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1章
ヴァンハロー領
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ダムの堤防の様な石造りの関所に着くと、流石にデンちゃんは馬並の大きさなので止められた。
でも、イクシオンが止めに来た兵士の様な人に話を付けると通してもらえた。
「凄い大きな関所だね」
「赤い平地は各国に行き来出来る分、戦いになったら攻め込まれてしまうのは関所が一番初めだからな。だから頑丈に作ってあるんだ。他の国も同じような感じだ」
なるほど、魔獣とか出るぐらいだし、外からの守りはしっかりしてないと駄目だもんね。
これも生活の知恵……なのかな?
関所を抜けると、古い西部映画に出てきそうな木で作られた建物や家が並んでいる。
そして、やはりケモ耳と尻尾付きの人達が居て、服も昔の西部劇に出てきそうな服装だった。
何故かジロジロ見られている気がするのは気のせいだろうか?
「獣人がいっぱいだね」
「ああ、獣人の国だからな。まずはオレの屋敷へ行って、服をどうにかしようか」
「なんか、視線がこっちに来てる気がするけど、人間って、珍しい?」
「いや、リトじゃなくて、オレだな……あと、デンの存在が目立つな」
バツの悪そうな顔をして、眉間にしわを寄せて目を閉じているイクシオンに、そういえば、この人は死ぬつもりで出て来たとか言っていたなぁと思い出す。
周りの人達の目線は、私の後ろのイクシオンに向かっているのか……
「イクシオン殿下……?」
「殿下、ご無事で!?」
「イクシオン殿下だ!」
殿下? 隊長さんの事をココでは殿下っていうのかな?
首を傾げると、イクシオンが手で街の人が騒ぐのを制して、「留守にして悪かった。何かあれば、屋敷に居る。今は急いでいるから、道を開けてくれ」と言って、デンちゃんに「ついてこい」と、狼の姿になると、先を走る。
デンちゃんがイクシオンを追って走り出し、街の人達は「殿下ー!」と騒いでいた。
人気者、かな?
走るイクシオンは銀色の狼姿で、揺れる尻尾も全身の毛も煌めいていて……是非、モフモフさせていただきたい!
これはゆっくりしたら、絶対触らせてもらおう!
しばらく走ると、イクシオンが黒い槍が柵になった様な鉄柵に囲まれた、他の住宅とは規模が違う大きな屋敷の前に立って居た。
人の姿に戻ると、イクシオンが門を開ける。
もしやこれがイクシオンの屋敷とか言うんだろうか?
屋敷の窓からは黒い布が何本か出ていて、風にはためいていた。
盾と狼のマークの描かれた群青色の旗も掲げてあったけど、もしや、イクシオンはお坊ちゃんなのか!?
「リト、オレの屋敷だ」
「あ、やっぱりそうなんだ……大きいね」
「デン、屈め。リト、疲れただろう? 直ぐに着替えと茶を用意する」
「えーと、お気遣いなく?」
「畏まるな。どうせ、誰も居ないだろうからな」
デンちゃんから降りると、少しお尻にきていたようでお尻がジンジンする。
お屋敷に入ると、よく手入れされた艶やかな木造りの屋敷で、玄関には盾と狼のシンボルマークの立派なタペストリーが壁に掛けてあった。
「あっ、イクシオン。デンちゃんにお水を飲ませてあげたいんだけど、大きな器とかある?」
「多分、キッチンに野菜を洗う用の桶があったと思う」
「ついておいで」
デンちゃんを連れて一緒にイクシオンの後をついて行くと、広い厨房に入った瞬間「ぎゃあああ!」と雄叫びが上がった。
何事!?
「ヒィィィ~ッ! 旦那様、成仏して下さい~っ!」
コック姿の少し丸めなボディの薄い黄色の髪をした小父さんが、イクシオンに両手を合わせている。
「ウィリアム、生きてる。殺すな」
「ヒィィ~……って、旦那様!?」
「ああ、オレだ。皆居なくなったと思ったが、お前はここを辞めていなかったのか?」
「当たり前ですよ! 旦那様亡き後も皆、辞めてませんよ。そんな不義理出来ませんし!」
「そうか……じゃあ、アーデルカを呼んで来てくれるか?」
「はい! 皆喜びますよ!」
ウィリアムと呼ばれた人は、尻尾がくるんと回っていたから豚の獣人かもしれない。デンちゃんを見て「ひえっ!」と言いつつ、厨房から出て行った。
小さく溜め息を吐いて、イクシオンが桶に水を入れてデンちゃんに水を飲ませてくれる。
ゲッちゃんにはガラス瓶から木の実を出してコップに水を入れて出すと、羽をバタつかせるからフードを脱がせると、フンッと鼻息荒く水を飲みながら木の実を口に運んで種をプッと飛ばしている。
お行儀が悪いやさぐれ鳥になっている~ッ!!
