美醜逆転した世界に転がり落ちたらイケメンたちに囲われました。

赤牙

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本章

110話:お香 ②

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俺がクリスに触ってくれとお願いすると、止まっていた手が再び動き出す。
クルクルと亀頭部を撫でられて絶妙な力加減で陰茎を扱いてくれる。

クリスに触られるのは、お世辞抜きに凄く気持ちがいい。ぶっちゃけると撫でられるだけでも感じてしまう時がある。
監禁されて身体に叩き込まれた性質は数ヶ月離れただけじゃ改善しなかったようだ。

「あっ…。クリス…気持ちいい…」
「そうだね。もう先端から漏れてるね…。いつでも出していいよ…」

鈴口から溢れ出る先走りをにゅるにゅるとチンコ全体にすり込まれ気持ち良さが増す。
クリスにイッていいと許可を得たので、またヘコヘコと腰を動かしながらクリスに扱いてもらう。

「あっ、う…んんっっ!ぁ…ぁ、でる…あっ…でるぅぅ…!」

クリスの手にすっぽりも包まれた俺のチンコは無事クリスの手の中にビュルッと精液を飛ばす。
ハフハフと息を整えながら射精後の余韻に浸っていると、クリスに顔を上げられキスされる。

イって頭がフワフワしている時のキスってマジで最高…♡
クリスの少し薄い唇をはむはむと堪能していると、俺の精液で濡れたクリスの指先が尻の方へと移動してくる。

「ねぇカオル。もうココは触らなくていいの?」

尻穴を指先でクルクルと撫でられるとピクンと身体は反応する。確かに前はお尻もいじってもらわないと満足しなかったけど…。
でも、久しぶりに会って尻まで気持ちよくしてもらうのもなぁ~。
でもでも、こんな機会は今後無いかもしれないしぃ…。

「そこもいじってくれるの…?」
「もちろん。だってココをぐちゃぐちゃにされるの好きでしょ?」
「うん。好き…。お尻ぐちゃぐちゃにしてほしい…」

こうなりゃとことんクリスに気持ち良くしてもらおう!と、俺は腹をくくりクリスに尻を差し出す。

「ふふ。カオルはエッチだね…」

クリスは嬉しそうに微笑むと俺の身体を抱きかかえ胡座をかき俺をその上に座らせる。
器用にズボンとパンツは剥ぎ取られ下半身は丸出しだ。

両膝裏にクリスの腕が入りM字開脚のようなポーズを取らされる。凄い恥ずかしいけど…なんだか逆に興奮してしまう。

クリスの指は慣れた手付きで俺の尻穴をほぐして中へと入ってくる。そして、迷う事なくピンポイントで前立腺を責めてくる。

「ひぅぅっ!アッ!そこ…んぁ!アッ…」
「場所ここであってる?」
「うん!あっ…そこ…いいっ!」
「よかった…。久しぶりだったから少し自信なかったんだよね…」

自信がなさそうな指使いではなかった気がするが…気持ちいいので問題ない。
ゴリゴリと前立腺を擦られ、時折クンッと腹側に押し込まれると排尿感も入り混じりなんとも言えない感覚が襲う。

「あ、うぅ…んっ!あぁっ!ぁ…また…でるぅ…」

クリスの指でぐちゅぐちゅに気持ち良くされ、さっき出したばかりなのに俺の息子は元気に勃ってプルプルと揺れている。
クリスは俺の射精宣言を聞くと、指を二本に増やしさらにゴッリゴリに責めてくる。

「んぁっ!アッア”ッ!やら…あっ、ふぁぁぁ…あッッ!ぁ…ぁ……」

二回目の絶頂を迎えピュッッと吐精し、その後尻の中も痙攣するようにイッてしまう…。

「ふっ…あぁ…お尻…気持ちいい…」

涎を垂らしたマヌケ面して尻に指入れられて自分のチンコが気持ちよさそうに射精している瞬間を見る日がくるとは…。

でも、イッたのに何故かまだ足りなくて俺の尻から出て行こうとするクリスの指をキュッと締める。

「カオル?まだしたいの…?」
「うん。まだぁ…もっとクリス触ってぇ…」

いつもより強い性欲が顔を出してクリスにおねだりする。
クリスは「いいよ…」と、優しく微笑みまた指で中をぐちゃぐちゃにしてくれる。

気持ちいい…気持ちいい…お尻気持ちいぃぃ…。

頭の中は気持ちいいでいっぱいになり…俺はそれから何度か絶頂を迎え途中で糸が切れたようにプツリと意識を飛ばした。


✳︎


「ん~…カオルにはこのお香は効きすぎるね…。次からはお香を焚く量を調整しないといけないな…」

クリスはそう呟くと腕の中で可愛らしく喘ぎながら意識を飛ばしたカオルをギュッと抱きしめる。

「これから毎日気持ち良くしてあげるからね…カオル。」

半開きの口にチュっと口付けをしたクリスは満足そうな顔でカオルを見つめた。
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