24 / 960
4章
光竜
しおりを挟む
「今日も白い着物だけど、模様は赤牡丹に黒い蝶なんだね。この間の赤華の柄も似合ってたけど赤牡丹もいいね。素敵だと思うよ。アカリに今度、髪に飾る赤牡丹採ってきてあげるね」
朱里は白金の髪をしたルーファスそっくりのアルビーに手を握られて微笑まれる。
ルーファスはワイルド系の美形で、アルビーは物腰が穏やかな美形。
自分の大好きな旦那様そっくりな顔に微笑まれて、手を取られている状態に赤面しないわけがない。
しかも一見口説かれている様なセリフを吐いてくるというオマケつき。
「はわわっ・・・イケメン・・・」
真っ赤になった朱里にアルビーは微笑んだまま首をかしげる。
「いけめん?アカリ、なにそれ?」
顔を近づけられて朱里が我慢の限界と言わんばかりに声を上げる。
「にゃぁぁ~っ!!!!!」
ボンッと効果音が出るならば、出ていそうな程、朱里は首筋まで赤くしている。
「アルビー、アカリから離れろ」
2人の様子を静観しつつ仕事をこなしていたルーファスが客帳簿を二人の間に間仕切りの様に差し出して、アルビーの手を帳簿でトントンと叩く。
「えーっ、折角アカリと仲良くなったのに?」
眉を下げてルーファスに首をふるアルビーに、ルーファスは「だ・め・だ」と区切りながら注意する。
朱里を自分の方へ引き寄せてルーファスは朱里のおでこを軽く帳簿でコンと叩く。
「あうっ」
「アカリ、オレ以外にそういう顔をするんじゃない」
困った番だ。と、ルーファスはそう言いながら仕事用の黒メガネをかけて帳簿と書類に目を通し始める。
おでこをさすりながら朱里は黒メガネ姿のイケメン!と心の中で騒いでいた。
【刻狼亭】の別館『月光の間』は現在、アルビーに貸し出している部屋で3人は顔合わせをし、アルビーと朱里はお互いに謝り倒しながら、ようやくルーファスを交えながらも仲良くなることに成功していた。
人懐っこい性格のアルビーはにこにこと笑顔状態なのだが、如何せん姿がルーファスなので中々に朱里の心の中は穏やかではない。
「アカリの腕を治療するんだっけ?」
アルビーが首をかしげて聞くとルーファスが書類から顔を上げる。
「ああ、右腕だ。瘴気は吸いだしたんだが、傷跡はもう一度切って治療させると言われてな、治していないんだが、アルビーなら切らずとも治せるだろう?」
アルビーが頷きながら朱里に手を出す様に手を差し出す。
「アカリ、とりあえず見せてもらえる?」
朱里が右腕を伸ばし着物の袖を左手で押える。
手首から肘の辺りまで15cm程の長いミミズ腫れで竜人の剣だったせいで太さがあり、幅も0.5cm程と目立つ傷跡になっている。
アルビーが眉間にしわを寄せて朱里の腕を手に取る。
「女の子なのに随分酷い傷をつけられたんだね。これは竜人のしたことなのかい?」
朱里が小さく頷くとアルビーは朱里の手を両手で握り、自分の額にくっつけて祈るように目をつぶる。
「やっぱり私は竜人は嫌いだ。あんな野蛮なのと一緒にされたくない」
アルビーは少し怒った声を出しながら顔を上げる。
目から真珠色の涙をポロポロ流して朱里の腕を濡らしていく。
「アルビー、もう痛くないから泣かないで、ね?」
朱里が困った顔で笑うとアルビーはグスリと鼻をすする。
ルーファスが紙半紙を出してアルビーに差し出すと、アルビーは紙半紙で鼻を拭く。
「アカリ、少しくすぐったいだろうけど、動かないでね?」
アルビーはそう言って朱里の腕の傷跡を舌でゆっくり舐めあげていく。
ビクンっと朱里が身じろぐとルーファスが朱里を後ろから支える。
「ひゃんっ・・・んっ、なに?」
舐められた腕がぽかぽかと温かく、胸がトクリと跳ね上がる。
体が崩れ落ちそうになるのをルーファスが支えているおかげで倒れずにもたれかかって何とか耐える。
「あふっ、なんか・・・変・・・っ」
小さく甘い吐息を漏らせば、ルーファスが朱里の表情を見て眉をしかめる。
「アルビー、お前の治療はこんな反応が出たか?」
アルビーは朱里の腕から顔を上げると、目をパチクリとさせて首をかしげる。
「私はいつも通りの治療してるけど?んーっ」
首をゆらゆらと左右に振りながらアルビーは朱里の潤んだ瞳を見て首をかしげる。
「ねぇ、ルーファス、アカリの口に舌入れていい?」
「何言ってるんだ?却下だ!」
ルーファスがアルビーに怪訝な顔をすると、アルビーは自分の指を朱里の口に1本入れる。
「んあっ、・・・んっ」
朱里が小さく喘ぎ、首を振るとアルビーは入れた指を自分の口の中に入れる。
「アルビー!何をしてるんだお前は!」
ルーファスが怒った声で朱里をアルビーから離すと、アルビーは目を上にあげながら指を口から出す。
「この子、体が【聖体】だよ。だから【光竜】の私の力に引きずられたみたいだ」
アルビーは首をかしげて舌で自分の唇を舐める。
