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本章
153話:エルのマーキング ①
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エルとの再会の後、ランスさんは俺の護衛を続けると言っていたので、エルが時折使用する隣の部屋にとりあえず泊まってもらう。
自分には部屋なんて勿体ない廊下で待機すると言われたが、それだと申し訳なさMAXなのでどうにかこうにか頼み込むと渋々了承してくれた。
そして、久しぶりにエルと二人きりの時間を過ごしていく。
エルにはとても寂しい思いをさせてしまっていたので、エルが満足いくまで好きなようにさせる。
まずは一緒に風呂に入りたいと言われ、風呂に入れば念入りに念入りに体を磨かれる。
どうやらエルの匂いが消えて、クリスやサリュイ様の匂いが体中から溢れ出ているのが気に食わないようだ……。
「どう? 匂いは減った?」
「……カクニンスル」
全裸のまま風呂場でエルに匂いを嗅がれるというシュールな展開がなんとも恥ずかしい……。
頭のてっぺんから足先まですんすんと鼻を鳴らしながらチェックされると、俺の下半身辺りでエルは渋い表情を浮かべる。
「アルジ……イッパイ、エッチシタ……?」
「ふぇっ!? あ、いや……そのぉ……」
悲しそうに俺を見上げるエルの瞳に、浮気がバレた時のような罪悪感が込み上げる。
目を泳がせながら「少しエッチしたかなぁ~」なんて答えれば、エルは俺を抱きしめてくる。
「コノニオイ……キライ……」
「え? あ~嫌いって言われてもどうすりゃいいんだ? 中を洗うったって……」
中を洗う方法を考えれば、浣腸洗浄を思いつくが……浣腸洗浄など高度なプレイをするのは今の俺の性的レベルでは難しいような……。
むむむむぅ……と、頭を傾げながらどうしたものかと悩んでいるとエルはヒョイと俺を抱え上げる。
「トリアエズ、カラダフク」
「う、うん」
エルに抱えられたまま、バスタオルで綺麗に体を拭かれ服を着せられることもなく俺達はベッドへ……。
ぽすりと、ベッドへ寝かせられるとエルが覆い被さり俺を見つめてくる。琥珀色の瞳は爛々と輝いておりエルの背後から見える尻尾は期待感からかぶんぶんと揺れている。
今からエルに何をされるのか……なんとなく予想がついた……。
「アルジ……オレ、エッチシタイ……」
「あ、う、う~ん……」
エルとは媚薬を飲まされた時以来、エッチはしていない。たまに、興奮したエルと抜きあいっこはしていたけれど、最後までする事はなかった……。
エルと俺の関係性は他の皆とは違い、家族に近い。家族とエッチとなると罪悪感が……。
そんな事を考えていれば、エルはすでに興奮していて……バキバキに勃ったモノを俺の腹に擦り付け瞳を潤ませながら見てくる。
「アルジィ……」
物欲しげな表情と興奮して頬を赤らめながら首を傾げ、頭からぴょこんと生えた耳をしおらしく倒すイケモフのそんな姿を見せられたら……。
「分かった……。エッチ……しよう」
「エヘヘ~。アルジ、ダイスキ!」
俺が了承すればエルは嬉しそうに抱きつきキスをしてくる。ちょっとがっつき気味のエルのキスは野獣感があって……なかなか興奮してしまう。
エルの長い舌で口の中を犯されるように愛撫され、すぐに口の中はエルの唾液まみれになる。
「んく……ぁ……」
「アルジ……キモチイイ……」
沢山キスした後はうっとりした顔で抱きしめられる。エルの言葉に俺もだよと囁けば、嬉しそうに目を細めた。
自分には部屋なんて勿体ない廊下で待機すると言われたが、それだと申し訳なさMAXなのでどうにかこうにか頼み込むと渋々了承してくれた。
そして、久しぶりにエルと二人きりの時間を過ごしていく。
エルにはとても寂しい思いをさせてしまっていたので、エルが満足いくまで好きなようにさせる。
まずは一緒に風呂に入りたいと言われ、風呂に入れば念入りに念入りに体を磨かれる。
どうやらエルの匂いが消えて、クリスやサリュイ様の匂いが体中から溢れ出ているのが気に食わないようだ……。
「どう? 匂いは減った?」
「……カクニンスル」
全裸のまま風呂場でエルに匂いを嗅がれるというシュールな展開がなんとも恥ずかしい……。
頭のてっぺんから足先まですんすんと鼻を鳴らしながらチェックされると、俺の下半身辺りでエルは渋い表情を浮かべる。
「アルジ……イッパイ、エッチシタ……?」
「ふぇっ!? あ、いや……そのぉ……」
悲しそうに俺を見上げるエルの瞳に、浮気がバレた時のような罪悪感が込み上げる。
目を泳がせながら「少しエッチしたかなぁ~」なんて答えれば、エルは俺を抱きしめてくる。
「コノニオイ……キライ……」
「え? あ~嫌いって言われてもどうすりゃいいんだ? 中を洗うったって……」
中を洗う方法を考えれば、浣腸洗浄を思いつくが……浣腸洗浄など高度なプレイをするのは今の俺の性的レベルでは難しいような……。
むむむむぅ……と、頭を傾げながらどうしたものかと悩んでいるとエルはヒョイと俺を抱え上げる。
「トリアエズ、カラダフク」
「う、うん」
エルに抱えられたまま、バスタオルで綺麗に体を拭かれ服を着せられることもなく俺達はベッドへ……。
ぽすりと、ベッドへ寝かせられるとエルが覆い被さり俺を見つめてくる。琥珀色の瞳は爛々と輝いておりエルの背後から見える尻尾は期待感からかぶんぶんと揺れている。
今からエルに何をされるのか……なんとなく予想がついた……。
「アルジ……オレ、エッチシタイ……」
「あ、う、う~ん……」
エルとは媚薬を飲まされた時以来、エッチはしていない。たまに、興奮したエルと抜きあいっこはしていたけれど、最後までする事はなかった……。
エルと俺の関係性は他の皆とは違い、家族に近い。家族とエッチとなると罪悪感が……。
そんな事を考えていれば、エルはすでに興奮していて……バキバキに勃ったモノを俺の腹に擦り付け瞳を潤ませながら見てくる。
「アルジィ……」
物欲しげな表情と興奮して頬を赤らめながら首を傾げ、頭からぴょこんと生えた耳をしおらしく倒すイケモフのそんな姿を見せられたら……。
「分かった……。エッチ……しよう」
「エヘヘ~。アルジ、ダイスキ!」
俺が了承すればエルは嬉しそうに抱きつきキスをしてくる。ちょっとがっつき気味のエルのキスは野獣感があって……なかなか興奮してしまう。
エルの長い舌で口の中を犯されるように愛撫され、すぐに口の中はエルの唾液まみれになる。
「んく……ぁ……」
「アルジ……キモチイイ……」
沢山キスした後はうっとりした顔で抱きしめられる。エルの言葉に俺もだよと囁けば、嬉しそうに目を細めた。
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