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5章
秋の寒さ
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ヒュー…と、秋風が吹き、温泉大陸の森も緑から紅葉を彩わせる。
温泉大陸の地盤の温かさで豊富な野菜は年中無休採れるが、季節によって効能が変わる事もあり、ハーブの植え替えや野菜の植え替えがされていく。
ギルの庭園の一角に建てられたガラスハウスでは【刻狼亭】の製薬室からテッチがハーブを持ってきて植え替えをしている。
栗色の髪を1つ縛りにしたクセ毛に緑色のつり目をしたテッチは一見すると付き合い辛そうな雰囲気もあるが、性格は世話焼きで事細かな事に気を配るお兄さんの様な人。
ガラスハウスの中に白い丸テーブルと椅子が二組あるうちの1つに朱里は座ってテッチの作業を見ている。
「若女将、このハーブはどの瓶に入れますか?」
「それはこっちの瓶が良いな」
魔法でハーブを【乾燥】させた物をお茶にする為に透明の瓶に入れてもらい、手紙に使う蝋封と似た物を火であぶり溶かして瓶の蓋の上に垂らし、ティーカップのマークが刻印された鉄の棒を押し当てる。
これをしておくと中身がシケらなくて良いという魔法効果のある優れ物。
「この中に栗を乾燥させて少し大きめに切って入れると味がまろやかになりますよ」
「本当に?わぁ、丁度、栗拾いが出来る時期だし拾ってこようかな」
カチャリと音を立ててルーファスが朱里の前にティーセットを置くと朱里を背後から抱きしめる。
「栗拾いならアルビーとハガネに行かせればいい。アカリはこの乾燥した中を歩けば直ぐに喉をやられるぞ」
「大丈夫だよ?割りとココの土地って温泉からの蒸気で加湿されてるし・・・」
のしっと朱里の頭の上にルーファスが顎を置いてのしかかり朱里の頬を両手でムニムニと触ってくる。
ルーファスの手の温かさに「至福」と心の中で思っていると、ルーファスに「やはりか」と呟かれる。
「アカリ、かなり冷たくなってる。この状態で歩き回ってみろ直ぐに熱を出すぞ」
「ううっ・・・ルーファスの手が温かいだけだよ?」
「テッチ、製薬部隊の意見としてアカリの冷たさをどう思う?」
「え?おれですか?」
テッチの方に朱里の手をルーファスが差し出し、テッチが朱里の手を握る。
「あ、若女将。普通に冷えてますよ?」
「・・・テッチとルーファスの体温が高いだけだよ」
朱里が目を逸らすとルーファスが朱里を抱き上げてテーブルの上の瓶を朱里に持たせる。
「テッチ、茶は作業の合間にでも飲んでくれ。後で茶器は回収にくるからそのままでいいぞ」
「はい。若女将ちゃんと温かくしてくださいよ?次に来る時に冷え性にいい薬草持ってきますからね」
「・・・はーい。テッチありがとうございます」
少し不満そうな顔でルーファスに回収されてガラスハウスから屋敷に戻らされ、朱里の部屋に押し込まれる。
朱里の部屋は以前、ギルの屋敷でも用意されたフリルとレースの多い白い部屋。
壁には茶葉の入った瓶が並び、先程のハーブの茶葉もそこへ並べる。
「ほら、アカリお湯に手を入れておけ」
ルーファスが魔法でお湯玉を空中に作り、朱里も大人しく袖をまくってお湯に手を入れる。
朱里が暦が秋になった時から寒がり始めたのをキッカケに【刻狼亭】の人々はこのお湯玉を作る魔法を料理長のアーネスから教わり、湯加減を調節して出来る様になってしまった。
朱里が寒がれば、一斉にお湯玉を出して我先にと声を掛けてくるのが引っ越し前までの日常だった。
製薬部隊に最近はハーブオイルを注文する女性従業員が増えてお湯玉の中にハーブオイルを入れて洗顔に使うのが現在【刻狼亭】ではブームになっているらしく、本格的な冬になればこのお湯玉の活躍はすさまじい事になりそうだ。
お湯玉から手を出すとルーファスがお湯玉を蒸発させ、【乾燥】魔法で手を乾かしてくれる。
タオル要らずの異世界生活に朱里も馴れてきたが、やはり魔法の使えない朱里はタオルは欲しいと思っている。
「魔法・・・覚えたいな」
「魔法は精神もそうだが、体力も少し削られるから今のアカリには無理だな」
「うーん。最近寒くなったからお湯玉とか自分で出来たら重宝するのに」
「それぐらいはオレがしてやる」
「早く寒い季節終わらないかな・・・」
「アカリ、残念ながらまだ秋は始まったばかりで冬の本番はこれからだ」
「私、この世界の冬ちゃんと越せるかな?」
