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本章
160話:リオくんに責められよう! ③
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「ん……んく……」
リオが吐き出した熱をコクリと飲み込めば、リオも同じように俺のモノを飲み込む。達した後の余韻に浸りながら、目の前にあるリオのモノをペロペロと舐めていると、リオは俺の後孔に触れてくる。
「カオル、こっちも気持ちよくしてやるな」
「うん……」
俺が小さく返事をすると、リオはゆっくりと俺の中に指を入れてくる。昨日エルとエッチしたおかげか、後ろは柔らかくリオはすぐに指の本数を増やしてくる。
ヌチヌチといやらしい音をたてながら出し入れされると、また快楽の波が襲ってくる。コリコリと前立腺を撫でられながら、リオは緩く勃った俺の息子をペロリと舐めてくれる。前も後ろもリオに可愛がってもらい、俺はだらしなく腰を振る。
「ふぁ、あ……リオぉ……」
「カオル、気持ちいい?」
「うん、あっ、きもちぃ……ん、ぁ……」
俺も負けじとリオのチンコを握りしめ、ちゅっちゅとキスをする。丸くツルツルした亀頭部をペロリと舐めれば、じんわりと雫が溢れ出てくる。
俺が必死にペロペロ舐めていると、リオがクスっと微笑む。
「カオルは舐めるの上手だな。凄く気持ちいい」
「ヘヘっ。俺もリオを気持ちよくしたい」
「うん。じゃあ、カオルの中に挿れさせて……」
「……うん」
そう答えると、リオは俺の股の間に入り込み硬くなったリオのモノをゆっくりと押し入れてくる。
さっきまで俺がペロペロしてたせいか、すんなりと中に入っていく。リオのチンコが、ズズ……と通っていくと通過した場所が甘く疼く。
気持ち良くてリオの名前を呼べば、リオは嬉しそうに緋色の瞳を輝かせ俺にキスしてくれる。指先を絡ませて手は恋人繋ぎをして、いっぱいいっぱいキスしながらパンパンと腰を打ち付けられる。
「ひぅ、あ、んん……り……ぉ……」
「ん……ぁ……かおる……」
お互いにすっごく気持ちいいって顔をしながら、欲望のままに俺達は体を重ね、熱を吐き出した。
とぷとぷ……と、熱いモノが注がれながらリオは俺の体中にキスをしてくる。
リオの『大好きだよ』って気持ちがキスで伝わって、なんだかむず痒くて嬉しい。
「俺もリオにキスしたい……」
「……うん」
腕を伸ばしてリオを捕まえると、俺達は深い深いキスをした。
親友ってこんなに濃厚なエッチなんてするなのか?って、チラッと俺の理性が問いかけてくるが……リオの可愛いとろけ顔を見たら『まぁいっか』って俺の理性は顔を引っ込めた。
「カオル、これからもずっと一緒な」
「うん」
「俺達はずっとずーっと……親友だからな」
「うん。俺達はずっと親友だよ」
『親友』という名の深い絆で結ばれた俺達は、また抱きしめあって体を重ねた。
それから時間はあっという間に経ち、リオは俺を部屋まで見送ってくれた。
「リオ、今日はありがとう」
「俺の方こそ、ありがとうな、カオル」
リオは変わらぬ可愛い笑顔を見せてくれて、満面の笑みで手を振ってくれた。
そして、部屋に帰れば俺の帰りを待ってくれたエルが飛びつくように俺のところへとやってきて、スン……と匂いを嗅ぎ表情を険しくする。
「……アルジ、リオデイッパイ」
「あ……アハハ~。ずっと一緒にいたからかなぁ~」
風呂に入ってもエルの嗅覚はあまり誤魔化せなかったようで、俺は苦笑いを浮かべてしまう。
「ムゥ……。デモ、リオナラ、ガマンデキル」
「……へ?」
「リオ、イイヤツ」
エルは少し不貞腐れながらも、リオの事をいい奴だって言ってくれる。
そういえば俺がいない間、エルの世話をリオがしてくれたって言ってたな……。
「うん。リオは凄くいい奴だな」
「デモ、アルジハ、オレノ」
「あぁ、そうだな」
そう答えれば、エルは尻尾を振って俺を抱きしめてくれる。親友がいてくれてエルがいてくれて……気がつけば俺の周りには沢山の大切な人ができた。
訳もわからず転がり落ちたこの世界だけれど、皆のお陰で俺は毎日笑っていられる。
