので、ゆっくりまったりとしたイチャイチャを私としては希望しているのです。
そんな私の為に襲撃者の人々よ・・・頑張って下さい。
「今日は襲撃者は何人だったんですか?」
「今日は3人だな。ギル叔父上に弄ばれた後の様だった」
「あー・・・なら頭のリボンの数凄そうですね」
「凄かったぞ。ギル叔父上に鍛えられて歯ごたえが出れば良いんだが」
襲撃者さん達は刺客というよりは『挑戦者』と、いう感じなのです。
【刻狼亭】の従業員はそれなりに腕が立つ人々なので、相手をしてもらうと修行になるのと、ギルさんやルーファスも腕試しには良いみたいで、毎年、襲撃者という名の挑戦者が絶えないのだとか・・・。
迷惑極まりないと思うんだけど、風物詩でやり過ごしている辺りは【刻狼亭】の人達は寛容だなぁって思う。
暗黙のルールみたいなのはあるみたいで、命は取らない。
私の様な力のない者への攻撃もしちゃいけない。
温泉大陸での迷惑になる様な大きな騒ぎは起こさない。
そんな感じのルールはあるみたい。
一応、危険なので私は近づいたりはしないけどね。
守らないと、始めから全力で潰されてしまい、修行どころか再起不能コースまっしぐらなので、襲撃者の人達はそこら辺は心得ているらしいです。
依頼主のルーファスの親戚の人達には「それなりに【蜜籠り】邪魔してきたよ」って報告をして、毎年、楽しくやっているらしい。
たまに、そのまま【刻狼亭】の従業員になってしまう人もいるので、ルーファスや【刻狼亭】の人達は良い人材がいないか面接の様な感じで対応している感じ。
ルーファスの親戚の人と言っても、遠縁すぎて他人と言っても過言ではないらしいです。
ルーファスのお父さんも一人っ子でお母さんもギルさんしか家族は居ないので、親戚と言われてもね・・・っという感じみたい。
今年はルーファスの『番』の私が現れた事で親戚の方々も慌てているのだとか?
ルーファス一人っ子ですしね。
ルーファスが居なくなれば、親戚の人へ温泉大陸が転がり込むかもしれないチャンスが、私の登場で無くなりかけていますからね。
まぁ、ルーファスや私が居なくなってもギルさんや【刻狼亭】の信頼のおける従業員に引き継いでもらう様に、ルーファスは昔から準備はしていたそうなので、無駄な足掻きをしているのをギルさんが面白がっているそうで・・・そのままなんだとか。
ガンガンガン
「またか・・・今日は千客万来だな」
「新しいパンを用意しておいたので、持っていってね」
「アカリはあいつ等を餌付けでもする気なのか?」
新しいバスケットを持ってルーファスが私の頬に「いってきます」のキスをしてから屋敷を出て行った。
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