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本章
105話:モンモン
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正直、腹は減っていたので食事を頼むと部屋に持ってくるからと言いクリスは部屋から出て行く。
しばらくすると料理を手にしたクリスが戻ってきて部屋にある机に置いてくれた。
クリスが作ってきてくれた食事は俺の好物だったクリス特製のシチューだった。
「いただきます!」と、手を合わせてシチューを食べていく。
相変わらずクリスの料理は美味しくて頬が緩む。
「やっぱりクリスの料理は美味いな!シチューは特に!」
「それはよかった…ずっとカオルに食べてもらいたかったからね。食事が終わったら、お風呂に入る?」
「うん!」
俺はシチューをペロリとたいらげると、クリスは部屋のクローゼットから着替えやタオルなどを取り出し始める。
でも、着替えやタオルは何故か二人分用意されていて…
「なぁ…クリス。クリスも一緒に風呂に入るのか?」
「もちろん!久しぶりにカオルと一緒に入りたいんだ」
キラッキラの笑顔でそう言われれば断りづらく…俺達は久しぶりに一緒に風呂に入る。
部屋についていた風呂は男二人が入るとやや狭く密着度は高めだ。
クリスの手には俺を洗うべく泡立ったスポンジが握られ、有無を言わせない雰囲気に俺は何も言わずに黙って洗われる。
たっぷりの泡で慣れた手つきで体の隅々まで洗っていくクリス。久しぶりの男らしい指先は、前と変わらず際どい動きをしてみせる。
相変わらず丁寧すぎる乳首の洗われように声を出すもんかと俺は歯を食いしばる…が、快楽の前には無力の人間代表のカオルくんは秒で喘がされる。
「んぁ…ぁ…、ふっ…ん……」
クルクル…クリクリ…キュッキュッ…と、乳首を好き勝手に触られる。
もうこれは体を洗うレベルじゃないだろぉ……
「クリス…乳首…あっ、触り…ん、すぎ……」
「そうかなぁ…。カオル…前より乳首敏感になった?誰かにココ触らせてた?」
「ん……いや…特には…」
「嘘つき…。まぁ…これからは…」
クリスは何か言いかけたが、その声はシャワーの音でかき消された。
相変わらず乳首をしつこく…そして気持ち良く触られ、俺の下半身はしっかり反応し上を向きクリスの指先がいつ来てもいいようにスタンバイしている。
「なぁ…クリス…もぅやめて…」
「ん~…そっか…分かったよ。」
「ふぇ…?」
クリスはそう言うと、あんなにしつこく触れていた乳首から手を離して泡塗れの俺の体を洗い流す。
前のクリスなら俺が嫌だと言っても嬉しそうに触ってきていたのに…。
俺の息子さんは当然クリスが気持ちよくしてくれるだろうと期待しており…ピコピコと虚しく揺れていた。
湯船に浸かる時もクリスは何もしてこなくて…なんだか拍子抜けした感じが…
いやいや!何クリスにやらしい事をしてほしいと思ってんだよ俺!
そんな事を考えながら風呂から上がりクリスに体を拭かれ着替えさせられ髪を乾かされれば後は寝るだけだ。
「カオル。おやすみのキスしていい?」
「…うん」
男らしい唇に包まれ少し長めのキスにドキドキしてしまう。
唇が離れる時は、なんだか寂しくて思わずクリスの唇を目で追ってしまう。
「カオル…まだキスしたいの?」
「え!?あ…その……」
俺が狼狽えているとクリスはクスっと笑いまたキスしてくれる。
今度はさっきよりも激しくて唇を甘噛みされる。
挨拶のキスというより…恋人とのキスに近いような気もするが気持ちいいので、そんな事はどうでもいい。
俺もクリスの唇を堪能したくて唇にカプっとかぶりつく。甘噛みしながら舌でクリスの唇をなぞっているとクリスの舌が絡まり捕まえられる。
ぐちゅぐちゅと互いの唾液を混ぜ合うようにキスをしていると、さっき肩透かしを食らった息子さんが今度こそはとヤル気を出している。
俺のヤル気に気づいてくれ!と、言わんばかりにクリスの体に密着させてアピールしてしまう…。
「ふっ…ん…ぁっ…」
グリグリとクリスの太腿に擦りつけながら熱く蕩けるようなキスをして、俺のムラムラは募るばかり。
「ふぁ…クリ…ス…ぁ…」
「んっ…カオル…」
絡まった舌を解いてお互いに蕩けた顔で見つめ合う。
次はどんな気持ちいい事するんですか??と、俺の下半身が訴えてくる。
クリスは俺の頬をそっと撫でると、ちゅっと頬にキスを落とす。
「じゃあ、ベッド行こうか…」
「うん…」
完全にクリスに流されているけど…仕方ない。
なぜなら、男は下半身で物事を考える。今の俺の下半身は気持ちいい事を望んでいるので仕方ないんだ。
自分に言い訳しながら部屋のベッドへと連れられ横になるように促される。
ドキドキしながら何をされるんだろうかと頬を赤く染めて待っていると、丁寧に布団をかけられてクリスも横になる。
「さぁ寝ようか」
「ふぇ…??」
本日二度目の間抜け面を晒す俺。
クリスは爽やかな笑顔で俺の胸元をトントンと小気味良いリズムで軽く叩き寝かしつけを始める。
え!?嘘だろ…。