エルの温もりとリオの笑顔を思い浮かべ、俺の心はじんわりと幸せで包まれるのだった。
リオが吐き出した熱をコクリと飲み込めば、リオも同じように俺のモノを飲み込む。達した後の余韻に浸りながら、目の前にあるリオのモノをペロペロと舐めていると、リオは俺の後孔に触れてくる。
「カオル、こっちも気持ちよくしてやるな」
「うん……」
俺が小さく返事をすると、リオはゆっくりと俺の中に指を入れてくる。昨日エルとエッチしたおかげか、後ろは柔らかくリオはすぐに指の本数を増やしてくる。
ヌチヌチといやらしい音をたてながら出し入れされると、また快楽の波が襲ってくる。コリコリと前立腺を撫でられながら、リオは緩く勃った俺の息子をペロリと舐めてくれる。前も後ろもリオに可愛がってもらい、俺はだらしなく腰を振る。
「ふぁ、あ……リオぉ……」
「カオル、気持ちいい?」
「うん、あっ、きもちぃ……ん、ぁ……」
俺も負けじとリオのチンコを握りしめ、ちゅっちゅとキスをする。丸くツルツルした亀頭部をペロリと舐めれば、じんわりと雫が溢れ出てくる。
俺が必死にペロペロ舐めていると、リオがクスっと微笑む。
「カオルは舐めるの上手だな。凄く気持ちいい」
「ヘヘっ。俺もリオを気持ちよくしたい」
「うん。じゃあ、カオルの中に挿れさせて……」
「……うん」
そう答えると、リオは俺の股の間に入り込み硬くなったリオのモノをゆっくりと押し入れてくる。
さっきまで俺がペロペロしてたせいか、すんなりと中に入っていく。リオのチンコが、ズズ……と通っていくと通過した場所が甘く疼く。
気持ち良くてリオの名前を呼べば、リオは嬉しそうに緋色の瞳を輝かせ俺にキスしてくれる。指先を絡ませて手は恋人繋ぎをして、いっぱいいっぱいキスしながらパンパンと腰を打ち付けられる。
「ひぅ、あ、んん……り……ぉ……」
「ん……ぁ……かおる……」
お互いにすっごく気持ちいいって顔をしながら、欲望のままに俺達は体を重ね、熱を吐き出した。
とぷとぷ……と、熱いモノが注がれながらリオは俺の体中にキスをしてくる。
リオの『大好きだよ』って気持ちがキスで伝わって、なんだかむず痒くて嬉しい。
「俺もリオにキスしたい……」
「……うん」
腕を伸ばしてリオを捕まえると、俺達は深い深いキスをした。
親友ってこんなに濃厚なエッチなんてするなのか?って、チラッと俺の理性が問いかけてくるが……リオの可愛いとろけ顔を見たら『まぁいっか』って俺の理性は顔を引っ込めた。
「カオル、これからもずっと一緒な」
「うん」
「俺達はずっとずーっと……親友だからな」
「うん。俺達はずっと親友だよ」
『親友』という名の深い絆で結ばれた俺達は、また抱きしめあって体を重ねた。
それから時間はあっという間に経ち、リオは俺を部屋まで見送ってくれた。
「リオ、今日はありがとう」
「俺の方こそ、ありがとうな、カオル」
リオは変わらぬ可愛い笑顔を見せてくれて、満面の笑みで手を振ってくれた。
そして、部屋に帰れば俺の帰りを待ってくれたエルが飛びつくように俺のところへとやってきて、スン……と匂いを嗅ぎ表情を険しくする。
「……アルジ、リオデイッパイ」
「あ……アハハ~。ずっと一緒にいたからかなぁ~」
風呂に入ってもエルの嗅覚はあまり誤魔化せなかったようで、俺は苦笑いを浮かべてしまう。
「ムゥ……。デモ、リオナラ、ガマンデキル」
「……へ?」
「リオ、イイヤツ」
エルは少し不貞腐れながらも、リオの事をいい奴だって言ってくれる。
そういえば俺がいない間、エルの世話をリオがしてくれたって言ってたな……。
「うん。リオは凄くいい奴だな」
「デモ、アルジハ、オレノ」
「あぁ、そうだな」
そう答えれば、エルは尻尾を振って俺を抱きしめてくれる。親友がいてくれてエルがいてくれて……気がつけば俺の周りには沢山の大切な人ができた。
訳もわからず転がり落ちたこの世界だけれど、皆のお陰で俺は毎日笑っていられる。
エルの温もりとリオの笑顔を思い浮かべ、俺の心はじんわりと幸せで包まれるのだった。
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