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2章
任務前の朝 ※R18
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夏強化の任務で明日から出掛ける。それは分かっていたし、夜はきっといっぱい抱かれるかも? 抱き潰されないといいなぁ……と、思っていたけど、昼間からベッドの上でずっと喘いで啼いて、初夏の暑さの中で汗だくにされていた。
窓に置いていた氷の入った 盥の氷も、いつの間にか溶けきっていた。
ベッドの上で何度目かの絶頂で、イクシオンの背中に爪を立てて膣内に放たれた白い液体を感じながら、上手く働かない頭で思ったことを口にしていた。
「ぁ、ぅ、いぃの、もっ、いいの、いっぱいで、わかんなぃ」
「 悦いこと、もっとしたい?」
「んっ、いいこと、わかんなぃ……あっ、んっ、んっ、いぃよぉ、あふっ」
たちゅたちゅと愛液と精液の混じり合った音と肌が当たる音を聞きながら、蜜壺の中をイクシオンにぐちゃぐちゃに出し入れされて、ずっと達している気さえする。
「リト、リト……気持ち悦い」
「ぁんっ、お腹、きゅんきゅん、して、止まんない……んっ、ゃんんっ」
「ああ、リト、そんなにヒクつかせないでくれ。もう少しリトを味わいたいから」
「んきゅ、あんっ、いいの。いっぱい、いいのが、溢れて、とろけちゃぅよ」
「リト……可愛すぎだろ?」
「んっ、イクスぅ、あぁ、ぁ、もっだめぇ」
お腹の奥がキュウッと締まって、イクシオンの腰に足を絡めてギュッと身を硬くすると、男根の先端がコツコツと最奥を突くと、我慢出来ずに頭の中が真っ白になってイクと、イクシオンに腰を引き寄せられて精を奥で放たれて、私は気持ち良さに意識を飛ばして、ベッドに力なく沈み込んだ。
いっぱいし過ぎて何回イッたとか、何回イクシオンが射精したとかは勘定出来ない。
ただ、恥ずかしいことをいっぱい口にしてしまった気がするけど、喉の渇きに目を開けてイクシオンの腕の中で「お水……」と、言ったら、冷たい水が用意されたものの、イクシオンに口移しで飲まされた事よりかは、恥ずかしく無かったかもしれない。
「んっ、自分で飲めるのに……」
「オレがリトにしたかっただけだ。体は辛くは無い?」
「わかんない……あれ? 外が暗いけど、夜?」
「ああ。あと少しで夜が明けるかな?」
道理で暑さより、涼しさがあるわけだ。
イクシオンの腕の中で、少しだけ気怠さを感じながらも、朝になるんだ……と、ぼんやり思って、イクシオンはちゃんと寝たのかな? と顔を見上げると、ニッコリ微笑まれてキスをされた。
さっきの水で湿って少し冷たい唇の感触を味わって、啄む様にキスを繰り返していたら、舌が歯列の隙間から入り込んできて、冷たくて少し気持ちいい舌と唾液の冷たさに、舌を絡ませる。
「んっ、ん……」
絡ませた舌と舌が擦り合って、気持ち良さに夢心地で目を細めると、イクシオンも同じように目を細めて笑う。
「リト、最後にもう一回、リトを味あわせて」
「んっ。いいよ……獣騎から、寝ぼけて落ちないようにね?」
「ありがとう、リト」
足を少し開くと、トロッと蜜口から愛液が溢れて、キスだけで濡れてしまった事に顔を反らすと、花弁をクパッと指で広げられて反り起った男性器が難なく隘路にピッタリと挿入り進んでいく。
「んんっ、あぁぁ、イ、クス、ふぁっ、ああんっ、挿入れた、だけなのにぃ、ビクビクするぅ……ぁぁっ」
「ッ、リト、締め付けすぎ、だ」
「だって、気持ちイイの、止まんないよ……んっぅ、あふっ、やぁんっ」
イクシオンの背中に手を回して快感を逃そうとしがみ付くと、最奥に楔を打ち込まれてお腹の奥が甘く痺れて、キュウキュウと自分の体なのに別の生き物がうごめいている様な感じで、勝手にパクパクと動いてイクシオンの肉棒に絡みついている感じがする。
「まだ、射精したく無いのに、リトの中の締め付けが凄くて、持っていかれる」
「あっ、ごめ、なさ……っ、んんっ、いいよぅ、やんっ、ゴリゴリするの。気持ちイイ、あふっ」
まだ、私ってば慣らしが終わってないのかな? 気持ち良くてとろけちゃう……奥の方で鈴口がコリコリと子宮の近い場所で擦られるの、凄く好きかも? んっ、気持ちいい……
イクシオンの顔が少し辛そうで、でも、そんな顔がセクシーだなって思ってしまったり、イクシオンが腰を動かして穿つたびに、嬌声を上げながら、私はイクシオンの軍人らしい筋肉質な体を見つめながら、凄いなぁと快感に体を預けていた。
「イッちゃう、きゃふっ、イクス、イッちゃうよ、何とかしてぇ、もっ、やっやっ」
「オレも、限界だ。一緒に達こうな」
「あくぅーっ、あん__っ」
