美醜逆転した世界に転がり落ちたらイケメンたちに囲われました。

赤牙

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本章

159話:リオくんに責められよう! ②

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仮面を外したリオにキスをすると、リオは少し驚いた顔をする。そして、目を細めると俺を抱き寄せもっと深いキスをくれる。

「キスするの……久しぶりだな……」
「うん。そうだね」

リオの言葉に頷きながら、また唇を重ねる。俺達の初めてのキスは確かキースにムカついてやったのが初めてだったよな……。
リオに酷い言葉をぶつけてきた、キース達が許せなくて無理矢理リオにキスをしたっけ。
昔のことを思い出すと懐かしくなり、ふふっと笑いながらリオの舌に自分の舌を絡め、また昔のことを思い起こす。
一緒に風呂に入ったり、俺が娼夫だってカミングアウトして練習に付き合ってもらったり……リオは友達の俺の我儘に沢山付き合ってくれた。
洗脳された時にも凄く心配してくれて、リオの事を忘れてしまった俺の事を『大切な友達』だって言ってくれた。
リオはこの世界でたった一人の大事な親友。
たまにエッチなこともしちゃうけど……お互いに性に興味ある年頃だからそれは仕方ない。

リオの手が服の中に入り、指先が薄い俺の腹を撫でる。ゾクっとしてしまい、体を小さく震わせリオに抱きつく。

「カオル、ベッドに行こう」
「……うん」

深く絡ませた舌先を離して、リオに手を引かれてベッドへ。リオが俺のシャツのボタンを開けるので、俺もリオのボタンを開けてやる。
二人で脱がし合いをして、生まれたまんまの姿を曝け出すとやはり少し恥ずかしい。
リオの体は薄っぺらな俺とは違い、程よく引き締まっていて雄らしさを感じる。
顔はすっごく可愛い猫顔なのに、この体はズルい。
そう思って、リオの体に触れる。

「リオの体ってカッコいいよなぁ。俺もこんな体になりたかったな」
「カオルは今のままでいいよ。凄く可愛い」
「可愛い顔したリオに可愛いって言われてもなぁ~」
「ハハ。俺のことを可愛いなんて言うおかしな奴はカオルだけだよ」

リオは照れ笑いして顔を寄せてくる。

「カオル。俺はカオルの事が大好きだ。俺達はずっと……一生友達だよな?」
「うん。俺もリオが大好きだよ。リオとずっと友達でいたい……」
「ずっと友達だよ、カオル。俺はいつもカオルの傍にいるから」
「うん。大好きリオ」

愛の告白かってくらいに好き好き言い合って、俺達は互いの友情を確かめ合う。そして、誓いのキスのようにまたキスをして、リオが俺の体をベッドに押し倒す。
唇から首筋にキスをされて、鎖骨から胸へとリオの唇が降りていく。胸の先端を甘く吸われると、ピクリと下半身が反応する。俺の反応を見て、リオは手を下半身へとおろす。

「カオル、もう勃ってるの?」
「ごめん……。だって、リオに触れられるの気持ちがいい」
「そっか……。じゃあ、仕方ないな」

リオは胸を愛撫しながら、緩く勃った俺のモノも上下にゆっくりと扱く。昨日も散々エルに触れられもう勃たないってくらいにイカされたのに、俺の息子さんの脅威的な回復力を見せつけられる。
リオに触れられてピンと硬さを持つと、リオは胸から唇を離し俺の下半身へと顔を下げていく。

「リ、リオ?」
「……カオルを気持ちよくしてあげる」

リオは躊躇いなく俺のモノを口に含むとフェラしてくれる。リオからフェラしてもらう時は、いつも凄く興奮してしまう。舌先で先端を舐められると、射精感が強くなる。
このまんまじゃ、リオに奉仕されてばかりで申し訳ない。俺もリオを気持ちよくしてあげたい……。
そう思い俺は体を起こすと、リオの下半身の方へと顔を近づける。リオは俺の行動に少し驚く。

「カオル!?」
「俺も……リオを気持ちよくする」

そう言って、俺はリオの下半身へと手を伸ばす。リオのモノもすでに硬くなっていて、口を開きリオのモノを招き入れる。
リオが俺にしてくれたように、先端を丁寧に舐めると、ビクッとリオの体が震える。
可愛いと思いながら、丁寧に丁寧に先端を舐めて少しずつ深く咥え込む。
すると、俺の行為に驚き止まっていたリオも再び俺のモノを舐め始める。
互いに互いがしてくれた行為をマネするように、舐めたり扱いたりしながら……俺達は同じタイミングで熱を吐き出した。




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