デンちゃんのビチャビチャになった口をタオルで拭いていたら、廊下からバタバタと足音が近づいて、メイド服の背の高いお婆さんが現れると「イクシオン殿下!」とガバッとイクシオンを抱きしめる。
「アーデルカ、心配を掛けた。留守にして悪かったな」
「よくぞ、ご無事で……わたくしは、もう、本当に……」
アーデルカさんはメイド服のエプロンから白いハンカチを出して涙を拭き、イクシオンは少し困ったような顔して小さく笑っている。
「イクシオン様! お帰りなったのですか!」
「旦那様~っ! 心配したんですよ!」
「殿下、もうヴインダム国は終わりかと思ったじゃありませんか!」
増えていくお仕着せを着た人々に狭くなる厨房で、私はデンちゃんとゲッちゃんを連れて少し距離を取る。
感動の再開に水を差すのも何なので、思う存分どうぞ!
でも、皆、獣人なんだなぁ……アーデルカさんは背中に羽があるから、白い鳥の獣人かな?
黒くて長い尻尾に丸い耳の男の人は何の獣人だろう?
ああ、猫耳! あのメイドさんは絶対猫だ! 触りたい~っ!
一人ニマニマしつつ、勝手に厨房の椅子に座って、屋敷の人観察をしてたら、ようやく状況が落ち着いたのか、私にチラチラと目線がくるようになった。
とりあえず、にこーっと笑顔で頭を小さく下げておく。
「旦那様、ところで……こちらの方は?」
私は少し頬を指でポリポリ掻いて、婚約者とかここで言うの不味くない? 大人しく、命の恩人とかぐらいでお願いします! と、思っていた。
「彼女はリト。オレの番で婚約者だ」
イクシオン……歪みないなと、半目になってしまったのは仕方がないと思う。
嬉しそうに紹介して、屋敷の人達の悲鳴のような驚きの声が上がったのは直ぐだった。
でも、イクシオンが止めに来た兵士の様な人に話を付けると通してもらえた。
「凄い大きな関所だね」
「赤い平地は各国に行き来出来る分、戦いになったら攻め込まれてしまうのは関所が一番初めだからな。だから頑丈に作ってあるんだ。他の国も同じような感じだ」
なるほど、魔獣とか出るぐらいだし、外からの守りはしっかりしてないと駄目だもんね。
これも生活の知恵……なのかな?
関所を抜けると、古い西部映画に出てきそうな木で作られた建物や家が並んでいる。
そして、やはりケモ耳と尻尾付きの人達が居て、服も昔の西部劇に出てきそうな服装だった。
何故かジロジロ見られている気がするのは気のせいだろうか?
「獣人がいっぱいだね」
「ああ、獣人の国だからな。まずはオレの屋敷へ行って、服をどうにかしようか」
「なんか、視線がこっちに来てる気がするけど、人間って、珍しい?」
「いや、リトじゃなくて、オレだな……あと、デンの存在が目立つな」
バツの悪そうな顔をして、眉間にしわを寄せて目を閉じているイクシオンに、そういえば、この人は死ぬつもりで出て来たとか言っていたなぁと思い出す。
周りの人達の目線は、私の後ろのイクシオンに向かっているのか……
「イクシオン殿下……?」
「殿下、ご無事で!?」
「イクシオン殿下だ!」
殿下? 隊長さんの事をココでは殿下っていうのかな?
首を傾げると、イクシオンが手で街の人が騒ぐのを制して、「留守にして悪かった。何かあれば、屋敷に居る。今は急いでいるから、道を開けてくれ」と言って、デンちゃんに「ついてこい」と、狼の姿になると、先を走る。
デンちゃんがイクシオンを追って走り出し、街の人達は「殿下ー!」と騒いでいた。
人気者、かな?
走るイクシオンは銀色の狼姿で、揺れる尻尾も全身の毛も煌めいていて……是非、モフモフさせていただきたい!
これはゆっくりしたら、絶対触らせてもらおう!