子宮に注ぎ込まれた白濁を感じて、私も達して体を震わせてイクシオンの背中から手をゆっくりと外して、ベッドに体を預ける。
二人で息を弾ませていると、カーテンの隙間から朝日の光が差し込んできていた。
窓に置いていた氷の入った 盥の氷も、いつの間にか溶けきっていた。
ベッドの上で何度目かの絶頂で、イクシオンの背中に爪を立てて膣内に放たれた白い液体を感じながら、上手く働かない頭で思ったことを口にしていた。
「ぁ、ぅ、いぃの、もっ、いいの、いっぱいで、わかんなぃ」
「 悦いこと、もっとしたい?」
「んっ、いいこと、わかんなぃ……あっ、んっ、んっ、いぃよぉ、あふっ」
たちゅたちゅと愛液と精液の混じり合った音と肌が当たる音を聞きながら、蜜壺の中をイクシオンにぐちゃぐちゃに出し入れされて、ずっと達している気さえする。
「リト、リト……気持ち悦い」
「ぁんっ、お腹、きゅんきゅん、して、止まんない……んっ、ゃんんっ」
「ああ、リト、そんなにヒクつかせないでくれ。もう少しリトを味わいたいから」
「んきゅ、あんっ、いいの。いっぱい、いいのが、溢れて、とろけちゃぅよ」
「リト……可愛すぎだろ?」
「んっ、イクスぅ、あぁ、ぁ、もっだめぇ」
お腹の奥がキュウッと締まって、イクシオンの腰に足を絡めてギュッと身を硬くすると、男根の先端がコツコツと最奥を突くと、我慢出来ずに頭の中が真っ白になってイクと、イクシオンに腰を引き寄せられて精を奥で放たれて、私は気持ち良さに意識を飛ばして、ベッドに力なく沈み込んだ。
いっぱいし過ぎて何回イッたとか、何回イクシオンが射精したとかは勘定出来ない。
ただ、恥ずかしいことをいっぱい口にしてしまった気がするけど、喉の渇きに目を開けてイクシオンの腕の中で「お水……」と、言ったら、冷たい水が用意されたものの、イクシオンに口移しで飲まされた事よりかは、恥ずかしく無かったかもしれない。
「んっ、自分で飲めるのに……」
「オレがリトにしたかっただけだ。体は辛くは無い?」
「わかんない……あれ? 外が暗いけど、夜?」
「ああ。あと少しで夜が明けるかな?」
道理で暑さより、涼しさがあるわけだ。
イクシオンの腕の中で、少しだけ気怠さを感じながらも、朝になるんだ……と、ぼんやり思って、イクシオンはちゃんと寝たのかな? と顔を見上げると、ニッコリ微笑まれてキスをされた。
さっきの水で湿って少し冷たい唇の感触を味わって、啄む様にキスを繰り返していたら、舌が歯列の隙間から入り込んできて、冷たくて少し気持ちいい舌と唾液の冷たさに、舌を絡ませる。
「んっ、ん……」
絡ませた舌と舌が擦り合って、気持ち良さに夢心地で目を細めると、イクシオンも同じように目を細めて笑う。
「リト、最後にもう一回、リトを味あわせて」
「んっ。いいよ……獣騎から、寝ぼけて落ちないようにね?」
「ありがとう、リト」
足を少し開くと、トロッと蜜口から愛液が溢れて、キスだけで濡れてしまった事に顔を反らすと、花弁をクパッと指で広げられて反り起った男性器が難なく隘路にピッタリと挿入り進んでいく。
「んんっ、あぁぁ、イ、クス、ふぁっ、ああんっ、挿入れた、だけなのにぃ、ビクビクするぅ……ぁぁっ」
「ッ、リト、締め付けすぎ、だ」
「だって、気持ちイイの、止まんないよ……んっぅ、あふっ、やぁんっ」
イクシオンの背中に手を回して快感を逃そうとしがみ付くと、最奥に楔を打ち込まれてお腹の奥が甘く痺れて、キュウキュウと自分の体なのに別の生き物がうごめいている様な感じで、勝手にパクパクと動いてイクシオンの肉棒に絡みついている感じがする。
「まだ、射精したく無いのに、リトの中の締め付けが凄くて、持っていかれる」
「あっ、ごめ、なさ……っ、んんっ、いいよぅ、やんっ、ゴリゴリするの。気持ちイイ、あふっ」
まだ、私ってば慣らしが終わってないのかな? 気持ち良くてとろけちゃう……奥の方で鈴口がコリコリと子宮の近い場所で擦られるの、凄く好きかも? んっ、気持ちいい……
イクシオンの顔が少し辛そうで、でも、そんな顔がセクシーだなって思ってしまったり、イクシオンが腰を動かして穿つたびに、嬌声を上げながら、私はイクシオンの軍人らしい筋肉質な体を見つめながら、凄いなぁと快感に体を預けていた。
「イッちゃう、きゃふっ、イクス、イッちゃうよ、何とかしてぇ、もっ、やっやっ」
「オレも、限界だ。一緒に達こうな」
「あくぅーっ、あん__っ」
子宮に注ぎ込まれた白濁を感じて、私も達して体を震わせてイクシオンの背中から手をゆっくりと外して、ベッドに体を預ける。
二人で息を弾ませていると、カーテンの隙間から朝日の光が差し込んできていた。
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