「その為の安全地帯がここだからな。わざわざ外出しようと考えるな」
ルーファスにベッドにポイッと投げ込まれ、フカフカのベッドに沈み込む。
相変わらずギルが用意するベッドの沈みやすさウォーターベッドよりふよふよしていて凄まじい。
ルーファスもベッドに横になると朱里を抱き寄せる。
「早く温かくして大人しくしていろ」
「寒いのは外だったせいだよ?」
「こんなに体が冷えていてよく言う」
朱里の手を口元に持っていき軽くキスをすると、ルーファスの唇の熱さに朱里も自分の指先が冷たいのかな?と、少し思う。
「お湯で温めても直ぐに冷えるなアカリは」
「うーん。なんでだろ?異世界に来る前はこんなに冷えてたかなぁ?」
「もしかするとまた体に毒素が溜まり始めたのかもしれないな・・・」
「どうだろ?体は痛くないよ?」
「タンタンでも何匹か飼って定期的に調べるか」
朱里の脳裏にイルブールの街で体の瘴気や毒素を抜いた時に腹を黒くして水槽に浮かぶフグの様な魚タンタンが通り過ぎていく・・・。
「アレは・・・可愛い物に改良できないのかな?」
「まぁ見た目はともかく、アカリの体調を知るのに一番良さそうだな」
「決定事項?」
「ああ、決定事項だ」
朱里がガクッと首を下げるとルーファスが苦笑いをしながら「早めに購入しておくか」と呟いて朱里のオデコにキスを落とす。
「ルーファスは温かいね」
「まぁ獣人は人族より多少は温度が高いが、それでもアカリは冷えすぎだ」
「ルーファスから体温を奪うからいいのです」
ふふふ。と、笑いながら朱里がルーファスの胸にスリ寄る。
ルーファスが朱里の体をすっぽりと覆う様にギュッと抱きしめると朱里の頬が少しだけ桜色に染まる。
「秋がこんなに寒いと冬はもっと寒いのかな?」
「温泉大陸は温泉の熱で他の大陸より暖かい。今からこれでは冬は厳しそうだな。雪も降るしな」
「雪、降るの?」
「ああ。しっかり温かくしておかないとな」
朱里の頬に手を添えながら桜色に染まった熱量を手に少し安堵して微笑む。
ルーファスの手を握りながら、朱里が「雪・・・」と呟いてブルっと身を震わせる。
「寒そうだなぁ・・・あっ、でも露天風呂で雪見温泉とか良いよね?」
寒さの中でも楽しさを見つけた!と、いう顔で朱里がルーファスを見ると、ルーファスはニッコリ笑って一言いう。
「アカリを雪の日に露天風呂に行かせるわけがない」
温泉大陸の地盤の温かさで豊富な野菜は年中無休採れるが、季節によって効能が変わる事もあり、ハーブの植え替えや野菜の植え替えがされていく。
ギルの庭園の一角に建てられたガラスハウスでは【刻狼亭】の製薬室からテッチがハーブを持ってきて植え替えをしている。
栗色の髪を1つ縛りにしたクセ毛に緑色のつり目をしたテッチは一見すると付き合い辛そうな雰囲気もあるが、性格は世話焼きで事細かな事に気を配るお兄さんの様な人。
ガラスハウスの中に白い丸テーブルと椅子が二組あるうちの1つに朱里は座ってテッチの作業を見ている。
「若女将、このハーブはどの瓶に入れますか?」
「それはこっちの瓶が良いな」
魔法でハーブを【乾燥】させた物をお茶にする為に透明の瓶に入れてもらい、手紙に使う蝋封と似た物を火であぶり溶かして瓶の蓋の上に垂らし、ティーカップのマークが刻印された鉄の棒を押し当てる。
これをしておくと中身がシケらなくて良いという魔法効果のある優れ物。
「この中に栗を乾燥させて少し大きめに切って入れると味がまろやかになりますよ」
「本当に?わぁ、丁度、栗拾いが出来る時期だし拾ってこようかな」
カチャリと音を立ててルーファスが朱里の前にティーセットを置くと朱里を背後から抱きしめる。
「栗拾いならアルビーとハガネに行かせればいい。アカリはこの乾燥した中を歩けば直ぐに喉をやられるぞ」
「大丈夫だよ?割りとココの土地って温泉からの蒸気で加湿されてるし・・・」
のしっと朱里の頭の上にルーファスが顎を置いてのしかかり朱里の頬を両手でムニムニと触ってくる。
ルーファスの手の温かさに「至福」と心の中で思っていると、ルーファスに「やはりか」と呟かれる。
「アカリ、かなり冷たくなってる。この状態で歩き回ってみろ直ぐに熱を出すぞ」
「ううっ・・・ルーファスの手が温かいだけだよ?」
「テッチ、製薬部隊の意見としてアカリの冷たさをどう思う?」
「え?おれですか?」
テッチの方に朱里の手をルーファスが差し出し、テッチが朱里の手を握る。
「あ、若女将。普通に冷えてますよ?」