当然、下半身はギンギンの俺は眠れる訳もなく先に寝落ちしたクリスの横顔を見ながら慰める事のできない息子と共に悶々としながら一夜を過ごした。
しばらくすると料理を手にしたクリスが戻ってきて部屋にある机に置いてくれた。
クリスが作ってきてくれた食事は俺の好物だったクリス特製のシチューだった。
「いただきます!」と、手を合わせてシチューを食べていく。
相変わらずクリスの料理は美味しくて頬が緩む。
「やっぱりクリスの料理は美味いな!シチューは特に!」
「それはよかった…ずっとカオルに食べてもらいたかったからね。食事が終わったら、お風呂に入る?」
「うん!」
俺はシチューをペロリとたいらげると、クリスは部屋のクローゼットから着替えやタオルなどを取り出し始める。
でも、着替えやタオルは何故か二人分用意されていて…
「なぁ…クリス。クリスも一緒に風呂に入るのか?」
「もちろん!久しぶりにカオルと一緒に入りたいんだ」
キラッキラの笑顔でそう言われれば断りづらく…俺達は久しぶりに一緒に風呂に入る。
部屋についていた風呂は男二人が入るとやや狭く密着度は高めだ。
クリスの手には俺を洗うべく泡立ったスポンジが握られ、有無を言わせない雰囲気に俺は何も言わずに黙って洗われる。
たっぷりの泡で慣れた手つきで体の隅々まで洗っていくクリス。久しぶりの男らしい指先は、前と変わらず際どい動きをしてみせる。
相変わらず丁寧すぎる乳首の洗われように声を出すもんかと俺は歯を食いしばる…が、快楽の前には無力の人間代表のカオルくんは秒で喘がされる。
「んぁ…ぁ…、ふっ…ん……」
クルクル…クリクリ…キュッキュッ…と、乳首を好き勝手に触られる。
もうこれは体を洗うレベルじゃないだろぉ……
「クリス…乳首…あっ、触り…ん、すぎ……」
「そうかなぁ…。カオル…前より乳首敏感になった?誰かにココ触らせてた?」
「ん……いや…特には…」
「嘘つき…。まぁ…これからは…」
クリスは何か言いかけたが、その声はシャワーの音でかき消された。
相変わらず乳首をしつこく…そして気持ち良く触られ、俺の下半身はしっかり反応し上を向きクリスの指先がいつ来てもいいようにスタンバイしている。
「なぁ…クリス…もぅやめて…」
「ん~…そっか…分かったよ。」
「ふぇ…?」
クリスはそう言うと、あんなにしつこく触れていた乳首から手を離して泡塗れの俺の体を洗い流す。
前のクリスなら俺が嫌だと言っても嬉しそうに触ってきていたのに…。
俺の息子さんは当然クリスが気持ちよくしてくれるだろうと期待しており…ピコピコと虚しく揺れていた。
湯船に浸かる時もクリスは何もしてこなくて…なんだか拍子抜けした感じが…
いやいや!何クリスにやらしい事をしてほしいと思ってんだよ俺!
そんな事を考えながら風呂から上がりクリスに体を拭かれ着替えさせられ髪を乾かされれば後は寝るだけだ。
「カオル。おやすみのキスしていい?」
「…うん」
男らしい唇に包まれ少し長めのキスにドキドキしてしまう。
唇が離れる時は、なんだか寂しくて思わずクリスの唇を目で追ってしまう。
「カオル…まだキスしたいの?」
「え!?あ…その……」
俺が狼狽えているとクリスはクスっと笑いまたキスしてくれる。
今度はさっきよりも激しくて唇を甘噛みされる。
挨拶のキスというより…恋人とのキスに近いような気もするが気持ちいいので、そんな事はどうでもいい。
俺もクリスの唇を堪能したくて唇にカプっとかぶりつく。甘噛みしながら舌でクリスの唇をなぞっているとクリスの舌が絡まり捕まえられる。
ぐちゅぐちゅと互いの唾液を混ぜ合うようにキスをしていると、さっき肩透かしを食らった息子さんが今度こそはとヤル気を出している。
俺のヤル気に気づいてくれ!と、言わんばかりにクリスの体に密着させてアピールしてしまう…。
「ふっ…ん…ぁっ…」
グリグリとクリスの太腿に擦りつけながら熱く蕩けるようなキスをして、俺のムラムラは募るばかり。
「ふぁ…クリ…ス…ぁ…」
「んっ…カオル…」
絡まった舌を解いてお互いに蕩けた顔で見つめ合う。
次はどんな気持ちいい事するんですか??と、俺の下半身が訴えてくる。
クリスは俺の頬をそっと撫でると、ちゅっと頬にキスを落とす。
「じゃあ、ベッド行こうか…」
「うん…」
完全にクリスに流されているけど…仕方ない。
なぜなら、男は下半身で物事を考える。今の俺の下半身は気持ちいい事を望んでいるので仕方ないんだ。
自分に言い訳しながら部屋のベッドへと連れられ横になるように促される。
ドキドキしながら何をされるんだろうかと頬を赤く染めて待っていると、丁寧に布団をかけられてクリスも横になる。
「さぁ寝ようか」
「ふぇ…??」
本日二度目の間抜け面を晒す俺。
クリスは爽やかな笑顔で俺の胸元をトントンと小気味良いリズムで軽く叩き寝かしつけを始める。
え!?嘘だろ…。
当然、下半身はギンギンの俺は眠れる訳もなく先に寝落ちしたクリスの横顔を見ながら慰める事のできない息子と共に悶々としながら一夜を過ごした。
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