「【聖体】・・・アカリは【聖域】を体に能力として持っているからな。何かそれで影響はあるのか?」
アルビーは首を振ってにこりと笑う。
「私の能力は【聖】属性だから、アカリの体には過剰なぐらい良い物として吸収されるくらいかな?まぁ、悪い事じゃないからいいと思うよ」
ルーファスはホッと息をつくものの、朱里がトロンとした潤んだ瞳で、息を弾ませているのを見て心中複雑な思いだ。
「ほら、アカリの腕の傷も早いくらい消えたし。普通は1週間くらい繰り返して治すんだけどね」
着物の袖から除いた朱里の白い腕から傷跡が消え、アルビーの舐めた後の真珠色の唾液が残るだけになっていた。
「これは拭いても大丈夫か?」
「うん。普通は乾くまでだけど、もう傷跡消えちゃったし、良いんじゃないかな?」
ルーファスは魔法でサッと洗い流して乾燥させると、朱里の上気した頬と息が落ち着きを徐々取り戻していく。
朱里がぐったりと疲れた様子でルーファスの着物に顔を埋めると、耳まで赤くして羞恥心と戦っている。
「治療終わっちゃったけど、私はどうすれば良いのかな?」
アルビーが首を左右にゆらゆらさせると、ルーファスは苦笑いする。
「折角来たんだ。好きなだけいると良い。たまにはこんな人の多い場所もいいだろ?」
「良かった。ルーファスがお仕事落ち着いてから、アカリと一緒に出掛けてみたかったんだ」
嬉しそうにアルビーが金色の目を輝かせている。
「ああ、まだしばらくは忙しいがアカリとその間は一緒に遊んでもらえばいい。ただし、こんな風になる様な接触はするなよ?」
「わかったよ。でもアカリが何だかぽかぽかしてて、抱くと気持ちよさそうだから、今度お昼寝に誘ってもいい?」
一瞬、ルーファスは駄目だと言いそうになるが、アルビーの抱くは言葉通り抱き枕程度のもので深い意味がないのはルーファス自身がよく知っている為、言葉を飲み込む。
「アカリが眠そうにしてたら誘ってみると良い。それとアカリはクロという魔獣も連れているから、今度クロとも遊んでもらえばいい」
「うん。楽しみにしてるよ」
ルーファスはアルビーの頭を撫でて髪の毛をくしゃくしゃにする。
「わっ、ルーファスは相変わらず撫でるの手加減無しだね?」
ルーファスは「わざとだ」と言って笑う。
「アルビー、アカリを治してくれてありがとう。感謝している」
「アルビー、ありがとうございます」
朱里もルーファスの着物から顔を上げてアルビーを見上げる。
「うん。お安い御用だよ」
アルビーは嬉しそうに目を細めて2人に抱き着いた。
朱里は白金の髪をしたルーファスそっくりのアルビーに手を握られて微笑まれる。
ルーファスはワイルド系の美形で、アルビーは物腰が穏やかな美形。
自分の大好きな旦那様そっくりな顔に微笑まれて、手を取られている状態に赤面しないわけがない。
しかも一見口説かれている様なセリフを吐いてくるというオマケつき。
「はわわっ・・・イケメン・・・」
真っ赤になった朱里にアルビーは微笑んだまま首をかしげる。
「いけめん?アカリ、なにそれ?」
顔を近づけられて朱里が我慢の限界と言わんばかりに声を上げる。
「にゃぁぁ~っ!!!!!」
ボンッと効果音が出るならば、出ていそうな程、朱里は首筋まで赤くしている。
「アルビー、アカリから離れろ」
2人の様子を静観しつつ仕事をこなしていたルーファスが客帳簿を二人の間に間仕切りの様に差し出して、アルビーの手を帳簿でトントンと叩く。
「えーっ、折角アカリと仲良くなったのに?」
眉を下げてルーファスに首をふるアルビーに、ルーファスは「だ・め・だ」と区切りながら注意する。
朱里を自分の方へ引き寄せてルーファスは朱里のおでこを軽く帳簿でコンと叩く。
「あうっ」
「アカリ、オレ以外にそういう顔をするんじゃない」
困った番だ。と、ルーファスはそう言いながら仕事用の黒メガネをかけて帳簿と書類に目を通し始める。
おでこをさすりながら朱里は黒メガネ姿のイケメン!と心の中で騒いでいた。
【刻狼亭】の別館『月光の間』は現在、アルビーに貸し出している部屋で3人は顔合わせをし、アルビーと朱里はお互いに謝り倒しながら、ようやくルーファスを交えながらも仲良くなることに成功していた。
人懐っこい性格のアルビーはにこにこと笑顔状態なのだが、如何せん姿がルーファスなので中々に朱里の心の中は穏やかではない。
「アカリの腕を治療するんだっけ?」
アルビーが首をかしげて聞くとルーファスが書類から顔を上げる。
「ああ、右腕だ。瘴気は吸いだしたんだが、傷跡はもう一度切って治療させると言われてな、治していないんだが、アルビーなら切らずとも治せるだろう?」
アルビーが頷きながら朱里に手を出す様に手を差し出す。
「アカリ、とりあえず見せてもらえる?」
朱里が右腕を伸ばし着物の袖を左手で押える。