しばらく走ると、イクシオンが黒い槍が柵になった様な鉄柵に囲まれた、他の住宅とは規模が違う大きな屋敷の前に立って居た。
人の姿に戻ると、イクシオンが門を開ける。
もしやこれがイクシオンの屋敷とか言うんだろうか?
屋敷の窓からは黒い布が何本か出ていて、風にはためいていた。
盾と狼のマークの描かれた群青色の旗も掲げてあったけど、もしや、イクシオンはお坊ちゃんなのか!?
「リト、オレの屋敷だ」
「あ、やっぱりそうなんだ……大きいね」
「デン、屈め。リト、疲れただろう? 直ぐに着替えと茶を用意する」
「えーと、お気遣いなく?」
「畏まるな。どうせ、誰も居ないだろうからな」
デンちゃんから降りると、少しお尻にきていたようでお尻がジンジンする。
お屋敷に入ると、よく手入れされた艶やかな木造りの屋敷で、玄関には盾と狼のシンボルマークの立派なタペストリーが壁に掛けてあった。
「あっ、イクシオン。デンちゃんにお水を飲ませてあげたいんだけど、大きな器とかある?」
「多分、キッチンに野菜を洗う用の桶があったと思う」
「ついておいで」
デンちゃんを連れて一緒にイクシオンの後をついて行くと、広い厨房に入った瞬間「ぎゃあああ!」と雄叫びが上がった。
何事!?
「ヒィィィ~ッ! 旦那様、成仏して下さい~っ!」
コック姿の少し丸めなボディの薄い黄色の髪をした小父さんが、イクシオンに両手を合わせている。
「ウィリアム、生きてる。殺すな」
「ヒィィ~……って、旦那様!?」
「ああ、オレだ。皆居なくなったと思ったが、お前はここを辞めていなかったのか?」
「当たり前ですよ! 旦那様亡き後も皆、辞めてませんよ。そんな不義理出来ませんし!」
「そうか……じゃあ、アーデルカを呼んで来てくれるか?」
「はい! 皆喜びますよ!」
ウィリアムと呼ばれた人は、尻尾がくるんと回っていたから豚の獣人かもしれない。デンちゃんを見て「ひえっ!」と言いつつ、厨房から出て行った。
小さく溜め息を吐いて、イクシオンが桶に水を入れてデンちゃんに水を飲ませてくれる。
ゲッちゃんにはガラス瓶から木の実を出してコップに水を入れて出すと、羽をバタつかせるからフードを脱がせると、フンッと鼻息荒く水を飲みながら木の実を口に運んで種をプッと飛ばしている。
お行儀が悪いやさぐれ鳥になっている~ッ!!
デンちゃんのビチャビチャになった口をタオルで拭いていたら、廊下からバタバタと足音が近づいて、メイド服の背の高いお婆さんが現れると「イクシオン殿下!」とガバッとイクシオンを抱きしめる。
「アーデルカ、心配を掛けた。留守にして悪かったな」
「よくぞ、ご無事で……わたくしは、もう、本当に……」
アーデルカさんはメイド服のエプロンから白いハンカチを出して涙を拭き、イクシオンは少し困ったような顔して小さく笑っている。
「イクシオン様! お帰りなったのですか!」
「旦那様~っ! 心配したんですよ!」
「殿下、もうヴインダム国は終わりかと思ったじゃありませんか!」
増えていくお仕着せを着た人々に狭くなる厨房で、私はデンちゃんとゲッちゃんを連れて少し距離を取る。
感動の再開に水を差すのも何なので、思う存分どうぞ!
でも、皆、獣人なんだなぁ……アーデルカさんは背中に羽があるから、白い鳥の獣人かな?
黒くて長い尻尾に丸い耳の男の人は何の獣人だろう?
ああ、猫耳! あのメイドさんは絶対猫だ! 触りたい~っ!
一人ニマニマしつつ、勝手に厨房の椅子に座って、屋敷の人観察をしてたら、ようやく状況が落ち着いたのか、私にチラチラと目線がくるようになった。
とりあえず、にこーっと笑顔で頭を小さく下げておく。
「旦那様、ところで……こちらの方は?」
私は少し頬を指でポリポリ掻いて、婚約者とかここで言うの不味くない? 大人しく、命の恩人とかぐらいでお願いします! と、思っていた。
「彼女はリト。オレの番で婚約者だ」
イクシオン……歪みないなと、半目になってしまったのは仕方がないと思う。
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