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本章
93話:イチャイチャ。
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エルと契約の話などをした後、セシリオさんとフィウスさんが俺達の事を心配して駆けつけてくれた。
フィウスさんは自分のせいで俺を傷つけてしまったとずっと謝り…泣いていた…。
「フィウスさんは何も悪くないです。悪いのはそんな事する奴らだから…。もう泣かないで下さい…。それにフィウスさんは俺を助けてくれようとして……ぐすっ…だからぁ…全然悪くなぃですぅ…」
「カオルくん…カオルくん…ごめんねぇぇ…」
そして俺も悲しくなってフィウスさんと抱き合うようにして一緒に泣いた。
俺達がエンエンと泣いているとケモ耳ズ達は互いの主人を抱き寄せてヨシヨシと慰めてくれる。
俺はエルの尻尾を抱きしめて心を落ち着かせ、フィウスさん達の方を見ると…なんだか2人を取り巻く雰囲気が変わった感じがした。
セシリオさんは愛おしそうにフィウスさんの頭を撫でて、涙で濡れた頬をペロリと舐め……
えぇぇぇ!?舐めてるぅー!!?
俺が2人の行為を見て顔を赤くしていると、フィウスさんが気づいたのか恥ずかしそうにセシリオさんの顔を避ける。
前の2人ならフィウスさんが怒ってセシリオさんがゲラゲラと笑いながら戯れる感じだったのに…今は恋人のような雰囲気だ。
「セシリオ…恥ずかしいからやめてよ…」
「ん~?あんな奴の事で泣いた思い出より俺に人前で舐められて恥ずかしかった…。って思い出の方がいいだろ~」
「もぅ……」
さっきまで泣いていたフィウスさんは頬を染め、セシリオさんはそんなフィウスさんに優しく微笑みかけウフフアハハとイチャつきだす…
えっとぉ…俺達は一体何を見せられてんだ?
俺とエルはそんな2人のイチャイチャが終わるまで静かに見守っていると数分後、俺達がいた事を思い出した2人は恥ずかしそうに顔を赤くしながら謝ってくる。
「あ、あの…これはその…」
「もしかして…2人は付き合いだしたんですか?」
「お!さすがカオル!勘がいいな!」
「おめでとうございます!うわぁ…なんか俺まで嬉しくなってきましたよぉ~!」
俺がそう言うとフィウスさんもセシリオさんは嬉しそうに顔を綻ばせた。
それからセシリオさんが調子に乗ってフィウスさんの体を触り出すと、いつもの様にセシリオさんはフィウスさんに叱られていた。
「あの…フィウスさん達はこれからどうするんですか?」
「娼館はもうやめようと思ってるんだ…。元々今年で辞めるつもりだったしね。」
「そうですよね…」
「カオルはどうするんだ?娼夫辞めるのか?」
「いやぁ…俺はまだそこまで考えられてなくて…。お金の問題もありますし…」
「そうだよなぁ~。俺達もこれからどうするか…まだまだ考えないといけない事ばっかだからな~。まぁ…フィウスがいるなら俺はどーだっていいんだけどな」
セシリオさんはそう言うと膝の上に乗せているフィウスさんの頬を撫でる。
きっとセシリオさんは無意識なんだろうが、俺と話している最中もフィウスさんの頭を撫でたり匂いを嗅いだり…フィウスさんは恥ずかしそうにしてるけど満更でも無さそうだった。
また始まった2人のイチャイチャを羨ましいそうに見ていたエルは俺を同じように膝の上に乗せて尻尾を抱きしめさせ頭に頬をスリスリと擦り寄せてくる。
互いにイチャイチャしだしてなんだかよく分からない展開になったが、2人の凄く幸せそうな姿を見ていると俺も凄く幸せな気持ちになった。
フィウスさんは自分のせいで俺を傷つけてしまったとずっと謝り…泣いていた…。
「フィウスさんは何も悪くないです。悪いのはそんな事する奴らだから…。もう泣かないで下さい…。それにフィウスさんは俺を助けてくれようとして……ぐすっ…だからぁ…全然悪くなぃですぅ…」
「カオルくん…カオルくん…ごめんねぇぇ…」
そして俺も悲しくなってフィウスさんと抱き合うようにして一緒に泣いた。
俺達がエンエンと泣いているとケモ耳ズ達は互いの主人を抱き寄せてヨシヨシと慰めてくれる。
俺はエルの尻尾を抱きしめて心を落ち着かせ、フィウスさん達の方を見ると…なんだか2人を取り巻く雰囲気が変わった感じがした。
セシリオさんは愛おしそうにフィウスさんの頭を撫でて、涙で濡れた頬をペロリと舐め……
えぇぇぇ!?舐めてるぅー!!?
俺が2人の行為を見て顔を赤くしていると、フィウスさんが気づいたのか恥ずかしそうにセシリオさんの顔を避ける。
前の2人ならフィウスさんが怒ってセシリオさんがゲラゲラと笑いながら戯れる感じだったのに…今は恋人のような雰囲気だ。
「セシリオ…恥ずかしいからやめてよ…」
「ん~?あんな奴の事で泣いた思い出より俺に人前で舐められて恥ずかしかった…。って思い出の方がいいだろ~」
「もぅ……」
さっきまで泣いていたフィウスさんは頬を染め、セシリオさんはそんなフィウスさんに優しく微笑みかけウフフアハハとイチャつきだす…
えっとぉ…俺達は一体何を見せられてんだ?
俺とエルはそんな2人のイチャイチャが終わるまで静かに見守っていると数分後、俺達がいた事を思い出した2人は恥ずかしそうに顔を赤くしながら謝ってくる。
「あ、あの…これはその…」
「もしかして…2人は付き合いだしたんですか?」
「お!さすがカオル!勘がいいな!」
「おめでとうございます!うわぁ…なんか俺まで嬉しくなってきましたよぉ~!」
俺がそう言うとフィウスさんもセシリオさんは嬉しそうに顔を綻ばせた。
それからセシリオさんが調子に乗ってフィウスさんの体を触り出すと、いつもの様にセシリオさんはフィウスさんに叱られていた。
「あの…フィウスさん達はこれからどうするんですか?」
「娼館はもうやめようと思ってるんだ…。元々今年で辞めるつもりだったしね。」
「そうですよね…」
「カオルはどうするんだ?娼夫辞めるのか?」
「いやぁ…俺はまだそこまで考えられてなくて…。お金の問題もありますし…」
「そうだよなぁ~。俺達もこれからどうするか…まだまだ考えないといけない事ばっかだからな~。まぁ…フィウスがいるなら俺はどーだっていいんだけどな」
セシリオさんはそう言うと膝の上に乗せているフィウスさんの頬を撫でる。
きっとセシリオさんは無意識なんだろうが、俺と話している最中もフィウスさんの頭を撫でたり匂いを嗅いだり…フィウスさんは恥ずかしそうにしてるけど満更でも無さそうだった。
また始まった2人のイチャイチャを羨ましいそうに見ていたエルは俺を同じように膝の上に乗せて尻尾を抱きしめさせ頭に頬をスリスリと擦り寄せてくる。
互いにイチャイチャしだしてなんだかよく分からない展開になったが、2人の凄く幸せそうな姿を見ていると俺も凄く幸せな気持ちになった。
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