手首から肘の辺りまで15cm程の長いミミズ腫れで竜人の剣だったせいで太さがあり、幅も0.5cm程と目立つ傷跡になっている。
アルビーが眉間にしわを寄せて朱里の腕を手に取る。
「女の子なのに随分酷い傷をつけられたんだね。これは竜人のしたことなのかい?」
朱里が小さく頷くとアルビーは朱里の手を両手で握り、自分の額にくっつけて祈るように目をつぶる。
「やっぱり私は竜人は嫌いだ。あんな野蛮なのと一緒にされたくない」
アルビーは少し怒った声を出しながら顔を上げる。
目から真珠色の涙をポロポロ流して朱里の腕を濡らしていく。
「アルビー、もう痛くないから泣かないで、ね?」
朱里が困った顔で笑うとアルビーはグスリと鼻をすする。
ルーファスが紙半紙を出してアルビーに差し出すと、アルビーは紙半紙で鼻を拭く。
「アカリ、少しくすぐったいだろうけど、動かないでね?」
アルビーはそう言って朱里の腕の傷跡を舌でゆっくり舐めあげていく。
ビクンっと朱里が身じろぐとルーファスが朱里を後ろから支える。
「ひゃんっ・・・んっ、なに?」
舐められた腕がぽかぽかと温かく、胸がトクリと跳ね上がる。
体が崩れ落ちそうになるのをルーファスが支えているおかげで倒れずにもたれかかって何とか耐える。
「あふっ、なんか・・・変・・・っ」
小さく甘い吐息を漏らせば、ルーファスが朱里の表情を見て眉をしかめる。
「アルビー、お前の治療はこんな反応が出たか?」
アルビーは朱里の腕から顔を上げると、目をパチクリとさせて首をかしげる。
「私はいつも通りの治療してるけど?んーっ」
首をゆらゆらと左右に振りながらアルビーは朱里の潤んだ瞳を見て首をかしげる。
「ねぇ、ルーファス、アカリの口に舌入れていい?」
「何言ってるんだ?却下だ!」
ルーファスがアルビーに怪訝な顔をすると、アルビーは自分の指を朱里の口に1本入れる。
「んあっ、・・・んっ」
朱里が小さく喘ぎ、首を振るとアルビーは入れた指を自分の口の中に入れる。
「アルビー!何をしてるんだお前は!」
ルーファスが怒った声で朱里をアルビーから離すと、アルビーは目を上にあげながら指を口から出す。
「この子、体が【聖体】だよ。だから【光竜】の私の力に引きずられたみたいだ」
アルビーは首をかしげて舌で自分の唇を舐める。
「【聖体】・・・アカリは【聖域】を体に能力として持っているからな。何かそれで影響はあるのか?」
アルビーは首を振ってにこりと笑う。
「私の能力は【聖】属性だから、アカリの体には過剰なぐらい良い物として吸収されるくらいかな?まぁ、悪い事じゃないからいいと思うよ」
ルーファスはホッと息をつくものの、朱里がトロンとした潤んだ瞳で、息を弾ませているのを見て心中複雑な思いだ。
「ほら、アカリの腕の傷も早いくらい消えたし。普通は1週間くらい繰り返して治すんだけどね」
着物の袖から除いた朱里の白い腕から傷跡が消え、アルビーの舐めた後の真珠色の唾液が残るだけになっていた。
「これは拭いても大丈夫か?」
「うん。普通は乾くまでだけど、もう傷跡消えちゃったし、良いんじゃないかな?」
ルーファスは魔法でサッと洗い流して乾燥させると、朱里の上気した頬と息が落ち着きを徐々取り戻していく。
朱里がぐったりと疲れた様子でルーファスの着物に顔を埋めると、耳まで赤くして羞恥心と戦っている。
「治療終わっちゃったけど、私はどうすれば良いのかな?」
アルビーが首を左右にゆらゆらさせると、ルーファスは苦笑いする。
「折角来たんだ。好きなだけいると良い。たまにはこんな人の多い場所もいいだろ?」
「良かった。ルーファスがお仕事落ち着いてから、アカリと一緒に出掛けてみたかったんだ」
嬉しそうにアルビーが金色の目を輝かせている。
「ああ、まだしばらくは忙しいがアカリとその間は一緒に遊んでもらえばいい。ただし、こんな風になる様な接触はするなよ?」
「わかったよ。でもアカリが何だかぽかぽかしてて、抱くと気持ちよさそうだから、今度お昼寝に誘ってもいい?」
一瞬、ルーファスは駄目だと言いそうになるが、アルビーの抱くは言葉通り抱き枕程度のもので深い意味がないのはルーファス自身がよく知っている為、言葉を飲み込む。
「アカリが眠そうにしてたら誘ってみると良い。それとアカリはクロという魔獣も連れているから、今度クロとも遊んでもらえばいい」
「うん。楽しみにしてるよ」
ルーファスはアルビーの頭を撫でて髪の毛をくしゃくしゃにする。
「わっ、ルーファスは相変わらず撫でるの手加減無しだね?」
ルーファスは「わざとだ」と言って笑う。
「アルビー、アカリを治してくれてありがとう。感謝している」
「アルビー、ありがとうございます」
朱里もルーファスの着物から顔を上げてアルビーを見上げる。
「うん。お安い御用だよ」
アルビーは嬉しそうに目を細めて2人に抱き着いた。
41
お気に入りに追加
4,628
あなたにおすすめの小説

