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第一章
50話 ✳︎✳︎
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部屋に入れば僕に背を向けた愛しい人の後ろ姿…。
窓から入る月の光に照らされ黄金色の髪がキラキラと煌めいて…とても綺麗だ。
「アストさん…」
「入ってきては…ダメだって…言ったじゃないか…」
アストさんはハァハァと息を荒げ耐えるように体を震わせている。
僕が来たことによってアストさんを苦しめてしまっている…
「すみません…。でも…」
僕はアストさんの方へと歩み寄りその震える体を背後から抱きしめる。
「アストさんが苦しんでいると分かっているのに放ってなんておけません…。僕はアストさんの番なんですから…」
そう言ってギュッと体を寄せると、ゆっくりとアストさんが僕の方へと振り向く。
見上げるとアストさんはトロンと蕩けた顔をして蜂蜜色の瞳をギラギラと輝かせながらこちらを見てくる。
「ハイル…俺の愛しい…愛しい…番…」
アストさんは手を震わせながらゆっくりと僕の頬に触れ、いつものように優しくキスをしてくれる。
しかし、優しいキスも徐々に荒っぽくなっていき舌を絡めあうと貪るような激しいキスへと変わる。
「ん…っ…ふ…ぁ……」
くちゅくちゅと口の中をアストさんの厚みのある舌でかき混ぜられ二人の唾液が混じり合っていく。
いつの間にかアストさんに抱きかかえられてベッドに寝かされる。
唇が離れれば互いにハァハァ…と荒く興奮した息を吐きながら見つめ合う。
「ハイル……抱いてもいいか…?」
「はい…」
僕の返事にアストさんは顔を綻ばせると服を脱ぎ鍛えられた体が現れる。こんな間近でアストさんの体を見るのが初めての僕はその男らしい体つきに思わず顔を赤く染めてしまう。
アストさんの体…凄くカッコいい…
思わず見惚れてしまっていると、その間に僕の服は脱がされアストさんとは比べようのない貧相な体を晒してしまう。
恥ずかしくなり手で隠そうとすると止められ首筋や胸に沢山キスされる。
「ん…アストさん…恥ずかしいです…」
「ふふ。ハイルはやはり可愛いな…もう…食べてしまいたい…」
そう言ってアストさんは僕の胸へと顔を埋め、胸の先端をペロリと舐めてくる。
「ふぁっ!ん!あぁ…やぁ…ぁ…ぁ…」
ざらりとして舌先で先端を味わうように舐められると、全身にゾクゾクッ…とした刺激が走り思わず腰をのけぞってしまう。
舌先で先端をコリコリと遊ばれ…たまに甘噛みされ…僕はその度に自分でも信じられないほどに甘い声を漏らしてしまう…。
もう何がなんだか分からなくなってきたが、僕ばかりが気持ち良くなっている気がして僕もアストさんの体へと手を伸ばし、そっと肌に触れる。
僕が触れるとピクッ…とアストさんは反応し、僕の顔を見てクスっと笑う。
「あ…くすぐったかったですか…?」
「いいや…ハイルに触られるのはとても気持ちがいいよ…」
そう言ってアストさんは嬉しそうに僕の首筋に顔を埋めてスリスリと顔を擦り付けてくる。
くすぐったくて笑っているとアストさんの指先が僕の下腹部を撫でているのに気がつく。
「ハイル…下に触れてもいいか…?」
「下……あ…その……」
僕がもたもたと答えを出せずにいる間もアストさんの指先はゆっくりと下に降りてきていて…僕の下半身はアストさんの指先に触れられるのを期待して熱を持ち始める。
「ハイル……触りたい…」
「あ…う……はい…」
恥ずかしくて呟くように返事をしてコクッと頷くと、アストさんは嬉しそうにキスをして僕の下半身へと手を伸ばした…。
窓から入る月の光に照らされ黄金色の髪がキラキラと煌めいて…とても綺麗だ。
「アストさん…」
「入ってきては…ダメだって…言ったじゃないか…」
アストさんはハァハァと息を荒げ耐えるように体を震わせている。
僕が来たことによってアストさんを苦しめてしまっている…
「すみません…。でも…」
僕はアストさんの方へと歩み寄りその震える体を背後から抱きしめる。
「アストさんが苦しんでいると分かっているのに放ってなんておけません…。僕はアストさんの番なんですから…」
そう言ってギュッと体を寄せると、ゆっくりとアストさんが僕の方へと振り向く。
見上げるとアストさんはトロンと蕩けた顔をして蜂蜜色の瞳をギラギラと輝かせながらこちらを見てくる。
「ハイル…俺の愛しい…愛しい…番…」
アストさんは手を震わせながらゆっくりと僕の頬に触れ、いつものように優しくキスをしてくれる。
しかし、優しいキスも徐々に荒っぽくなっていき舌を絡めあうと貪るような激しいキスへと変わる。
「ん…っ…ふ…ぁ……」
くちゅくちゅと口の中をアストさんの厚みのある舌でかき混ぜられ二人の唾液が混じり合っていく。
いつの間にかアストさんに抱きかかえられてベッドに寝かされる。
唇が離れれば互いにハァハァ…と荒く興奮した息を吐きながら見つめ合う。
「ハイル……抱いてもいいか…?」
「はい…」
僕の返事にアストさんは顔を綻ばせると服を脱ぎ鍛えられた体が現れる。こんな間近でアストさんの体を見るのが初めての僕はその男らしい体つきに思わず顔を赤く染めてしまう。
アストさんの体…凄くカッコいい…
思わず見惚れてしまっていると、その間に僕の服は脱がされアストさんとは比べようのない貧相な体を晒してしまう。
恥ずかしくなり手で隠そうとすると止められ首筋や胸に沢山キスされる。
「ん…アストさん…恥ずかしいです…」
「ふふ。ハイルはやはり可愛いな…もう…食べてしまいたい…」
そう言ってアストさんは僕の胸へと顔を埋め、胸の先端をペロリと舐めてくる。
「ふぁっ!ん!あぁ…やぁ…ぁ…ぁ…」
ざらりとして舌先で先端を味わうように舐められると、全身にゾクゾクッ…とした刺激が走り思わず腰をのけぞってしまう。
舌先で先端をコリコリと遊ばれ…たまに甘噛みされ…僕はその度に自分でも信じられないほどに甘い声を漏らしてしまう…。
もう何がなんだか分からなくなってきたが、僕ばかりが気持ち良くなっている気がして僕もアストさんの体へと手を伸ばし、そっと肌に触れる。
僕が触れるとピクッ…とアストさんは反応し、僕の顔を見てクスっと笑う。
「あ…くすぐったかったですか…?」
「いいや…ハイルに触られるのはとても気持ちがいいよ…」
そう言ってアストさんは嬉しそうに僕の首筋に顔を埋めてスリスリと顔を擦り付けてくる。
くすぐったくて笑っているとアストさんの指先が僕の下腹部を撫でているのに気がつく。
「ハイル…下に触れてもいいか…?」
「下……あ…その……」
僕がもたもたと答えを出せずにいる間もアストさんの指先はゆっくりと下に降りてきていて…僕の下半身はアストさんの指先に触れられるのを期待して熱を持ち始める。
「ハイル……触りたい…」
「あ…う……はい…」
恥ずかしくて呟くように返事をしてコクッと頷くと、アストさんは嬉しそうにキスをして僕の下半身へと手を伸ばした…。
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