「・・・テッチとルーファスの体温が高いだけだよ」
朱里が目を逸らすとルーファスが朱里を抱き上げてテーブルの上の瓶を朱里に持たせる。
「テッチ、茶は作業の合間にでも飲んでくれ。後で茶器は回収にくるからそのままでいいぞ」
「はい。若女将ちゃんと温かくしてくださいよ?次に来る時に冷え性にいい薬草持ってきますからね」
「・・・はーい。テッチありがとうございます」
少し不満そうな顔でルーファスに回収されてガラスハウスから屋敷に戻らされ、朱里の部屋に押し込まれる。
朱里の部屋は以前、ギルの屋敷でも用意されたフリルとレースの多い白い部屋。
壁には茶葉の入った瓶が並び、先程のハーブの茶葉もそこへ並べる。
「ほら、アカリお湯に手を入れておけ」
ルーファスが魔法でお湯玉を空中に作り、朱里も大人しく袖をまくってお湯に手を入れる。
朱里が暦が秋になった時から寒がり始めたのをキッカケに【刻狼亭】の人々はこのお湯玉を作る魔法を料理長のアーネスから教わり、湯加減を調節して出来る様になってしまった。
朱里が寒がれば、一斉にお湯玉を出して我先にと声を掛けてくるのが引っ越し前までの日常だった。
製薬部隊に最近はハーブオイルを注文する女性従業員が増えてお湯玉の中にハーブオイルを入れて洗顔に使うのが現在【刻狼亭】ではブームになっているらしく、本格的な冬になればこのお湯玉の活躍はすさまじい事になりそうだ。
お湯玉から手を出すとルーファスがお湯玉を蒸発させ、【乾燥】魔法で手を乾かしてくれる。
タオル要らずの異世界生活に朱里も馴れてきたが、やはり魔法の使えない朱里はタオルは欲しいと思っている。
「魔法・・・覚えたいな」
「魔法は精神もそうだが、体力も少し削られるから今のアカリには無理だな」
「うーん。最近寒くなったからお湯玉とか自分で出来たら重宝するのに」
「それぐらいはオレがしてやる」
「早く寒い季節終わらないかな・・・」
「アカリ、残念ながらまだ秋は始まったばかりで冬の本番はこれからだ」
「私、この世界の冬ちゃんと越せるかな?」
「その為の安全地帯がここだからな。わざわざ外出しようと考えるな」
ルーファスにベッドにポイッと投げ込まれ、フカフカのベッドに沈み込む。
相変わらずギルが用意するベッドの沈みやすさウォーターベッドよりふよふよしていて凄まじい。
ルーファスもベッドに横になると朱里を抱き寄せる。
「早く温かくして大人しくしていろ」
「寒いのは外だったせいだよ?」
「こんなに体が冷えていてよく言う」
朱里の手を口元に持っていき軽くキスをすると、ルーファスの唇の熱さに朱里も自分の指先が冷たいのかな?と、少し思う。
「お湯で温めても直ぐに冷えるなアカリは」
「うーん。なんでだろ?異世界に来る前はこんなに冷えてたかなぁ?」
「もしかするとまた体に毒素が溜まり始めたのかもしれないな・・・」
「どうだろ?体は痛くないよ?」
「タンタンでも何匹か飼って定期的に調べるか」
朱里の脳裏にイルブールの街で体の瘴気や毒素を抜いた時に腹を黒くして水槽に浮かぶフグの様な魚タンタンが通り過ぎていく・・・。
「アレは・・・可愛い物に改良できないのかな?」
「まぁ見た目はともかく、アカリの体調を知るのに一番良さそうだな」
「決定事項?」
「ああ、決定事項だ」
朱里がガクッと首を下げるとルーファスが苦笑いをしながら「早めに購入しておくか」と呟いて朱里のオデコにキスを落とす。
「ルーファスは温かいね」
「まぁ獣人は人族より多少は温度が高いが、それでもアカリは冷えすぎだ」
「ルーファスから体温を奪うからいいのです」
ふふふ。と、笑いながら朱里がルーファスの胸にスリ寄る。
ルーファスが朱里の体をすっぽりと覆う様にギュッと抱きしめると朱里の頬が少しだけ桜色に染まる。
「秋がこんなに寒いと冬はもっと寒いのかな?」
「温泉大陸は温泉の熱で他の大陸より暖かい。今からこれでは冬は厳しそうだな。雪も降るしな」
「雪、降るの?」
「ああ。しっかり温かくしておかないとな」
朱里の頬に手を添えながら桜色に染まった熱量を手に少し安堵して微笑む。
ルーファスの手を握りながら、朱里が「雪・・・」と呟いてブルっと身を震わせる。
「寒そうだなぁ・・・あっ、でも露天風呂で雪見温泉とか良いよね?」
寒さの中でも楽しさを見つけた!と、いう顔で朱里がルーファスを見ると、ルーファスはニッコリ笑って一言いう。
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