お腹の子と一緒に逃げたところ、結局お腹の子の父親に捕まりました。
下菊みこと
恋愛
逃げたけど逃げ切れなかったお話。
またはチャラ男だと思ってたらヤンデレだったお話。
あるいは今度こそ幸せ家族になるお話。
ご都合主義の多分ハッピーエンド?
小説家になろう様でも投稿しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

婚約者が巨乳好きだと知ったので、お義兄様に胸を大きくしてもらいます。
鯖
恋愛
可憐な見た目とは裏腹に、突っ走りがちな令嬢のパトリシア。婚約者のフィリップが、巨乳じゃないと女として見れない、と話しているのを聞いてしまう。
パトリシアは、小さい頃に両親を亡くし、母の弟である伯爵家で、本当の娘の様に育てられた。お世話になった家族の為にも、幸せな結婚生活を送らねばならないと、兄の様に慕っているアレックスに、あるお願いをしに行く。

夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です

【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041

淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。

婚約者である皇帝は今日別の女と結婚する
アオ
恋愛
公爵家の末娘として転生した美少女マリーが2つ上の幼なじみであり皇帝であるフリードリヒからプロポーズされる。
しかしその日のうちにプロポーズを撤回し別の女と結婚すると言う。
理由は周辺の国との和平のための政略結婚でマリーは泣く泣くフリードのことを諦める。しかしその結婚は実は偽装結婚で
政略結婚の相手である姫の想い人を振り向かせるための偽装結婚式だった。
そんなこととはつゆ知らず、マリーは悩む。すれ違うがその後誤解はとけマリーとフリードは幸せに暮らしました。

今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。
そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。
だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。
そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。
過去1ヶ月以内にノーチェの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、ノーチェのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にノーチェの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、ノーチェのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。